脳に障害のある児童に数字を書かせた
1~8までは、判読が可能な数字であったが
9、に該当する数字だけが私には判読できなかった
しかもその 9には彼の中で再現性があった
その児童には9は(9)と表現するのでは無いのである。
五感のどれかに或いは複数個に【障害】が在る場合
彼女彼らの世界観は私とは異なるであろうと推測できる
例えば陽の光の色彩が違ったり
音の観念が違う音を聞いているであろうと思われる
それらの人々に
【正常】な、光の見かた や 音の聞きかた を
無批判に教え、訓練することは
社会生活上の心身の安全や利便さの範囲 以外、以上は
人としての存在の冒涜に当たるのではなかろうか
と、考える今日この頃である。
(この考えは教育や訓練の無用を述べるのでは無い)