3月10日、新国立劇場バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2024」を観てきました。


新国立劇場賛助会員への招待券があり、観に行くことが出来ました。

研修所を卒業する第19期生を中心に20期生や予科生、ゲストも出演されていました。


終演後に卒業生が1人ずつ挨拶をされるのですが、どれ程苦悩してきたか、どれ程の人に助けられてきたかを切々と述べられ、ぐっと来るものがありました。

6名の卒業生が今後どんな道に進むのでしょうか。みんながエトワールを目指せるポジションに就ける訳ではないでしょう。


卒業公演での配役も今後の厳しいバレエ人生を予感させるもの。常に競争し上の地位を目指さなければならないプロの道。頑張って欲しいと心から願いました。


これからのバレエ研修生は新たなプログラムの元、さらに厳しいふるい落としが待っているようです。

そんな厳しい生活に耐えられるメンタルがプロに必要な要素なのでしょう。


晴れやかな卒業、でも厳しい船出。複雑な気持ちになった公演でした。