宙ぶらりんじっと待ち続けている。僕がこうしている間にも、ある人たちはこれからの徹夜覚悟で働いていたり、中東では人々が殺しあっていたり、結局のところ、人間一人が出来ることなんて、大したことなんかないし、そんなことは自分で決められることではないのだと、言い聞かせてはいるのだが、ただ僕が言えるのは、ひたすら待つしかないこと。ある一つの奇跡に向けて、あるいは何のためでもなく、待つことしかないのだと。寝酒をあおり、すっと眠りについたのであった。