フランス史上最凶の悪女と言われるがカトリーヌ·ド·メディシスだが、彼女がサン·バルテルミーの大虐殺を指示した証拠はないらしい。
メディチ家出身の彼女は子供の頃から苦労人で、アンリ2世と結婚後、10年もの間子宝に恵まれず、かなり厳しい立場にあったようだ。
フランス王室は男系で、正妻の産んだ男子のみが王位に就けたというので(サリカ法典の支配を受けないイギリスは正妻の産んだ子なら女子でも即位可能)。
しかもカトリーヌは夫を愛していたのに、アンリ2世は19歳年上の愛人に首ったけだったと…(カトリーヌが容姿に恵まれなかったからというのもひどい…)。
彼女が本当に悪女だったのかはわからないが、カトリックとユグノーとの融和を当初望んでいたのに何でこうなってしまったのか?と思う…。
(あとアンリ2世の事故死の話は痛すぎて怖い)