私は学園祭実行委員会の‥
今日のGフェス会議場所はなんと体育館の裏。
なんでも空き教室に集まろうとしたら、ここぞとばかりに直江先輩が来て注意されたらしい。
他にめぼしいところはなく、体育館裏。
「せっかくGフェスが認められても、肝心の学園祭が出来ないんじゃしょうがないよね」
辻先輩の言葉にみんな黙ってしまった。
「ねぇ!また生徒会に乗り込むってのは?」
「‥‥それしかねぇか‥」
重苦しい雰囲気が漂う中、妙に機嫌のいい声が聞こえてきた。
「おやおや、こんなところにみなさんお揃いで‥‥どんな悪巧みをしていらっしゃるのやら」
直江先輩って‥ほんとに小姑キャラだな‥‥一度そう思うとそうとしか思えなくなってくる‥
「何の用だ?こんな場所まで使用許可がいるって騒ぐつもりかよ?」
「さすがにそんなことは言いませんよ。ところであなた方、顧問の先生はいらっしゃいましたっけ?」
「昨年度までの顧問は退職しちまったから今はいねぇよ」
「大事業を成し遂げようとする団体に顧問なしとは、前代未聞ですね」
「うるせぇ。関係ねぇだろ」
「顧問もいなければ後ろ盾もない。早々に潰れる運命ですね。それまでは体育館裏でせいぜい不良ごっこでもして遊んでいてください」
恵人先輩は食ってかかろうとしたが、ナツメ先輩が止め、直江先輩は冷たい笑みを浮かべながら去って行った。
「チクショー!あいつ超むかつく!」
「確かに腹は立つけど、顧問もいない、部室もない状態でこれ以上活動するのは無理があるというのは確かだよ」
ナツメ先輩にそう言われ、顧問を探そうと誰かなってくれる先生はいないか職員室へ行くが、生活指導の先生に服装がうんぬんかんぬん言われて、職員室を追い出されてしまった。
恵人先輩は考えがあるって体育館裏で待ってるみんなに今日は解散って伝えてきてくれって。
体育館裏に行くと、みんなは解散した後だったみたいで、代わりに体育会系の部員が。
女子マネいないからよかったら入らない?的なことを言われながら囲まれる。
う‥‥汗臭い‥(書いてません)
その場を去ろうとしたら腕を掴まれた。
焦ってると冷静な低い声があたりに響く。
「‥‥何をしてる」
幸人先輩、キター!!!
そして不機嫌そうな表情がまたいい!!!
「生徒会長かよ‥」
「帰ろうぜ。なんか冷めた」
男子たちは私の腕を振り払うように放した。
よろめいた私は後ろに立っていた男子にぶつかり尻餅をついてしまう。
舌打ちしながら通っていく男子たち。
「まったく‥」
ぎゃー!!スチルキター!!!!o(≧∀≦)o
幸人先輩は私の腕を掴んで立たせてくれた。
ぶっきらぼうな優しさが私のハートに刺さっていくw←
「あ、ありがとうござ‥」
「相変わらずぼーっとしてるからこうなるんだ。それに、しっかりしてれば絡まれもしないだろ」
おっしゃる通りw
でも絡まれなかったら幸人先輩に助けてもらうことが出来なかったので男子たちグッジョブ!!(*^-')b
「‥‥そんな!」
(絡まれたのはこっちなのに‥)
「何か間違ったことを言ったか?そもそも何でこんなところにいるんだ」
ここでGフェス会議をしてたからです。(`・ω・´)ゞ←
主人公が言っていいのかためらっていると、言えないようなことなのかって問い詰めてくる。
そ、そそそれは壁際に追い詰めされてる感じなのでしょうか!?(黙れ)
通信入って言った後のようで、恵人の無計画ぶりは相変わらずだな‥と呆れたご様子。
すると、職員室に行くからついて来いって!
「さっきの生徒たちの報告をしなければならない」
「あの、怪我もしてないですし‥‥大事にしなくても‥」
幸人先輩は私に冷たい視線を向けていたが、突然私の手を強引に引っ張り校舎の方に歩き出した。
手繋ぎ!?強引!?(レーダーがキャッチしました)
「あ、あの‥」
「怖い思いをしたんだろう?こういうことはしっかり処理すべきだ。‥‥それに職員室に用があるんだろ?ついでに済ませたらいい」
そう言うと、私の手を離しスタスタと先に行ってしまう。
手繋ぎタイムがもう終わってしまった‥
(冷たそうに見えて、ちゃんと考えてくれてるんだ‥‥)
私は頼もしく見えた幸人先輩の背中を慌てて追い掛けた。
元からです。
職員室に行って、生活指導の先生にさっきのことを報告。
一瞬こっち見て、気まずそうに職員室を出ていく先生。
さっきは恵人先輩が言い損ねたことを職員室で言うも、誰も顧問をすると言う先生はいなくて‥‥え、ヒロミちゃんどこ行ったの!?
もう一度言おうとしたら、幸人先輩に腕を捕まれて廊下へ連れていかれる。
「あの、何か悪いことでも言ったでしょうか?」
幸人先輩は軽蔑したような薄ら笑いを浮かべた。
「お前は馬鹿なんじゃないのか。学園祭実行委員会の顧問になるということが、どういうことだか分かってるのか?」
「ど、どういうことなんですか‥?」
というか、そこまで話してなかった感じですか?
「学園祭否定派の元締めである校長に盾突くということだ。わざわざやりたがる教師がいるとは思えないな」
「それじゃ、顧問になってくれる先生は‥」
幸人先輩が言葉を続けようとしたら、向こうから呼び声が。
「幸人!校内の見回り終わったよ!」
「こちらも済んだよ。ん?おやおや、幸人、珍しい人と一緒にいますね」
小姑、来てしまったのか‥
「体育館裏で体育会系の男子生徒に絡まれていたから、ここまで連れてきただけだ」
「なるほど、体育館裏といえば不良というのは定説ですからね」
直江先輩がニヤリと笑う。
「そういえば顧問の方はどうなりましたか?なりたがる物好きがいるとは思えませんがね」
「‥‥」
何も言い返せない。
「確かに、顧問になってくれるような教師は、あの職員室にはいないだろうな。」
その言葉に私は思わず顔を上げる。
「ねーねー、俺もう帰りたいよ!さっさと行こうよ!」
「そうですね、行きましょうか、幸人」
三人は帰って行った。
教室に戻る最中、保健室の前を通る。
幸人先輩の言葉が思い出されて、職員室以外なら!と高野先生にお願いを!!
いきなり笑顔の立ち絵くるから思わず心臓わしづかみされちゃったじゃないかw
事情を説明して、お願いしてみるもそういう面倒なことはやる気しない、と。
まさかの伏線、没になった‥
そこで弘海ちゃんには聞いたのかと言われ、今出張中の弘海ちゃんに電話をかける。
高野先生の携帯でお願いして見ると、恵人先輩にも同じことお願いされたって。
しかもOK出した後だったと。
もちろん準備室の片付けっていう条件つきだけどw
翌日、美術準備室の掃除が終わり、会議を始めようとしたら、突然直江先輩が入ってきた。
「あなた方ね、毎日同じことを言わせないでください。ここの使用許可は得ているんですか?」
「使用許可は顧問からもらった」
「じょ、冗談も大概にしなさい!顧問って、そんな物好きがこの学校にいるわけないでしょ!」
直江先輩‥‥なんかオカマっぽいよw
「あっら~物好きでごめんなさいね~私がGフェスの顧問よ!」
隣の美術室から弘海ちゃんが顔を出した。
弘海ちゃんは教室許可書にさらさらっとサインをして、これで文句ないわよねとにっこり。
「クッ‥‥今日のところは‥仕方ないですが、悪は滅びますから、覚悟しててくださいっ!」
え、ちょっこっちが悪ー!!?Σ( ̄□ ̄;)
何その素敵すぎる捨て台詞はー!!!
「悪は滅びるって自分は正義の味方だと思ってるのかな?」
「口ぶりからするとそうみたいだね」
準備室はわっと盛り上がった。
「しかしよ、〇〇。弘海に目をつけ俺と同じ日に電話するとは、お前もなかなかやるじゃねぇか。これからは俺の助手としてバシバシしごいてやるからな!」
「は、はい‥」
恵人先輩うっれしそうだな~(笑)
それからしばらく経って廊下を一人で歩いてると幸人先輩とすれ違った。
顧問のお礼をいうと、別に礼を言われるようなことはしてないって。
戸惑ってたら「なんだ、その間の抜けた声は」って‥‥間抜けって言われ過ぎw
その時、後ろから直江先輩の声が。
「幸人、次の教室に移動早くしないと遅れるよ」
「ああ。今行く‥」
幸人先輩はそう言って去って行った。
というかさ‥主人公を職員に連れて行って直江先輩に会った時も今も、なんか複雑そうというか喜怒哀楽の哀の顔を幸人先輩がするんですが‥‥罪悪感からとか?
直江先輩こういう口調だし、台詞だけ抜き出すと女の子にも見えてきて‥‥‥だ、ダメだ妄想が妄想を呼んでしまう‥!
だっ誰も直江→幸人←主人公の三角関係で直江先輩が女性化したらとか考えてないからねっ!!←←←