我々が知るべきは8月15日以降の日本である。 | メイコのひとりごと

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理不尽で、反日に狂った中韓。
それに同調する反日左翼と反日マスコミ。
日本の弱体化をもくろむ「反日の実態」と
日本を取り巻く「危機的状況」を知ってください。
マスコミが隠蔽している「日本人が知るべき真実」を
周知・拡散しています。

<さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」>

<さくらの花びら> 様より転載させていただきます




メイコのひとりごと

                『終戦のエンペラー』では何もわからない・・・



815日が過ぎるとマスコミも、自虐の戦争を取上げることもなければ、偽りの平和を取上げることもなく、そのまま過ぎていくようになります。
しかし、それでいいのだろうか。・・・
 
我々、今を生きる日本人として最も知るべきは、戦後、つまり815日以降の出来事であるはずです。しかし、マスコミはそこを取り上げないのです。日本が大きく変質して、今に続く、あの屈辱を。当時はわからなかったことが、今では明らかになっているにもかかわらず、であります。
 
戦後の日本人は従順にも、はじめは苦渋であっても、やがてはそれに慣れてしまい、必死で戦後日本を築き上げている間に戦後政策に日本人が合わせてしまい、気付かぬうちに日本人自身が変質してしまいました。
しかし、それでは日本はどんどんダメになるということが今、ネットによって多くの日本人の知るところとなってきたのです。戦後日本人がされてきたことも含めて明らかになっているのです。
 
マスコミが決して取り上げることのない「マッカーサーが何をしたのか」を、歴史学者の福地惇先生(高知大学名誉教授、新しい歴史教科書をつくる会副会長、保守の会顧問)の論文『GHQ戦後改革の正体』よりみてみたいと思います。
 
戦後、GHQの占領政策の根底にある歴史観は「カナダの外交官で日本史研究者ハーバート・ノーマン」であると福地先生は書かれています。
このハーバート・ノーマンの歴史観はズバリ”暗黒史観”であり、戦後の日本は暗黒の封建性を打破して、日本人を解放してやるというのがそのままGHQの方針になるのです。ちなみにこのハーバート・ノーマンは後にコミンテルンのスパイであることが発覚して自殺した人物です。
 
さて、日本はポツダム宣言と降伏調印によりGHQの占領政策となります。しかし、それがいつの間にか中身が変えられて、有条件降伏の日本が「無条件降伏」にされてしまい、何も知らない日本人はそう思い込んでしまったのであります。
福地先生は『マッカーサー回想録』を引用しながらこのように書かれています。
 
「日本政府が降伏条項を受諾した後、その実行に当たるのは私の仕事になった」(145頁)・・・。だが頭隠して尻隠さずで、「私たちはポツダム宣言の諸原則によって、日本国民を奴隷状態から解放することを約束している。私の目的は、武装兵力を解体し、その他の戦争能力を消滅させるのみ必要な手段をとると同時に、この約束を実行することである」(164頁)と強弁する。
 
その上でこのように書かれています。
 
「私は日本国民に対して事実上無制限の権力を持っていた。歴史上、いかなる植民地総督も、征服者も、総司令官も、私が日本国民に対して持ったほどの権力を持ったことはなかった。私の権力は至上のものであった」181頁)と言い、「占領目的」なる章の冒頭に、「私は五年以上もの期間、日本改革の仕事に取り組むことになった。私の考えていた改革案は、結局全部実現した」185頁)と誇負している。
 
19514月の離日に際し「日本国民は、勝者に媚びる国民である」と侮蔑を吐いた。
 
マッカーサーは歴史上誰もが持ち得なかった最上の権力を戦後国・日本で持ち、その間日本でやったことは福地先生の言葉を借りれば、
「政権操縦、選挙操縦、公職追放、言論統制、思想改造、教育改造、労働運動の扇動、共産主義者のスパイ的活用。要するに日本民族の「再教育」である。丸腰の敗戦国政府を縦横に操縦し、「戦争に懲り懲り」の日本国民をたぶらかすのはお茶の子さいさい、日本人は「12歳の少年」にしか見えない。国家大改造の要=憲法を日本人製と詭弁して下賜したのである」ということであります。
 
私が言いたいのは、815日以降、日本がされてきたあまりにもひどい占領政策を日本人一人一人がきちんと知り、今の日本がその流れでおかしくなっていることに気づき、日本人本来の「日本の国」を取り戻すべきなのです。そしてそれを知らせるのが日本国のマスコミの役割であるのです。
我々が知るべきは『終戦のエンペラー』のような都合のよい話ではなく、戦後変質させられた日本の本質の部分、つまり「ひとつしかない真実」なのです。
 
                               参照:「日本戦略研究フォーラム季報 VOL57