ごめんなさい
わかった


女人禁制の島に着いて、みんなが船を降りていく中、トワくんと主人公は船番。
天気がいいので洗濯ものを天日干し。
トワくんもニョコナッツの存在を知らないらしい。
そろそろシーツしまおうとしたら風が強くなって、シーツが飛んで行った。
主人公、トワくんが止めるのも聞かず島に上陸してシーツを‥‥
「そこにいるのは誰だ!」
ほら‥見つかっちゃったじゃねえか;;
訳を話すも聞き入れてくれるはずもなく、逃走。
森の中に入って撒こうとするが、すぐそこまで追手が。
するとそこにハヤテさん登場。
「ハヤテさん!?どうしてここに!」
「それはこっちの台詞だろ!」
「わ、私はシーツを取りに‥」
「いたぞー!」
「チッ‥言い争ってる暇はねえな。下がってろ!!」
「は、はい」
戦闘モードに入り、次々の島の人達を倒していく。
あっという間に倒し、その場から離れてお説教タイム。
「覚えとけ‥船長の命令は絶対だ‥」
「ルールを守らないやつは死んでもおかしくない」
海賊の規律って厳しそうだよね。
「ごめんなさい‥ハヤテさんが来てくれなかったら、どうなってたか‥」
「ほんとにな。お前、殺されても文句言えないな」
「‥‥」
「何だよ?黙んな」
「ごめんなさい‥」
「そう思うんなら、二度と勝手なことするな」
「うん‥」
「チッ‥面倒くせーな‥」
ハヤテさんが助けに来てくれてよかったと思わず泣くと、泣かれるとどうしていいかわかんねーだろってちょっと動揺するハヤテににやりw
とりあえず今来た道は使えないから、男モンの服装に着替えて船に戻ろうって。
てか、いきなり脱げって言うなよw
ものの5秒で盛ったのかと思ったじゃねえかw←
ガサッ
「きゃっ!」
「追ってか!?」
にゃー
「‥ネコ?」
「なんだ‥つーか、お前反応し過ぎだろ!」
「だって追っ手が来たのかと思って‥」
「ったく仕方ねーな‥安心しろ」
「無理だよ‥こんな状況で」
「お前のことは俺が守ってやる」
「え?」
お?
「大体、少し目を離しただけでこれだけ面倒くさいことしてんだし、俺がお前のこと守ってやる」
上から目線な立ち絵来たーww
「だから、絶対俺から離れんじゃねーぞ‥‥あ!もちろん宴のときもだからな!」
だからね?今まだ4日目‥(ry



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選択肢

ことのは≪寝顔≫













小次郎と一緒に朝食を食べている時、心底嫌そうに小次郎が言った。

「‥‥おい、○○。その男をどうにかしろ」

「そう言われても‥」

その男とは政宗さん。
ことあるごとに主人公の部屋にやってきては、いつまでも入り浸るようになってしまっていた。
それこそとぐろを巻く龍のように、主人公の隣から動こうとしない。

「○○は食べる姿まで愛くるしいな。お前の寝顔も早く見たいものだ」

「ま、政宗様、そんな風にじっと見られては、ご飯がのどを通りません」

「では俺が食べさせてやろうか?」

「そういうことではなくて‥」

「俺は求婚の返事が聞けるまで、ここに通い詰めるぞ」

「おい、いい加減にしろ」

さすがの小次郎さんも箸を置いた。

「○○、政宗さんに返事してさっさと追い払え。うっとうしくて敵わん」

「うっとうしいのはお前の方だ。いつも○○の周りをうろつきおって、俺が居る時は少し遠慮したらどうだ」

「護衛が雇い主の傍を離れてどうする」

「もう護衛など必要ない。○○には俺が付いているからな」

「あんた本当に執念深い男だな」

一触即発な雰囲気に冷や冷やしてると、今度は廊下が慌ただしくなった。

「ああ、またうるさい奴が来た」

「殿はおいでですかっ!?」

「うるさいな。何の用だ?」

この主従のやりとりも、主人公の部屋で恒例になりつつあった。

「何の用だではありません!殿にお目通りを願うものが、城の外まで溢れかえっておりますぞ!」

「どうせ縁談の話か、ご機嫌取りの連中だろう。お前が適当にあしらっておけ」

「そうやって殿が直々にお会いにならないから、向こうも意地になって日参してくるのです!日に日に行列が長くなる一方ですよ!」

「俺は○○から返事を聞くまで、ここを動かんぞ」

政宗さんは駄々っ子のようにそっぽを向かれた。

「お願いです、殿!どうか謁見の間までお戻りください!いくらなんでも私一人ではさばききれませんっ」

「‥‥」

音をつけるなら、まさしくつーんって状態w
どうやら主人公たちの祝言を反対してると聞いて今までより冷たくなったみたい。

「ああ、そうですか、わかりました。殿がそのおつもりなら、私にも考えがあります」

小十郎さんがいきなり立ち上がったかと思ったら、主人公の前に来て土下座した。

「姫、お願いがございます!どうか殿と祝言をあげてやってください!色々検討いたしましたが、姫ほど殿の奥方にふさわしい方はおりません!」

他の縁談は上手く断るらしい。

「この前の宴の席での対応といい、殿のような聞き分けのない方には姫のようなしっかりした奥方が必要なのです」

「おい、聞き分けないは余計だぞ」

「‥‥政宗さんの粘り勝ちだな」

小十郎さんがぽつりとつぶやいた。

「さあ、○○、これで迷いも減っただろう。今日こそ返事を聞かせてもらうぞ」

家の問題もまだ残っているけど、小十郎さんが賛成してくれたのは心強かった。

「‥わかりました。政宗様と祝言を挙げます」

「よし小十郎、すぐに祝言の手配だ。これで行列の半分は減るぞ」

政宗さんは勝ち誇ったように高笑いした。
政宗さんと小十郎さんが出て行った後になって、家の問題がひしひしと肩に重くのしかかる。
これで良かったと思いますか?と小十郎に聞くと、どちらを選べばどちらかは捨てなければならない。どちらも得ようとするとどちらも失うことになるぞって。

「そうですね‥‥小次郎に話してすっきりしました。やはり私は政宗様を選びたいと思います」

それからしばらくの間、祝言の支度で慌ただしくなった。


一ヶ月後、祝言は国をあげての盛大な催しになった。
今まで見たことがない華やかで壮麗な祝言になったけど、そこにお父さんの姿はない。
家を捨てた主人公を怒ってるのかも‥と少し落ち込んでいると、政宗さんがそれを察してか人目も憚らず抱き寄せた。

「政宗様、みなが見ています。恥ずかしいのでおやめください」

恥じらっていると、政宗さんは目を細め愛おしそうに眺められた。

「周りのことなど気にならん‥‥俺の目にはお前の姿しか映っていないからな」

「政宗様‥」

そこに小次郎登場。

「色惚けしてるところ邪魔して申し訳ないが‥」

しばらく姿を見せなかった小次郎さんだけど、どうやら政宗さんの使いで主人公の実家に行ってたらしい。
本当は奥州まで出向きたかったみたいだけど、病み上がりで長旅は毒と重臣たちに止められちゃったんだって。

「怒るどころか政宗さんの手紙を見て大喜びしてたぞ」

「手紙?政宗様、父上にどんな手紙を送られたのですか?」

「後継ぎのことは心配するな。○○が俺の子をたくさん産んだあかつきには、そのうちの一人を○○家の養子に出してやる‥‥そう約束したのだ」

政宗さんの気配りに、胸のつかえも取れる気がした。

「そういうわけだ。これから毎晩子作りに励むぞ」

ええっ!?
なんか子作り子作り言われると、婚活鬼さんを思い出してしまうw

「殿、子作りも大事ですが、まずは国作りに精を出して頂かないと」

「めでたい席で堅苦しいことを言うな」

「こういう時だからこそ、言っているのです。しばらくは寝る間も惜しんで働いてもらいますからね」

「やれやれ」

小十郎さんもその分働いてそうだけどねw

「政宗様、私も出来る事があればお手伝いしますから、みなで良い国を作っていきましょう」

「そうだな、○○がいればなんでも出来そうな気がするぞ」

スチルキタ-!!!w
政宗さん、満面の笑顔w

「これから仲睦まじく暮らしていくぞ」

「はい」

伊達政宗、祝言結末ー‥
選択肢

じゃあデートしちゃう?
やはり落ち込む













ヒロミちゃんと二人で出掛けてから一週間が過ぎた。
土曜日なのに今日も家庭科部の人達とヒロミちゃんと主人公で会議。
話し合いの中で衣装のデザインが次々と決まっていく。
お店での経験が活きたのか、主人公の意見も多く採用されて行った。
部長さんにすごいって褒められて、ヒロミちゃんおかげなんだけどなあ‥とヒロミちゃんの方を見ると軽くウインクしただけで何も言わなかった。
早速それから衣装の生地を売ってる専門店に行くことになった。
部長は生地を選んで行って、主人公がその生地の番号をメモる係。
次々と選んで行ったら、結構な値段になりそう;;
とりあえず見積もりだけにして、ナツメさんに相談することに。
手芸店を出ると、家庭科部の人達は近くのコスプレ専門店に行くっていうので、その場で別れた。
・・・・あの・・・なんとつっこんでいいのやら(笑)
駅まで一緒に歩くんだけど、主人公はつい油断してレモングミをぱくり。
ヒロミちゃんに注意されるも、これで共犯だからってヒロミちゃんもレモングミを食べる。
思わず笑い「ヒロミちゃんといるとホント楽しい」と本音がぽろり。

「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない」

ヒロミちゃんがそう言って笑って、そのまま数歩進んだ後、ぴたっと止まった。

「ヒロミちゃん‥?」

「このまま学校なんて戻らないで、○○ちゃんとデートできたらいいのに」

!?!?

「じゃあ、デートしちゃいます?」

「だーめ。そんなことしたら帰したくなくなっちゃうでしょ」

な ん だ と ‥

「それに‥制服姿のあなたといたら、目立っちゃうしね」

それこそ生徒会のツインズに見つかったらどんな嫌味言われるかw


月曜日。
家庭科部で見積もりの計算してると、ふと部長さんが持って来たコスプレ衣装に目がいく。
露出が激しくて、さすがにこれはショーには使えない‥っていうと、これは別のイベント用のやつだからって。
一安心してたら、ヒロミちゃんについで教頭先生が家庭科部に来た。
その衣装を見てカンカンに怒って、ファッションショーの予算はなしだ!ってり、理不尽すぎ!!
しかもなだめようとするヒロミちゃんにキレて、目上の者に対して意見するのか!口の効き方に気をつけたらどうだね!っていやいや‥黙れ、スキンヘッドとか言ってないし。←

「そう思うのなら先生も少し考えたらどうです?生徒への侮辱の言葉‥‥教育者としてはふさわしくないと思います」

口調こそ穏やかだけど、ヒロミちゃんの目は笑っていなかった。
一瞬怯むも、予算はなしだ!とヒステリックな声を上げて、家庭科部を出て行った。
あまりの横暴さに私もみんなも呆気に取られてドアを見つめるしかなかった。

「絶対に潰させねぇ‥」

シンとした部屋の中で、ヒロミちゃんが私にしか聞こえないくらい小さな声で言った。
ヒロミちゃん、覚☆醒!w
とりあえず予算ななくなっちゃったので、商店街でカンパを募ることに。
結構な額が集まったけど、それでも目標額には程遠かった。
思わずため息をついてると、ヒロミちゃんが頬に缶ジュースを当てた。

「なーに、辛気臭い顔してるの、この子は!」

「ひゃっ!」

「ふふっ驚いた?」

「ヒロミちゃん‥」

「さ、ジュースでも飲んで、また頑張りましょ」

そう言われるも、ちゃんと目標の額まで集まるのか不安になってたら、ヒロミちゃんが私と目線の高さを合わせるようにしゃがみこんだ。

「‥ヒロミちゃん?」

缶ジュースを握ってる私の両手を温かいヒロミちゃんの手が覆ってきた。

「‥大丈夫よ。あなたたちの学園祭は何があってもアタシが守るから」

いつものおネェ言葉。
だけどいつもとは違う。何か力強い意志のようなものが言葉から伝わってくる。
なんだかやる気が出てきて、その後もカンパを頑張ったが、やはり目標額まで届かなかった。
週の明けた最初の放課後、主人公は辛い気持を押し殺したまま活動部屋のドアを開けた。
みんなは手持無沙汰な感じで裁縫セットを整理したり、作りかけの衣装の型紙を眺めたりしている。
資金のない現状で新しい生地などの材料を買えないので、作業がストップしてしまっているのだ。
事情を説明しようとしたら、そこにヒロミちゃん登場。
しかも、なぜか教頭先生も。

「さあ、教頭先生、言って」

「う‥‥うむ‥」

教頭先生は2,3度大きく呼吸をすると、私たちの方を向いてゆっくりしゃべりだした。

「ある匿名の資産家からファッションショーを開くにあたっての寄付金が舞い込んだ」

「えっ!?」

「‥学校側としても寄付金を断るわけにもいかなくてね。結局‥」

「そう!つまりショーは開催することになったわ」

私たちは嬉しさのあまり声を上げた。
弘海ちゃんはその資産家の正体を知ってるみたいなんだけど、教えてくれない。
というか、ヒロミちゃん。誰と携帯で話してるんだ。
しかも知られてはいけないこと、って‥気になるじゃないかー!!
選択肢

手を握る
認める











そのまま数日、山で陣を張った。
でも予想に反して甲斐はなかなか動かない。

「限界だな」

「さっすが。小次郎だな。俺もそう思う。悪いが、越後は少し危険だろうから、安全に帰れるうちに迂回して○○国に帰ってくれ」

「‥‥帰らなければいけないのでしょうか」

「○○が甘えてくれるのは珍しいな。絶対に迎えに行くから待っていてくれ」

(そうではないのです。私は慶次様の身が心配なのです)

あー‥なんか嫌な予感しかしないー;;
ここで帰るあたりが通常っぽいなあ‥
慶次さんの馬を借りて山を降りた。
すると突然、小次郎さんは馬を止め、自分だけが降りる。

「‥‥誰かいる」

やっぱなんかキタ-!!!!!!!!!;;
男二人組が出てきて、これで高坂様も安心してここまで進むことができるとか言ってる。
相手はこちら側に気がついてないみたい。

「小次郎、高坂というのは?」

「甲斐の武将の一人だ。信玄の腹心の部下だな」

「では、今のは武田軍の将兵ということですよね?まさか‥」

「妻女山から見られないように、大周りをして謙信さんたちの背後に進んでいるということだろうな」

それを聞いて、知らせないとと小次郎に頼む。
小次郎が帰ってくるまで近隣の農家の老夫婦の元でお世話になることに。
でもその夜、高坂さんが素性を改めるって村人全員が一箇所に集められた。
村娘のふりをするって‥主人公、あーた生まれも育ちもお嬢様だからバレるってw
そう思ってたら本当にばれたー‥
誤魔化そうとするんだけど、駄目で連れて行かれる。

「白百合がこんなところに泥をつけて咲いていては似合いませんよ。あまり乱暴はしたくありません。大人しくしてくださいますね?○○姫」

「‥なぜ、私のことを知っているのですか」

「知らないと思う方が世間知らずですよ。それに」

高坂さんがうやうやしく主人公の手を取って甲を撫ぜた。

「こんなに美しい手をした村娘はいません」

思わずその手を引っ込めようとしたけど、離してくれなくて、着物の上から蓑をはがされる。
きゃーっへんたーい!!←

「似合いませんよ。そんなものは。誰か、綺麗な布を水に濡らしてきなさい」

顔をわざわざ拭いてくれる。
いや、自分でしますから。

「越後を蹴散らした後、お館様にお持ちするお土産がひとつ増えました。こんな美しい獲物を狩ったのは武田軍の中でも私だけでしょう」

(私を武田信玄に献上するつもりなのですね‥!)

「近くに○○姫の護衛も居るはずだ。探せ」

小次郎のことも知られてる‥‥あー‥そういや、信玄さんのとこには幸村さんがいるんだっけか。
探しに行こうと散った将兵たちの間からざわめきが起こった。
悲鳴をあげて駆け戻ってくる。

「何事か!」

「どーしたも、こーしたもないぜ?」

暗闇から現れたのは馬に乗った慶次さんだった。

「俺のこと、知ってるか?今、お前らと大喧嘩してんだけどなァ」

慶次さんは不敵に笑っている。
名前を名乗ると、将兵たちがどよめいて後ろに下がった。

「ところであんた、誰だい?」

「相変わらず派手なご登場ですね。私たちは初対面じゃないんですが、私の顔をお忘れですか?」

「男の顔は三日で忘れちまうんだな、これが」

「私は高坂弾正です。その悪い頭で覚える事が出来ますか?何なら、紙に書いて差し上げましょうか?」

「あー‥ああ、あの武田信玄の腰巾着ね」

「腹心、です」

「でさ、高坂さん。どうして俺がのんびりとここにやってきたと思う?」

振り向くと、すでに朝日が顔をのぞかせている。

「‥まさか、すでに上杉軍が下山を!」

「まあ、今さら追いかけたって間に合わないからさ。あんたはここで俺と遊んでいけよ」

慶次さんがさっと手をあげると、林から上杉軍の将兵たちが弓を構えて姿を現した。
同時に高坂さんが主人公を引き寄せようとする。

「○○姫、申し訳ないが人質となって頂きます!」

「おっと!○○は返してもらうぜ」

叫ぶと同時に慶次さんの槍が高坂さんのわきを掠めた。

「ちっ!」

「○○!」

小次郎さんが来て、主人公を抱きかかえた。

「小次郎!○○を頼む!おらおらおらーっ!」

前田軍と高坂軍が激突して、入り乱れた。
でもどう見ても前田軍の手勢は高坂軍より圧倒的に少ない。
あの数で引きとめるのは無茶だ。

「慶次が志願したんだ。高坂軍が本陣に合流できないように、ここで時間稼ぎをするってな」
その後、古寺の前で待ってると馬がゆっくりとやってきた。
慶次さんが馬にまたがっている。
でも脇腹をやられたみたいで、馬からどさりと落ちた。

「‥‥痛ぇ‥カッコ悪いなあ。惚れた女の前で落馬なんて」

「そんなこと言っている場合か!」

傷から血が止まらない。

「ちょっとヘマやっちまった。ははは‥」

「どうして‥‥こんな、無茶なことを‥」

帯の伊達締めで止血する。

「○○‥」

「はい」

「愛してるぜ」

慶次さんの瞼から力が抜け、ずっと閉じられる。

「おい!しっかりしろ!慶次!」

えぇええぇえええ!!!?これ、通常じゃないん!?
しかもいいとこで終わったし!
選択肢

じっとしている
弘海ちゃんに手伝ってもらう











ファッションショーの方向性が決まり、毎日のように家庭科部の部屋で打ち合わせをしていた。
でも主人公が考えてるデザインと部長とか部員が考えてるデザインのイメージが何か違う感じでなかなか話がまとまらない。
家庭科部を後にして、教室で一人デザインを見ながら考え込んでると弘海ちゃんが来た。

「ため息吐くと幸せが逃げちゃうわよ?‥あらこれ、ファッションショーのデザイン?」

「はい」

「ちょっと見せてもらってもいいかしら?」

「うん‥でも、どれもしっくりこなくて‥」

「どれどれ~」

弘海ちゃんも一通りデザインを見て、確かにいまいちぱっとしないって。

「実際におしゃれな服を見たら、いいデザインが思い浮かぶんじゃない?」

「おしゃれな服ですか?私、あまりそういうお店行かないなあ‥」

「じゃあアタシが連れてってあげる」

さっそく今週末知り合いの店に行こうってことに。
でも一応先生と生徒だから他の子にはナイショ、と。

(先生と生徒、かあ‥)

弘海ちゃんとは女友達みたいなノリで話すこと多いから、言われるまで意識したことなかった。
日曜日のことを考えると、少しドキドキしている自分がいた。


約束の日曜日。
待ち合わせ場所に私服の弘海ちゃんw
デザイナーもしてる友達のお店に行く道すがら、商店街にあるお店のショーウィンドウに飾られた服に足を止めるので、なかなか目的の店に着かないww
二人でこれが似合うとか似合わないとかしてたら、ヒロミちゃんが急に手を掴み店の陰へ隠れた。
何事かと思ったら、教頭先生発見;;
緊張で早く通り過ぎろ‥!と思うも、あと少しのところで足を止められた。
見つかった!?と思ったら、すぐ傍の紳士服の店に入って行く。

(た、助かった‥)

「大丈夫だったみたいね‥」

教頭先生に気を取られて全然意識してなかったけど、気付いたらすごい近い距離。
吐く息や吸う息、心臓の音まで全部聞こえてしまいそう。
きゃきゃw←

「あまり寄り道してると危ないわね。今のうちに逃げましょ」

「は、はい!」

私たちは早足で目的のお店へ。
そこのお店はおしゃれな服やかわいい小物などがずらりと並んでいた。
すごく素敵だと主人公が言うと、じゃあアタシのお勧めも選んでこようかなっていかにも高そうなラメの入った黒い色のスパンコールドレスを‥‥あの‥それは‥;;
とりあえず何か一着でも試着しなさいというので、柔らかい手触りのする赤いワンピースを選び試着室へ。
でも後ろにあるファスナーに手が届かない。
試着室のカーテンから顔だけ出してヒロミちゃんを呼ぶ。

「あら、どうしたの?」

「あの、すみません、お店の女性スタッフ呼んでもらえませんか?背中のファスナーが閉まらなくって‥」

「アタシが閉めてあげようか」

「ええっヒロミちゃんが!?」

「あ、もしかして‥‥アタシじゃ嫌だったかしら」

「そ、そんなことないです!あの‥お願いします‥」

「かしこまりました。お嬢様」

試着室の中にヒロミちゃんが入って来たw

「さ、後ろ向いて」

「あ、はい‥」

後ろを向くとセクハラまがいなこと言われたww

「○○ちゃんって、綺麗な背中してるのねえ」

「な、何言い出すんですかっ」

「あはは、ごめんね。でも本当にそう思ったから」

ヒロミちゃんがファスナーを閉めてくれる。

「‥はい、これでよしっと。じゃあ一回りしてみて」

「はい」

くるりと回ると思った通り、すごく可愛いって褒めてくれるw
オーナーと話してくるってヒロミちゃんが試着室を出て行ってほっと一息。
着替えて試着室を出ると、ヒロミちゃんはまじめにオーナーさんと話していた。
弘海ちゃんが私に気づいて手招きしていくと、学園祭のファッションショーの話、相談だったらいくらでも乗れるって。
学園祭当日も見に来てくれるらしい。
帰り道、おいしいって有名なパフェ屋さんでお茶を‥‥バフェ‥バフェ‥‥パフェ食いたい‥!!!
ストロベリーパフェか~‥私はチョコパフェの方が好きw
ストロベリーって店によって酸っぱかったりするから当たり外れが激しいんだよね。

「こうしてると、なんだかデートみたい」

「えっ‥」

あら、主人公‥ヒロミちゃんを女友達から男性として認識?w
主人公はおかげでファッションショーのデザインが少しずつ見えてきたみたい。
ヒロミちゃんのこと考えてたら、すっと手を伸ばされて手を握られる。

「○○ちゃん、背中も綺麗だったけど‥手も綺麗」

な、なんぞ!?
今日頑張ったご褒美だってマニキュアを取りだして、ネイルアートをしてくれ‥‥るんだけど‥あの、スチルの主人公の指‥ピンク過ぎやしませんか‥?←