選択肢

私がおとりになる
戦争を止めたいの!













王冠を手に入れた主人公たちは急いで船に戻って来た。
ハヤテさんがすげぇな‥って言いながら王冠を触ろうとすると、シンさんが「手垢つけるなよ。価値が下がる」ってww
王冠はそれ自身が光を放ってるようで、世の海賊たちが欲しがるわけだ。とナギさんが勝手に納得してるw
その時、リオンのカモメが飛んできて手紙には、モルドー軍がリースの首都に迫ってるらしいって。

「モルドーは制約を課す王冠はもう見つけることが不可能だと思っているはず‥」

「攻められない理由なねえってことだな!」

「ああ‥しかもリースとモルドーの人口と軍力の差は明らかだ。もしかしたら、勝負はすぐについてしまうかもしれないな」

「だが、その王冠があればその戦争も止められるってわけか」

ひとまず、その王冠さえあれば、モルドーは一旦は退くだろうって。
もしかしたらそれ以上にリースに降伏するかもしてない、と。
それくらい信仰がすごいんかいw
リースに近づくと、砲撃してきた!
港は海賊まで攻め込んできたと大混乱になっていて、全員で行ったらさすがに目立つから、トワくんが先に忍び込んでリオンに押し付けて来い!って船長ww

「悩んでる時間はないぞ。海軍はすぐに体勢を立て直す」

「わかりました。行ってきます!○○さん、早く!」

私も!?

「えっもしかして、船に残るつもりだったの?」

いや、普通足手まといになるだろw

「○○さんは、僕の隣に居てくれなきゃだめなんです。今まで○○さんに何度背中を押され、何度守られて、何度支えられたか。」

「買いかぶりだよ」

そう言いながら、そういえばこの国でトワくんを一人にしないって誓ったんだ‥と思いだす主人公。
おいっ!w

「一緒に来てくれませんか」

トワくんが手を差し出す。
主人公は自然とその手を取っていた。

「私がどれだけ力になれるか分からないけど、最後まで一緒に居るよ」

トワくんはみるみる嬉しそうに顔が緩んだ。

「ありがとうございます。○○さん‥僕、すごい好きです!」

「えっ!わ‥私も!すごい好き!」

いや、今善は急げの状態なんだけど!?

「あーあ、やっぱそうなるのかよ!なんかつまんねー!」

「ふふ、ハヤテ、やきもちかな?」

「ち、違います!」

ニヤニヤw

「何にせよ、よかったね○○ちゃん、トワ」

いや、だから今急がないとダメなんでしょっ!?

「‥がんばれ」

ナギさぁあぁあんっww←

「あわわ‥僕、こんな時になんて不謹慎なことを‥!すみません、本当にすみません!」

二人してぺこぺこと謝る‥

「‥こんなに緊張感のない出撃も初めてだな」

「それくらいが、こいつらにはちょうどいいだろ」

通信入ってシンさん。
船は一旦シンさんだけで領海の外に出て、ほかのメンバーは全員上陸して海軍を抑え、その隙に主人公たちはリオンの元に行くことに。
ついでにリースでの王子服をまた着ることになったトワくん‥‥怪しまれないためなんだと思うけど‥逆に目立つんじゃ‥?
みんな殺気だってて、人も多いしなかなか前に進めない。
主人公がおとりになることを提案するけど、「そんなのダメだ!」ってトワくんに抱きしめられた。
人見てるんじゃないのかw

「僕を一人にしないで」

そんな母親にすがるような息子の顔しないでー!!!←

(そうだ、私、約束したのに‥)

「ごめんね!二人で一緒に行こう!」

そう言って路地から行こうとしたんだけど、兵士と出くわしてお尋ね者がいるぞ!ってわらわら兵士たちが近づいてきたー
それを近くに置いてあった樽で応戦w
主人公、お前なんでそんな頼もしいのw
混乱になったところで街中を駆け抜けていくと、兵士たちが集まっている場所に出た。
リオンがちょうど出陣の挨拶をするところだったらしく、リオンの名前を呼ぶと兵士たちが一斉にこちらを向いて捕まえようとする。
必死になって戦争を止めたい!というも、聞き入れてくれず、悔し涙を流しそうになった時。

「諦めちゃだめだ!僕たち以外に誰がやるんだ!」

「トワくん‥!」

「よく言った!トワ!」

ズガァアアァン!!!
そう言って派手に登場したのは船長!!
その後からもハヤテさん達が来て、群がる兵士たちをなぎ倒していく。
船長たっのしそうだな~w
今の内にリオンに近づく。

「二人とも、来てくれたんだね!」

「うん‥!」

「な‥!ちょっと!この賊を捕まえておしまい!」

そんなに捕まえたかったら自分がかかってこいよ‥(笑)
残った兵士たちが詰め寄ってくる。

「お母様!彼らは無実だと何度言ったら分かるのですか!彼らは‥」

「お黙り!お前は一生私に逆らうことは許されないのよ!」

「‥‥」

なんて言うか、自分の息子の言うことなんてまるで聞く耳持たないのね。

「さっさとこの賊を牢屋に入れておしまい!」

「お願いです!話を聞いてください!」

「きゃっ!」

(このままじゃ、無理やり牢屋に連れて行かれちゃう‥!)

「やめろ!!」

トワくんが抱えていた王冠の布を取る。

「それは‥!」

そこにいる人全員が、王冠の光に魅せられたかのようにシンとなる。

「みんな、戦争なんて止めるんだ!」

「トワ‥いや、兄さん、本当に手に入れてくれたんだね‥」

「‥これで、戦争を止めるんだ」

「で、でも、もしかしたら偽物かもしれないわ‥っ!」

自分の都合のいいように考える人だなー

「お母様、まだそんなことを‥」

「この国を殺すつもりですか!」

「‥!!」

「リオン、君は僕に王冠を託してくれたね。‥次は、キミの番だ」

リオンは涙ぐんでトワくんを見ると、跪いた。

「彼の王冠を見よ!彼こそが、失われた王冠を探し出した二国を統べる王だ」

「リオン!やめなさい、自分が何を言ってるのかわかってるのですか!?」

わかってて言ってるんですw
リオンはキッとアリーチェを睨んだ。

「わが母よ!」

「!?」

「この神々しい王冠が見えないのか?いや、それどころじゃない!皇帝、そして世界の王の命令が聞けないのか!」

「‥リ、リオン‥どうして?お前は今まで言うことを聞くいい子だったじゃないか!」

自分で考えるようになった‥成長したってことですよ、母親として喜ぶところでしょ。

「私はもう皇帝だ。この国で私に命令する者はいない。」

リオンが兵士たちにむかって叫ぶ。

「この王冠に誓って、私たちは戦わない!」

そのリオンの一喝を聞いて、その場にいた兵士たちが跪いた。
主人公たちも跪いて頭を垂れる。
それを見て、アリーチェも悔しそうに頭を下げた。

「‥そうだよね、兄さん」

「戦争なんて何も残らない。大事な人を失いたくなんてないはずです‥この国には、似合わないです」

頭を垂れるみんなに、王冠の光が優しく降り注ぐ。
‥その日、戦争を止めたトワくんとリオンの英断に歓声がやむことはなかった。
選択肢

ことのは≪捕虜≫
真面目に答える
三成様とお話がしたかった














三成さんの屋敷にやってきて一晩が明けた。
捕虜という立場なのに、自分の城で食べていたものと変わらない食事を出されて、逆に恐縮している。
食事が終わると、三成さんにまたもやお呼び出し。
情報でも手に入れたのかな‥と思いきや、昨日と同じく質問攻めw
質問というより、どれだけ教養が身についてるか、みたいな感じで東軍でもっとも有名な武将は?とか京に都を移された天皇陛下は?とかだった。
そして文が書けるかテスト。

「ところで、これはだれに習った?」

「幼いころから練習していましたので‥」

「なるほど‥やはり、その線で考えるべきか‥」

三成さんはしばらく考え込んで、城内であれば自由にしていればいいとのお許しが。

「自由って‥捕虜なのにそれでよろしいのですか?」

「俺が決めたことだ。不安があるのか?」

「いえ、そんなことはありません」

(もう少し厳しくしてもいいような気がするのだけど‥)

縛られるのが好きなのか?(黙れ)←
そしてそれから早速城内を散策することにした。
外観と違って武家らしい造りをしていて、小次郎は今仕事を言いつけられている。
縁側で庭を眺めていると侍女が話しかけてきた。
どうやら主人公のことが城内で噂になっているらしい。

「そうなのですか?」

「○○様には、親切にしましょうと」

(私はただの捕虜なのに‥)

散策中にも色々と声をかけられたけど、そんなことがあったなんて知らなかった。

「ありがとうございます」

「いえ、御客人には親切にしなさいと、三成様に言われていますので‥‥それでは、失礼いたします」

(三成様って口にした時、どこか嬉しそうだったわ‥きっと三成様のことが好きなのね‥)

え。←
従者に好かれるのは一国を治める者にとっては大切なこと。
だからきっと三成様はいい主なのだろう。
あ、そう言う意味w
侍女が去って、主人公も散策を再開して城の奥に行くと三成さんが正座しながら書物を真剣に読んでいた。
声をかけてみると、一瞬こちらを見るもののすぐに書物に目を戻す。
そのままじーっと三成さんを見つめてたら、さすがに気になるのか何か用か?と聞いてきた。

「三成様とお話がしたかったのです」

「俺と話をか?まったく、とんだ物好きがいたものだな‥」

「三成様とお話したことと言えば、私の素性についてだけです。しかし、私はもっと三成様のことを知りたいのです」

「お前は面白いことを言うな‥」

というか、もう告白に近いと思うのは私だけか?
この時代はこれは普通なのか!?(ゲーム世界だから)
視線は書物に向いているものの、どこか楽しそうな声色。
そんな三成様の反応が主人公は嬉しかった。

(この雰囲気、好きだな‥‥安心できるというか、和むというか‥)

「こうして書物を読んでいる時が一番落ち着くんだ‥」

「三成様は書物がお好きなのですか?」

「ああ‥」

「‥‥」

「‥‥」

会話終了w
でも今のは三成さんの本心、自分から話してくれてうれしいと思う主人公。
もっと三成さんのことが知りたいって言ってるけど‥‥主人公、惹かれるの早過ぎw
選択肢

勘違いしたんだ
ありがとう












学園祭まで後一カ月。
姫役の子の心配をしていると、部長からメールが入って放課後部室に来てほしいって。
嫌な予感がする‥と思ってたら、姫役の子が足の骨のヒビで、学園祭まで治らないらしく‥‥。

「‥でね、今後をどうするかなんだけど‥昼に部員で話し合って代役を立てる事にしたの」

「‥‥でも、誰が?」

現在でも人手が足りないくらいで役も大道具運びもぎりぎり。

「それなんだけど‥‥○○ちゃんにやってもらえないかなって」

ちょっとしたわくわく、ドキドキで予想はしてたけどやっぱキタ-w
主人公は今までも何度か代役で姫役やったことあるし、部員もみんな賛成してくれるからと。
姫役の子も主人公にお願いしたいみたいで‥
やるしかないやんww
素直にみんなについていけるか自信がないというと、今すぐじゃなくてもうちょっと考えて欲しいと言われ、その日はもう帰る事に。


次の日の朝、穣くんからメールが来て一緒に通学することになった。
特に話す言葉もなく、無言で歩いてると、姫役どうするんだ?って。
弱気な返事をすると、突然若君役の台詞を穣くんが言いだした。

「確かに、キミ一人では小さな力だろう‥でも、二人ならどうだ?」

主人公も一緒になって台詞を言っていく。

「そうね。貴方と二人なら‥‥不安なんてないわ」

「‥台詞、憶えてんじゃねえか。‥‥○○なら、出来る」

「穣君‥」

「今、演劇部の助けになれるのは○○だけだ」

穣くんが主人公を振り返る。
真剣な瞳が突き刺さった。

「俺も出来る限りサポートする。」

(そうだ‥私は、ひとりじゃない‥)

「‥ありがとう。私、やってみる」

「○○‥」

「出来るか不安だけどさ‥演劇部の人達のために公演を成功させたい」

そう言ってほほ笑むと、照れる穣くんw
放課後になり、あと一カ月しかないけど姫役をやってみると言うと、部長さんに抱きつかれたww
それからスパルタ練習が始まる。
とりあえず台詞を完璧に覚えてから稽古に参加することになるんだけど‥‥台詞覚えるまでみんな一通りの稽古が出来ない、足引っ張っちゃってるな‥と落ち込む主人公。
すると穣くんが帰宅途中、公園に寄って台詞の練習を手伝ってくれることになった。
穣くんが若君役の台詞を読むけど、告白まがいの台詞が続いてなんだかいい雰囲気w
動悸を抑えながら台詞を言おうとすると、公園の入口の方からドサッという物音が聞こえてきた。
振り返ると、ノボルくーんww
ありゃ、棒立ちになって顔を真っ赤にしてるw

「ノボルっ?」

「な、なんも聞いてねえ!」

ノボルくんがそう言って、落としたカバンを拾い逃げるように走り出した。

「ま、待って!」

穣くんが立ちあがりノボルくんを追いかける。

「バカ、待て」

そう言う、穣くんの顔も赤いですよ~?( ̄▽ ̄)ニヤニヤ

「ホント、何も聞いてねえって」

「練習だよ、練習。何勘違いしてんだ」

「は?」

「学園祭でやる演劇の練習に付き合ってもらってたの」

台本を見せた。

「な、何だ、そういうことかよ‥‥兄ちゃんが○○に告ってんのかと思って‥」

まあ、本が見えてない角度から見たら勘違いするよねーw
それにしちゃ、ものすごい古風な告白してたなw
でも本当に練習だけでいいのかー?ww
兄ちゃんのは本心じゃないのかってノボルくんがちょっとおもしろくなさそうに突っ込むと、顔を赤くして怒る穣くん。
もう時間も遅いし、帰る事に。

「‥兄ちゃん、○○送ってってやれば。愛してんだろ!」

茶化すように言って、ノボルくんは走り去って行った。
ノボルくん、あーた兄の恋路を応援するのかしたくないのか、どっち?←


スパルタ練習が始まってから、まったくGフェスの手伝いをしていないらしく、久しぶりに準備室に顔を出した。
でも穣くんしかいなくて、皆が来るまで台詞の練習。
そしてみんなが来ても、大変だろうからってまた練習を‥‥主人公、結局何もしてねえw
放課後、稽古場で練習していると部長が衣装を仕立て直したから着て見てって部室まで連れて行かれる。
一応見られたらまずいので、部室のドアのプレートをひっくり返し「着替え中☆覗いちゃやーよ」に変えたww
部長さんってほんとノリで生きてる感じがするw
着替え終わると外には穣くんが待ってたみたいで、部長さんが主人公の姫さん姿を見せまくる。
部室入ってからずーっと顔赤いんですがw

「‥似合ってる」

「でしょ。でしょ。可愛いよね」

「まあ、はい‥」

「その他大勢には見せるにはもったいない!独り占めしたいでしょ?」

「まあ。は‥‥あ、いやっ」

きゃきゃww

「部長‥‥からかわないでください」

「ごめん、ごめん。じゃあ、穣くん出てっておくれ」

「は?」

「あら?○○ちゃんのヌード見たい?」

「部長さん!?」

穣くんが顔を真っ赤にして、慌ててドアの向こうへと消えた。

「ははっ穣くん可愛いねえ」

部長さん、なんか関西のおばちゃんみたいになってるよww
それからすぐ立ち稽古が始まった。
主人公は早く身振りを覚えるために、朝早くから稽古場へ。
朝練を続けてると、穣くんも野球の朝練があるらしくばったり。
誰もいない稽古場でジャージに着替えて練習してると、穣くんが来た。
野球の朝練抜けて練習に付き合ってくれるって‥穣くん‥‥そんなに主人公と居たい?(そこは素直に優しいやつだと言っておけ)
スラスラと台詞を言いながら練習して、姫君が退場するシーンで主人公、足が絡まってこけた。
だから‥‥だから‥なんでそんなドジなん!?w
穣くんが手を掴んでくれるも勢い余って穣くんまで一緒に引き倒す形に。
スチルキター!!!!!!!!!!!(・∀・)

ちょっ押し倒されてんじゃんっ!きゃーっ襲われるぅう!!!(黙れ)

「○○、大丈夫か!?」

(わ、何かこの体勢って‥)

「何だ、もしかして頭打ったか?」

穣くん、怪我の心配するのはいいけど、ちょっと落ち着こうかw

「うん、あの、大丈夫‥」

近いんじゃー!!!

「お前の代わりはいないんだから‥気をつけろよ」

「うん‥」

しばらくその体勢のまま主人公たちは見つめ合った。
すると、穣くんは主人公の前髪をさらりとかき上げる。

「あの、さ‥」

穣くんはそう言いかけた時、物音が無かった稽古場に予鈴のチャイムが響き渡った。
ちっ‥邪魔しやがって。←
はっとしたように主人公の上からどく穣君。

「悪い‥教室戻るか」

手を差し伸べてくれて、明日の朝も稽古に付き合ってくれるって。
なんか作中の若君と姫君が朝逢引きしてるのと似てるなあw
てか、穣くんがなんだか普通にしてるのがちょっと寂しいような‥‥もっと反応寄越しておくれよ~w(*´Д`)=з←

選択肢
ことのは≪眼帯≫
政宗様のこと









↓ネタバレしてます







小次郎が手配した宿でしばらく逗留することに。
主人公はあれから政宗さんのことを思い出しては顔を赤くするようで‥w

(○○家の存亡がかかっている時に私は何を考えているのだろう‥)

「○○、聞いているのか?さっきから上の空だぞ」

正面にいる小次郎が呆れた口調で言った。
一日で恋に落ちちゃったのかよw
昨日のあれは城に潜入するいい機会だったけど、断って正解だって。

「たとえ女の武器を使って政宗さんに近づけたとしても、すぐに放り出されるのがおちだからな」

「どうしてですか?政宗様はおなごが好きなのでしょう?」

「だが、一人の女を愛したことはない」

「そうですか‥」

それを聞いて、なぜだか胸がちくりと痛んだ。
だからはぇえぇえよっ!!!
政宗さんはあの時一目ぼれしたとか言ってたけど、あんな言葉は誰にでも口にしているのだろうと、少しでも真に受けてしまった自分が愚かしく思えた。
ここで話してても何も収穫はないし、町に出て情報を集める事になった。
人が集まるところの方が集めやすいということで、評判の団子屋へ。
そこに居た女の子たちに政宗さんのことを聞く。

「あら、あなたも憧れているの?政宗様って本当に素敵な方よね」

「そうなんです。近頃の御様子はどうですか?」

「最近、よく出歩かれるから、年頃の娘は皆政宗様に見染められようと毎日お洒落してるわ」
「そうですか」

「あ、そういえば昨日、政宗様の誘いを断った女がいるらしいわ。本当に身の程知らずの女よねえ」

サーセンですw

「政宗様はお忍びでご城下に来ては、軍師の片倉小十郎様に叱られて、いつも連れ戻されてるの」

「俺がどうかしたか?」

キター!!!!!!!!(・∀・)
突然現れた本人に、娘たちは驚きの声を上げて走り去ってしまった。
あれ、政宗さんに近づきたくておしゃれしてるんじゃ‥←

「続けて○○に会えるとは、どうやら俺たちは相性がいいらしい」

「気のせいではないのですか?」

「なんだ、今日はずいぶんと機嫌が悪いな。俺は○○のことばかり考えて夜も眠れなかったぞ」

昨日から口説き文句がよく出てきますねww

「そのわりに目が赤くありませんね」

「ははっこれは手厳しいな」

ひとしきり笑った後、小次郎さんに目を向けた。
どうやら二人は会ったことがあるみたいなんだけど、ときおり相手を牽制するような言動をする。
その時、小十郎さんが政宗さんを見つけて駆け寄って来た。

「行くぞ、○○」

「ま、政宗様?」

「小次郎、どうしてお前が政宗様と一緒に居る!?」

あー小次郎、小十郎、ややこしい~!!w

「勘違いするな、声を掛けてきたのは政宗さんの方だ‥‥おい待て、○○をどこに連れていく気だ?」

「心配するな。お前は小十郎の相手をしてろ」

小十郎さんは政宗さんのことを忘れたように小次郎さんに詰め寄る。
二人が揉み合う様子を見ながら、いい厄介払いが出来たって。
せっかく奥州に来たから、政宗さんが城下町を案内してくれるって。

(本当にそれだけで済むのかしら?なにか良からぬことを考えていないかしら?)

「そう疑り深い目をするな。一体、小次郎にどんな話を吹きこまれたんだ?」

「政宗様は女癖が悪いと聞いています」

「それは違う。おなごが俺を放っておかないんだ」

そりゃそうかww

「すごい自信ですね」

「○○が望むなら、案内以外の相手を務めてやるぞ」

「あ、案内だけで結構ですっ」

さすがに4日目でそれは展開的にBADエンドまっしぐらになっちゃうよw

「どうして急に案内など?」

「それは○○に俺の国をじっくり見てもらいたいからだ」

「なぜです?」

「俺と国は一心同体も同じ。城下を知れば俺の人となりも分かるだろう。他人の言葉など鵜呑みにせず、○○は自分の目で、俺という男を判断してほしい」
軽口を叩いたかと思えば、急に真面目な顔をする。
女はこのギャップに弱いんだな‥と思う主人公だったw
あちこち案内してもらっていると、かんざし屋の前で足が止まった。
綺麗なかんざし‥と思ってみてたら、政宗さんがかんざしを手に取り、出会いの記念だって買ってくれたw
慣れた手つきでかんざしを髪に挿してくれる。

「思った通りだ。良く似合うぞ」

くっそーHPがー!!余裕な顔しやがってw

「政宗様はこんなことしていて良いのですか?」

「というと?」

「近々戦が起こると聞いています。そんな大事な時に私の相手をしていてもいいのですか?」

「普通のおなごは贈り物をされると喜ぶものだぞ」

「もちろん嬉しく思いますが、世情を思うと喜んでばかりもいられませんから‥」

「目の前の俺より、世の情勢が気になると言うのか?」

政宗さんはしばらく考え込まれてから、思いがけない申し出をした。

「○○、今から城へ来ないか?」

「すぐにですか?」

「小次郎にすぐに使いを遣ろう。久々にあいつと剣を交えたくなった」

そうまで言われては断りようもない。

「小次郎が一緒なら参ります」

急きょ、政宗さん達と一緒に城へ向かうことになった。
なんで急に!?
選択肢

頭は痛くないのですか?
これからお世話になると告げる












京を出て数日。
漠然とした不安はあるものの、旅の道中はのんびりしていて、今が戦乱の世だということを忘れてしまいそうだった。
慶次様と小次郎さんの会話は聞いていて飽きることないほど楽しく、むしろこのまま旅を続けたいと思うほど。
そんなことを思っていたら、越後の城に着いた。
夜だけど、門番がいるおかげで中に入れる。

「やはり、朝まで待ってからの方がよかったのではありませんか?こんな夜中に無礼だと思われてしまうのでは‥」

「案内人がアレなんだ。諦めろ」

小次郎、ツッコミ専門だなw

「あぁ?別に夜だからって気にすることはねぇよ。どうせ、うちの大将は宵っ張りだ」

夜行性という意味ですか?←
門が開ききると、内側には見知らぬ殿方が立っていた。
兼続様~!!!!!!!!*+о(〇ω〇)ь+*

「やっとお戻りですか。まったく、遅いですよ!今日は私におしゃれを伝授して下さると言ってましたよね!?」

「‥‥ああ!悪い、忘れてたわけじゃないんだぜ?」

いや、忘れてただろ、今の間は。

「‥‥本当はお忘れだったのでしょう?」

慶次さんは証拠にお前のために京で反物を買ってきたんだって派手な柄のものを荷物から出した。

「これが京の流行なのですね!」

いえ、慶次さんの中の流行でしょうw
ふと、兼続さんは主人公を見た。
またどこからか拾ってきたって慶次さん‥あーた一体‥

「ふふん~違う違う。あまり失礼なこと言わない方がいいと思うぜ?」

(なんて説明するつもりなのかしら‥)

「ふっふっふ。そこら辺にいる旅人に見えるだろう?それは世を忍ぶ仮の姿!」

「おいっ!」

「いいかぁ~耳の穴を広げて聞いてくれ!〇〇家の姫君、〇〇姫とその護衛ー。またの名を佐々木小次郎だ」

ちょっ‥‥ばーらーしーたー!!!!!!(((( ;°Д°))))
一時の沈黙の後、小次郎は拳骨を慶次さんの頭に落とした。

「痛っ!」

「このど阿呆!あれほど言うなと言っておいただろうが!」

「ああ!しまった!つい‥‥その、口が滑っちまった。はははっ悪い悪い!」

悪いで済むかーっ!!
城に入らせてもらえないかも‥と思ってたら、逆にすぐに部屋の準備を!ってことに。
一国の姫君が越後に来たのですから、当然景虎様とも謁見を‥って。
しかも上質な部屋を宛がわれ、すぐに景虎さんとも会えることに。
って‥‥謙信だけじゃなくて約3名も!?
いやー‥あの、こんな夜遅くにすみません;;
小次郎さんは謙信さんから部下になるようにずっと誘われ続けてるらしい。
好きなだけ越後にいるといいって慶次さんを越後案内人に指名して、必ずこの越後と僕を好きになってもらえるようにいろいろお世話をするように‥‥‥って、え?
なんかいきなりの歓迎ムードにちょっと拍子抜けしてしまったんですがw
謁見が終わった後、突然の対面にも関わらず立派だったって。

「そうでしょうか‥緊張してしまって」

「誰だってあの場では緊張する」

「ありがとう、小次郎。最初は景虎様がとても怖かったのに、なぜか途中から怖くなくなったりしてしまいました。不思議な方ですね」

「そこが怖いところだ。なんせ、神が降りる」

「神が降りる?」

「ひとたび戦になると別人になる。それこそ神が宿ったように」

「けれど、そんな景虎様からお声をかけられているなんて、小次郎はすごいですね」

「俺は剣の道を極めることができればそれでいい」

その時、障子の外から声がかかった。

「おう、小次郎、〇〇姫、まだ起きているか」

「もう寝たぞ!帰れ」

おいw

「嘘つけ。くつろいでいるところ、悪いな。ちょっと邪魔させてもらうぜ」

「そう思うのなら部屋に入ってくるな」

全否定だなw
慶次さんは主人公に用があるらしく、さっき家と身分のこと話してしまってごめんなさいをしにきたみたい。
改まってこれからよろしくと言うと、軽く越後について聞くことになった。
この国を治めてる景虎(謙信)さんは本当は四男なんだけど、実力主義のこの世の中で戦に強い景虎さんが長になった。
一見ボケーとして見えるけど、本物の天才で、義を重んじて侵略は好まない。
兼続さんはその景虎さんに仕えていて、内政を担当してる。
先代の直江家当主が亡くなった時、後継ぎがいなかったから景虎さんの一存で兼続さんが養子になった。
気のいい人だけど頭は切れる。
そして景虎の隣でむっつりしていたのが義理の息子の景勝くん。
無口だけど努力家でじいちゃん連中から一目置かれてて、老けて見えるけど、主人公より2、3年下‥‥‥‥マジで!?
そして幸村さんの好敵手の宇佐美さん。
景虎さんが家督を継ぐかどうかで揉めた時、宇佐美さんが周囲に強く働きかけて何とか無事に家督相続が行われた。
景虎さんの腹心の部下で、景虎さんを甘やかしているらしい。
んで、最大の敵が武田信玄さん。
とにかくなんでも正反対で、似ているといえば父親との仲が悪かったところ。
景虎さんは父親が死んでから家を奪ったけど、信玄さんは父親を殺して家を奪ったらしい‥‥‥ひょー‥まさに戦国だな。
てか、これって実際の話だよね?
ものすっごい簡単にわかりやすく頭に入ってくるわ( ̄▽+ ̄*)

「俺も家は捨ててきたからな。血の繋がりなど」

一瞬、慶次さんの表情が暗くなったけど、すぐいつもの笑顔に戻ってまた明日と去って行った。