喜んで
酒場に居たほとんどの大工さん達が船を修理してくれるって言ってついてきてくれたけど‥‥直す船がシリウス号だと知ると、大工さんたちの顔色が変わった。
そりゃ、ある意味敵の船直せっていってるようなもんだからなー;;
イヤそうな顔しながらも修理してくれるみたいだったのに、修理費が高いこと、ハヤテさんが喧嘩売るような発言ばっかりしちゃって、とうとう直すどころか戦闘体勢に。
でもそこにリオンが来て、自分をあるところまで船に乗せてくれるなら修理費は全額払いますって条件を出してきた。
船長はリオンが気に入ったらしく、リオンを乗せることを決めて歓迎会を開くことに。
一時はどうなるかと思ったけど、もう辛気臭い話を止めにして‥ってなりかけたけど、シンさんはリオンのことをちょっと疑っているようで‥
「リオン、お前何者だ?」
「‥どういう意味ですか?」
「おいおい、そんな話こそやめろって!」
「だが、あれだけの額の金をぽんと出すなんておかしいだろ」
とりあえず、偉いとこのおぼっちゃんってことは間違いないよね。
「確かに‥目的地があるみたいだけど、それも教えてもらってないしね」
「まあまあ、落ち着いてくださいシンさん!」
「‥‥」
「せっかくのお酒がまずくなっちゃいますよ!」
「‥ちっ。トワのくせに」
シンさんは不満げだったが、とりあえずその話は今のところなしに。
みんなお酒が入って盛りあがっちゃって、最終的に主人公とトワくんとリオンが取り残された。
「トワ、昼間は助けてくれてありがとう」
「そ、そんな、別に大したことはしてないし」
「ふふっ謙遜する必要はないよ。しかしこうやって無事にお礼も出来たし、出会えたのも偶然って感じがしないな。キミと話してると、なんだか懐かしい感じがするんだ‥」
え、実は兄弟、とか?
船長が楽団を呼んできて、ほかのお客さんも盛りあがってる中、リオンが話しかけてきた。
昼間のお礼を言われて、手を差し出される。
「え?ああ、握手?」
ギュっ
思いがけず強い力で握られる。
しかも離してくれない。
「実は昼間酒場で出会った時から、お二人のことが気になっていました」
「え‥」
「また出会えて本当に良かった。どこか運命めいたものを感じていたから‥」
「‥!」
リオンくんが真剣な眼差しで主人公を見つめる。
んー?なんか企んでるのか?
「おい!リオン!お前踊れたりしないのか!」
(うわ、いつの間にかダンスフロアみたいになってる‥)
リオンが笑って、まるで王子様がするみたいで膝を折って礼儀正しく主人公にお辞儀をする。
「よろしければ一緒に」
「え!わ、わたし!?」
踊りなんてできないよ‥と助けを求めるようにトワくんの方を見たら、トワくんがこっちに来て手を差し出してくる。
「僕と一緒に踊ってください!」
ぶっ‥ちょ、スチルwトワ&リオンww
「トワくん‥」
「お前踊りなんでできないだろ!」
「い、いいんですっ!!」
この必死さがかわいいんだよなあw
若いって言うかw
「大丈夫ですよ、僕がちゃんとリードしますから」
選択肢が出てきて、トワくんを選んだら、二人ともほんとに踊りが出来ないらしいw
でも僕の方がへたくそなので大丈夫ですよってww
大丈夫なのかそれw
「‥そうか、○○さんはトワの恋人なんですね。トワ、すみませんでした」
「えっ!え、ええええ!?こ、恋人!?」
「何?いつの間にそんな仲になってたんだよ?」
「トワ‥」
「賭けは俺の勝ちだな」
「‥くそ、俺の酒代が」
ナギさんとシンさん、一体何やってんですかw
「トワ、お前男になったな!」
「ぼ、僕は、元から男です!」
いや、女装したらきっと美人w
一緒に踊るんだけど、ステップが分からなくてなんだかただ揺れてるみたい‥
でもそれだけでも楽しいって笑ってると、足がもつれてトワくんに押し倒される形に!!
「おいおい!そういうのは部屋でやれよ!」
「わ、わあああっ!!すみません!すみません○○さんっ!」
「まさかここまで男になっているとは‥」
「!!!」
トワくんがものすごい速さで主人公の上からどいて、土下座しそうな勢いで頭を下げる。
かわいいww
二人して真っ赤になって、リオンを見ると、なぜか複雑そうな顔でこちらを見つめていた。
え?三角関係になるの早くね?←
