選択肢

ありがとう
涙が出てきて














翌日。

「貴様ら、耳の穴かっぽじってよく聞いとけ!今からブラッティ・トライアングルから向かう!知っての通り、ブラッティ・トライアングルは海賊がウヨウヨしてる危険な場所だ!これからの航海は引き締めて行け!」

船長が船の前でこれからの説明。
ハヤテさんはすっごいやる気で、そこにファジーさんがドタドタと走りながら帰ってきた。
ドレス選びに夢中になってたみたいなんだけど、またもや古い悪口をハヤテさんと言い合うw
フンドシって‥‥なんでフンドシ(笑)

「‥お前ら、レベルの低い喧嘩してんじゃねーよ」

ナギ、お前って何だか男気があるよな‥?←
すると船長がじっと主人公を見て、もし降りたいならこの港で降りていいぞって。
シンさんも無言でじっと見てる。
もちろん船に残りたいなら歓迎すると言われてた

「船長‥」

「お前はよく働くし‥それに、ふくよかな女とのコンビも捨てがたいしな」

「○○ちゃん‥無理しなくていいんだよ?君は一般人なんだから」

みんなの視線が一斉に突き刺さる。

「‥もう少し、旅を続けたいです」

「はっはっはっ!そうこなくっちゃな!」

「やったー!これからも一緒に旅ができるんですね!」

「お前が居なくなったらこのデブチンも寂しがるしな!」

「だから、誰がデブチンだって!?」

「フン‥これからもこき使ってやる」

ナギさんの笑顔w
なるほど‥これは心臓丸ごと持ってかれそうになる気持ちが分かるわww

「‥‥‥やっぱり、お前は筋金入りのバカだな」

シンさんww

今日は主人公が残ることを祝って宴。
宴しまくりやんw
なんかトワくんがナギデラックスじゃないですか!ってすごい驚いてるんだけど‥マリコデラックスのこと言ってるの?(お笑いの人)←
作り方的に魚介風ラーメンみたいなんだけど、いや、ナギデラックスだって‥さも当たり前のように言わないでください、ナギさんw

「ナギ兄、俺はゴーヤチャンプルーとかいう食いもんが食いてー。何でも身体にめちゃくちゃいいんだ!」

ハヤテさん、それ食べたことがないから言ってますよね?今まで料理に出てきてないもんは大抵出で来れないんじゃ‥

「あるよ」

ウ ソ だ !Σ( ̄□ ̄;)
盛り上がりながら宴が終わった。
夜、地図を広げてもうこんなところまで来てるんだ‥と思ってたら、ファジーさんが来て買ったドレスの中でサイズが合わないのがあって‥ってドレスをくれた!

(このドレス‥どう見てもファジーさんとはサイズが違う‥)

「あんたにはこの青い色が似合うだろうし‥」

「‥ありがとう!!」

主人公は思わずファジーさんに抱きついた。
照れるからってバシバシ背中を叩かれるけど、「あんたが船に残ってくれてよかった」ってw

「‥言っとくけど、別に寂しいからじゃないからね!あんたがいなきゃ、アタイひとりモテモテになって大変だろ!」

ツンデレめw

「ファジーさん、大好き」

「‥まったく、あんたは不思議な子だね。初めはライバルに思ってたのに‥いつの間にか妹みたいに思えちゃってさ」

ファジーさんは家族に縁を切られてるから帰る家がない。でもあんたは残った。ほんとにそれでよかったんだね?って聞いてくるんだけど‥‥一人になって甲板で月を見上げてる時、家族に心配させてるって分かっててもこの船に残ったこと、若干の罪悪感があるらしく‥ちょっと涙目に。
泣いちゃダメだ‥と鼻をつまんでたら、シンさんが来た。

「おい。なんで船長の申し出を断ったんだ?」

「‥‥」

「後悔してるんじゃないのか?」

「ううん、後悔はしてません‥」

「じゃあなんで鼻が赤いんだよ」

ここね‥鼻をつまんでてと涙が出てきてで迷ったんですけど、鼻の方を選んだら何かウソつく感じになったのでこっちに‥‥シンさんがちょっと悲しそうな顔をするんですが、どうなんだろう‥;;

「泣きたいだけ泣け」

「シンさん‥」

「船の上で一人になるな。なんのために俺たちがいると思ってるんだ」

「なんでそんなに優しいんですか?」

「‥知るか、バカ」

ぶっはー!!もうっなんだよその笑顔はwwo(≧∀≦)o
体が冷え切ってるじゃねーかってことで部屋に戻ることに。
でもその間、シンさんは裕福だったけど親に愛されてなかった‥ような感じの発言が。
この先にモルドー帝国があるけど、そこには寄らないんですか?と聞くと、あそこは海軍基地だから寄らねーだろってなんだか‥モルドーに何かあるっぽいなあ‥表情的に。
部屋に戻って、ドレスをキラキラしながら見る主人公。

「‥‥」

「なんだよ」

「あの‥できれば今着てみたいんですけど‥」

「‥モタモタしてねーで、さっさと着替えろ」

シンさんが背を向けた。
・・・・え?背を向けた、だけ?

「はい!」

主人公は下着姿になってドレスを手に取るけど、仕組みがよくわからなくてなかなか着れない。

「‥あと15秒以内に着替えを済まさないと部屋から放り出すぞ?」

「なんか、ボタンとか紐とかいっぱいついてて‥」

その時、がばっとシンさんが立ち上がった。
ちょ!今下着姿ー!!!ヽ(・□・ヽ)(/・□・)/
いきなり抱きしめられパニくってると、いきなり部屋のドアが開いた。

「‥‥」

「‥‥」

ハヤテ&トワ

「‥何か用か?」

(みんなに見られないようにかばってくれたんだ‥)

「お、お前ら、やっぱ付き合ってたんだな!」

「前から怪しいなとは思ってましたけど!」

「‥‥」

「あーあ、ファジーが泣くぜ~?」

「だったらハヤテさんがファジーさんと付き合ったらどうですか?」

「はあっ?お前何言って‥」

「いーからさっさと出てけ!」

二人は素敵な夜をー!と言いながら部屋を出て行った。

「ったく、あいつら、ノックって習慣をしらねーのか」

ぶつくさ言いながらさっさと後ろ向けって背中のボタン留めてやるってキャー!!!!!!

「それとも、脱がされたいのか?」

え、脱がし希望!!(*´艸`)
ドレスを着させてもらいながら、耳元でやっぱりチンチクリンだなって‥それはある部分のことをおっしゃってるんですかい?

「‥シンさんは、グラマーでセクシーな女性が好きなんですよね!」

「アホか‥あれはトワが勝手に言っただけだ」

ならば主人公にも見込みがあるとwよしっww

「ほら、ウエスト締めるぞ、よいしょっと」

「‥ドレス着せるの慣れてますね。てことはドレス脱がすのも‥」

「うるせーよ。‥ほら、完成したぞ」

シンさんが主人公のドレス姿を見て、悪くないってw
あと下着姿も悪くなかったって‥変態w
すると突然床に押し倒された!
ええっいきなり!?こ、心の準備がー!!←
でもどうやら違くて、静かにしろって口を塞がれる。

「何か妙な音がしないか?」

次の瞬間、衝撃で船が大きく揺れる!

「‥まずい。敵の砲撃だ!」

次回に続く!!

話しかけない
黙っている


3人目はナツメ先輩にけってーい!!!
最初の方のGフェスがなんちゃらかっていうやつは省いて、ナツメさんと会計を担当することになった。
それぞれ教室に戻ろうとすると、「明日の昼休みに図書室で作業開始するから」と呼び止められる。
なんだか冷ややかな目が痛いのですが‥
返事をするけど、余計なことはしなくていい。足を引っ張らないことだけ考えてと言われてしまう。
こんな感じで、うまくいくのかなあ‥とどっと疲れながらも、主人公も教室に戻った。
翌日の昼休み、美影ちゃんと話していたらいつの間にか約束の時間を過ぎていて、急いで図書室へ。

「すみません!遅れました」

「‥‥‥」

ナツメ先輩は黙ったまま机の方に歩いて行った。
そこにはやりかけの仕事の山が二つに分けてある。
過去5年分の学園祭の会計資料を作り直すんだって。
ノートにはレシートや領収書が乱雑に貼りつけてあって、見ての通りはっきり言って適当だからその年の支出は本当の所誰も知らない、と。
これ‥全部するんですか?と聞くと、当たり前でしょと表情を変えずに答えられた。
時間がないので地道に作業を続けてると、ナツメ先輩がえらい早いペースでシャーペンを走られてる音が聞こえて、不思議に思って顔を上げてみた。
ただ黙って資料を見つめてるナツメ先輩。

(何か難しいことでもあったのかな‥)

と思うも、こういう場合は話しかけちゃいけない感じがしたので話しかけないでおいた。
というか主人公、お昼ごはん食べてないのか‥!
放課後、ナツメ先輩と作業を進めるんだけど、主人公が集計していたもの、すべて計算が間違ってるみたいで呆れられてしまう。
かなり暗くなるまで作業を終えて、自分のせいで遅くなっちゃったと謝るも、何も言ってくれない。
しょんぼりしてたら、ふいにナツメ先輩が焼きそばパンをカバンから取り出して差し出してくれた。
・・・・・焼きそば、パン‥?

「あ、あの?」

「どうせ昼もろくに食べてないんでしょ?」

戸惑っていたら、いらないならいいって引っ込めよううとするので、慌てて頂いた。
これってナツメ先輩が食べようと思って買ってたやつなんじゃ‥?

翌日、登校して教室に入るとこの資料を2年B組の先生に届けて欲しいって弘海ちゃんに頼まれた。
B組だったらGフェスの人達はいないし、何かに巻き込まれることはなさそうとさっそく先生に届ける。
うわあ‥苦手意識になってるよ;;
2年の教室を足早に通り過ぎようとするが、ナツメ先輩に呼び止められる。

「去年の会計なんだけど、また別の資料が見つかった。昼休み、また作業の続きするから」

と主人公の返事を聞く前にもう立ち去っていく。
早過ぎ‥!
見つかった資料はノート一冊分だったけど、慣れもあって作業は滞りなく済んだ。

「じゃあ、そろそろ戻るよ」

「はい‥‥」

あ、昨日のパンのお礼を。と思って呼びとめるけど、鋭い視線に思わず口ごもる。

「‥何が言いたいの」

(ここでおじけづいちゃダメ‥‥ちゃんとお礼言わなきゃ)

「昨日のパン、美味しかったです」

「‥それだけ?」

不機嫌そうに聞き返してくるので、慌てていろいろなことを言い、お礼を言うと、ナツメ先輩は不自然に目をそらした。

(あ、あれ?怒らした‥?)

「‥僕はいらなかったってだけ。改まって感謝されるほどのことでもない」

照 れ た w

「でも‥嬉しかったから、お礼が言いたかったから、いいんです」

「まあ、いいけど‥」

そこに恵人先輩がやってきて、校長室まで連れて行かれた。
校長先生、教頭先生、生徒会の三人が居て、なんで解散したはずの学園祭実行委員が復活してるんだとか、今年の学園祭は縮小の方向で決定したはずだとかで押し問答に‥。

「俺はそんな方向性に同意した覚えはねえよ。この学校は生徒の自主性を重んじるということになってる。学校側だけの都合で学園祭を縮小するなんて、とうてい同意できねえ!」

教頭先生が咳払いした。

「あーそれにだね、言いにくいが学園祭実行委員は毎年予算を大幅に越えている。赤字経営なんだよ。そんなことを続けていくわけにはいかないだろ?そのことについてはどう説明するつもりなんだね?ねえ、校長先生?」

「ああ。いくら生徒の自主性を重んじるとは言っても、決められた予算の中でやってもらわないことには、こちらとしても認めるわけにはいかない」

「そんなことはありません」

ナツメ先輩が静かに口を開いた。

「僕と○○の二人で調べました。学園祭は過去5年間予算内で運営されていました。これがその証拠です。」

領収書が貼りつけられた貼りつけられたノートの束をドンと校長先生の机に置いた。

「ご確認ください。先生たちの言っていたような事実は見当たりません」

「ちょっと待て。僕たち学生の本分は学業だ。学業を優先することが、今の生徒たちの本当の望みのはずだろう?」

あん?直江先輩、いつの間にそんなことが分かるようにアンケートでも集計してたんですか?

「別に学園祭を失くすと言ってるわけではないんだしさ~。怖い顔はやめなって」

「授業で作った美術作品の展示だけ行って、それが学園祭だと?笑わせんな!」

生徒会の人達と恵人先輩だちの間に火花が散る。
一触触発の雰囲気の中、生徒会長の幸人先輩が口を開く。

「そこにいる君はどう思う」

「え、私ですか‥?」

「そう君だ。自分とは関係ない行事で日常を邪魔されるのは真っ平だと思わないか?」

「え、ええと‥その‥」

「どうなんだ?わが校は名門校として名だたる地位を獲得している。あくまでそれは受験においてであり、学園祭のためというわけでは決してないだろう?」

「確かに‥‥そうなんですが‥」

さっきまであんなにかわいい照れ顔を見せてくれた幸人先輩はいずこへー!?

「学園祭をやったら、成績が上がるのか?受験に成功するのか?」

「うーんー‥それは‥」

というか幸人先輩、落ち着いてw
主人公が何も答えられてないよww

「答えははっきりしている。こんなバカげた活動など即刻停止するべきだ」

(そうじゃない‥学園祭って、もっと違う意味があるんじゃないのかな‥)

「あの、会長‥確かに学業は大事だと思います。でも‥」

なんとか反論したかったけど、突き刺さる視線が痛くてうまく言葉が出てこない。

「でも?何だ‥‥結局何も言えないのか」

(う‥)

「勉強だけ黙々とやっている毎日の方こそ、僕はゴメンだ」

ナツメ先輩が代わりに口を開いてくれた。

「そんなの、健康な高校生が過ごす3年間じゃないと思う」

「‥‥」

幸人先輩が恐い顔をしてらっしゃいます。

「な‥‥ナツメくん!?」

ナツメ先輩がいきなりそんなことを言いだしたので、生徒会の人達ばかりか、私までもびっくりした。
校長先生と教頭先生が「君のような優秀な生徒がなぜ学園祭実行委員に加担してるのだね?君には輝かしい未来が待ってるんだ。こんなちゃらんぽらんな高校生活に棒を振るような真似をしちゃだめだ!」って。
ぶっちゃけた話、頭のいい学校に行くことでいいとこに就職は出来るだろうけど、それが輝かしい未来、ということになるのかな‥;;
その時、ちょうどチャイムが鳴った。
一応Gフェスの存在は認めるけど、援助は一切なし。
そのことに恵人先輩が声を上げるけど、授業に行かなきゃいけない。
とりあえずその場は解散‥ということになりかけた時、幸人先輩がナツメ先輩に声をかける。

「いいのか。本当に。今なら抜けられる。あのバカに無理に付き合わされているのなら‥」

「‥幸人。僕は君や周りが思うほど、賢い生き方はできないみたいだ」

「‥‥そうか。だったら勝手にしろ」

校長室を一緒に出ると、先に出ていた恵人先輩が私たち二人の表情を眺めていた。
恵人先輩が何かを感じ取っているようです。
放課後、また理科実験室でと解散。
さっき庇ってくれたことのお礼をナツメ先輩に言うと、また顔を赤くして主人公は大げさだって背を向けて去って行った。
最初はどうなることかと思ったけど、思ったより冷たい人じゃないみたいw

※ネタバレ注意












空は学園祭日和と言わんばかりに晴れ渡っている。
でも主人公の心は嵐のようだった。
美影ちゃんにこの間から元気ないねと聞かれ、事情を話したら幸人のやつ‥と怒ってくれた。

「私は○○がどっちを選ぼうと味方だからね!」

私は幸人先輩の味方でいたいんだけど‥‥結局いつから配信されるのかな。
そこに幸人先輩が来た。

「おい」

「幸人先輩‥」

「今日の学園祭のスケジュールのこtで少し話がある。美影、先に行っててくれないか?」

「美影、ごめん、いいかな?」

こうしてると逢い引きしてるみたいですなw←

「はいはい。分かりましたよ~」

美影ちゃんが見えなくなったのを確認して、幸人先輩が話し出す。

「今日のことだが、学園祭当日は校内にいろいろな人物が出入りするから風紀が乱れやすい。生徒会として設定した巡回を行う」

「はい」

「あんたは無理しなくていい。何かあってもまだ対応できないだろ」

「あ、はい‥それもそうですけど‥‥でも、できる範囲で頑張ります」

そう言うと、幸人先輩は意外そうな顔をした。

「‥勝手にしろ」

イエッサ!!!(`・ω・´)ゞ☆

「ただ、何かあれば俺を呼べ。いいな?」

用事を伝えたらさっさと行ってしまうと思ってたけど、そのまま一緒に登校w
文章には何も書かれてないけど、幸人先輩って目立ちそうだからなあ‥周りの人が意外そうに見てそう。
校門のところで辻先輩と美術部員が最後の調整の話をしてるみたいだったんだけど、辻先輩が話しかけてきた。
「‥‥先に行く」って幸人先輩は行っちゃって‥‥って!もう一緒に登校終わっちゃった!?
気まずそうに主人公も幸人先輩の後に続こうとしたが、辻先輩に呼びとめられる。

「笑って?○○ちゃんがGフェスだろうと生徒会だろうと、俺は味方だから」

辻先輩の言葉に思わず泣きそうになりながらも、生徒会室に向かった。
中に入るともうツインズが揃っていて、直江先輩に「新人のくせに悠長な登校時間ですね」って嫌味を。

「す、すみません」

「もー京一ってば厳しすぎるって。○○ちゃん、気にしないで?京一は意地悪な姑とでも思って‥」

「葉月!誰が姑だって!?」

例えるなら幸人先輩→父親 主人公→母親 直江先輩→おばあちゃん 葉月先輩→息子?
いや、夫、嫁、姑、息子?(知らん)

「朝から騒々しい‥‥会議を始めるぞ」

幸人先輩が入ってきて、さっそく学園祭について会議を。
生徒との非行が見つかった場合、来年の学園祭は中止だってことで、主人公がちょっと不安に思ってると些細なことでも見逃さないでくださいねって姑に言われちゃった。
それを葉月先輩がフォローしてくれるんですが‥‥もしくはおじいちゃん、だな(違)


開会式は全校生徒・教師を講堂へ集めて行われた。
生徒会とGフェスは壇上の両隣に並ぶ。
なのにキイタくんの姿が見当たらなかった。
開会のあいさつが終わると、恵人先輩が近寄ってきて、思わず目を逸らすとデコピンを喰らった。

「バーカ、何だよその顔!大丈夫だ。俺らがすぐにお前がこっちに来られるようにしてやっから!」

そういう風に言われちゃうと心が揺れちゃうなあ‥←

「‥‥彼女は自分の意思で生徒会に入った。余計なことはするな」

幸人先輩ってこんなに人に執着する人じゃなかったよね‥?ああ、ダメだニヤニヤが止まらない‥!!(変態確定)

「自分の意思‥それはどうだろうな‥」

「とにかくいい加減あきらめろ」

「○○、俺らは待ってるからな。じゃあな」

恵人先輩は幸人先輩を無視して、自信満々で去って行った。
校内を巡回する主人公だけど、Gフェスのみんながいるかもっていうところは恐くて回れない。
時計を見ると、そろそろ野外ステージではミスコンの自己PRタイム。
その後はバンドの演奏。
見に行くべきか迷ってたら、大和くんが廊下の向こうからやって来た。

「今日、ライブ来るんでしょ?」

「あ、あの‥」

「待ってる。‥キイタならさっき来たよ」

そう言って去って行く。
大和君を見送っていると、後ろから懐かしい声が聞こえてきた。

「○○?」

キイタくんを久しぶりに見て、ちょっとじんとなりつつも一瞬のうちに罪悪感でいっぱいに。
そそくさとその場を後にしようとすると、手を掴まれて、「ライブ、絶対見に来て」って。
押し負けるように頷くと、満面の笑顔でキイタくんは去って行った。
太陽が大きく西に傾いた頃、ステージには大勢のお客さんでいっぱいだった。
最前列には路上ライブでファンになってくれた女の子たちもいる。
主人公は一番後ろからステージを見る事に。
キイタくんのライブが始まり、しみじみとここ数カ月のことを思い出す。
大切な思い出の先でこうなってるなんて‥とか思ってたらもう最後の一曲。
その前にメンバーの紹介なんだけど‥‥「こんな楽しいライブを聞くにあたって欠かせなかったメンバーがもう一人います!」って‥キタ-w

「紹介します、○○!」

キイタくんが主人公に向かって呼びかけると、みんなが一斉にこちらを向いた。
ステージに上がってと言われ、どうしようか迷ってたら「○○、来いよ!俺達には‥俺には○○が必要なんだよ!」
わぁっと観客席が沸きあがる。
キイタくんがステージを下りてこちらに向かってきて、主人公もふらっとそちらに行こうとした時。
ぐっと後ろから腕を掴まれた。

「‥‥バカか?あいつらといても、いいことはない。教師からは目をつけられるし、今後もいろいろな事件に巻き込まれる。」


Kaleidoscope-100227_2209~01.JPG

その①

あの‥いつも言ってる気がするけど、携帯からみるとなぜブレてみえる‥



Kaleidoscope-100227_2209~01002_Ed.JPG

その②(ちょっと画像修整してみた‥けど、なんか暗いぃいいぃい!!!)


キタ-!!!!!幸人さあぁあああぁあん!!!!!!o(≧∀≦)o
照れ顔最高っすww
というか本気(マジ)でかわいいというかもう‥もうもうもおお!!!!!!!(落ち着け)
幸人先輩は私の腕を掴む手に力を込めた。

「‥一度しか言わない。行くな。もし行くなら‥‥この場で生徒会を辞めろ」

今まで見たことのない幸人先輩の切なそうな表情。

「○○!」

キイタくんが観客をかきわけてどんどん近づいてくる。
あー‥もう、このまま幸人ENDでいいじゃないか‥‥今の私の心境状態で幸人番外編が出るまで待てというのか。
無理だよ、いつかも分からないのに‥俺は‥っ俺はどうしたらいいんだー!!!!!!!!!!←

(キイタくんが好きだ‥‥私、どうしたってこの気持ちだけはごまかせない)

「‥幸人先輩、私、バカなんです。バカでいいんです」

幸人先輩はその言葉にゆっくりと手を離す。

「もう少し賢いかと思っていたが、俺の見当違いだったようだな」

「ごめんなさい‥私、やっぱりGフェスが、キイタくんが好きなんです」

「‥‥知っていた」

幸人先輩は小さくそう呟いて去って行った。
うぅ‥
その後、すぐに来たキイタくんに強く抱きしめられた。
いちゃいちゃしてたけど、お客さんのからかいの目や大和くん達がまだライブ終わってないぞーの言葉にはっとし、おかえりと言われながらライブ続行。
ライブ終わった後のみんなの掛け合いもいつものみんなで、主人公は自然と笑みが零れるのだった。
その後のパレードも大盛況で終わり、ミスコンで選ばれた人達が学内を回っていく。
綺麗だねって言ってたら、学園祭が終わってもう暗くなってる時にグラウンドに連れて行かれた。
そこにはさっきミスコンの人達が乗っていた馬車が。

「姫、一緒に乗って下さいますか?」

「姫って‥‥キイタくんは大袈裟だよ」

「大袈裟じゃない。俺にとって、お姫様は〇〇だけだから」

そう言われ、一緒に馬車に乗るんだけど‥‥ただ乗るだけだと思ったら、本当に動き出した。
前ではGフェスメンバーが綱で引っ張り、後ろでは孝介くん達が押していた。

「おい!やっぱ後ろはいいから前頼む!」

「わかりましたー!‥ってわけで、ごゆっくり」

「校庭一周の旅、いってらっしゃい」

ぽかんとしていると恵人先輩と目が合った。

「校庭一周する間だけ、お前をシンデレラにしてやる!この俺からのプレゼントだ!ありがたく思えよ!」

「俺たち、の間違いでしょ」

ナツメ先輩の冷静なツッコミもどこか笑いが含まれてる。
みんなこっちを見て微笑んでくれていた。

「幸せ?」

「うん、すごく幸せ‥」

「その幸せそうな顔がまた見たかったんだ」

遊園地でパレード見た時、主人公はすごくいい顔してて、だから仮装パレードも思い付いたんだって。

「あとさ、学園祭で〇〇のその顔がもう一回見られたら、言おうと思ってたことがあるんだよね」

キイタくんの顔が真っ赤に。
主人公はかすかな予感に息をのむ。

「‥なに?」

「‥俺、〇〇が大好きです」

思わず主人公も顔を赤くすると、スチルつきで抱き着いてきた!

「も‥‥‥っ!ダメ、〇〇かわいすぎ!!」

「キイタくん!?」

「大好き、めっちゃ好き!すっごいすっごい好き!〇〇は?俺のこと、好き?」

「‥‥好き」

ハイテンションになったキイタくんが、もう一度って言ってきて、言うと何度もついばむみたいに優しくキスされる。
なんかもうこのまま押し倒されるんじゃないかってプレイヤー(私)が思ったときw

「くぉらあ!キイター!!!」

恵人先輩が叫んだ。
気が付いたら、もう校庭一周していて全員に見られてたww
恵人先輩が真っ赤になりながら何してんだよ!と怒るも、キイタくんはけろっとしてだって好きなんだもん!しょうがねぇじゃん!って(笑)

「‥‥お、お前、よくそんな恥ずかしい台詞をさらっと‥」

「しょうもないのはキイタの頭の中。ほら、恵人、勝手にやらせとけばいいから‥‥帰るよ」

親公認で好き勝手していいんですか!?←

(ナツメ先輩=親。私の中の方程式(`・ω・´)ゞ←←)

「大丈夫。そこのバカに後日たっぷり支払わせるから」

みんなそそくさと退散w
後日、キイタくんはどうなるんだろう(*´艸`)
その後、いちゃこらしながらキスw


学園祭が終わった後、キイタくんが主人公の教室に‥

クラスメイト
「あ、〇〇の彼氏さんじゃない?」

なんで知って‥‥ってあーそういやライブ最中に観客そっちのけでいちゃいちゃしてたからかw
放課後、デートすることになってゲーセンにプリクラ撮ったり、夜景を見に行く。

「好きな子が出来たら、ここに一緒に来るのが俺の夢だったんだ」

(夢だったってことは‥‥)

「私が初めて?」

「うん、〇〇が初めてで、きっと最後。だって俺、〇〇より好きになる子なんて絶対ねえもん」

まったまたーって言ったら、〇〇は俺がどんだけ〇〇のこと好きかわかってない!と言われ、わかってる、わかってないで押し問答にw
教えてあげるからこっち来なさいって、キイタくんの前に主人公を座らせた‥‥‥ってぶっはー!!!(*´Д`)=з
耳かじるなぁあぁあぁあ!!!!!!
一応未遂に終わりましたが、いつかやる予定組まれたし!!

「キイタくん、大好き」

「俺も、〇〇が大好きです。笑ってる〇〇も、怒ってる〇〇も、泣いてる〇〇もぜーんぶ好き」

この手を離さない。ずっとずっと

ハッピーエンドw

選択肢

名前を呼ぶ
気持ちって?











↓ネタバレしてます









港に着いた。
ハヤテさんや船長は嬉しそうなんだけど、なんだかシンさんの様子がおかしい。
ファジーさんと一緒に買い物に行けばよかったのにとか、目を合わそうとしない。
街に入ると街の人達がシリウス海賊団だったひそひそ声で話をする。
酒場の女の人が近寄ってきて、船長が気に入り店に入って行くんだけど‥‥女の人がぞろぞろ寄ってきて主人公は押しのけられてしまった。
ナギさんが「あんなの金目当てだ」って言ってくれたのが唯一の救いだよ‥‥船長はともかくとして、シンさんまで女の人はべらし始めるし‥外に出たら出たで、こけた子供にキャンディあげてたら、お母さんが子供しかりつけながら去って行っちゃうし。
まあ主人公も海賊に近づいちゃだめって言われてたらしいけど、海賊=悪い人っていうのはどうもなあ‥いい人そうに見えて悪いことしてる人なんてのもいるし、また逆もしかり。

「ふう‥中は空気が悪いな」

「ソウシ先生‥」

「やっぱりこういう場所はあんまり得意じゃないなー」

「そうなんですか?シンさんは、楽しそうにしてましたけど‥」

「本当に、楽しそうに見える?」

肩をぽんっと叩いて、先に宿に戻るよってソウシさんは帰って行った。

「私も宿に戻ろうかな‥」

バタン

「お前、まだいたのか」

(まだいたのか‥そんなに私が居たら邪魔なの?)

「言っただろ?早く宿に‥」

「しっ質問です!」

「‥なんだ?まだ数学の質問か」

「数学じゃなくて‥私のこと、嫌いになったんですか?」

「別に‥お前のことを好きになった覚えは一度もない」

「そっそれはそうだけど‥でも、この港に来てからずっと素っ気ないし‥」

「‥‥」

いきなり、シンさんに手首を掴まれる。

「なんだ、もっと可愛がれって言いたいのか?」

その台詞とその表情は反則です、NGー!!

「ち、違います!そうじゃなくて‥」

「そうじゃなきゃ、何なんだよ?」

(掴まれた手首が痛い‥シンさんのこんな表情、初めて見る)

「俺に可愛がって欲しいんだろ?」

いや、シンさんが可愛がりたいんでしょ?(*´艸`)(笑)←
手首を掴まれたまま、壁に押し付けられて、そのまま首筋に近づいてくる。
やだっ怖い‥!というとはっとしたように離れてくれた。

「分かっただろ?俺とお前じゃ、人種が違うんだよ」


宿に戻ってシンさんのことを怖いと思った自分を責めながら泣いてると、ソウシさんがやってきた。
いじめられたのか?って言われるけど首を振って「シンさんのこと考えたら、よくわからないけど涙が止まらなくて‥」というと、「シンの言うとおり、君はまだ子供なのかもなー」と。

「自分の気持ちに気づいてないんだろう?」

「気持ちってどういうことですか?」

「いやいや。いつかは分かる時が来るよ」

ソウシ先生がくしゃっと主人公の髪を撫でた。

「あのな、シンが君に冷たくするのは嫌いだからじゃない‥自分たちと同じ目に見られたくないからだ。君は、いつか船を降りて普通の暮らしに戻るんだろう?」

「‥‥」

「シンはキミを傷つけたくない‥キミを巻き込んではいけないと思ってる」

シンさんの言葉や子供を引っ張って行ったお母さんの声は言葉がよみがえってくる。

(シンさんは、私を守りたくて‥わざと嫌われるような態度をとったの‥?)

ずーっと思ってたんですが、シンさんって普通に優しいよね?ドSじゃないよね!?
それともこれからドS展開がくるわけですかい?それとも‥??
そこにトワくん登場。
郵便局に行くんだけど、何か用事はないかって。

「そうだ!シンさんから○○さんの小包を預かったよ!これ、今から出してくるから!」

「小包?私が渡したのは封筒だけど‥」

「へ?」

「‥トワ、その小包を見せてくれないか?」

振ってみると中には金貨が入ってるみたいで、しかもこの重さなら100枚は入ってるって‥ちょ、くれw←
それだけあれば主人公の家族が一年は十分に暮らせる数。
主人公はいても立ってもいられなくて、シンさんの所に向かう。
でもその途中、プロローグで出てきた二人とまったく同じ立ち絵であろう男二人に絡まれた。
すると「汚い手をどけろ」ってシンさん登場!

「ああっ?なんだ、こいつお前の女か!?」

「女じゃねーよ‥まあ、飼い犬みたいなもんだな」

「飼い犬?なに、訳分かんねーこと言ってんだ!」

でもそこでシリウス海賊団だってことに気づいて、男たちはそそくさと逃げて行った。

「ほら、危ねーだろ‥さっさと来い。このへんはガラの悪い奴が多いんだから、一人でうろつくな。‥ま、俺達が一番ガラが悪いけどな」

「ごめんなさい」

向けられた背に抱きつく主人公。

「さっきは怖いとか言ってごめんなさい」

「‥‥」

「飼い犬でもいいから‥私のこと、可愛がってください」

この主人公‥ダメだ、なんだこの最強に積極的すぎるヒロインはー!!!!!Σ( ̄□ ̄;)

「‥お前、意味分かって言ってるのか?ったく、何なんだ、この女は‥‥ストレートすぎてこっちが恥ずかしい」

私も恥ずかしいw

「やっと、目を見てしゃべってくれましたね」

「‥‥」

シンさんがそっと主人公の頬に触れた。

「お前の目は、キレイに透き通ってるな‥きっと、中身も純粋だからだ」

「シンさん‥」

「言っただろ?お前と俺じゃ人種が違いすぎる」

「お願いです‥そんなこと、言わないで‥」

思わず涙を流したら、俺はそんなきれいな涙は流せないって‥

「でもでもっ犬と人間じゃそもそも種類が違うから‥」

「ぷっ‥バカか!意味のわからん理屈をこねてるんじゃねーよ」

言葉とは裏腹に手を差し伸べられる。

「もたもた歩いてたら置いてくからな」

(それでもシンさんと離れたくない‥こんな気持ちになったの初めてだよ‥)

主人公、それは恋だー!!(・∀・)キタキタw

選択肢

私が取りに行きます
銀貨二枚












無事、宝の地図が見つかって、このまま南に進めば1時間もすれば船につけるって。

「早くみんなの元に帰りたいなー!」

「‥‥‥お前、家に帰りたいんじゃなかったのか?」

いや、家に帰っちゃうとこの場合、バットエンドになりそうだけどね(笑)
主人公は本当は家に帰りたいけど、でもみんなに会いたいのも事実。
シンさんは「これ以上、海賊に肩入れするな」って・

「お前は俺達とは違う。」

シンさんはそう言って、すたすたと歩いて行ってしまった。
主人公は少し淋しさを感じながらも一緒に歩く。
しばらくして、シンさんはぴたっと止まった。

「まずい‥雪崩がくるぞ!」

そう言った時にはもう雪崩が迫って来てて、気が付いたらそこは船の医務室だった。
ソウシさんに事情を聞くと、雪崩に巻き込まれるのを望遠鏡で見てて、急いで掘り起こしてくれたみたい。
シンさんは‥‥主人公を庇って意識不明の状態、しかもこのまま続くと‥っておいー!?

「うっうっうっ‥シン様~~!!!!!」

ファジーさんが大泣きしてて、私のせいで‥ごめんなさい!と謝ると、一瞬睨まれるもののぎゅっと抱きしめられた。

「もう自分を責めるのはよしな!!あんたのせいじゃない‥自然は人間の力ではどうしようもできないんだ。」

「ファジーさん」

「それに、シン様は命がけであんたを守ったんだ。自分より弱いものを守る‥‥それが、本物の男なんだよ」

「うっうっ‥でも‥‥シンさんが死ぬなんてヤダ‥」

「ばか!あたいだって嫌に決まってんだろ!」

「あらゆる薬を試したが、効果がない‥あとは奇跡を祈るしか‥」

奇跡‥そこで主人公ははっとした。
お爺ちゃんから聞いた話で、氷の島にはどんな病気も治す命の草があるということをみんなに話すと、ハヤテさんやナギさんを始め、船長まで行くってw

「宝探しも大事だ。だが、仲間は命がけで救わねばならない。シリウス海賊団の掟だ!」

「‥船長!!!」

ファジーさんが船長の首に抱きついた。

「ぐえっ‥け、頸動脈が絞まってる‥」
ちょ、死ぬ死ぬ!!

それは一番高い氷山のてっぺんに生えてるらしいんだけど‥‥てか、主人公のお爺ちゃんって何者‥?


船長たちが草を探しに行って丸一日。
何もすることができない主人公は、一睡もせずにシンさんの傍についていた。
そこにハヤテさん達が帰ってきて草を見つけてきた!って。
急いで煎じて飲ますけど、シンさんの意識は戻らないまま。
シンさんは死んじゃうなんて、絶対に嫌だよ‥と手を握りしめていると、いつの間にかうとうとしてて‥‥ちょっとだけ部屋に戻ろうかな‥と思って椅子から立ち上がった瞬間、手を握り返された。

「行くな」

「シンさん?」

「お前の歯ぎしりがないと、静かすぎて眠れねーんだ」

「‥もうっ今は歯ぎしりなんかしてないでしょう!?」

「フン‥なに、泣きながら笑ってんだ」

「シンさんっ‥」

シンさんの身体に顔をすりつける。

「バカ。お前は犬か‥すりすりするんじゃねーよ」

「だってシンさんが目を覚ましたから嬉しくって‥丸二日、意識がなかったんですよ?」

「その間、お前はずっとそこにいたのか?」

「はい」

「ったく‥これじゃ、本物の忠犬だな」

「忠犬でも魚のえさでも何でもいいから‥シンさんにお願いがあります。死なないで‥ずっと、傍に居てください」

「ずっとって‥お前は海賊船にずっといるつもりなのか?」

(そうだけど、でも‥今はシンさんの傍を離れたくない‥)

「‥わかった。じゃあお前が船を降りるまでの間、徹底的にしつけてやるから、覚悟しろよ?」

キターーー!!!!!!!!!!!!!(・∀・)←
3日後、船長やナギさんから仕事を任されてると、シンさんが来た。
地図が盗まれてないかチェック、そして食費の計算‥でも数学が苦手は主人公はパニック起こすみたいでシンさんに計算の仕方を教えてもらうことになった。

「その代わり、俺の指導は厳しいぞ」

まんまホマレくんっぽいww

(そうだよね‥間違えたら、どんなお仕置きが待っていることか‥)

「その顔はよっぽど俺にお仕置きされたいみたいだな」

「その笑顔が怖いんですけど‥ハハ」

「いーから、さっさと座れ」

それから勉強が始まるんだけど‥四捨五入の仕方も分からないのかよー!!
こうして勉強を教えてもらってると、本当にお兄ちゃんみたいだな‥とシンさんの顔を見てたら、ペンでおでこをぺしっとされちゃった。

「俺の顔を見る暇があったらノートを見ろ!」

サーセンw

「次‥金貨一枚は銀貨・10枚の価値がある。肉は金貨一枚だ。肉一枚でバナナは5個買える。バナナの値段を答えろ」

「‥。もう一度お願いします」

「お前はもっと厳しくする必要があるらしいな‥立て!」

「シンさん顔が怖い‥」

「30秒以内に答えられなければお前をどうするかな‥縛り上げてみんなのところに連れて行こうか?それとも‥」

なんでそんなうっきうきした表情をしてらっしゃるんでしょうww

「銀貨二枚!」

「ファイナルアンサー??」

「ふぁ、ファイナルアンサー!」

「正解!」

ご褒美に便箋と封筒を取り出して、明日近くの港に停泊するから、これで家族に手紙を書けって。

「シンさん‥」

「ちゃんと元気に生きてるって知らせてやれ。というかお前‥字は書けるのか?」

「むっ失礼な!字くらい書けますよ!」

「ふーん、そうなのか」

「そうですよ‥あっでも絵の方が得意です!」

そう言ってファジーさんを描いて見せると、確かにそっくりだなって笑ってくれたw
シンさんの似顔絵も描くってじーっとシンさんを覗き込む。

「‥そんな、顔を近づけるな」

「へ?なんで?」

「なんでって‥」

シンさん、お顔が赤いですよw

「ったく、これだからガキは」

さらさらとシンさんを描くと、本当に絵上手いなってw
上機嫌になった主人公は、ここでひとつシンさんに頭突きをかますw

「いって‥この石頭!」

「ごめんなさい~」

シンさんの頭をなでなで。
なんだこのほのぼのとした空気はっ!

「‥触るなっ!」

照れ顔で部屋を出て行った。
これだけ絵が上手いって褒められたからファジーさんにも絵を見せに行くことに。

「‥あんた、さっきシン様とイチャイチャしてたでしょ?」

「イチャイチャ?」

「フンッ、すっかり仲良くなっちゃってさ‥この、オカチメンコ」

だから古いってw

「ま、許してあげるわ。あんたのおかげで、シン様は奇跡のV字復活を遂げたんだし」

V字‥?って‥ピースのこと言ってるのかな??

「私もファジーさんの手袋のおかげでしもやけにならずに済みましたよ!ほら!」

両手を見せると、ファジーさんのほっぺたがピンクになり、ドーンと抱きしめられた。

「ファジーさん‥もう少し優しく」

「‥そーゆーこと言われると、ライバルなのに憎めなくなっちゃうでしょ!」

ファジーさんがぎゅっと主人公の手を握る。

「‥あんたは早く、この船を降りることね。アタイは根っからのワル、女海賊よ。でも、あんたは違う‥海賊と普通の人間は決して交わることは出来ないの」

主人公は、本当にそうなの‥?と考え込んでしまうのだった。