酒列磯前神社 【ひたちなか市】 | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

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都内近郊の御朱印を求めて、神社や仏閣を訪ねています

ひたちなか市にあります
酒列磯前神社  へ 行きました。
(さかつらいそさき)
 
太平洋に面した 岬の丘の上にあり
那珂川の対岸、大洗町にあります
大洗磯前神社 と関係が深く  2社で1つ の
信仰を形成しているといわれています。



【酒列磯前神社】
  主祭神       小彦名命 (えびすさま)
   配祀神       大名持命 (だいこくさま)
   社格           式内社(名神大社)
                      国幣中社・別表神社
   住所           ひたちなか市磯崎町4607ー2


一の鳥居から続く  300メートルの参道は
美しい 木々の トンネルのようです。


樹齢300年以上の常緑広葉樹で
県の天然記念物となっています。


参道の左手にある  海の見える鳥居

参道に戻り 二の鳥居が見えます

手水舎


二の鳥居

狛犬
見つめあうように 向かいあっていました。

「日本文徳天皇実録」によりますと
文徳天皇の斉衡3年(856)の創建といわれ、
常陸国鹿島郡  大洗の磯前に 神が現れたとの
ことです。
ある製塩業の者が海に光るものを見て、次の
日、海辺に2つの奇妙な石があり、さらに次 
の日には20あまりの小さな石が怪石の周り
に出現しました。
2つの奇妙な石は、僧侶の姿をしていました。
神霊は、人に依って
「われわれは、大奈母知・小比古奈命である
昔、この国を作りおえて東の海に去ったが
今、人びとを救うため再び帰ってきた」と
そこで 大奈母知(大巳貴命)を大洗磯前神社に
小比古奈命(小彦名命)を酒列磯前神社にお祀り
したといわれています。


中世には、廃絶して社殿もなくなっていた
のですが、水戸藩2代藩主の徳川光圀公に
より社殿の造営がなされ
3代綱條公により、現在の地に遷座となり
ました。


拝殿の彫刻の「リスとブドウ」は、
左甚五郎の作と伝わっています


 
本殿




本殿の右側に
酒列鎮霊社
日露戦争、第2次世界対戦の戦没者506柱が
祀られています。

神楽殿

神馬舎

幸運の亀の石像
宝くじの高額当選者が神社に奉納した 
亀の石像は、幸運の亀 といわれ、
参拝して亀の石像に触ると御利益があると
いわれ
宝くじのパワースポットとのことです。

境内末社
左から  
稲荷神社、天満宮、事比羅神社、富士神社、
水神社

斉昭公  お腰掛けの石
水戸藩9代 徳川斉昭公がヤンサマチという
競馬祭を見学する際に腰掛たといわれる石

御朱印
 書き置きの御朱印をいただきました。