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普通に戻るための記録

摂食障害。2015年出産。
どうしようもないクズだけど普通にもどりたい。

朝は食べていない。
仕事に来てからデスクでずっとコーヒーと飴だけ食べてる。
お昼はカップラーメンを食べて吐く。
午後もコーヒーと飴。
夕食はしっかり底食材から食べて、がっつりカショオ。
娘と夫が寝てから、ネットしながらもう1回することも。

たまに、甘栗や果物をおやつに食べることもあるけど、
まぁほとんど食べないと言ってもいい。
干し芋も前は許せたけど、今は許せない。
お昼のカップラーメンも、前は吐かなかったのに、今は無理だ。
私の体を動かしているのは、糖分と、
夕食で吐き残したものの栄養素だけなんだろう。

カショオ以外は拒食に近い。
もともとが拒食寄りだったから、過食をやめろと言われたら、
もう何も食べられるものなんかない。
そもそも、食べ物で許せるとか許せない、というのがおかしいのだ。
おかしいのに、それを、当たり前のように自分に課す。

こんなんで、よく母乳が溢れているなと思う。
色もきれいだし、味も普通だ。
調べると出てくる「良い母乳」のとおりのものが出ている。
もし母乳が出なくなったりしたら、私も改善しただろう。
なまじ健康で丈夫だから、いつまでもこんなことになっている。
最近、吐く場所の確保がつらい。
それは前々からなんだけど、最近は本当にシビア。
今はトイレに吐くことはしていないから、
トイレに入ったとしても全部袋吐き。
つまりは、個室の確保ということだ。

メインの水洗トイレにこもると、すぐに「またか」とバレる。
以前書いた汲み取りトイレのほうも、電気をつけるとすぐわかるし、
あえてこのトイレに入るという不自然さもある。
人がいなければこのトイレは安全でいいんだけど、
最近は母が夜に洗濯物を干しに外に出てくるので、
どうやってもそこで明かりが漏れてバレてしまう。

一番安全でいいのが、自室で吐くこと。
最近は19:00ぐらいに娘がぐずるので、夫が散歩に連れ出したりする。
それがあると最大のチャンス。
5分もあれば底食材まで辿り着けるから、一気に吐く。
腹筋様々だ。

この3ヶ所の全てに行けなかったとき、
外に袋、水、ティッシュを持って出て、外で吐いたこともある。
でもこれも、良い物陰があればいいけど、
誰かに見つかったらシャレにならないというリスクかある。

自分の畑に直接吐くのはダメだった。
酸性になってナメクジが大量に集まったし、
草むらに吐いた数日後、家族が草刈りしたときは青くなった。
穴を掘る時間なんかないしなぁ。

吐瀉物の処分は、もう袋だけにすると割りきっているから慣れた。
トイレが詰まるヤバさと天秤にかければ、こっちのほうがマシ。
ただ、「場所」という一点だけだ。

過食嘔吐そのものがなければ、こんなくだらない悩みもなくなるのに。
過食嘔吐って、したくてたまらないときと、
全然やる気ないのに惰性でやるときと、二種類ある。

したいときは、「今日は何を食べよう」とワクワクして、
買い物して帰るまでソワソワして、最高に楽しい。
でも惰性のときは、やる気もなにもないのに、
見切り品のお惣菜や半額パンを、コスパだけで選んで買う。
楽しみ、という感覚などなにもない。
腹に入ればいいやという感覚。
今日はこれだった。

じゃあカショオしなければいいのに、と自分でも思う。
でも、始まる前から「食べ始めたら最後」
ということがわかっているのだ。
だからもう、あらかじめ過食食材を買いあさってしまう。
食材がなければ過食しないかも、と思って、
何度か買い物を控えていたこともある。
その結果、家族の食べ物に手をつけてしまった。
ごはんはもちろん、作りおきのおかずや冷凍食品、
次の日に家族が食べるはずだった食パンやお菓子。
母は不審がったろう。

そんなことを何度かしてしまったから、
「自分の食材は自分で」をモットーにしている。
もちろん、「食べるものがないから」で、過食しないのが一番だけど。
それができないのが怖い。
家族内といえども、ひとのものを食べてしまうなんて。

過食するひとが万引きをしてしまうという話はよくあるみたいだけど、
自分がそんなことをしでかす前に、引き返したい。
そもそも、最初は過食ですらなかった。
太らないために吐く、というのがスタート地点だったはずだ。
そこから、「どうせ吐くならたくさん食べよう」と、
ありがちな考えになってからが過食嘔吐の本当の始まりだった。

痩せていたい、というのがベースだったとは思えない。
その前からコレステロールが高くて食事制限をしていて、
自分を過剰に追い詰めている時期はあった。
それから、不倫をしていたストレスで拒食みたいになっていた。

なにが原因なのかは、今となってはわからない。
今さら痩せていることにかつてのような固執はない。

ただ、食べることしか楽しみがない。
全ての趣味に取ってかわったのが過食嘔吐だ。
異常に金と時間と健康をむしりとってゆく趣味。
これまでは、病院に行こうとすら思わなかった。
まぁ、昨日書いたとおり、心療内科がないと思っていたのもある。

ただ、ここしばらく、ずっと誰かに相談したくて、
誰かに話したくて仕方なかった。

病院に行ったからって治ると決まったわけではない。
話したからって楽になるとも限らない。
むしろ、合わなくて2度と行きたくなくなるかもしれない。

ただ、何かのきっかけがほしい。
今の状況に甘んじて、毎日繰り返すことに慣れてしまって、
根本的に「治そうという気」がない自分を変えたい。

いままで、どんな「脅し」の体験談を読んでもダメだった。
妊娠中、「奇形児が産まれる」とか「未熟児になる」とか、
「吐いてる音を聞かせてるから、その子も過食嘔吐になる」とか、
散々読んだのにやめられなかった私だ。
産後の入院中ですらやめられなかった私だ。
クズもクズで筋金入りで、吐くためなら家族すら欺く。

子どもの前で過食嘔吐をしている自分。
家族に隠れて吐いている自分。
異臭のする汲み取りトイレにウジ殺しをまいたり、
燃えるごみの日に、重たい何十kgもある吐瀉物を出したり、
そんなことをもうやめたい。
やめたくてやめたくて仕方ないのに、
毎日気がつくと食べ物を買いあさり、食べ始めたら餓鬼みたいになる。

この一歩。
もうどうすることもできない自分を、
なんとか変えようとする、自分自身の一歩。
私が私自身を憎みすぎて殺す前に、私が救わなくてはならない。
私が私を追い詰めたなら、私を救うのも私自身なんだ。
心療内科は、きっとそのための手助けでしかない。