選択肢

私は学園祭実行委員会の‥















今日のGフェス会議場所はなんと体育館の裏。
なんでも空き教室に集まろうとしたら、ここぞとばかりに直江先輩が来て注意されたらしい。
他にめぼしいところはなく、体育館裏。

「せっかくGフェスが認められても、肝心の学園祭が出来ないんじゃしょうがないよね」

辻先輩の言葉にみんな黙ってしまった。

「ねぇ!また生徒会に乗り込むってのは?」

「‥‥それしかねぇか‥」

重苦しい雰囲気が漂う中、妙に機嫌のいい声が聞こえてきた。

「おやおや、こんなところにみなさんお揃いで‥‥どんな悪巧みをしていらっしゃるのやら」

直江先輩って‥ほんとに小姑キャラだな‥‥一度そう思うとそうとしか思えなくなってくる‥

「何の用だ?こんな場所まで使用許可がいるって騒ぐつもりかよ?」

「さすがにそんなことは言いませんよ。ところであなた方、顧問の先生はいらっしゃいましたっけ?」

「昨年度までの顧問は退職しちまったから今はいねぇよ」

「大事業を成し遂げようとする団体に顧問なしとは、前代未聞ですね」

「うるせぇ。関係ねぇだろ」

「顧問もいなければ後ろ盾もない。早々に潰れる運命ですね。それまでは体育館裏でせいぜい不良ごっこでもして遊んでいてください」

恵人先輩は食ってかかろうとしたが、ナツメ先輩が止め、直江先輩は冷たい笑みを浮かべながら去って行った。

「チクショー!あいつ超むかつく!」

「確かに腹は立つけど、顧問もいない、部室もない状態でこれ以上活動するのは無理があるというのは確かだよ」

ナツメ先輩にそう言われ、顧問を探そうと誰かなってくれる先生はいないか職員室へ行くが、生活指導の先生に服装がうんぬんかんぬん言われて、職員室を追い出されてしまった。
恵人先輩は考えがあるって体育館裏で待ってるみんなに今日は解散って伝えてきてくれって。
体育館裏に行くと、みんなは解散した後だったみたいで、代わりに体育会系の部員が。
女子マネいないからよかったら入らない?的なことを言われながら囲まれる。
う‥‥汗臭い‥(書いてません)
その場を去ろうとしたら腕を掴まれた。
焦ってると冷静な低い声があたりに響く。

「‥‥何をしてる」

幸人先輩、キター!!!
そして不機嫌そうな表情がまたいい!!!

「生徒会長かよ‥」

「帰ろうぜ。なんか冷めた」

男子たちは私の腕を振り払うように放した。
よろめいた私は後ろに立っていた男子にぶつかり尻餅をついてしまう。
舌打ちしながら通っていく男子たち。

「まったく‥」

ぎゃー!!スチルキター!!!!o(≧∀≦)o
幸人先輩は私の腕を掴んで立たせてくれた。
ぶっきらぼうな優しさが私のハートに刺さっていくw←

「あ、ありがとうござ‥」

「相変わらずぼーっとしてるからこうなるんだ。それに、しっかりしてれば絡まれもしないだろ」

おっしゃる通りw
でも絡まれなかったら幸人先輩に助けてもらうことが出来なかったので男子たちグッジョブ!!(*^-')b

「‥‥そんな!」

(絡まれたのはこっちなのに‥)

「何か間違ったことを言ったか?そもそも何でこんなところにいるんだ」

ここでGフェス会議をしてたからです。(`・ω・´)ゞ←
主人公が言っていいのかためらっていると、言えないようなことなのかって問い詰めてくる。
そ、そそそれは壁際に追い詰めされてる感じなのでしょうか!?(黙れ)
通信入って言った後のようで、恵人の無計画ぶりは相変わらずだな‥と呆れたご様子。
すると、職員室に行くからついて来いって!

「さっきの生徒たちの報告をしなければならない」

「あの、怪我もしてないですし‥‥大事にしなくても‥」

幸人先輩は私に冷たい視線を向けていたが、突然私の手を強引に引っ張り校舎の方に歩き出した。
手繋ぎ!?強引!?(レーダーがキャッチしました)

「あ、あの‥」

「怖い思いをしたんだろう?こういうことはしっかり処理すべきだ。‥‥それに職員室に用があるんだろ?ついでに済ませたらいい」

そう言うと、私の手を離しスタスタと先に行ってしまう。
手繋ぎタイムがもう終わってしまった‥

(冷たそうに見えて、ちゃんと考えてくれてるんだ‥‥)

私は頼もしく見えた幸人先輩の背中を慌てて追い掛けた。
元からです。
職員室に行って、生活指導の先生にさっきのことを報告。
一瞬こっち見て、気まずそうに職員室を出ていく先生。
さっきは恵人先輩が言い損ねたことを職員室で言うも、誰も顧問をすると言う先生はいなくて‥‥え、ヒロミちゃんどこ行ったの!?
もう一度言おうとしたら、幸人先輩に腕を捕まれて廊下へ連れていかれる。

「あの、何か悪いことでも言ったでしょうか?」

幸人先輩は軽蔑したような薄ら笑いを浮かべた。

「お前は馬鹿なんじゃないのか。学園祭実行委員会の顧問になるということが、どういうことだか分かってるのか?」

「ど、どういうことなんですか‥?」

というか、そこまで話してなかった感じですか?

「学園祭否定派の元締めである校長に盾突くということだ。わざわざやりたがる教師がいるとは思えないな」

「それじゃ、顧問になってくれる先生は‥」

幸人先輩が言葉を続けようとしたら、向こうから呼び声が。

「幸人!校内の見回り終わったよ!」

「こちらも済んだよ。ん?おやおや、幸人、珍しい人と一緒にいますね」

小姑、来てしまったのか‥

「体育館裏で体育会系の男子生徒に絡まれていたから、ここまで連れてきただけだ」

「なるほど、体育館裏といえば不良というのは定説ですからね」

直江先輩がニヤリと笑う。

「そういえば顧問の方はどうなりましたか?なりたがる物好きがいるとは思えませんがね」

「‥‥」

何も言い返せない。

「確かに、顧問になってくれるような教師は、あの職員室にはいないだろうな。」

その言葉に私は思わず顔を上げる。

「ねーねー、俺もう帰りたいよ!さっさと行こうよ!」

「そうですね、行きましょうか、幸人」

三人は帰って行った。
教室に戻る最中、保健室の前を通る。
幸人先輩の言葉が思い出されて、職員室以外なら!と高野先生にお願いを!!
いきなり笑顔の立ち絵くるから思わず心臓わしづかみされちゃったじゃないかw
事情を説明して、お願いしてみるもそういう面倒なことはやる気しない、と。
まさかの伏線、没になった‥
そこで弘海ちゃんには聞いたのかと言われ、今出張中の弘海ちゃんに電話をかける。
高野先生の携帯でお願いして見ると、恵人先輩にも同じことお願いされたって。
しかもOK出した後だったと。
もちろん準備室の片付けっていう条件つきだけどw


翌日、美術準備室の掃除が終わり、会議を始めようとしたら、突然直江先輩が入ってきた。

「あなた方ね、毎日同じことを言わせないでください。ここの使用許可は得ているんですか?」

「使用許可は顧問からもらった」

「じょ、冗談も大概にしなさい!顧問って、そんな物好きがこの学校にいるわけないでしょ!」

直江先輩‥‥なんかオカマっぽいよw

「あっら~物好きでごめんなさいね~私がGフェスの顧問よ!」

隣の美術室から弘海ちゃんが顔を出した。
弘海ちゃんは教室許可書にさらさらっとサインをして、これで文句ないわよねとにっこり。

「クッ‥‥今日のところは‥仕方ないですが、悪は滅びますから、覚悟しててくださいっ!」

え、ちょっこっちが悪ー!!?Σ( ̄□ ̄;)
何その素敵すぎる捨て台詞はー!!!

「悪は滅びるって自分は正義の味方だと思ってるのかな?」

「口ぶりからするとそうみたいだね」

準備室はわっと盛り上がった。

「しかしよ、〇〇。弘海に目をつけ俺と同じ日に電話するとは、お前もなかなかやるじゃねぇか。これからは俺の助手としてバシバシしごいてやるからな!」

「は、はい‥」

恵人先輩うっれしそうだな~(笑)
それからしばらく経って廊下を一人で歩いてると幸人先輩とすれ違った。
顧問のお礼をいうと、別に礼を言われるようなことはしてないって。
戸惑ってたら「なんだ、その間の抜けた声は」って‥‥間抜けって言われ過ぎw
その時、後ろから直江先輩の声が。

「幸人、次の教室に移動早くしないと遅れるよ」

「ああ。今行く‥」

幸人先輩はそう言って去って行った。
というかさ‥主人公を職員に連れて行って直江先輩に会った時も今も、なんか複雑そうというか喜怒哀楽の哀の顔を幸人先輩がするんですが‥‥罪悪感からとか?
直江先輩こういう口調だし、台詞だけ抜き出すと女の子にも見えてきて‥‥‥だ、ダメだ妄想が妄想を呼んでしまう‥!
だっ誰も直江→幸人←主人公の三角関係で直江先輩が女性化したらとか考えてないからねっ!!←←←
選択肢

一緒に歌う
無言で何もしない














目が覚めると、ナギさんが起きろって鎖鎌を頬に向けてた‥
こ、こえ~::
ついでにソウシさんも連れて来いと言われ、医務室に行くと、シリウス海賊団の歌を歌ってたw
呼ぼうか悩んだ結果一緒に歌うことにしたら、びっくりしながらもドアを開けてくれた。
その途端にボンッと何かが破裂した!
どうやら薬を作ってたみたいで、調合間違えてたまにやっちゃうらしい。
ソウシさんは無意識に歌を歌ってるみたいで、周りにいた人がよく歌を歌ってたって説明してくれるんだけど、船長とかですか?と聞いたらなんだか言葉に詰まった。
食堂に着いたら、さっそく朝ごはん‥なんだけど、ハヤテさんが自分の分の肉を食べちゃってトワくんの肉を食べようとする。

「ハヤテ、人の食べ物に手を出すなよ」

「いいじゃないですか。この世は弱い者は食われるルールになってるんですから」

「だが、弱い者も強いものも助けあうのが、この船のルールだろ」

「いや、面白い奴が最強っつーのが、この船のルールだぜ?」

「船長!‥そうやって、まぜっかえすのはやめてください」

みんなおしゃべりしながらもすごい勢いで食事をたいらべてる‥見るだけでお腹いっぱいになりそう‥思わす箸が止まると、ハヤテさんが心配して胃に優しいものがいいねって。

「あっそうだ!ナギ、お茶漬けなんてある?」

「ソウシさん‥」

あるわけ‥

「あるよ」

「ええっあるの!?」

(お茶漬けが出てくる海賊船って一体‥)

「あと、そうだな‥プリンとか」

さすがにそれは‥

「‥あるよ」

もう‥ナギえもんって呼んじゃっていいかなあ?(笑)←
ハヤテさんに朝からそんな軽いものよく食ってやれんなって言われるけど、これが普通です。
ソウシさんが野菜食べないと早死にするぞと言ったら、顔赤くしながら野菜の塩漬け‥ってw

「ハハハ。そうそう、素直に野菜を食った方がいいぜ、坊や」

「うっせえ!人のこと坊やって言うんじゃねーよ!」

「でもハヤテにしてはいい傾向だな。ナギ、緑菜の唐辛子漬けを‥」

(それってうちの国ではめったに見かけない高級品‥)

「‥はいよ、ドクター」

「えええっ!?なんであるんですか!?」

ナギえもんだからです。
高級品だってことをいうと、そういえばこれ持っていくときあの船の奴ら、それだけはやめてくれって叫んでたって‥略奪か。
そういう話をしてたら気分が悪くなっちゃって、ナギさんが心配してくれたw
ハヤテが何かしらつっかかってくるのは、女が‥というより、ソウシさんが盗られるのが嫌なんだと勝手に解釈してますので、どうしても笑いがこみ上げてくるw
本当に顔が悪いと部屋で少し休むことになるんだけど‥‥主人公、どうした?今まではっはっは!こんなの痛くもかゆくもないわー!って感じだったのに(それはさすがに大げさ)
胃がキリキリすると言ったら、胃のあたりを触るって上着を脱がされようと‥
ちょっと黙っておくもやっぱダメー!!!って大声を出す。

「うわっ!びっくりした、どうしたの急に」

「だ、だって‥私も一応女なのに‥」

「ああ、この部屋はちょっと寒いかな?冷え性の女性は多いからね」

ちっがーうっ!!!w

「ち、血が出てるのかい?」

だめだ、だめだ‥‥この人本物だ。

「‥ちがうーー!うわーーん!」

「えっと‥あまり痛くしないから、とりあえず触らせてもらえないかな。触らないことには、どういう状態か分からないし‥」

あのソウシさんがおろおろしてるw
ただのストレスだと思うので、休めば治るというと、優しくおでこに触れて熱はないようだし、お昼まで少し横たわってるといいって。
船長には私が伝えて‥と言おうとした瞬間、ドォオンッ!と襲撃の音が鳴り響いた。

公式にはまだ発表されてませんが、試しに通信してみたらありましたw
やばい‥‥‥もう何もかもがツボ過ぎて顔が!!!

選択肢

深呼吸する
正直に話す

















入学式を数日後に控え、狭い住宅地を歩いてると、ひらりと一片の桜が舞った。
どこから来たんだろうと空を仰ぐ。

「おい!」

「‥えっ?」

突然、叫び声とともに強く腕を引っ張られた。
私はバランスを崩し、誰かわからない腕の中に抱きしめられる。
訳が分からなくて戸惑ってると、すぐ後ろを車が猛スピードで通り過ぎていく。

「バカ、死にたいのか。道の真ん中をふらふらと‥何を考えてるんだ」

幸人さぁああぁあん!!!!!o(≧∀≦)o
思わず幸人先輩の顔を見てると、なんだ?と言われ現実に引き戻される。
ここで選択肢が。

すぐ離れる
深呼吸する

で、離れたくなかったので下をぽちっw
車にひかれないように注意しながら幸人さんと離れて、謝る。
お礼が言いたかったのに出てきたのは謝罪の言葉。

「‥今後は気をつけろ」

素っ気なく言うと、男の人はそれから振り返りもせずに去って行った。
お礼言えなかった‥と思いつつ、ちょっとかっこよかったし‥!と胸がドキドキ。
それから数日後。
清嘉学院の入学式で校長先生の長くて退屈な話を終えた後に出てきたのはあの男の人。(この時点で主人公は円城寺幸人先輩ってことは知りませんでした)
しかも名字が親友の美影と一緒ということに驚きっぱなしの私は、教室に戻るなり美影ちゃんに生徒会長のことを聞く。
この間助けてもらったこととか、頼もしそうなお兄さんで羨ましいとか言うけど、美影ちゃんは平然としてる。
恵人よりかはマシだけど‥的なことを言う美影ちゃんが一番の頂点なのかな‥円城寺家のw←
この間のお礼を言おうと二年生の教室をひとつひとつ覗いていくも、いない。
するとナツメ先輩が声をかけてくれて、幸人先輩を探してるというとちょっと不機嫌そうな感じになりそれなら生徒会室にいると思うよって。
生徒会室を探して中に入ろうとしたら、チャイムがなってしまい慌てて教室に戻ることになってしまった。
入れよ!w←
そしていつの間にかお礼を言えないまま5月。
連休明けの授業って疲れるなあ‥と帰る準備をしてたらペンケースがないことに気付く。
理科準備室に忘れてきたかもと美影ちゃんとバイバイしていくと、はい、会合中でしたwGフェスの。

「‥何の用だ」

「あの、忘れ物を取りに‥」

「ドア閉めろ、ドア!見られたら困るんだよ!」

(見られたら困るって‥)

そう思うも急いでドアを閉める。
その中には穣くんもいて、ペンケースを見つけそそくさとその場を後にしようとするが、会議見られて黙って帰すわけにはいかないって‥。
誰にも言わないというが、メンバーが一人足りないし、女子の意見も必要になるしってことで無理やりメンバーに入れられることに。
無理です!と言うも、「やる前から無理って決めつけんじゃねえ!」って一喝され、学園祭の意義を語りだし、確かに学校側の横暴さにはうなずける部分もあると主人公少し納得。

「‥でも、人がいなきゃ話になんねえ」

みんなの熱い視線がぐっと私に集まる。

「頼む。悪いようにはしねえ。約束する」

手を合わせる必死な表情に負けて、主人公は入ることを決意した。

「でも‥私何をしたらいいか‥」

「安心しろ。お前は俺の助手をやってもらう。黙って俺についてくればいい」

おおっ一番おいしいシチュくるかー!?←
みんな個性的と思いながら自己紹介。
今から生徒会室に行くぞ!って心の準備ができないまま生徒会室に乗り込んだ。
幸人先輩と直江先輩が居て、人数集めたからGフェスの存在を認めろ!と言ったら、なんですかその物言いは!って直江先輩。
幸人先輩はひとりひとり見て行って、最後に主人公を見て少し目を見張ったような気がした。
戸惑いで肩を強張らせる。

「まったく‥よくこの数日間で集めたものだ‥」

「このくらい、俺の力を持ってすれば当然だ」

「‥君たちはこんなのに付き合って‥‥よっぽど暇なんだろうな」

「こんなのって、てめえ!」

「恵人さんを悪く言わないでください」

「別に暇つぶしでやってるわけでもないしね」

幸人先輩はみんなの反論が耳に入ってないみたいに涼しい顔をしてる。

「‥‥君はどうなんだ」

「は、はい‥?」

「どうせ。無理やり巻き込まれたとかじゃないのか?」

まあ‥確かに‥←
事のあらましを説明しようとするが、緊張で言葉が出てこない主人公に「別に責めてるわけじゃない」って緊張をほぐすように言われた‥や、やさしい‥!!(*´艸`)
簡単に説明する。

「なるほどな‥どうせ、あの時みたいにぼーっとしてたんだろ」

「え‥?」

「あの時って‥お前ら、知り合いか?」

「別に知り合いというわけじゃない。で、つまり君は実行委員会に所属するつもりはないんだな?」

「え、えっと‥」

「はっきりしないな。そんなふうだから恵人なんかに巻き込まれるんだ。間の抜けた下級生を引き入れて頭数を揃えるにしても、人選がお粗末すぎないか?」

(ま、間抜けって!)

「ちょっと、それって言い過ぎなんじゃない?」

「そうだそうだ!」

「私‥学園祭実行委員に入ります!ぼーっとしてるとか、間抜けとか‥私のこと知りもしないくせに適当なこと言わないでください!」

「‥‥」

驚いてるw

「学園祭、絶対成功させてみせます!もう間抜けとか言わせませんから!」

「よく言った!これでこそGフェスだ!○○を入れて6人だ。これで文句ねえだろ、生徒会長さんよ!」

「‥‥葉月、書類を貸せ」

「ええ~!いいんですか?」

「幸人!」

「‥条件を満たしているのなら受理する。それがルールだ。必要事項を書いて今週中に提出しろ。」

「ああ。よし、行くぞ!」

主人公は幸人先輩の視線を背中に受けながら、生徒会室を後にした。
またお礼言えなかったとかひどいこと言ったとか迷いもあるけど、やると決めたからには精いっぱい頑張ろうと思う主人公だった。


ああ‥幸せ過ぎる‥‥ww

まさか入学式前から会うことになるとはw

というか、もう既に選択肢が迷って迷ってしょうがないんですがww

選択肢

挨拶だけする
義人くんを庇う。














歌番組にも定期的に出演するようになって芸能界にも慣れてきた頃。
収録が終わって廊下を歩いてたら、翔くんが声を掛けてきた。
どうやら一緒に出演してて、トークに困ってた時にフォローしてくれたらしくお礼を言う。
すると

「お礼にかこつけてデートに持ち込む作戦?」

京介くんと義人くんが来た。

「下心がなくてフォローしたってんなら、立派なもんだけど?」

「‥なんだよ、それ?」

下心あったのかw顔真っ赤だぞw

「お前こそなんだかんだ言って○○ちゃんに迫りたいだけだろ?」

「‥それが何か?」

飄々としてる京介くん、相変わらずですねw
義人くんはちらりとこちらを見た後、先に行くってさっさと行ってしまった。

「ホンット、愛想がないよなあ、あいつ」

「そんな言い方ないだろ。確かに義人はあんまり雑談とかにも加わらないけど。‥そういや、今度ドラマの仕事やるとか言ってたな」

「一磨や義人使うくらいなら、俺の方がいいような気がするのに」

京介くん‥一磨さんはなんだかんだ一生懸命やってるんだぞ!ヽ(`Д´)ノ←
主人公も前ドラマやってたねって二人して可愛かったって褒めてくれる。
ちょい役で可愛くて似合ってたって‥どんな役?
なんかその後一触即発の空気になっちゃったので、次の仕事があるからとわかれた。


夕方、帰り道を歩いていると、山田さんメールが来て帰り事務所に寄ってほしいって。
新しい仕事とかかな?と思ってると、前の方に義人くん発見。
声をかけるかかけまいか悩んで声をかけたら、なぜか無視られた‥!
思わず肩を叩くと、イヤホンしてたから気付かなかったみたい。

「お疲れ様‥ごめんね、急に声をかけて」

てか‥‥私服が義人くんのイメージにぴったりなんですけど‥!!!
やばい‥表情の変化もマッチしてるよ‥腕あげたね!!(何)

「そういや‥聞いた?」

「え?」

何の話だろうと思って首をかしげると、義人くんはかすかに微笑んで‥キタ、この表情待ってたよー!!!!!!!!w

「あ、いや‥なんでもない。ごめんね、気を遣わせてばかりで。さっき翔や京介と離してた時もそうだったし」

「そんなことないよ。‥ただ、もう少し義人くんと話したいなとは思うけど」

慌てて返事をする。
そういや思ってたね。

「‥‥俺と?」

「うん」

「別に、俺と話してもつまらないよ」

「そんなことないよ」

その時、駅が見えてきて話は強制終了する感じになってしまった。
義人くんは反対だからと軽く手を挙げて行ってしまう。
主人公はもっと話したかったな‥と義人くんの背中を見ながらそう思った。
事務所に行くと、山田さんが主人公の顔を見るなり呼びだして悪かったって。
どうやら本当に新しい仕事みたいで、台本を渡される。
連ドラで、期待の監督が手掛けてて企画に隼人さんが関わってるらしい。

「すでに業界内でも話題になってるくらいだから、露出したら大きく取り上げられるんじゃないか?」

「へえ、すごいですね」

どんな役だろうと思って台本とめくると、キャストの欄に義人くんの名前があった。
主人公役が義人くんで、その相手役が主人公ということみたい。

「えっ私が主役ですか?」

「ああ。これで歌手だけじゃなくて、女優としても道も開けるかもしれないな」

(あ、それじゃあもしかして義人くんが言いかけてたのって‥これのことだったのかな?)

そうならさっき言ってくれればよかったのに‥と思いつつ、数日後ドラマの顔合わせ。
あまりのたくさんの人に圧倒されて隅っこの方にたたずんでたら、隼人さんの声を掛けられた。

「今回はヒロインなんだろ?主役はこんなはじっこに突っ立ってないで、あっちに行かないと」

「あ‥」

隼人さんに促されて奥の椅子に座った。
そこに義人くん登場。
一瞬会場がざわついて、義人くんは部屋を見回すと、主人公たちの近くの席に座る。

「初めてだな。俺は白鳥隼人、よろしく」

「はい、藤崎義人です。今回、企画もなされているそうですね。よろしくお願いします」

「‥へえ、監督が言ったように、なかなかいい目をしてるな」

「そう‥ですか?」

監督がやってきて、握手していた手を離す。
主人公と目線が合うと、少し表情が緩んだような気がした。
義人くんの微笑んだ顔好きだわ~ww
一時間後、顔合わせが終わり、会議室を出たところで義人くんに声をかける。
共演すること知ってたなら話してくれればよかったのにというと、どうせすぐわかることだしと素っ気ない返事。
その場を後にしようとする義人くんに、隼人さんが声をかけて、相手役なんだからそんなよそよそしくて大丈夫なのか?って。
義人くんが謝るんだけど、次の仕事があるらしく早々に頭を下げて行ってしまう。
ちょこっと呼びとめて、忙しいのにごめんねと言うんだけど、翔や京介じゃないんだからそんなにベタベタしなくてもいい、と。
これをきっかけに少しでも仲良くなりたいけど‥ちゃんとした撮影ができるのかどうか不安になる主人公だった。

選択肢

私は穣くんを信じてる
じゃあまた演劇部で













「ねぇ、どういうことかなあ‥」

穣くんが大道具の製作現場に顔を出さなくなって3日。
メールでしばらくそっちに顔出せないって来たけど、その後は電話もないしメールで理由を聞いても教えてくれなかった。
演劇部員の人たちはちゃんとした理由も言わずに顔を出さなくなった穣くんに不満げ。
製作もあまりはかどらず、もんもんと穣くんのことを考えてたら帰り道、道の先で穣くん発見。
追いかけると、たどり着いた先はバッティングセンターだった。
中に入ってもいいかな‥と少し戸惑ったけど、穣くんがどうして仕事を休んでここに来てるのか知りたい主人公は中に入ることに。
穣くんは鞄からバットを取り出すと、主人公に背中を向けた状態で打席に立った。
ボールが飛び始めると、穣くんはこともなげにボールを打ち始める。
飛んでくるボールはかなり早いものなのに、それでも穣くんは軽々と打ちこんでいく。
綺麗なスイングをしていて主人公が見とれるくらいなのに、穣くん本人はすごい思い詰めていて、見ている方が苦しいくらいだった。
大道具のことどうするのか聞くつもりだったけど、あまりにも真剣に一時間以上も打ち込んでいるので今日は帰ることにした。
翌日、美術室は騒然となっていた。

「ねぇ、知ってた!?穣くん野球部の試合に出るって」

「ええ?」

「穣くんが野球部のユニフォーム着てるのを見たんだよ。それで野球部のやつ捕まえて聞いたんだ」

「ほら、うちの野球部人数ギリギリじゃない?なのに怪我人が出ちゃって試合出られないかも知れないって状態だったらしい」

「でもさっ〇〇ちゃんにも言わないって水くさいんじゃない!」

「そうだよな。相談もしないで出るってちょっと話が違うんじゃねーの?」

「まさか、このまま来なくなっちゃうってこと、ないよね?」

その言葉にみんなが一斉にシンとすり

「それは絶対にないと思う!穣くんはそんな人じゃないし!」

そう言っても、胸のわかだまりは消えてくれなかった。


昼休み、キイタくんからお気楽なメールが来て少しほっとする。
キイタくんなら何か知ってるかも、とバンド練習の後に時間を取って話を聞いてもらうことにした。
事情を説明すると、穣くんはやっぱり昔のこと断ち切れてないんだろうって。
肩壊した後、チームに復帰したんだけど、ピッチャーにこだわって必死になって練習したけど、納得のいく球は投げられなかったらしい。

「穣は全力で野球をできない自分が許せなかったんだ。あいつ見てて分かるだろ?努力ですむことならアイツはどこまでも努力するやつだからさ‥」

「うん‥」

「だから好きなことをやってて手を抜くとか、絶対できないんだよ」

「で、でも怪我なんだし、しょうがないよ」

「周りは誰だってそう思うけどね。アイツ、ほんとに不器用なんだよ。手を抜くぐらいなら辞めるって思っちゃうんだよね‥」

「そんな‥」

「だからさ。多分、舞台の準備と何かの理由でやってる野球の練習の両立なんて、あいつには無理なんだと思う」

「何か理由があるなら何か言ってくれればいいのに‥」

「〇〇だからだよ」

「え?」

「〇〇のことも、中途半端にはできないから、言い訳するくらいなら穣は何も言わないんだと思う」

男心は複雑だ‥
その後、直接穣くんと話し合おうとグラウンドへ。
練習が終わって出てきた穣くんに駆け寄って、今の演劇部の状況を説明、ちゃんと話してくれれば分かると思うと説得してたら、部長さんが来てそれくらいで勘弁してくれないかって話し掛けてきた。
どうやら噂は本当のようで、せっかく勝ち進んできたのに人数不足で諦める気になれなくて、実行委員だってことは知ってたけど野球部に入ってくれって無理に部長さんがお願いしたらしい。
怪我した人、テーピングしても出るっていうし、あのままじや穣くんみたいに肘壊すだろうって思って。
最初は人数合わせのつもりだったけど、やるからにはってこっちが頭下がるくらい練習してくれたみたい。

「いや、先輩たちの最後の夏に‥‥手を抜くなんてできないんで‥」

(最後の夏‥中学のとき、穣くんは出られなかったんだっけ‥)

「演劇部には〇〇がいるけど、野球部は俺は入らねえと試合にならねえし‥悪りぃ」

今の理由を言えばみんな分かってくれる、大会が終わったら戻ってくればいいと主人公が言うと、ムシが良すぎないか?と言われた。
そう思うんなら理由をきちんと説明なさいw
演劇部のみんなには主人公から説明しておくことに。

「その代わり、明日の試合応援しに行くから必ず勝ってね」

穣くんは最初面食らった顔をするも、ちょっとだけ微笑んで約束してくれた。


次の日演劇部のみんなに穣くんのことを説明したら、ちゃんと分かってくれた。
いっそ今日の試合みんなで応援しに行こうってなった時、ドアが開いて恵人先輩たちが。
そういうことなら俺たちも行くぜ!ってことになり、球場へ。
穣くんはどんなに難しい打球も上手に受けてて、Gフェスメンバーも演劇部員も一緒になっつ応援する。
あ、演劇部女子、落ちたなこりゃ。
9回裏まで持ち込むも、残念ながらアウトをとられてしまい負けてしまった。
主人公はひとり穣くんが出てくるのを待った。
うまく言葉が言えないけど、野球やってる時の穣くんがあんなにいきいきしてるって知らなかったなとか話してたら、中学の最後の試合、野球部辞めて、出なかったことをずっと後悔してたことを話してくれる。

「でも、これでけじめがついた気がする」

夏休み前よりも、穣くんの表情は晴れやかに見えた。
また演劇部でと言い、バイバイしようとしたら自転車が突っ込んできて穣くんの腕の中へ庇われた。

「わ、悪い‥‥つい」

顔真っ赤w

「う、うん‥」

「送ってく。なんか危なっかしいし‥」

試合で疲れてるんだからと言うも、いいからとすたすたと歩いていく。
並んで歩いてたら、突然ふっと笑われた。
主人公が昔三輪車にひかれそうになった時のことを思い出したらしく、変わってねぇなって。
あの時も穣くんが助けてくれたんだってw
なんだよー自分から話振っといて真っ赤になってうっせぇってかわいいなこの野郎ww
そろそろ演劇部の合宿らしい。
その合宿でもっともっと穣くんと仲良くなれたらいいなと胸を弾ませるのだった。