密厳院 【大田区】 | マスミチャンのブログ 神社・仏閣を訪ねて

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都内近郊の御朱印を求めて、神社や仏閣を訪ねています

大田区大森北にあります
密厳院  (みつげいん)  へ  行きました。

月詣りをしています  磐井神社 の別当で
玉川88ケ所霊場 第76番 札所  です。

磐井神社へ車で行く時に、密厳院の前の道を
通りますが、山門に気付かずに通り過ぎて
しまうことが何度もあります。
裏側には、立派な会館があるのですが、
表側の山門は、ビルに囲まれているせいか
あまり目立たない感じです。

山門

平安時代のはじめ、文政5年(1448)に法印運誉
により開創されたと伝えられています。
境内にあった祈念塚と別当を兼ねた磐井神社
(鈴森八幡宮)にちなみ 八幡山祈念寺密厳院
号しました。
現在の境内は、あまり広くありませんが、
当時は、末寺5ケ寺、磐井神社をはじめ、
大森付近のいくつかの神社の別当を兼ねる
大きな寺であったといわれています。
 

山門をくぐり 右手に 近代的な 本堂。


昭和22年火災のため、本堂と庫裡は消失し、
昭和32年から38年に建立されました。
現在の近代的な本堂は、平成14年から16年に
かけて境内整備がなされ、その際、再建され
ました。


八幡山 祈念寺 密厳院
      宗派      真言宗 智山派    
      本尊      不動明王 
      札所      玉川88ケ所霊場 第76番 
      住所      大田区大森北3-5-4

 
2階にあります 本堂で お参りいたしました。

ご本尊の右手に
閻魔大王像 と 延命地蔵尊

地蔵堂
庚申供養塔とお七地蔵
真ん中の 大きなお地蔵様は
「お七地蔵」
恋人に会いたくて、防火して、江戸の大火を
引き起こした 八百屋 お七。
お七は、鈴ヶ森刑場で処刑され、密厳院に
お七の屍体は引き取られました。
お七の霊を慰めるため、お七の住んでいた
小石川の念仏講の人々が、3回忌にあたる
貞享2年(1685)に建てた地蔵尊で
お七地蔵と呼ばれています。
よく見ると お七地蔵様、振袖姿です。

太子堂
聖徳太子像を安置しています

寺務所


御朱印