昼休み、ネットの記事を読んで、思いました。
今の私は「オーバートレーニング症候群」とは無縁だ、と。
そもそも、オーバートレーニングに必要な体力が無い!したくても出来ない年齢なのですから。
ネット記事というのは、箱根駅伝で予想を覆して優勝した青山学院大学の原監督の談話。
昨年12月上旬に駅伝チーム内でインフルエンザとコロナで体調不良者が続出したという。
その時、原監督はメンバーに「早目に疲れが取れて良かったね」と、声をかけたそうです。
ピンチをチャンスに変える言葉です!
青山学院大学はオーバートレーニングから抜け出していたことで、疲労を貯めることなく体調不良から脱する事ができたのだと思います。
オーバートレーニング症候群は生真面目な人ほど陥りやすい。
私も、今より若く体力がある頃はオーバートレーニングしていました。多少の痛みがあっても我慢して、途中で練習を止めることはしませんでした。
その結果、怪我が悪化、レッスンを休まざるを得なくなることがしばしば。
先日のタリスマンのリハーサル時、もう1人「人形の精」の主役を踊る子もリハーサルがありました。スタジオではトップの子です。
就職してからレッスンの頻度が低下していましたが、相変わらず磐石なテクニック。
ところが、ポアントを履いて間もなく、足の痛みを訴えポアントを脱ぎました。素早く、的確な判断です。
その子もオーバートレーニング症候群にはならないと思います。
好きなバレエを生涯続けたい、と言っていました。
自己管理が出来る素晴らしい子(と言ってもたぶん30歳近い)だと感心しました。
古い価値観の先生は、我慢するのが当然と考えるのかもしれませんが、今は多様性の時代。価値観の押し付けはちょっと、ね。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
程々のさじ加減が大切です☺️