2018年、アメリカかぶれの僕はニュースで

南部のウイスキー蒸留所近くの自家焙煎業者が

樽に生豆を仕込んで移香させ、バレルエイジド

コーヒーを作っているのを初めて観た。樽は

タダでもらってくるのだから虫のいい話だなと思った。

 

2019年、まさかアメリカから樽を輸入するわけ

にはいかない(コストが合わない)ので、日本国内で

蒸留所を探すも、当時はローカルな蒸留所は

ほとんどなく、多くは大手所有。そこで同じ埼玉県

にある超一流蒸留所に相談、約1年かけて樽を

譲っていただくことになる(もちろん有償)。

 

2020年、第一号のバレルエイジド珈琲完成。

最初は3rd fillの樽を使ったが、香りが外へダダ漏れ、

今だと絶対使わないが、最初にしてはまぁまぁの

クオリティ。ここから毎年樽を購入、研究フェイズに。

 

2024年、ウイスキーフェスティバルに初参加。

 

2025年、ウイスキーフェスティバルに連続参加。

 

、、、とまぁこんな流れ。

実は10年以上前から、生豆を加工して味を変える

試みはしていた。焼酎、ハチミツや温泉にいたるまで、

あらゆる液体に漬けるもうまくいかず。麹が流行れば

新潟の醤油メーカーまで出向いて生豆に麹菌を

生やしてみたり、燻製にしようと岐阜のハムメーカーに

生豆を燻製してもらったらハムの香りになってしまうとか。

とにかく僕にはセンスがない。

最終的にニュースで観たバレルエイジドをパクって

みるという苦肉の策に。ラーメンYouTuberの島やんも

TTP(徹底的にパクる)が基本って言ってたし。

余談だが生豆を加工して味を変えるは、まさかの産地発信

で乳酸菌などアナエロビック(嫌気性発酵)という

手法が出てきて流行。ワインやフルーツのような香味を

生み出すが僕は嫌いだから扱わない。

バレルエイジドはまだまだ始まったばかりだが、先駆者

として先を走っている気分でいたいのと、何かしら結果

を残したいのでやり続ける。