選択肢

好きな曲のジャンルは?
スピーカーから離れて














テストも終わりほっとしたのも束の間、明日職員会議で行われる学園祭のプレゼンのために準備を急ピッチで行っていた。
プレゼンの際に配る予算資料を主人公が作って、ナツメ先輩に見せると「‥うん。いいんじゃない?よく出来ました」って褒めてくれたーw
それで準備は整って、気合いを入れて明日に臨むことになった。
校門を出たところで、主人公は恵人先輩とナツメ先輩が話しこんでるところに遭遇。

「あの、どうしたんですか?」

「○○、ちょうどいいところに来たな。」

「はい?」

「明日のプレゼンのことなんだが‥‥予算の発表の所はお前とナツメでやれ」

「ええっ!?」

「予算に関しては、俺はさっぱりだからな。お前らに任せることにした」

「そんな急に言われても‥!」

確かに資料を作ったのは私たちで、予算のことは理解してる。
でもそれを発表するとなると話は別だ。
ナツメ先輩は了解の返事。
その後カフェで発表の話し合い。
でもナツメ先輩は資料を読んで説明するだけだし。発表は俺がするよって。

「助かります。私、人前で喋るのって緊張しちゃって‥‥うまくできるか自信なかったから‥」

「‥僕もプレゼンが得意なわけじゃない」

あ、顔真っ赤w
理由は人前で話すのが苦手なんじゃなくて、難しくて分かりにくいって言われたことがあるらしく‥
その後、分かりやすい説明になるように原稿をば。
あっという間に完成。

「要は、君でも分かるように言えばいいってことなんだね‥‥コツが掴めた気がする」

(‥私でも、って心なしかバカにされてるような‥)

私もちょっと思ったけど、頭いい人ってなんでこれが分からないの?っていう感じだからしょうがないかと(笑)
会計する時、店員さんがキャンペーン中だって駅前のカラオケの割引券をくれた。
そこには『半額 一時間おひとり様50円!」って‥‥それは‥一時間でってこと??でも安すぎじゃ??え、ちょ、くれww
ナツメ先輩を思い切って誘うと、ちょっとだけならってOKw
でもマイクのスイッチ入れた瞬間にキィーン!!という音が。
照れながら消すナツメ先輩かわゆすw

「どうしてなるのかな、これ」

「えっと前に美影から教わったんですけど‥そうなるときは、マイクの角度を変えたり、少し横に動いたら鳴らなくなるらしいですよ」

最初はそうなんだけどね‥‥どう頑張っても変な音が続くんだよね‥;;
この音はスピーカーの音がマイクを拾っちゃって起きてると。

「そうなんだ」

「私の場所からだと大丈夫みたいですよ」

主人公はナツメ先輩に場所を開ける。
ボスっと先輩が横に座って‥‥あら、なんだかいい位置ww←
ナツメ先輩が歌う時に声ががらっと変わるらしく、いい声‥って主人公は魚の真似みたいにぽかーん。

「ナツメ先輩って歌上手なんですね‥歌手みたいでした!」

「‥‥明らかに言い過ぎだよね。歌手にも失礼だと思う」

いやー‥今の歌手は昔に比べてルックスだけで歌ってる人多いし‥
もっと先輩の声聞きたいですと言うと、最初は恐い顔したけどいいよって笑ってくれる。
しかも主人公の歌ってる声、割と好きだからってー!!!w
でも最近流行ってる曲VS洋楽w
まあ二人が楽しめてるんならいいけどねw


翌日、職員室に行くと、生徒会や職員が勢ぞろい。
しかもホワイトボードやマイクとか‥うわ‥緊張する。
マイクがキィンと鳴ったりしたハプニングはあったけど、なんとか無事終了。
そのあと会議をするらしく主人公たちは準備室に戻らされた。
準備室に戻ってみんな思いのほかうまくいって大はしゃぎ。
あれで学園祭決まったのも同然じゃん!と言いながら、その日は解散することに。
帰り道、ナツメ先輩にぶっきらぼうで遠まわしだけど褒められたw
まだ油断するのは早いって突っ込まれるけど、主人公は夏休みに思いを馳せるのだった‥


今日卒業式でしたあ‥

クラスのホームルームで泣きそうになったけど、あの卒業式は泣かないようにするためのバカ騒ぎっぷりだったw

マイク越しで大声出さないでください(*´Д`)=з

なんかもうこれでみんなとなかなか会うこと出来ないんだろうな‥と思っても、全然そんな気がしない。

それよりも袴の締めつけでお腹が気持ち悪くて‥‥‥くそぅ、ドレスで行けばよかった。

もっともっと話したかったのに痛さに負けたぜ‥!!←

でも立食パーティーは思う存分食べましたw

えび使ってる料理はなんでもおいしかったです≧(´▽`)≦

にしてもデザートコーナー、準備する時から長蛇の列って何事w

お腹いっぱい食べた後にアイスやら、レアチーズ食べれたのはやはり一応女だからかw

まるでバーゲンに挑む主婦たちみたいに激しい奪い合いが、見てて笑ってしまった( ̄▽+ ̄*)


選択肢

シンさん、助けてください!
キスをねだる
















モルドーを出発して、久しぶり宴を開くことにした。
久しぶり、だと・・?
主人公はナギさんの手伝い。
二人並んで調理する。

「うーん‥ナギさんってほんと器用ですよね」

「お前は口が器用だな」

「お世辞じゃないですよ!ナギさんの料理ってほんっとおおに!美味しいんですもん」

「はっ‥そんな強調してくれて、なんかスマン」

いい笑顔w


(ナギさんって普段はぶっきらぼうだけど、笑うと可愛いな‥)

いや、笑っててもそこはとなくカッコよさがにじみ出ている!←

「お前も料理の腕が少しはあがったな」

「はい!おかげさまで!樽に転がされてたどり着いた先がこの船でよかったです」

「それ以外にもよかったことがあるだろ。」

「へ?」

「‥恋人もできたしな」

シンさんのことですねw

「あの‥恋人じゃないですよ?たぶんシンさんは私のこと、妹みたいに‥」

「俺が代わりに言ってやるよ。‥バカか、お前は?」

「ばか‥」

「そんなボケてたら、他の男に狙われるぞ」

え、狙ってくれるんですか?

「狙われるって?」

「こんな風にだよ」

ナギさんにぐいっと顎を掴まれた!
シンさんもタイプなんだけど、ナギさんもタイプなんだよー!!どうすりゃいい?俺ー!!!ヾ(゜o゜*)ツΞヾ(*゜o゜)ツ←

「‥何、キョトンとしてんだ」

「えっと‥ふつうはキョトンとしませんか?」

「はあぁ‥ま、それがお前のいいところなんだろーな」

パタン

「よう」

シンさん登場!
うわわっいい男二人に板挟み状態‥!
ナギさんがぱっと顎を掴んでた手を離した。

「ナギ、女の趣味が変わったんだな。ガキには興味ないんじゃなかったか?」

「フン‥冗談で、からかっただけだ」

「へえ‥」

なんだか、シンさんの周りに黒い霧が見えるようだ‥

「お前、甲板の手が足りない。こっちを手伝え」

了解!
シンさんに手首を掴まれて、ぐいぐい引っ張られる‥しかも、甲板とは逆方向に。

「えっと、甲板の手が足りないんじゃ‥?」

「うるさい!」

(うるさい?)

動じてねえー‥この主人公w

「もしかすると‥妬いてる、とか?」

「‥‥」

「あはは!冗談ですよ!」

「うるせーって言ってるんだ。海に投げ落とすぞ!」

久しぶりに聞いたな、この台詞w
最初の頃は何かしらのえさ候補になってたのにw

「だってシンさんがいきなりこっちに連れてくるから‥もしかして本当だったから怒ったりして」

主人公のこの直球さ、好きだわーw
今までのヒロインは引っ込み思案だったり、怒られたらびくついたりしてたけど‥‥この主人公、本気で動じないw後半にかけてパワーアップしてるんじゃね?

「‥‥」

いきなり壁に押し付けられる!

「な、なに‥!?」

「やっぱり、びびってるじゃねーか」

え、私の心情に対抗された!?(ちげえ)

「‥‥」

「フン‥冗談で、からかっただけだ」

さっきのナギさんと同じ言葉‥と思ってたら、手首をねじあげられた。

「俺意外の男んいからかわれるな‥わかったか?」

「わ、わかりました!」

そう言うと、手を離してくれた。

「シンさんって意外と嫉妬ぶか‥」

「うるさい!」

怒ってどっか言っちゃったw


宴が始まり、船長はなんだかお酒がいつも以上に進んでる。
なにか余興はないのか?というとファジーさんがサルサって踊りをw
最初はみんな戸惑ってたけど、徐々に盛り上がって行った。
シンさんも、肩を震わせて笑ってるしww

「いいぞ、もっと踊れ!俺はふくよかな女も好きだぞ!」

船長‥女なら誰でもいいんですかw

「まあ、そうとも言う!」

そうなんだ‥

「よし、チンチクリンの女、こっちに来い!」

船長にがばっと肩を抱かれた!
う~‥お酒くさそう‥

「俺がお前を可愛がってやる!俺はチンチクリンも好きだぞ!」

なら名前覚えてくださいw
シンさんに助けを求めたら、なんとか話で解決させようとするんだけど‥話聞いてない;;
最終的に肩を掴んでやめさせようとするが、次はお酒を半ば無理やり飲まされる‥!
酒癖悪いぞー!!

「うう‥おえー」

「お前、吐くなよ?」

「吐かないですけど、なんか足元がふらふらして頭がくらくらして‥」

完全に潰されてる;;
シンさんがお姫様だっこしてくれた。

「ったく‥船長め、無理に飲ませやがって」

ガン!と乱暴にドアを足で蹴り上げた!
そのままベットに寝かせてくれる。
主人公は貧乏だったからお酒を飲んだことがないみたいで、薬同様めっちゃ酔いがまわりやすいらしい。
あげくに泣き始めちゃったし。

「シンさんの手、冷たくて気持ちいい‥‥ダッコしてください」

は!?

「そんなこと言うなら、本気で襲うぞ」

「‥‥」

「だから冗談だ!真に受けるな」

「朝まで眠らなくていいです」

‥‥‥な ん だ と (゜Д゜)
積極的だなーもう告白じゃねえかwって思ったけど!思ったけど!!まさかそんな発言まで出るとは!!
いいぞー主人公!もっとやれー!!

「‥‥」

「二回もキスしたのに‥大好きな人とファーストキスできて、すごく嬉しかったのに‥」

「お前、これ以上口を開くな‥」

選択肢
もっと絡む
泣く
キスをねだる

そっこー一番下!

「私からキスしてもいいですか?」

「‥お前本当に酒癖が悪いな。他の男の前でこんな醜態さらすんじゃねーぞ」

「もう!キスしちゃいますよ!」

主人公は、これでキス魔の称号を獲得したのだった‥

「これ以上は近寄るな!離せ!」

「な、なんで?私がチンチクリンで、グラマーでもセクシーでもないから‥」

「バカかお前は‥いーから早く寝ろ」

シンさんがおでこにちゅっとした。

「続きは、もっと大人になってからな」

えぇええ!!お酒飲めたんだから大丈夫だよー!!!←


翌朝、これからドクロ島に向かう!って船長が。
そこに財宝があるみたいで、誰のなんでしょう?と聞くと、王族とかのじゃないかなってソウシさんが。
甲板の掃除をしようと思ったら、操縦室から声が聞こえてきた。

「身を引くなら、さっさと引けよ」

「‥‥」

(シンさんとナギさん‥?)

「お前、あいつを海賊にしたくねーんだろ?だったら迷ってないでハッキリ態度を決めろよ」

「お前こそ、あいつに惚れてるんじゃないのか?」

「‥‥」

「ドクターに聞いたよ。砲撃があった夜、あいつを助けるために迷いもなく海に飛び込んだってな」

え、まさかの三角関係!?
しかも私の好きなキャラが二人も‥‥意思が通じたのね、ボルテージ!!←

「俺のことは関係ねー!」

シンさんとナギさんがまっすぐに睨みあう。

「‥ああ。俺は迷ってるよ。あいつは純粋すぎて汚しそうで怖いんだ」

「だったら‥汚す前に、突き放せよ」

「汚しそうで怖い、か‥シンだって純粋なのにな」

「ソウシ先生‥」

「こら、そんな顔するな。彼らが言い争ってるのは君のせいじゃないよ。ただまあ‥二人とも、戸惑ってるんだ。誰かを本気で愛するのは勇気がいる事だからね」

場面が変わり、ファジーさん。
昨日の宴で踊りすぎて腰が痛いみたい。
またハヤテさんとファジーの口喧嘩が始まろうとした時‥カモメが船長の肩にとまった。

「ほう、伝言カモメか‥‥一体誰からの便りだ?‥‥こ、これは‥」

「誰からです?」

「‥ロイだ。」

「ロイ!?」

「宝の地図を預かった。ついでに見習いのチビもな。俺達の邪魔をしたと、こいつの命はない‥」

慌てて金庫の中を確認すると、地図が本当に無くなってた。
ファジーさんが昨日トワが戻ってこないのは誰かとゲームでもしてるのかと思って伝えなかったから‥と自分を責める。

「そんな、ファジーさんのせいじゃない‥!」

「お前が誘導したんじゃねーのか?

ナギさん!?

「もとはと言えば、お前はリカー海賊団の人間だ」

「ナギさん!ファジーさんはそんな人間じゃな‥」

バキッ!

「ファジーに謝れ!」

おおっハヤテ!

「こいつはもう、俺たちの仲間だろ!?」

「そうだ、ふくよかな女もチンチクリンな女も、俺たちの仲間だ!」

ファジーさんがボエエ!!!と泣きだす。
ハヤテさんも船長も抱きしめられて、頸動脈が危ない!!
とにかくトワを取り戻そう!という話になるが、追うにも肝心の地図がない‥

「はい!」

主人公はびしっと右手を挙げた。

「複写してます!」

えええええええ!!!?

「もしもに備えて、地図を書き写したんです!それで見つからないように服の中に隠して‥」

お腹から複写した地図を取り出した。

「おまえ‥めちゃくちゃ精密に描き写してんじゃねーか!」

「数学は苦手ですけど‥絵だけは得意で‥」

「はっはは!俺達は幸運の女神を手に入れたみたいだな!」

「‥○○、よくやった」

シンさんに頭を撫でられた。
というか、地図を盗られたからいいようなものの、あった時にバレたらいろいろめんどくさいことになるんじゃないのか!?
誰にも秘密だったし!!
選択肢

ナツメ先輩に賛成する
黙っている
















来週は試験。
その前に数学のテストが返って来た。
いい点でもなく悪い点でもない。
数学は苦手のようで、美影ちゃんに相談するとダメダメ、弱気になっちゃ!と肩を叩かれる。
その後、美影ちゃんの家で勉強することになった。
おw美影ちゃんの部屋だww
合ったり合わなかったりする主人公に比べて、美影ちゃんはスラスラと解いていく。
なんで間違っちゃうんだろとしょぼんとなると、息抜きにテレビを見ることに。
そこに恵人先輩が来た。

「何?用がないなら帰って」

「‥‥お前、実の兄に向かってそれはないだろ」

「恵人、邪魔になるでしょ」

ナツメ先輩もいるみたいで、運悪くテレビを見てるところだったからもう遊んでんのかと言われてしまう。

「アンタには関係ないでしょ。出てってよ」

「だから兄貴に向かってその口の聞き方はなんだよ」

恵人先輩はズカズカと美影ちゃんの部屋に入ってくる。

「勝手に入らないってば!あーもーホント嫌になる」

あるある‥
お父さんとか着替えてる時にふっつーにノックせずに入ってくるから困るんだよね(-.-;)

「遊んでる方が悪いんだろーが!!ナツメもほら、入れよ」

お菓子を食べてテレビの音量を上げる。
ナツメ先輩も渋々入った時、高校生クイズという番組で賞品が出るというCMが流れて、恵人さんがこれだ!と食いついた。

「高校生クイズに出て賞金を貰えば、Gフェスの予算問題が解決するってこと?」

ナツメ先輩がこわごわ聞き返すと、思いきり頷いて、ナツメ先輩が出ろって。
実現性が低いし、優勝するのは難しい、僕は出ないとソッコー拒否。
主人公もなんとか言ってやれ!と言われて、確かに優勝を当てにして参加しても実現性がないとナツメ先輩の意見に賛成すると、委員長命令だ!ってごり押しされようとする。
そしたら、主人公が数学のテストで俺(ナツメ先輩)に勝てたら出ると宣言。
恵人先輩を見ると、「賭けに乗るよな?」ってにんまり顔。
美影ちゃんは庇ってくれるけど、主人公は結局賭けに応じることにした。
それから美影ちゃんと勉強の日々。
問題集を広げてたら、キイタくん達が気を遣ってくれるけど、自分達も手いっぱいだし、数学は得意じゃない‥ということで‥‥頑張れ、主人公‥
放課後、ナツメ先輩と予算の話し合いとかを図書室でするんだけど、ナツメ先輩が立っても主人公は立たず。

「‥教室に帰らないの?」

「勉強しないと‥‥ナツメ先輩には勝てないので‥」

「‥‥そう‥」

ナツメ先輩は早々に図書室を出て行った。


夜もあまり寝ないで範囲をこなす内に、徐々に理解出来るようになってきた。
相変わらず準備室で問題集を開いてたら、辻先輩が頑張ってるねとファサァッと髪の毛をかき上げて近付いてきた。
先輩なら分かるかもしれないと、分からない問題を聞くと、丁寧に教えてくれて理解が出来た。
恵人先輩にも聞くも、一年の数学なんて何やったか忘れたってあっけらかんとしてるw
奥の方に居たナツメ先輩を見るが、教えてくれる気はなさそうで‥

「‥‥お前、少し大人げないぞ」

「‥ほっといて」

主人公もいろんな人に聞くのもあれだよねと聞くのを止め、図書室に移動した。
集中して勉強するが、あまり寝てないせいもあって徐々にぼーっとしてきた。
少しだけ休憩のつもりで机に伏せてたら、しばらくして横に誰かが来た気配。
気付いてるけど、寝たふりを決め込んでたら問題集をパラパラとめくる音が聞こえてくる。
「‥‥要領悪すぎ」
と呟いて、誰かが去って行った。
というかナツメ先輩だよねw
目を開いたら、問題集に附箋が。
ここを重点的にやればいいってことかな‥?とやる気が出た主人公は頑張るのだった。


翌日、準備室に来たナツメ先輩に「ナツメ先輩に勝てるわけないって諦め気味だったんですけど‥‥‥でも、諦めないで頑張ってみようと思います」というと、「〇〇はそんなに高校生クイズに出たいの?」って。

「高校生クイズに出たって勝てる可能性は低い。それでも出たいと思うの?」

そう聞いてくるナツメ先輩に、将棋大会でナツメ先輩が勝ったみたいに、自分も出来ることをしたいし、最初から無理だって諦めたくないというと、じゃあ頑張ってみればと言ってくれた。
テストの日、ナツメ先輩が付箋を引いてくれてたところから出て、いつもより簡単に思えた。
テストの結果を持って準備室に行くと、何だか重苦しい雰囲気。
主人公のテストの結果は100点。
ナツメ先輩の結果も100点。

「同点の時のことは考えてなかったね‥」

「今決めたんだけど‥」

「なんだ?」

「同点の時は僕の負け」

「‥‥ナツメくん、それでいいの?」

「いいよ、一年生の方が平均点低かったみたいだし。本当はぶっちぎりで勝つつもりでいたから‥‥負けたようなものでしょ」

みんなが喜んでる中、ナツメ先輩はそっと準備室を出て行く。
追い掛けてお礼を言うと、「なんのこと?」って優しく笑ってくれた‥‥キャー!!!o(≧∀≦)o

「出るからには‥‥必ず勝つよ」

頑張ります!!!(`・ω・´)ゞ(頑張るのはこの先の主人公ですが)

選択肢

シンさんの手を握る
これからは変えられる













捕まえられた主人公はシンさんに助けられた。

「あいにく、俺の片目は見えてるぜ」



Kaleidoscope-03130002001001.JPG


シンさんの眼帯ないバージョンー!!!
これもこれでかっこいい!!!ヤバイ、何だこれ!!

「閃光弾で時間を稼いでるうちに逃げるぞ」

広場に馬車が駆け込んできて、ファジーさんが早く乗りな!って。
シンさんは見晴らしのいい丘に連れて行ってくれて、いつもここから海を眺めてたって。

「俺の体は‥半分はモルドーの血で、半分はウルの血が流れてる」

だから片目の色が違うんだ‥っていうんだけど‥気のせいかな‥あまり変わってる様子が‥;;

「俺の親父はモルドーの役人で、ウルの母親と結婚したんだ」

それでいてシンさんはお父さんの血を恥じてた、と。
シンさんが生まれる前、モルドーがウルを侵略した時、モルドーは土地を奪っただけじゃ飽き足らず、ウルの人口の半分が殺された。
男は強制労働、女と子供は奴隷にさせられて、モルドーの連中はウルから全てを奪った。
それでお父さんと同じ色の片目を隠していたらしい。

「傷ついていたのは‥シンさんの、心だったんですね」

「‥‥」

「俺の親父は、出世のことしか考えなかった。船に乗ったまま、ずっと家に帰らず‥その間、オフクロは周りの連中に差別され、どれだけ辛い思いをしたか」

「それは、シンさんも同じでしょう?」

「ああ‥俺は混血と後ろ指を差された。モルドーとウル、どちらにも受け入れられず‥そんな俺とオフクロを、親父はずっと無視したんだ」

無視ってある意味言葉きついよね‥存在自体を無視されてる感覚になるっていうか‥

「お父さんに、傍にいて守ってほしかったんでしょ?」

「‥そうなのかもな」

シンさんが主人公の手を握り返した。

「お前には俺の気持ちが分かるんだな」

「うん‥」

「‥お前もガキの頃、同じ思いをしてたんだな」

お父さんが蒸発したっていう話か。

「でも、俺とお前は違う。俺は、親父を許すことなんてできない‥オフクロが死んだ時、誓ったんだ。海賊になって、親父を失脚させてやるって。親父は海賊を追う立場の役人だ。その息子が海賊になれば、とんだ笑いものだ。親父が俺を捕まえに来たら、この手で殺してやる」

「‥シンさん」

「フンッ。そんな脅えた顔をするな。心配しなくてもモルドーに長居はしないさ」

シンさんの手を握りしめた。

「○○‥お前の手はあったかいな」

シンさんが悲しい目をして遠くを見つめ。この話はおしまいだって。

「返事は」

「‥はい」

シンさんがそっと主人公の頬に手を触れた。

「よし、いい子だ‥それじゃ、みんなのもとへ帰ろう」

みんなの元に行くと、やっと来た!ってみんな笑顔で出迎えてくれた。
その時、モルドーの役人がぞろぞろと来てあっという間に囲まれる」

「シリウス海賊団!お前らを全員、逮捕する!」

「待てよ!俺らが海賊って証拠が一体どこにっ‥」

「待て」

あ、サブキャラにいた人‥;;

「だ、ダン准将‥」

海軍の一人が大声で叫ぶ。

「お前たちよく聞け!ダン准将は本日から、総督の職に戻られた!」

ウルのミリーさんの言っていたことは思いだされる。

『ダン総督が居た時はこうじゃなかった』

『ウルのために戦ってくださって‥』

『ダン総督が居た時は、差別も禁止されて、平和でした』

「残念だな‥お前たちの後ろ盾だった大臣は、逮捕されたぞ」

「なっ‥!?」

「みんな号外だぞ!」

「悪徳大臣が汚職で見つかって、辞任させられたって!」

「じゃあこの街に平和が戻るんだね!?」

「汚職の証拠を集めて国王陛下につきつけたのは、私だ」

「な、なんですって!?」

「そ、そんな‥大臣は、あなた様の‥」

「早く、彼らを自由にするんだ」

「‥わ、わかりました。総督の命令であれば」

「お前の情けなど受けたくはない!捕まえてさっさと殺せ!」

え?

「今更どういう気だ!罪滅ぼしのつもりか!?お前は‥手紙一通よこさなかったじゃねーか!オフクロと結婚したのも、選挙でウルの票を集めるためだったんだろ!?」

もしや‥いや、もしかしなくともお父様でいらっしゃいますか!?

「‥カイが、お前にそう言ったんだな」

(カイ‥?)

総督がスーツケースから紙の束を取り出した。
それは何通もの手紙の束。
カイって確か今、いや前の大臣‥で、その実の兄がダン総督ってことは兄弟?
どうやらカイって人はダン総督を失脚、地位だけでなく家族まで奪おうと手紙を届かないようにしていたみたい。

「そ‥そんな言葉にだまされるか!?」

「シン‥今裏で役人を操ってるのはカイだ」

『恨むんなら、カイ大臣を恨むんだ。』

『その方がこの国を役人天国にしたんだよ』

「シンさん、ウソじゃありません!処刑場で役人が私に言ったんです!カイ大臣がこの国を役人天国にしたって‥!」

「ダン総督は素晴らしい方です!」

「ミリーさん‥」

「総督はウルのために戦って下さったんです!」

「そうです!総督がいた頃は、ウルの差別も禁止されました!」

「僕たちは総督のおかげで幸せに暮らしてたんです!」

ウルの人達が集まってくる。

「ダン総督!おかえりなさい!」

「あなた様の帰りをずっと待ってました!」

やっぱり過去は変えられないけど、こういう風な人がいてくれたら変わる何かもあるんだろうな‥‥今の日本に欲しい。←

「そ、そんな‥俺は、俺は‥こいつを許すことなど」

「母さんの形見のネックレスだ」

シンさんが、震える手でネックレスを受け取る。

「すまなかった」

「‥!」

「私は早く出世して、ウルの人達を救いたかった。でも、そのために‥お前たちに辛い思いをさせてしまった」

総督がシンさんを力強く抱きしめた

「私を、許してくれるか?」

「‥‥」

シンさんの目から涙がこぼれおちる。

「母さんの故郷は私が守る。シン‥お前は自分の信じる道を行け」



夕方。
主人公たちは並んで夕日を見つめていた。

「やっぱり、眼帯はつけるんですね」

「こちらの方が慣れている。‥むしろ、これがないと微妙な遠近感が掴めないからな」

俺は今まで何のために生きてきたんだろうな‥と呟くシンさん。
お父さんへの復讐のために海賊になったんだしね‥

選択肢
これからは変えられる
宝のため
お母さんのため

お母さんのため、なんでしょうけど‥これからは変えられる、の方が前向きでいいかなーとぽちっ。

「‥今までは変えられないけど、これからどう生きれるかは変えられます」

「これからか‥」

「はい、これからシンさんが信じる道です!」

「親父が役人として国を変えるなら、俺は‥ウルを豊かにしたいと思っている」

「それってお宝を探しあてて、ウルのみんなにあげるってこと?」

「まあ‥そういうことになるな」

シンさん、お金はあり過ぎてもなくても困るんですよ‥‥少しある程度が好ましいw(何様)
主人公はぴょんっとシンさんに抱きついた。
!?

「お前、何してる‥」

「絶対に、でっかいお宝ゲットしましょーね!」

「ぷっ‥それ、うちの団歌じゃねーか」

シンさんにくしゃっと髪を撫でられた。

「フフン。お前がこの船に来てから変なことばっかり起こるな。でも、いいのか?本当に、このまま旅を続けて。俺たちは海賊なんだぞ?」

「はい!他の海賊と違って、一般人には手を出さないでしょ?他の海賊船から宝をとったり、宝探しをしたり‥つまり、世の中に迷惑かけてないっていうか‥」

まあ同業者には迷惑かけまくることになるけどw
いいこと言ってるのに、船が揺れて、舌噛んじゃうしw

「ったく‥必死でしゃべるからだろ?ほら、べーってしてみろ」

「べー」

なにこの雰囲気w
シンさんが主人公の口の中を覗き込む‥

「お前が言ったんだろー?船に恋愛沙汰を持ちこむなって!」

え、それはいうなら色恋沙汰では‥?

「‥そんなんじゃねえよ」

「何言ってんだ!この前だって、部屋で抱き合ってたくせに‥」

「だから、そんなんじゃねえって言ってるだろ!」

「じゃあ、なんなんだよ?」

「‥さーな、妹みたいなもんだろ」

(妹‥二回もキスしたけど、やっぱりシンさんは私のこと、妹みたいに思ってるのかな‥?)

その時船長が来て、宴会の準備するぞー!って。
シンさんに頭をぽんってさせられながら、シンさんのことが好き‥と改めて自覚するのだった。
二回‥?
あれ、薬飲ませてくれた時と‥あとひとつは‥‥えーと!?