選択肢

やりたいと言う
夏輝さんに連絡する













昨日の山田さんとの約束で、事務所に顔を出したんだけど‥‥なかなか来ない。
来ないなんて珍しいな‥と思ってたら、社長と一緒に登場。

「お疲れ様。今日はCMの撮影だったって?」

「はい」

頷くと社長はうれしそうに笑った。

「そうかそうか。‥いやあ、○○ちゃんもいよいよ一流だなあ。まさにうちの看板タレントだ。‥なあ、山田くん?」

「‥‥そうですね」

「いえ‥私なんて、まだまだだと思いますけど‥」

「いやいや、謙遜しなくてもいいよ」

山田さんがちらりとこちらを見て、なぜか口元を緩ませた。

「昨日に比べて元気がいいように思えるが‥‥何かいいことでもあったか?」

夏輝さんに久しぶりに会ったせいだと思われますw
主人公は今朝のことを思い出した。
まだ明けやらぬ空。
主人公はライブ会場に戻るという夏輝さんを見送るために、新幹線のホームへとやってきていた。
発車の時間が近づくごとに少なくなっていく主人公たちの時間。
(このままずっと夜が続けばいいのに‥)
思わずそう思っていると、ぐいっと夏輝さんに抱き寄せられた。

「ごめん、俺のわがままにつき合わせて」

時間が早いため、ホームにはぜんぜん人がいない。

「今日、少しだけど一緒に過ごせてよかった」

「私もうれしかったです。夏輝さんとこうしていられて」

笑顔を浮かべる夏輝さんの瞳の奥は切なげ。

「本当はもっと一緒にいたいけど‥」

(そうだ‥‥また、会えない日が続くんだ‥)

さっきまでのうれしい気持ちが一転し、悲しみが襲ってくる。

「この手を離さなければならないのは辛いけど‥‥でも、近いうちにまた一緒に過ごせるだろうから‥」

「え?」

(ツアーが終わったら、ってこと‥?)

そう思いながら夏輝さんの顔を見ると、彼は主人公の頬に手を添え、おでこに軽く口付けた。

「今、俺からはこれ以上話せないけど‥‥○○ちゃんがいい返事をくれますように」

「それってどういう‥」

聞こうとしたら、新幹線のベルが鳴り響いた。

「あ、じゃあ、また‥‥連絡するね」

慌てて夏輝さんが乗り込むと、ほどなくして扉が閉じる。
窓越しに見える夏輝さんの姿が、少しずつ遠ざかっていく。

(夏輝さん‥)

主人公はキュッと締め付けられる胸を抱えるように、自分を抱きしめた。
まるで、抱きしめられたときの夏輝さんのぬくもりを逃さないように。

(そういえば、あのときの夏輝さんの言ったことって‥なんだったんだろう)

その時、山田さんの声が飛んできた。

「今日、お前を呼んだのはスケジュールの相談があったからだ」

新しい仕事が入ったって言うのに、山田さんの顔は冴えない。

「実は、JAEDサイドから連絡があってね。期間限定で新ユニットを組まないかという打診があったんだ」

「新ユニットって、私と‥JAEDが‥‥ですか?」

「そうだ。○○ちゃんと神堂春の、ツインボーカルらしい」

うわー‥責任重大だぞ、こりゃ;;

「急に持ち上がった話だからいろいろあるんだが‥‥まず、アルバム制作をしなければならない。で、アルバム発売と同時に全国ツアーを行う計画だ」

アルバムの制作期間は半年。
いいものを作れるようにイギリスにあるJAEDの専用スタジオで制作するんだって。
主人公も渡米することになるし、この仕事を請け負ったら、しばらく日本でのほかの仕事ができなくなる。でも、それだけ大きい仕事とも言えるって。
山田さんは最初反対しようと思ってたけど、今の主人公があるのは春さんのおかげといっても過言じゃないし、この企画を通して主人公の集大成が見られるんじゃないかとも思ったらしい。

「お前の返答次第だが‥どうする?」

もちろんやりたいですと言うと、山田さんと社長はうれしそうに目を細めた。
これで夏輝さんと一緒にできるんだ‥とも思ってたら、山田さんが他の仕事を断ってまで引き受けるんだ。仕事だってこと忘れるなと言われてしまう。

(そうだよね、これは仕事なんだから。‥もっとちゃんとまじめに取り組まなくっちゃ‥)

でもひとつ問題が。
まーくん‥一人でお留守番‥orz
とりあえず、家族みんなに相談することに。
家に帰ると、まーくんが笑顔でおかえりって‥‥おかえりって‥
頃合を見て、イギリスで仕事するって言ったらどうする?と聞くと、目を丸くした。

「え‥お姉ちゃんが?」

そして首をかしげる。

「‥どうしてそんなこと聞くの?」

「うん、実はね‥」

事務所で聞いた話を使えると、まーくんの表情がみるみる複雑なものへと変わって行った。
そうだよね‥ただでさえ寂しい思いしてるのに‥‥普通だったらグレちゃうよ、繊細なお年頃だし。

「それって‥どのくらいの期間なの?」

「えっと‥最低、半年はかかるって‥」

その言葉にまーくんはばっと立ち上がった。

「半年も‥?」

なんと言っていいか分からず、まーくんの顔を見つめてると、まーくんの表情が少しゆがんでいく。

「日本じゃダメなの?どうしてもイギリスに行かないといけないの?今までは、JAEDとの仕事も日本でずっとしてたのに‥‥どうして急にそんな‥」

う‥(´□`。)

「まーくん‥」

主人公のつぶやきにまーくんははっとして、ごめん、お姉ちゃんは仕事で行くのに‥って。
まーくん、君はもっと甘えていいと思うよ!
行きたいなら言ってきなよって‥‥泣くよ!?←

「その代わり‥‥約束!後悔しないくらい‥全力でお仕事するって」

「まーくん‥」

「だったら僕も全力で応援するから。‥そして、お姉ちゃんが帰ってくるまで、ちゃんとこの家を守っておくから。だから‥安心して行ってきて

まーくんがいい子すぎて、ここまでの文章まーくんばっかりだよ‥もう、どうしたら‥

「でも‥いいの?」

その言葉に大きく頷いた。

「うん!だって僕は‥‥お姉ちゃんとJAEDのファンだよ」

彼の笑顔にもうためらいはない。

「うん‥わかった。お姉ちゃん、がんばるね!」

もうバトエン見れないね、これ。←
両親にも承諾をもらって部屋で落ち着いてると、夏輝さんのことが気になって電話してみる。
数コールの後にすぐ出てくれた。

「あ‥今、大丈夫ですか?」

「うん。もうホテルの部屋に戻ってるから。‥どうかしたの?」

新ユニットの件、引き受けることにしたって言うと、携帯越しに彼の笑い声が聞こえてきた。

「そっか‥‥実はさ、今日のリハ‥かなり調子がよかったんだよ。朝まで○○ちゃんと一緒にいられたからかな‥って思ったんだけど‥」

「え‥それは‥」

「新ユニットでずっと一緒にいられたら、毎日が調子いいかも」

冗談めかした言葉に、主人公も思わず顔をほころばせる。

「もう、夏輝さんってば‥お仕事なんですよ?」

そういうと、夏輝さんは少し真剣な声色で返事をした。

「‥ごめん、わかってるよ。でも、○○ちゃんといられるのはやっぱりうれしいし、一緒に曲を作れるのは楽しみだから」

その素直な言葉に主人公の胸も熱くなっていった。

「確かに、それは私も楽しみです」

それから時間が許すまで、電話を続けた。
ふと気がつけばもうかなり遅い時間。
名残惜しいけど、そろそろ切らないと‥ってなっても、主人公も夏輝さんもまだ切りたくないご様子。

「それじゃ、同時に切ろうか」

「え?同時にですか?」

それだったらいいかも‥と声掛けして電話を切ろうとする。

「せえの‥」

ボタンを押す指に力を込めた瞬間。

(やっぱり、切れない‥!)

主人公はボタンを押せなかった。
それでも途切れるはずだった電話はなぜか繋がっている。

(あれ‥?)

「‥‥○○ちゃん?」

「はい」

「電話、切らなかったんだね」

(切らなかったというか‥)

「切れなかったんです」

「俺も。やっぱり俺たちって似てるね」

電話の向こうから聞こえる穏やかな笑い声に、思わず笑ってしまう。

「ふふ、そうですね」

「でも、このままだとずっと切れなさそうだから‥‥俺が切るよ」

そういうと、夏輝さんの声がささやくように告げた。

「おやすみ、○○ちゃん‥‥大好きだよ」

「あ‥」

突然のことに声を上げたときには、電話はもう切れてしまっていた。

(もう‥夏輝さんったらずるい)

夏輝さんの笑顔を思い浮かべながら主人公は携帯を手にごろんと横になる。
そして新ユニットのことを思い、JAEDのファンはどう思うかなとか考えながら意識を手放した。
数日後、バラエティ番組のゲストで局入り。
モモちゃんにメイクしてもらっていても、考えることは新ユニットのこと。
日が経つにつれて、自分で大丈夫だろうかとか不安に思っちゃってるみたい。
それを見透かしたモモちゃんは、「初めての仕事は誰だって不安よ。だけど‥大切なのは気持ち。そんな風に不安がってたら一緒に組むJAEDに失礼だ」って。

「‥春くんが‥JAEDが認めた○○ちゃんなんだから、もっと自信持ちなさい‥ね?」

(そうだよね‥こんなうじうじしてたら、リクエストしてくれたJAEDにも、ファンの人たちにも失礼だよね‥)

そう思い直し、テレビ番組の収録後、正式に新ユニットの件を引き受けると社長たちに進言したのだった。

(‥もちろん不安がないといえば嘘になる。それでも、みんなの期待に応えられるように、もっとがんばりたい‥)

なんか、この主人公の前向きな考え方好きだなーw
今までは何かとうじうじした考え方が多かったのかもしれんがw←
選択肢

無理なんかしてない
本当に?














その日のGフェス会議はいつも以上に恵人先輩が張り切っていた。
学園祭開催に向けて、来週の職員室でプレゼンを発表することになったって。
プレゼンの勢いで開催を認めさせる!っていう言葉にみんなもやる気がアップしたのか、各自使えそうな資料を作ることに。
主人公はどうやら保健委員との掛け持ちで今まであまり積極的に活動してなかったみたい。
でも健診が終わったので余裕があるというと、恵人先輩は笑顔で頑張れよって言ってくれた。
主人公は過去の学園祭資料をまとめれば役に立つかも‥と図書室へ。
でも予想以上に資料が多くて、両手いっぱいに抱えて準備室に移動。
階段を慎重に上がっていくと誰かにぶつかった。

「‥‥っと!」

「わっ!」

本がするすると落ちていく。
主人公も階段から踏み外しそうになるけど、次の瞬間にはふわりと身体を抱き抱えられた。

「あ‥‥」

「ちゃんと前見て歩け。危ないだろ」

見上げると、間近に高野先生のお顔があった。

「はい、すみません‥」

高野先生が主人公から離れたと思うと階段下に散らばった本を拾っていく。

「おい、ボケーっとしてんなよ」

「あ、はい!」

主人公も階段を下りて、一緒に本を拾いはじめる。

「こんなたくさんの本、何に使うんだ?」

「えっと‥学園祭のプレゼンの準備に‥」

「ああ、あれか‥」

高野先生は散らばった本を拾い終わると、主人公の隣にやってきた。

「美術準備室に向かってたのか」

「はい?」

「じゃあこれは俺が持って行ってやる」

「え、そんな‥‥悪いです」

「別に‥‥これで怪我でもされたら俺の仕事が増えて困るからな」

そう言ってすたすたと先を歩いて行った。
お礼を言いながら主人公もそれに続いた。

「なあ、〇〇‥」

それまで無言だった高野先生が突然口を開いた。

「ちょっと無理してんじゃないのか?」

この選択肢‥‥ひっじょーに迷ったんですよね‥
否定と肯定なんですけど、でもまだまだ忙しくないし、迷ってるそぶりとか全員なかったんで、無理してないを選んだんですけど‥‥

「別に無理なんかしてないです」

「可愛げのない奴だ‥」

むっとした表情で可愛げのない奴と言われると!!

「だって本当のことですから」

主人公は少しムキになって返事をする。

「意地張んなよ」

でこぴんされたw

「いたっ!」

「‥‥なんかあったら俺に言え。話くらい聞いてやるから」

そう言ってふっと笑った。
このたまに見せる微笑みに何人の女生徒が落ちたことだろうな‥←


それから主人公は毎日、学校でも家でもプレゼンの準備をしていた。
過去の資料が多過ぎたせいもあって、家に本を持ち帰って資料を整理しなくては間に合いそうもなく、睡眠時間を削って作業するしかなかった。
倒れるフラグかw
と思ったらマジで倒れました。
美影ちゃんとヒロミちゃんが顔色が悪いって心配されてる最中にw
意識を失って、目を覚ましかけてると電波の悪い電話のような話し声が聞こえてきた。

「あんたが無理難題を〇〇に押し付けるから!」

「別に俺は押し付けちゃいねぇよ!」

美影ちゃんと恵人先輩です。
まったく持って押し付けられてなんかないよー美影ちゃん。
というか、まさかあと11日間、保健室のお世話になってばかりなんじゃ‥(笑)
目を開けると保健室のベットに寝かされていた。

「‥‥あっ!〇〇が目を覚ました!」

キイタくんの言葉にその場にいた全員がこちらに目を向ける。
Gフェス+美影ちゃん+ヒロミちゃん+高野先生。
‥‥今、授業中じゃないんか?w

「皆さん、どうしたんですか‥?」

「どうしたってお前なあ‥‥倒れたって聞いてみんな飛んできたんだぞ」

「プレゼンのために過去の資料の整理してたんだってね」

「すみません、皆さんの足引っ張ってばかりですよね‥」

「そんなことないよ‥‥どれも役に立つ資料ばかりだよ」

「あんまり無理しちゃダメだよ、〇〇ちゃん」

「そうそう!〇〇はもっと俺達を頼っていいんだからね!」

ほんといい人達に囲まれてるなあ‥w

「‥‥ごめんなさい」

主人公はみんなに向かって頭を下げた。

「‥たかだか貧血で大げさだな」

「もう!シンちゃんったら‥‥○○ちゃんを運んできたとき、血相を変えて駆け寄ってきたのはどこの誰だったかしら?」

「おまっ‥余計なこと言ってんじゃねぇ!おら、部外者はとっとと出て行け!」

照れとるw

「わかったよ。じゃあ○○、ゆっくり休めよ!」

「はい!」

高野先生の言葉にみんなが保健室を出て行った。
主人公も立ち上がろうとする。
でも高野先生が主人公の額を軽く押さえてベットへと押し戻した。

「お前はもう少し寝てろ」

「でも‥」

「それは今のお前の仕事だ」

ぽんぽんと頭を撫でられる。
女の子って体の中で一番触られてうれしいの部位は頭らしく、撫でられたりするとその相手に対してすごい好印象になるらしいですね‥
逆に男性は腕。
軽く触れられただけなのに胸がどきどきする。

「‥どうした?眠れないのか」

あなたが頭を触ったからですよw

「いえ、寝ます‥」

「何かあったら声かけろよ」

高野先生は机に向かって行った。
保健室で二人きり。
そんなことを考えてると、なかなか眠れないけど、体を向きを変えて高野先生の背中をしばらく見ていたら、いつの間にか寝てしまった。
・・・主人公、寝顔の大サービスだなw
てか寝顔とか見られないように仕切るカーテンないのか‥?
先生から丸見えじゃないかw
そして気がつくと‥‥辺りは真っ暗。
え?
もう下校時間はとっくに過ぎてるって‥‥それまでに な ぜ に 起 こ さ な か っ た w
寝顔をじっくり見てたらいつの間にかこんな時間になってたって?いやん、もう恥ずかし(誰もそんなこと言ってません)

「気持ちよさそうに寝やがって‥‥今日は保健室に泊まって行くか?」

泊まりたい!!
私一度でいいから学校に泊まってみたかったんですよね~w
兄の時は天体観測だって小学校のときに泊まり込みの授業があったんですけど‥私の時にはもうなくなってて。
PTAによる殲滅かなあ‥くそう。←

「とっとと帰る支度をしろ」

「はい‥‥高野先生も帰るんですか?」

「ああ‥仕事はとっくに片付いてるからな」

「私が起きるのを待っていてくれたんですか‥?」

「別にそういうわけじゃねえけど‥‥ほら、早くしろ!」

その赤い顔がすべてを物語ってますよw
そ し て ! ここに来て高野先生の私服キターー!!!!!!(・∀・)
え、足元ふらついてるから途中まで送る?いいよ!ぜひともカモンッ☆(テンションおかしい)
でも駅前までのはずが、途中で倒れられたら困るって降りる駅まで、そして最終的には家の近くまで‥とw
高野先生って放任主義に見えて意外と心配性だよねww
てか、高野先生って車持ってなかったっけ??
高野先生が来た道を戻るのを見て、主人公も家に向かって歩き出す。

「○○!」

今日何度目か分からない引き止め方w(文章にはないですが、駅前まで送るときも最終的には家の近くまで送るってなったときもこの呼び止めかたでしたw)

「‥なんですか?」

「いや、やっぱり、なんでもねえ‥」

先生が伏し目がちに言う。
A.わかりました
B.本当に?
ここで選択肢ー!?
え、これ、意味あんのかな‥?

「本当に何でもないんですか?」

思わず聞き返してしまう。

「だから、何でもねえって!」

その割には立ち絵が照れ顔なんですがww

「また明日、学校でな」

結局引き止めた理由も分からず、高野先生は再び駅のほうへ。
主人公は思わず、その背中をずっと見つめていた。
選択肢

聞きに行く
実は‥













今日は身体測定の日。
自分のクラスの健診の際に、主人公はいろいろと手伝うことになっていて妙に緊張していた。
先に男子が健診を終えて帰ってきた。
美影ちゃんと一緒に教室を出ると、健診が終わったクラスから笑い声が聞こえてくる。

「保健の先生かっこよかったよね!高野先生だっけ?」

「うんうん!今度から保健室通わなきゃ」

おーい、用もないのに行っちゃだめだぞw

(やっぱり高野先生って人気あるんだな‥)

その言葉に思わず高野先生のことを考えてると、美影ちゃんに訝しげな顔された。

「‥‥〇〇、聞いてる?」

「えっごめん、何?」

「もうぼーっとしちゃって‥‥今日、身体測定でなんか仕事を任されてるんでしょ?」

保健委員っていつもどんな仕事してたかな‥‥←
保健室にたどり着くと、先に出てたクラスメイトはもうジャージに着替えていた。
美影ちゃんも着替えに行って、主人公は何をしたらいいのかと高野先生に視線を送る。
なんだか忙しそうにしていて、声をかけるのが躊躇われたけど、聞かないことには始まらないので聞くことに。

「あの‥」

「ここは〇〇のクラスか」

ありゃ、名前呼びじゃなくなってるw

「保健委員は身体測定の補助をやってもらう。クラス全員が終わってから自分の健診だ」

「はい、わかりました!」

「よし、いい返事だ。しっかり仕事しろよ」

高野先生がニッと笑った。

「お前は胸囲だな」

(胸囲って‥‥高野先生が測るの手伝えってことかな)

え!?高野先生が胸囲測んの!?

「‥どうした?」

「あの‥‥高野先生が測るんですか?」

「バカ!保健医とはいえ、俺が女の胸触れるわけないだろ」

高野先生のドアップ照れ顔ゲェエェットォオ!!!!!!!!!*+о(〇ω〇)ь+*←

「え?じゃあ、誰が‥?」

てか胸囲なんて測ったことあったっけかな‥?←←
高野先生が指を指した先に女性の先生がいた。

「そういうのは女の教師に任せてある」

「そっか‥‥す、すいません‥」

高野先生、モテてる割に純情なのねw

「いいから、早く行け」

顔真っ赤にしながら言われてもきゅんきゅんするだけですよ(笑)
女性の先生が女子の胸囲を測っていって、主人公はそれを紙に書いていく。
最後の生徒を測り終えて、主人公も測って貰おうとジャージに着替えようとするが、制服脱いだ後にジャージを測定場所に置きっ放しにしていたことを忘れていた。
下着姿のままジャージを取りに行こうとカーテンを開けると‥‥‥誰もいない。
女性の先生も他の先生もいなくて‥‥って‥もしや、忘れ去られてしまった感じ‥?
とりあえず、ジャージを取りに行こうとしたら、廊下の方から急にガヤガヤと声が聞こえてきた。
しかも扉の前まで近付いてくる。

(もしかして、ここに入ってくるの!?)

ちょまっ下着姿のまんまー!!!;;
主人公は慌てて窓のカーテンに隠れた。
それと同時にガラッと扉が開く。

「‥それにしても、身体測定っていうのは面会ですね」

「まあ、一年に一回の行事ですから」

しかも男性教諭ー!?(((( ;°Д°))))

(先生たちの健診が始まっちゃったんだ!)

バレないように息を殺して、見つかりませんようにと心の中で何度も祈った。
そんな主人公の祈りとは裏腹に、一人の先生の声が聞こえてきた。

「光の関係でさ、体重計の目盛りが見づらいんだけど‥‥誰かカーテン閉めてくれない?」

(え‥)

ぎゃーっ!!!o(;д;o≡o;д;)o

高野
「俺が閉めてきますよ」

高野先生ならば致し方ない。←
(‥‥こっちに来ないで!)

目の前で足音が止まった。

(‥‥ダメ!)

カーテンが少しめくられ、高野先生が私に気が付いた。
驚いた顔の高野先生と目が合う。
目頭が一気に熱くなった。
今にも泣き出してしまいそうなくらい恥ずかしい。

「‥‥〇〇、何してんだ?」

顔を近付け小声で聞かれたけど、うまく言葉が出てこない。

「‥お前のクラスは終わったはずじゃないのか」

「実は‥」

事情を説明しようとするけど、高野先生にいきなり口を手で塞がれた。

「しっ‥‥」

高野先生はこっちを見ないようにしながら、主人公を自分の身体‥‥身体でっ!?隠すように立ち位置を変えた。
そして身体を近付け小声で言う。

「事情は後で聞くから‥‥今は黙ってろ‥」

主人公は首を縦に振る。

「‥‥とにかく、その格好を見られたくなかったら、ここでじっとしてろ」

耳元で囁かれ、主人公の口元からようやく手が離れた。
解放された口で音を立てないように大きく息を吸う。
高野先生がカーテンから離れて行った。

「カーテンですが、やっぱりこのままにしておきます。で、どの目盛りが見えないんですか?」

「あ、これなんだけど‥」

フォローでなんとかバレずに済んだけど、まだまだ油断は出来ない。
先生達が保健室を出ていくまで、ふらふらの足を必死に立たせた。


しばらくして部屋が静かになり、鍵が閉まる音がする。
!?密室に二人きりフラグキター!!!!!!(黙れ)

「‥‥〇〇、もういいぞ」

「はい!」

主人公はカーテンから出た‥‥‥‥ってお前下着姿なの忘れてるだろっ!!ヽ(・□・;ヽ)(/;・□・)/

「あっ、ご、ごめんなさい!」

主人公はすぐに着替えが置いてある場所に向かおうとする。

「‥‥待て。お前の身体測定、まだ終わってないんだろ?」

呼び止められて高野先生を見ると、先生は別の方を向いていた。
なんだ、凝視してるのかと思って変に焦ったじゃないかw
はい、というと今から測るからジャージに着替えろって‥‥ジャージを投げてくれた。
素早く着替えてまずは身長から。

「かかとをしっかりつけて。背伸びはするなよ」

二人きりの保健室で身体測定‥‥‥な、なんかエロい‥
高野先生が頭上のバーを下ろし、主人公の高さに合わせる。
じっと見られてるのに耐えられなくて思わず顔を逸らした。

「ちゃんと前を向け。計れないだろ」

「え‥わっ!」

高野先生が私の顎に手を添え、ぐいっと前を向かせる。
急に触れられて、主人公の心臓ばどきりと跳ねた。
あのー‥これ、なんてエロg(ry
主人公の思いとは裏腹に次々に測定していく高野先生。
身長、体重、座高が終わり、残りは胸囲だけ。
‥‥どきどきわくわくw←
先生がメジャーを持った。

「あの‥」

「なんだ」

「高野先生が計るんですか?」

「俺は目盛りを確認するだけだ」

あら、さっきとは違ってむすっとした表情。
メジャーを渡され計ろうとするも、見られてるせいかなんだかやりにくい‥

「‥‥どうした?早くしろ」

このっ‥余裕感がなんだか恨めしい‥!!
そしてなんだかドSっぽい!!!←

「は、はい‥」

自分の胸にメジャーを巻き付け、目盛りを重ねる。

「あの、できました‥‥」

「どれ‥」

高野先生が少し屈み込み目盛りを確認する。

「‥‥」

何、この沈黙っ!?
高野先生は屈み込んだまま主人公を見上げた。
上 目 遣 い だ と ‥ ! ? w

「終わりだ」

上目遣いで微笑むでないわぁああ!!!!\(^▽^)/
死ぬ!萌え死んでしまうぅうう!!!!!!!!(黙れ)
お礼を言うと、高野先生はそそくさと新聞を読み始めた。

「とっとと着替えろ。むこう向いててやるから」

むこう向かなかったら完璧変態領域に入ってしまいますよw
だが、イケメンに限り許されてしまうという二次元の絶対領域!←
高野先生が傍にいると考えちゃって、制服に早く着替えたいのになかなか着替えられない。

「あっ‥!」

ベストを着ようとしてワイシャツの手首についたボタンを髪に引っ掛けてしまった。
また難易度高いことするなあw

(と、取れない‥)

「‥‥おい、まだか」

「ボタンが髪に引っかかっちゃって‥」

主人公がボタンを格闘していると、ふいに手を握られた。
!?

「え‥」

気がつくと目の前に高野先生。
スチルキターー!!!!!!!!!!
って若っ!なんか色っぽさが抜けてしまった高野先生現る!

「無理に引っ張るな。取ってやるから」

先生の手が主人公の髪に触れ、ゆっくりと絡まってる部分を解いてくれる。
あまりに優しく触れるもんだから私と主人公の心拍は最高潮☆

(手、温かいな‥)

「‥‥取れたぞ」

はたっと気がつくと高野先生は机の方に向かい、そっけなく用が済んだならさっさと教室に戻れって。
さっきのスチルのあの微笑みはいずこー!?

「あ、それとは‥」

「はい?」

「保健委員の仕事、ご苦労だった」

そしてまたすぐに新聞に視線を戻した。
高野先生‥‥あーた、何その沈ませておいてまた急激に上げるその作戦は‥

・・・・・

・・・・・・・ありがとうございます!!(`・ω・´)ゞ←

教室に戻るともう休み時間になっていた。
一気に緊張と疲れがどっと押し寄せて、倒れこむように自分の席につく。

「○○、遅かったじゃない。何かあったの?」

「ちょっと後片付けとかあったから‥」

「そうなんだ、お疲れ様」

すまん美影ちゃん‥嘘ついて;;
二人きりの身体測定。
必ず忘れることはないだろう。
あんな濃密な時間忘れられるわけないだろー!!!w
選択肢

笑顔を見せる
電話する












芸能界で歌手として活動を始めてから数年。
人気ロックバンド・JADEの春のプロデュースによる主人公の曲もかなりの数になって、主人公自身の世間の評判も高く、多くのファンに支えられるようになっていた。
そして忙しい合間に事務所に来て、スケジュールの打ち合わせ。
CMの撮影が二本、雑誌のインタビュー‥‥なんか聞いてるともう完璧に売れっ子だなあ‥って思うわー‥
毎日毎日忙しくて夏輝さんになかなか会えないみたい。
数ヶ月前からJADEが全国ツワーに行っちゃってるから余計に。
寂しいって思っちゃいけないんだろうけど、そう思わずにはいられない、と。

「今のお前の様子を知ったら、あいつも心配するんじゃないのか」

そう言われ、主人公は山田さんに笑顔を向けた。

「すみませんでした」

「‥ん?」

「いえ‥山田さんの言うとおりだなと思いまして。‥‥今はお仕事、がんばりますね」

明るく答える主人公に山田さんは一瞬目を見開く。
しかしすぐにふっと表情を崩した。

「ああ‥‥がんばると言ったからには、しっかり仕事をするようにな」

「‥はい!」

「俺もできる限りのフォローはするから」

そういって手帳でぽんぽんと頭を叩いた。
なんだかいつもこうやって励ましてもらってる気がするw
忙しいのは山田さんも同じ。自分もがんばらなくちゃと気合いを入れて事務所を後にした。
このとき山田さんにかかってきた電話が主人公の状況を一変させることも知らずに‥
一時間後、テレビ局についたとき夏輝さんからメールが!

【ここのところなかなか連絡ができなくてごめんね。今、仕事中かな?今俺は次の会場に異動してるとこ。少しずつそっちに○○ちゃんのもとに近づいてるかと思うと、顔が浮かぶんだ。‥‥早く会いたい】

くっそー!!こんなメール実際にほしいぜww
夏輝さんも自分に会いたいと思ってくれてたのかと思うと、思わず携帯をぎゅっと抱きしめた。
画面変わってホテルの一室。

「私も会いたいです‥か」

「なーに、にやけてんだよ?あ、もしかして愛しの彼女からのメールか?」

「い、愛しの彼女って‥」

冬馬さんがからかう体制に入りましたw

「いいねえ、俺もそんな風に愛情あふれるメールを送ってくれる優しい彼女が欲しいわ」

「なんだよそれ。‥だったらそういう子と付き合えばいいだろ?」

「冗談。そういう子は本気の子だろ?俺には重過ぎる」

相変わらずだなあw
そこに秋羅さんと春さんも来て、会いたいなら新幹線ぶっ飛ばして会いに行って来いってw
春さんが主人公のプロデュースを続ける上での新プロジェクトを考えたって‥‥なんだよー、そんなもったいぶらないで告知してくれよぅw
主人公の方に戻っても、山田さんが変に動揺してて、さっきまで事務所に寄れとか言ってたのに、やっぱり明日でいいとか言うしw
携帯を戻そうとして、夏輝さんの声が聞きたくなって思い切ってかけてみた。

「もしもし?」

コール音が聞こえたと思った途端つながったww

「実は俺も、○○ちゃんに電話かけようとしてたところだったんだ」

「え‥?」

「ははっ‥息ぴったりって感じ?」

いや、そこは以心伝心と言ってくれw

「今、話しても平気?」

「はい、もう帰るだけですから」

「そっか。じゃあちょうどよかったかも」

(ちょうどよかったって‥?)

「でも、○○ちゃんから電話くれるなんて珍しいね」

「え‥そ、そうですか?」

「うん、何かあった?」

「う‥」

(ここは素直な気持ちを伝えたほうがいいのかな‥」

言っとけw

「夏輝さんの声が‥聞きたくなって‥」

「え‥」

消え入るような主人公の声と夏輝さんのつぶやきが重なった。
一瞬、沈黙が広がったもののすぐに夏輝さんの照れたような声が耳に届く。

「俺も同じこと思ってた‥‥やっぱり‥つながってるね、俺たち」

「ふふ‥そうですね」

テレビ局前でラブコールすんなw

「あのさ‥」

「はい?」

「今、どこにいると思う?」

「え‥?」

(どこって‥)

「ツアー先のホテル‥‥じゃないんですか?」

「‥後ろを見て」

「後ろ‥?」

本気で新幹線ぶっ飛ばしてキターー!!!( ̄▽ ̄)w

「う、嘘‥どうして、夏輝さんが‥」

あーたに会いに来たんだよっ!

「明日は午後からリハだけだったから‥‥みんなの許可を取って会いにきた」

彼の手が主人公の頬に触れる。

(夢じゃないんだ‥)

そういって笑顔を返すと、夏輝さんは照れたように手を離した。

「その‥俺の家行こうか?」

「え?」

「だって‥‥このまま顔を見てたら抱きしめたくなっちゃうよ」

こ い つ ら w
警備員とか必死で目とか逸らしてそうだよねw
いや、私が警備員ならガン見するがw←
夏輝さんは主人公の頭をポンと叩くと、主人公の手首をつかんで歩き出した。

「だから‥行こう‥?」

低くささやくような甘えた声に、敵う女は早々いないだろう。


久々に訪れた夏輝さんの家。
部屋に上がった瞬間強く抱きしめられる。

「会いたかった‥」

「私も‥」

ぎゃーっいきなりなんかお泊り決定するか!?っていう文章が流れていくw

「朝まで‥‥傍にいて‥」

お 泊 り 確 定 。きらんっ←
夏輝さんの熱を受け止める主人公はまだ知らなかった。
これから何が起こるのかを。
え?悪いことなの??
選択肢

正直に話す
ありがとうございました












桜の木はピンク色の花から緑色の葉へと移り変わろうとしていた。
そろそろ、春も終わり。
学園生活に慣れてきたころ、主人公は保健委員ということで高野先生に呼び出されていた。
保健委員って‥‥一学年に一人設定‥なわけないよね。

「じゃあ明日の放課後までにアンケートを持って来い」

「はい、わかりました」

主人公はややかすれた声で返事をする。
ん?夏風邪?

「どうした?声が変だぞ。ちょっと口あけてみろ」

高野先生のキョトン顔、なんかめちゃくちゃかわいい‥w

「え!?」

「ほら、早くしろ」

言われたとおり口をあけると、高野先生の手が主人公の頬に触れ、顔を近づけて口の中を見る。

(顔が近いよ‥)

私こんなことされたら恥ずかしくて逃げるww
そういや、今まで私の学校の保健の先生って全員女性だったような‥‥てか、男の保健の先生っているもんなのか?←

「喉が赤いな‥‥風邪でも引いたか?」

どうやら昨日Gフェスの新人歓迎会でカラオケに行ったみたい。
なるほど、歌いすぎたわけねw
正直に話すと、高野先生はよかったなって言ってくれたw

「Gフェスとやらに馴染んできたんだろ。いいことじゃないか」

先生、ほんともうかっこいい‥シーズン番外編の私服姿もかっこよかったけど‥‥いい男は何をしてもかっこいいんですね‥ww
これからGフェスの集まりで‥‥なぜにテニスコートに集合?

「仕方ねーだろ、教室の許可は取れねぇんだから」

だからってなぜにテニスコート!?
屋上じゃだめなのか!?
いくらテニス部が休みで使わないからってw

「そうはいきませんよ」

ギャース!!!;;
生徒会ツインズのお出ましです。
あの、失礼ですけど、事務の仕事とか大丈夫なんですか?
いっつも絡んできてますけど、幸人先輩大丈夫かな‥

「あなたたちこそ、テニスコートで何をしてるんです?」

「Gフェスの打ち合わせだ。文句あんのか?」

「ありますよ。邪魔です、どいてください」

「うるせえな。誰も使ってないからいいだろ」

「今から僕たちが使いますので‥」

「えっ今からテニスするの?」

葉月先輩、巻き添えww

「生徒会ってのは、制服のままでテニスすんのか?」

「そういうこともあります」

苦しい、ちょっと苦しいよ‥!!

「そうなの?初めて聞いたな」

葉月先輩ww

「ところで、あなた方は部室すらないようですね」

え、くれるの?
部室もない、顧問もいないような委員の活動を認めるわけにはいかないって。
それで、明日の放課後までに顧問を見つけられないならGフェスは解散ということで‥っておいこら、もう妨害行為を隠すこともせんのかww
生徒会にはその権限があるとかいうけど‥権限っていうのは、意地悪をするために使うもんじゃないと思うよ!!
とりあえず片っ端から先生に当たるも、ヒロミちゃんは出張で帰ってこないみたいで‥‥
アンケートを出すついでに高野先生に聞いてみたが、にべもなく忙しいから無理だって断られた。

「顧問なんか見つかるのか?校長が学園祭を毛嫌いしているから、誰も怖がって引き受けないだろ?」

だからあの校長、なんぼのもんやねんw

「‥‥引き受けてくれそうな物好きに当たってみるか」

そういって、携帯を取り出してメールを誰かに送信する。
その返信を確認すると、高野先生は少しほっとした表情を見せた。

「すぐに来る。しばらくここで待ってろ」

「はい」

おとなしく椅子に座って高野先生の仕事内容を観察。←
アンケートの集計をしてるみたいで、時々舌打ちしながら不機嫌そうにメモを取っている。
しばらく待っていると保健室のドアが開き、ヒロミちゃん登場!

「シンちゃんったら急に呼び出すんだもん、びっくりしちゃったわよ」

「遅せぇぞ、変態」

「ヒロミちゃん、今日は研修授業なんじゃ‥」

「ちょうど終わったところだったのよ。それでシンちゃん、どうしたの?」

高野先生が事情を説明すると、なぜか賭けで顧問をするかしないか決めることに。
なんでも決まらないことがあるといつも賭けで決めるんだとか。
前はどっちがおごるかの賭けだったよねw仲いいなあw
コインの裏表で決めることになったんだけど、ヒロミちゃんが勝っちゃって‥‥お?まさかの高野先生顧問フラグ?

(ヒロミちゃんもだめか‥)

つい落ち込んじゃってると、ヒロミちゃんが肩をたたいて、賭けに勝ったからって引き受けないとは言ってないわって‥えーw

「面白そうだから、やってあげる!」

「ええっ!?」

「お前な、無駄にびびらせんじゃねえよ!」

「うふふ。だってシンちゃんが面白くって」

からかってたんですねw

「このオカマ野郎!」

「でも本当にありがとう、ヒロミちゃん!」

さっそくみんなに連絡しようとするが、みんな必死に先生のところを回っているのか留守番になってしまう。
生徒会に連絡しようと廊下に出たら、ツインズ発見☆
顧問が見つかりましたっていうんだけど‥

「‥残念ですが、もう期限は過ぎています」

‥‥おい?

「生徒会の活動時間は午後5時までと決まっているんです。それ以降は一切受け付けません」

お前らまともに仕事してねえじゃねえかーっ!!!(((( ;°Д°))))←

「そんなの聞いてないです!」

「昨日言いましたよ。葉月、聞いてましたよね?」

いや、確認したけどそんなこと一言も言ってなかった!

「えっと‥‥うーん、京一が言うなら、言ったんじゃないかなあ‥」

葉月先輩は曖昧な笑みを見せる。
こら!その場の勢いにのまれるでないわっ!
でも主人公も引き下がらない。

「待ってください‥!お願いします!」

「なんといわれても受け付けません」

「別にこいつに頼む必要はねえだろ」

高野先生+ヒロミちゃんキター!!

「Gフェス顧問のヒロミちゃんです。よろしくね」

ヒロミちゃん‥自分のことをヒロミちゃんっていうのは‥w

「‥だそうだ。文句あるなら聞いてやる」

高野先生が怖い顔をしながら直江先輩に近づいた。

「い、いえ、その‥でも、生徒会としては‥」

生徒会の総帥は幸人先輩なんだぞぅ!幸人先輩を出せー!!←

「お前に話が通じないなら、直接生徒会長に頼むまでだ」

そうだ、出せー!!!(黙れ)

「うっ‥」

「‥顧問が見つかったのなら、それでいい」

キターー!!!!!!!!*+о(〇ω〇)ь+*
声がした方を見ると、幸人先輩が立っていた。

「幸人‥!」

「京一が頭の固いことを言って、ご迷惑をおかけしました」

いえいえ、とんでもないです。(*´Д`)=з

「顧問の件、生徒会として確かに受理しました」

幸人先輩はそう言うと、主人公たちに軽く頭を下げ行ってしまった。
もう登場シーン終わり!?

「待ってください、幸人!」

二人はあわてて幸人先輩の後を追いかけていった。
ほんとくっついてんなあw
まあなんかかわいいからいいけどw

「ありがとうございました!」

「おう、この変態をGフェスでいいように使ってやれ」

「もう、シンちゃんったら!」

思わず笑ってしまう。

「でもヒロミちゃん、なんで引き受けてくれたんですか?」

「だってシンちゃんがこんな真剣なメール書いてきたの、久々だったんだもーん」

え?何それ!?

「メール見せてあげよっか?」

見たい見たい~♪

「バ、バカ!いい加減にしねえと携帯壊すぞ」

ぎゃっ高野先生が照れた!!w

「それより引き受ける気があるならさっさと引き受けろ」

「あら、シンちゃん、何照れてるの~?」

「うるせえ!」

かわいいww
でもメールの内容も気になるなあw

「○○ちゃんのこと、すっごく気に入ってるようね」

「ええっ‥?」

「ばっ‥そんなんじゃねえよ!」

お顔が照れてますよ?w

「そうかしら~?」

すると突然ヒロミちゃんは声を上げ、研修授業の報告しに行かないといけないんだったって職員室へ慌しく去っていった。

「ったく、あの変態野郎‥」

ちらっと高野先生の方を見ると、ばっちり目が合っちゃってあわてて目を逸らした。

(‥‥もう、ヒロミちゃんが変なこと言うから意識しちゃうよ)

ですよね~w
微妙な沈黙が広がり、先に声を出したのは高野先生のほうだった。
もう保健室に戻るって。
立ち去ろうと背を向ける高野先生を呼び止めて、さっきのお礼を改めて言うと、そう何度も礼を言わなくていいって。

「でも‥」

「役に立てたなら、それでいい‥」

‥‥きゅん‥w←

「ほら、早く帰れ。暗くなるぞ」

てか今何時なんよw

「はい」

「○○、気をつけて変えれよ」

名 前 呼 び だ、と‥?
あ~‥でも、苗字呼びでもいいんだよなあ‥でもなあ‥なんだろうこの複雑な心境w
帰りの電車の中で、主人公は高野先生のことばかり考えていた。

(高野先生って意外と優しいかも‥)

え、元から優しいだろ!?
てか、高野先生ルートって取り巻きの女子とか出てくるんかな‥辻先輩ルートみたく。
出てきたら出てきたでうっとうしいけど、出てこなかったら出てこなかったで、今までなんだかんだ保健室入り浸ってたのはなんだったの?っていう感じになるし‥
でも、やけに保健室行く割には、まだ一回しか出てきてないよねえ‥