選択肢

みんなを探す
目を逸らさない












主人公はGフェス会議のためにファーストフード店で打ち合わせ。
あれ?高野先生との合宿かと思ったらまだだったのか。
恵人先輩が近くの海で花火大会があるから、みんなで行こうってことになり、ヒロミちゃんも誘おうと電話したら、なぜか違う男の声が‥

「何だ」

高野先生ー!!!( ̄▽ ̄)

「あの、眞壁先生は‥?」

「運転中だ」

ちょっマジで高野先生車持ってないん!!?
ヒロミちゃんルートだと持ってたような気がするんだけど‥あれー?;;

「何か伝えておくことがあるなら言え」

「は、はい!これからGフェスで花火大会を見に行くんですけど、一緒にどうですか?」

「‥ダメだ」

ありゃ。
すると電話越しからヒロミちゃんの声が聞こえてきた。

「何断ってるのよ。アタシたちも今から花火大会見に行くところじゃな~い」

「えっ?」

え!?ヒロミちゃんとのデートを邪魔するなって意味!?←

「○○ちゃん、聞こえてる?」

「はい!」

「一緒に花火大会に行きましょうよ!」

「いいんですか?」

「ええ、もちろん!じゃあ18時に現地で落ち合いましょう」

ということで現地に行くと、高野先生がものっそい機嫌悪そうにしてた。
主人公は小声でヒロミちゃんに話しかける。

「私たち、高野先生に何か悪いことしちゃいました?」

「違うわよ、シンちゃんは人ごみが好きじゃないの」

あーなるほど‥‥‥なのに花火大会に行くところだったの?

「シンちゃんの住んでるマンションがすぐ傍にあるの。そこなら人ごみも気にしないでゆっくり花火が見られるわ」

なんと!高野先生のマンションに行けるのかっw

「お前、最初からそのつもりで‥!」

「今からみんなでシンちゃんの部屋に行きましょう!」

ヒロミちゃんの言葉に高野先生はがっくりと肩を落とした。
ヒロミ>シンちゃんの図が確定しましたw

「いいんですか?」

「いいのいいの!」

「バカヤロウ、勝手に決めるな!」

でも眺めのいいマンションから花火見学という流れはもはや止められず、屋台で食べ物を買っていくことに。

「俺、金魚すくいしたい!」

「‥金魚を食べるつもり?」

キイタくん‥‥あんな小さくて身がない魚をそんな‥‥そんなひどい‥!!←
どれだけ突っ込まれても、今日のキイタくんは怯まず‥金魚すくいしたのねw
でもあの小さい袋、高野先生のマンションのどこに置くんだろうか‥どこかに吊り下げておかないと水漏れするし、金魚圧迫しちゃうんじゃ‥?
主人公は屋台を横目にヒロミちゃんについていく‥‥あーなんか、たいていどこかのルートでも一回は迷子になるよねえ‥本作の主人公‥って思ってたら、ヒロミちゃん見失った‥
ベビーカステラに目を奪われてる場合じゃないよ!祭りはたこ焼きと綿菓子が王道でしょう!?(ぇ
携帯も電波が悪いのか繋がらない‥どうしよう‥と途方にくれていると、急に腕を掴まれた。

(た、高野先生!?)

そのまま引っ張られ、人ごみから脱出する。
主人公の腕を握る高野先生の手は力強く、少し痛いくらいだ。
でも、どこか温かく、優しさを感じる。
それどういう‥(黙れ)
高野先生に連れられ、屋台のある場所から離れると、人がまばらになった。

「ありがとうございます」

「別に‥たまたま見つけただけだ」

まったそんなつれないこと言っちゃって~wо(● >ω<)っ))´з゜*)←
でも完全にみんなとはぐれちゃった。
選択肢で、主人公がみんなを探してくるというと、やめとけって。
めちゃくちゃ混雑してるし、近くにいても人に遮られたら分からないしね。

「で、でも‥」

「また迷子になるだろ。お前は俺の傍にいろ」

了解!

「‥まあ、こんな場所で待っていても仕方ない。先に俺の部屋に行くか。どうせあいつらもすぐに来るだろ」

キタ!!
高野先生のマンションは一人暮らしの男の家だと思えないくらい広くて、快適そうだった。(でっかい液晶テレビに、スピーカーふたつ、そして左端に部屋で育てれる植物的なものが見える)
だが、調理器具らしきものはない‥だ、と‥?
ほんとの本当に料理しないんだ‥‥まさか天性の爆破魔?←

「もうすぐ花火が始まるな」

「もうそんな時間ですか?」

「ああ。窓からよく見えるぞ」

高野先生はさっとカーテンを開けた。

「わあ!」

ここから花火大会の砂浜が一望でき、海岸線に沿って延びる屋台の明かりがずっと遠くまで続いている。
これ、家賃高いんじゃ‥‥ああ、だから車が(もういいって)
開始のアナウンスが風に乗って聞こえてきた。

「始まったようだな‥」

高野先生が部屋の電気を消した。
なんかエロい空間に早変わりww
それと同時に窓の向こうに花火が舞い上がった。
花火が真正面に見え、思わず窓にへばりつきながら見る主人公w

「キレイ‥」

「そうだな‥‥」

2828が止まらないww

「‥何か飲み物取ってくるから、テキトーに座っとけ」

主人公は窓際に置かれた二人がけのソファに座った。
花火に見とれてると高野先生が戻ってきて、二人分のコップを近くに置く。

「飲め」

「あ、ありがとうございます」

高野先生が主人公の隣に座る。
肩が触れあうってどんだけ狭いねん!!w
主人公は急に恥ずかしくなり、俯いた。

「悪いな、狭くて」

「い、いえ‥」

主人公は震える手でグラスに手を伸ばす。
ス チ ル キターー!!!!!!!!!!!≧(´▽`)≦
ちょっまた高野先生が別人w

「あ‥」

同じく手を伸ばした高野先生の指に触れた。
おうおう、めちゃくちゃ照れとるスチルやのぅww
目が合って、金縛りになったみたいに目が逸らせない。
高野先生から熱っぽい視線が向けられる。

(高野先生‥)

「○○‥」

名前呼びキターー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
名前を呼ばれ、恥ずかしくなった主人公は視線を逸らしてしまう。
あ、あ‥‥あぁ‥いいとこだったのにw
ふと、テレビの隣に置いてある高野先生の写真が目に留まった。

「‥その写真、高野先生ですよね?」

暗くてよく見えないが、高野先生に寄り添うようにしてひとりの女性が写っているように見える。
なんと!?

(これって‥)

高野先生は急に立ち上がると、その写真立てを倒した。
・・・・・うわー‥え、彼女さん?もしくは姉か妹?そしてまさかの母親とか?
こういうときのボルのゲームは後ろ二つが最近多いんだけど‥‥どうなんだろう。
抗争に巻き込まれて亡くなった彼女さん、っていうのもありそうだよね。
てか主人公‥‥なんでめちゃくちゃ動揺しているときにそういうの見つけられるんだ‥普通周りのことなんて見れないだろ‥
それっきり高野先生は一言も喋らなくなっちゃったし‥‥こんなんで合宿大丈夫なのだろうか。
気まずい雰囲気の中、ヒロミちゃんたちが家に入ってきた。

「おっまたせー!ってあんた達、電気消して何やってんの?」

リビングのドアを開け、電気をつけたヒロミちゃんが不思議そうな顔をする。

「やっと来たか‥‥遅せぇよ」

「あら、ごめんなさい。屋台が混んでてねー」

「ヒロミが買いすぎるからだろ」

花火大会の中盤に差し掛かるまで時間稼ぎご苦労様でしたw
それからわいわいとお祭り騒ぎに発展するんだけど、主人公は門限があるので帰宅することに。
写真の一件から、高野先生とはおしゃべりしてないらしい‥
家を出る前に少しお辞儀をして玄関を出た。
気まずくなっちゃったよー‥
ここで終わるかと思ったら、突然ドアが開いて高野先生が出てきた。
ごみ捨てのついでに下まで送ってくれるってw
ほっ‥ちょっとは気まずいの回避できるかな?
と思ったら、え、エレベーターの中、気まずい‥;;
思いきって写真のこと聞いてみようかな‥っていや!そこ立ち入ったら怒られるパターンだからまた後日にしとけ!
でも口を開いた瞬間に一階に到着した。

「‥降りるぞ」

「はい」

外へ出ると、一人の男性が通り過ぎようとする高野先生を呼び止める。
どうやら管理人さんで、このマンションの改修のことで住民に意見を聞いてるみたい。

「‥‥」

高野先生が困った様子で主人公を見る。

「じゃあ、私はこれで失礼しますね」

主人公は頭を下げ、マンションを出た。
写真の女性のことが頭から離れない。
どうして、こんな気持ちになってしまうんだろう。
夜空を見上げた。
花火の代わりに、大きな月が主人公を見下ろしていた。
女関係は話に出るだろうと思ってたけど‥まさか取り巻きじゃなくて、こっち方面だとは‥
あの女性は何者なのかなー‥もやもや。
選択肢

幼なじみだから
手を握り返す













信玄さんたちが帰ってきた。
でもその中に幸村さんの姿はなかった。
どうやら信玄が出ると噂を流して、上野原に景虎さんを引き付けておくけど、戦うのは幸村さん一人だけって‥‥なんだその無茶ぶりー!!!
佐助さんは勝算があるそう提案したんだろって言うけど‥‥

「幸村に何かあったら、私‥」
「お前のその感情は本当に幼なじみに対しての気持ちだけなのか?」

「‥‥何を急に。幼なじみだからこそ心配しているのではありませんか」

「それならいいんだ。しっかりと自分の使命を肝に銘じておけ」

(幼なじみ‥‥それ以上の感情があるわけ、ないわ)

主人公は手ぬぐいをそっと懐にしまい、そう言い聞かせた。
それから数日後、佐助さんが喜びの顔を浮かべて部屋の中に入ってきた
幸村さんが尼厳城を守りきって戻ってくるって。
でもその背中には大きな刀傷がー;;

「あーあ。傷を受けたときにちゃんと手当てできないまま戦ってたんだな。腐ってるぞ」

布団にうつぶせた幸村さんの背中を見て小次郎さんが言った。

「小次郎!」

「ははは。私は腐ってきているか?」

幸村さんも笑うけど、額には大きな汗が。

「ああ、腐ってるな」

「君に言われたくないなあ。武将でもないくせに刀を持つような外道に」

「お前こそ、何人殺してきた?ひどい匂いだ」

「小次郎!やめなさい!幸村もしゃべってはだめです!」

「〇〇ちゃん、ひどい匂いがする?私が腐る匂い」

「腐りません!」

「痛!」

主人公は幸村さんの傷に熱湯で消毒してある布を押し当てた

「〇〇ちゃん、手が汚れるよ。匂いもうつってしまう」

「黙っていてください。ひどい匂いがするのは薬の匂いです。しみますよ」

「痛!」

「小次郎。幸村の足を押さえておいてください。佐助は手を」

「はいはい。お前、時々怖いよな」

「‥‥拘束された」

「その薬、すごい痛いけど、効くんだってよ」

「は?‥痛!痛い!〇〇ちゃん!痛いって!」

患部に薬を塗っていく。
かなりしみるらしく、塗るたびに幸村さんの身体がえびのように跳ねる。
毎日この薬を塗れば数日で治るというと、すごく嫌そうw
でも大切な人だから看病するって主人公がいうと、照れて布団に顔を押し付けたw
まさしく、きゃwって感じかw
主人公は思い切って、なぜ自分が囮になるような作戦を提案したのか聞いた。
すると幸村さんは、信玄さんのもともとの家臣じゃない。信玄さんが新しい人材を次々に登用する人だったからこそ、今の地位を得ることができた。
だから常に先頭で働き、役に立つことを証明し続けられば甲斐では生き残れないって。

「そんな——ならば、他の仕事で役に立てばいいではありませんか」

幸村さんは幼少から頭がよくて、お父さんも冗談だったけど婿養子に欲しいと言い出すくらい学問ができたみたい。
内政を担当すればそこで十分能力を発揮できるはず。

「私は大切なものを守れる力が欲しいのです」

「‥‥大切なものとは、何ですか?」

「そっ、それはですね‥‥その‥‥私などとは身分も違う、尊いお方です‥」

誰かしら‥‥って、あーただよっ!!
その晩、幸村さんは急に発熱した。
うわごとで主人公を呼ぶ。
返事をすると、痛みで表情が歪みながらうっすらと目を開けた。

「——〇〇ちゃん」

「はい‥?」

「ここに‥‥いて」

「ええ、ええ、ここにいます」

咄嗟に手を握ると幸村さんは安心したのか再び目を閉じた。
お水が切れてしまったと部屋から出ると、小次郎さんが主人公に話があるって。

「ここ数日、幸村さんのこと以外何か考えていたか?」

(え——)

「お前の使命は幸村さんの世話係ではないはず。幼なじみに同情されて流されている。もっと自分をしっかり持て」

小次郎さんの言う通り、今回の戦は両国の力関係を知るいい機会だったのに、まったく戦況を知ろうとしなかった。
小次郎さんは慶次さんと会ってきたみたいで、越後は主人公を〇〇家の正式は使者として会う準備をしてるって。
だからこそここで越後に行かなければ甲斐についたと思われるって釘を刺された。
未来を選択する時が近付いていた。
選択肢

言い返す
自分で頑張る












梅雨も明け、夏本番。
今日はプレゼンがあるんだけど、保健委員の仕事でパソコンから保健委員会のブログを更新していた。
あれから高野先生のことなんとなく避けちゃってるみたい。
保健室を出ようとすると、ちょうどドアが開いた。

「わっ!」

「〇〇、いたのか」

「は、はい。保健委員のブログ更新しておきました‥‥それじゃあ」

そそくさと出ていこうとした。

「‥‥今から職員室でプレゼンするんだよな」

「はい‥そうです」

これから先生たちの前で発表するのかと思うと緊張してくる。

「表情が固いぞ」

「緊張してるのか?」

「ち、違います」

「正直に言え」

高野先生は面白そうに笑みを浮かべている。

「か、からかわないでください!大丈夫です!」

思わず言い返すと、高野先生はおかしそうに笑って主人公の頭を撫でてきた。
なんだか子ども扱いされてるみたいで恥ずかしい。

「先生!」

「悪い、悪い」

高野先生の手が離れていく。
でも主人公の心臓が爆発寸前だったw

「そんだけ声を枯れるなら大丈夫だな。頑張って来い。まあ何事もリラックスが肝心だ。気楽に行け」

そう言って肩をぽんとされて、今までガチガチになっていた身体からすーっと力が抜けていく。

「高野先生‥‥ありがとうございます」

主人公は頭を下げ、職員室に向かった。
Gフェスのみんなはもう集まっていて、遅れてきたことを謝り準備に取り掛かる。
すると後ろから冷ややかな声が聞こえてきた。

「大事なプレゼンの前だと言うのに、遅刻とは余裕ですね」

キター‥
いきなり話しかけられて戸惑ってると、だんまりですかって。

「あの、特に用はないんですよね?」

「ありませんよ。単にあなたたちの活動が無駄に終わるのを見に来ただけです」

直江先輩はそう言って鼻で笑った。

「あなたたちのプレゼンなど、笑止の極みです」

今までGフェスのプレゼン見たことあんのかよw一度も見たことないプレゼンでそんなこと言われてもなあw

「どうせ原稿をド忘れして黙りこくるのがオチです」

そんなこと言うから、本当にど忘れしちまったじゃないかぁああぁ!!!!!
そうなったから直江先輩、小馬鹿にしたように笑ってるし!
どうしよう‥と思ってたら、職員室の入り口に高野先生の姿が見えた。
その姿を見てるとなぜか落ち着いてくる主人公。
深呼吸してアドリブで繋げて、キイタくんにマイクを渡す。
無事に発表が終わり、校長先生が夏休みに結果を出すって言おうとしたら、先生たちと一緒にいた見慣れないおじさんが立ち上がった。

「いや、夏休み明けまで引っ張る必要はありませんよ。学園祭は実施すべきでしょう」

「しかしですね、理事長‥」

「理事長!?」

叫んだキイタくんの口を穣くんがふさぐ。

「生徒が自主的にここまでの発表を行った。これだけでも学園祭実施の意義はあると思えましたよ」

「‥いやいや、ごもっとも。それでは学園祭は開催ということで‥」

校長はすぐに違憲を変えて、他の先生に目配せした。
誰からも文句は出ない。
直江先輩は悔しそうに歯ぎしりしながら主人公たちを見ている。
なんだったら、ハンカチいる?←
幸人先輩はさっさと職員室を出て行ってしまった。

(やった‥!)

声は出せないけど、Gフェスのみんなのテンションが一気に上がったのが分かった。
思わず高野先生を見ると、かすかに笑ったように見えた。
美術準備室に戻ると、ドアを閉め終わらないうちに恵人先輩が叫んだ。

「やったぜ!今年も学園祭は開催だ!」

「生徒会の奴らの顔、見物だったねえ!」

みんな思い思いの言葉を口にして喜びを分かち合う。
せったくだし、このまま学園祭開催を祝して打ち上げやろうよ!ってことになるが、今日はバンドの練習とか予備校の模試があったりするから打ち上げは今週の日曜に円城寺家ですることになった。

「恵人くん、いいの?結構な人数だけど」

「任せろ!まとめて面倒みてやるよ」

「あら、じゃあアタシ、みんなに手料理作っちゃおうかしら?」

「俺はお菓子いっぱい買ってくよ!」

日曜日の雑談でさらに盛り上がり始めていた。


そして当日。
朝早くから円城寺家にお邪魔し、騒ぎながら買出しをして、さっそく昼ごはんを作り始める。
ヒロミちゃんは夏野菜をたっぷり使った肉入りの煮込み料理を作るみたい。

主人公は前菜にじゃがいもの冷たいスープ。

「○○~!じゃがいも切り終わったよ~」

「ありがとう!次は水にさらしておいて!」

他のGフェスメンバーは客間でゲームに夢中だ。

「もう‥‥全然手伝ってくれないんだから!やーね、男って!」

あーたも男です‥w
着込み始めて手が空くと、ヒロミちゃんが高野先生も呼んでいいかって。

「シンちゃん、休みの日はいつも絶食してんのよね」

!?

「作るのは面倒で、コンビニの飯はマズイからって」

それはぜひとも呼んであげて!!
そして幸人先輩も‥w
廊下に置いておいたお米を取りに行くと、ちょうど幸人先輩が外から帰ってきた。

「こんにちわ!あの‥今、Gフェスのみんなで料理していて、もうすぐ出来るんですけど幸人先輩もどうですか?」

「‥‥いや、俺はいい」

「えっでも‥」

「食事は外で済ませてきた」

あーたもどういう食生活しとるんじゃあ!!!(((( ;°Д°))));;
一人でこの家で食事してるか外食してるかのどちらかだと思ってはいたけど‥‥外食ばかりじゃ栄養が偏るよ;;

「そうですか‥」

予想はしてたけどやっぱり残念。
お米を持って戻ろうとすると、幸人先輩が話しかけてきた。
ぎゃっ!

「今日は学園祭実行委員の打ち上げか何かか?」

「そ、そうです‥開催が決まったので、お祝いしようと‥」

「そうか‥‥開催が決まった以上、くれぐれも清嘉の名に恥じない学園祭にしてくれ」

幸人先輩はそれだけ言うと、二階へ上がっていった。
幸人先輩‥ほんとにいい人だよねw

(応援された‥?)

「○○!お米は?」

美影ちゃんに呼ばれて、台所に戻った。
料理がちょうど出来たころ、高野先生がやってきた。
釣られたんですね、分かりますw
一緒に食卓について、ヒロミちゃんのラタトゥイユと主人公のビシソワーズを口にする。
‥あれ?ここ外国だっけ。←

「‥‥このスープは誰が作ったんだ?」

「○○ちゃんよ」

ヒロミちゃんの言葉に高野先生は驚いたようだった。
主人公をしげしげと見て、目をぱちくりさせる。

「ふーん‥」

好感度アッップ!!!!!!(黙れ)

「○○、このスープ、もう一杯もらえるか?」

「はい!」

食事が終わると、後片付けは先延ばしにしてゲーム大会が開催されたw
高野先生と同じチームなんだけど、慣れない主人公は負け始めて高野先生が貸せって。

「い、いえ!自分でやります!」

「いいから、ちょっと貸してみろって!」

高野先生は主人公の肩を覆うように腕を伸ばして、コントローラーを握る。
おいしいシチュキターー!!!!!!!!!!!!!!!(・∀・)w

「ちょ、た、高野先生‥」

しかもそのまま操作するのかよっ!w
画面に真剣になりすぎて、どういう状態になってるのか気づいてないし!

「よしっ!」

高野先生は穣くんを撃破して、深くため息をつき主人公から離れた。
なんか‥主人公だけ高野先生を意識してる感じが続いてるなあ‥シチュとしては最高なのに、反応にちょっとしょぼんとなるぜ‥
今までが逆にそういう感じになるのが早かっただけなのかもしれんがw
遊んでるともう夜の10時。
門限が11時なので、そろそろ帰るというと高野先生が俺も帰るから送ってくれるって。
だから先生‥車は?w
ここまで電車で来たんですかw
途中でコンビニに寄り、スポーツ新聞と二人で分けられるアイスを買った。
夏休みの予定を聞かれ、特に決まってないというとライフセーピング合宿の指導員になったから手伝いとして参加しないか?って。
主人公はこの間のことを思い出す。

「私に出来るでしょうか‥?」

「教われば誰だってできるようになる。あとは本人のやる気次第だ」

「‥‥やってみたいです」

主人公の言葉に高野先生はふっと笑う。

「じゃあ決まりだな。予定空けとけよ」

高野先生の手が主人公の肩をぽんとする。
その大きな手がとても頼もしい。

「はい、わかりました!」

まもなく夏休みがやってくる。

(夏休みも高野先生と会えるんだ‥‥楽しみだな)

高野先生が教えてくれた日程を手帳に書き込みながら、主人公の心は夏の向こうへ飛んでいった。
選択肢

素直に話す
‥‥ありません












その日、朝から城の者たちは慌ただしく動き回っていた。
三度目の武田と上杉の戦が始まろうとしている。
出陣する前に幸村さんに会おうと部屋に行くけどいなくて、庭に下りる。
裏手に回ってもいなかった。
諦めて戻ろうとしたら、佐助さんが出てきてもっと奥にいるから言ってみろってそれだけ言って闇へと姿を消した。
心の中でお礼を言って、庭の奥へと進むと、幸村さんが槍を持って一人で立っていた。
槍を突く動作をとり、そのまま動かなくなった。
普段見せる事のない厳しい表情を浮かべ、長い間そうしている。
じっとその姿を見続けていると、気配を察したのか突然幸村さんが振り返った。

「○○ちゃん!このような場所にどうして」

「あ‥すみません。幸村の槍の構えがあまりに美しくて見惚れてしまいました。」

「そんなことは、‥ありませんが、そう言われると私は構えるたびに恥ずかしくなってしまいます」

照れているような幸村さんを見ると、こっちまで照れてしまう。
この槍は幸村さんの魂そのものだって自信に満ちた声色で言う。

「それで、私に何か御用だったのではありませんか?」

「用というものではないのですが‥‥幸村も戦に行くと聞いたものですから、何も考えずに来てしまいました」

そう言って、恥ずかしくなって顔が赤くなったw

「頬が赤いですが、熱でもあるのですか?」

幸村さんてんあーた分かってていってるよね?w

「‥戦に行かなくてはいけないことは分かっています。それでも、私は幸村に怪我をしたり命を落としたりして欲しくないのです」

「‥‥○○ちゃん」

気付くと主人公は胸の前でぎゅっと拳を握りしめていた。
幸村さんは槍を木に立てかけてから、主人公の方へ向き直り、その手をそっと優しく両手で包み込む。

「必ず、帰ってきますから、待っていてください」

「約束ですよ」

「はい、約束です。その証として、これを持っていてはくれませんか?」

そう懐から出してきたのは白い布地に花の絵が描かれたものだった。

「私をいつも支えてくれた大切な——手ぬぐいです」

手ぬぐいにしては布は薄く短く幅もない。
むしろこれは切れ端といった方が正しい。
幸村があえて手ぬぐいというのだから、何か理由があるのかもしれない。

「分かりました。必ず待っています」

幸村さんは困ったような笑みを浮かべた。


翌朝、幸村さん達は出陣していった。
そしてどういうわけか、佐助さんが今朝からずっと主人公の傍に居る。

「佐助。どうしてお前はここに居る。戦に行かなくていいのか」

「俺は姫の護衛を頼まれたから、行かない」

「何度も言っているが、○○には俺が居るから問題ない。好きなところに行って来い」

「こっちも何度も言っているが、お前だけじゃ頼りにならん」

どうもこの二人は相性が悪いらしく、顔を合わせばいつも言い争いをしていた。

「あ、あの、佐助様はどうか城周りの警護をしてはくださいませんか?」

「こいつに様など要らん!ただの忍だ!」

「俺よりもこのひょろ男を傍に置くというわけか!?」

ふたり同時に叫んだ。
主人公が、今は主だった将が留守にしているから、近隣の武将などがいつ襲ってくるか分からないし‥というと、佐助さんは納得してくれたみたいで素直に部屋を出て行ってくれた。

「よくやったな。今がいい機会だな」

そう言って、小声で話しかけてきた。

「佐助は出て行ったふりをして天井裏か廊下床下にいるかもしれない。どうも、護衛というより監視されてるように感じる。お前が城から出て行かないように見張っているのではないか」

「まさか」

小次郎さんは、幸村さんの話してきた。
勝つためなら手段を選ばない冷酷は一面があること、情報戦と仕掛けるのが得意だってことと、そして血なまぐさい噂が多いって。
主人公が幸村さんを信じると言うけど‥‥‥このままほのぼので終わるはずもない、よね‥
尼厳城で長尾軍と幸村さんが交戦中っていう知らせを持って佐助さんが戻ってくるんだけど、これ、慶次さんルートでもちょろっと出てたやつですか?
一人で戦いを挑んできたってやつですか?
選択肢

起きる
表彰されたことです














梅雨に入り、最近は雨ばかり降っていたが、今日は久しぶりの晴天。
そういや、今年の夏はぜんぜん雨降りませんでしたねー、小学校のころは二週間平気で雨降ってた記憶があるんですが。
そして今月のアンケート回収で保健室へ。
高野先生に渡すと、ぱらぱらと内容を確認していく。
そしてぴたりと動きを止め、眉をひそめた。

「おい、○○のアンケート、記入漏れがあるぞ」

おい保健委員w
記入漏れを書こうとペンを出す。
高野先生はまたスポーツ新聞を読み始めた。
どうやらサッカーとか野球とかの試合見るの結構好きらしい。
記入漏れをさっさと書き、提出しようとするが思いのほか新聞に熱中してる先生の邪魔をするのもな‥と思い、窓の方を見ていたらうつらうつらと気がつけば寝こけてしまった。
寝てばっかだなww

「おい‥‥○○‥」

体を軽く揺さぶられ、目を開けると高野先生のドアップ。

(寝顔を見られた‥!?)

いや、昨日十分見てたんじゃないかなw
恥ずかしくて思わず顔を赤く染めると「顔が赤いな‥具合でも悪いか?」って。
先生、天然なの?それとも確信犯なの?←
風邪薬を飲んだからだと思います!と慌ててごまかす主人公。

「それにこの陽気だしな。眠くもなるか」

高野先生はちょっと笑ってグーッと背伸びをした。
アンケートを出して帰ろうとすると、まだ本調子じゃないんだから今日はまっすぐ家に帰れよって。
主人公は頭を下げ、廊下に出るとキイタ&穣くん登場。
今日Gフェスでご飯食べに行くから主人公もどう?ってお誘いされるんだけど‥高野先生に言われたばっかなので断ることに。
な の に !夕焼けが綺麗だからって寄り道すんなw
いくら駅までの歩く距離が変わらないって言ったって‥‥ボルの主人公だから迷うとか普通にありそうなんだよw←
すると道端でうずくまっている人がいた。
苦しそうに息するのがやっとの状態で、主人公はパニくりながらも救急車を呼ぶ。
いくら反応がやばいからって病人揺さぶるのは禁止!余計ダメ!!
いきなり腕をつかまれたと思ったら、高野先生来てくれたよ‥‥もうマジで恐いよこの主人公。

「何やってんだ!?」

「お、おじいさんを起こさなきゃと思って‥」

睡眠妨害とかのレベルじゃないんだから、とりあえず深呼吸しろー!

「揺らしたらダメだ!」

高野先生はすごい剣幕で言う。

「どいてろ!」

先生がおじいさんの傍へ座り込んで、応急処置をする。
みるみるおじいさんの顔色がよくなっていって呼吸も正常になった。

「よし、もう大丈夫だ」

「先生‥」

「これでも一応、保健教諭だからな」

やがて救急車の音が聞こえてきて、おじいさんは担架で救急車に運ばれていく。
隊員の人に主人公の迅速の対応のおかげで命に別状はなさそうですって褒められたけど‥やったの高野先生です。
何もできなかったと落ち込む主人公を高野先生は駅まで送ってくれた。
そして落ち着くようにってアイスクリームを奢ってくれた‥‥同じ学校の女生徒に見られたら、やばいことになるよねこれ‥
でも取り巻きの人たちは今のところ出ないっぽいから安心‥かな?


数日後。
主人公が表彰された。
あのおじいさんを助けたって事で消防署の方から‥
名前も何も言ってないのにどうやって調べた!?
てか治療したの高野先生だよー‥妙な罪悪感が‥;;
その日の放課後、高野先生のとこに行き表彰されたこととか話すと、よかったなってまるで自分のことのように喜んでくれて‥
う‥うぅ‥;;

「納得いかないんです」

「‥納得いかない?」

「‥私が表彰されたことです」

「それは、お前が頑張ったからで‥」

「‥実際に助けたのは高野先生です!表彰されるべきなのは私なんかじゃない、高野先生なんです!」

いや、そりゃそうだけど‥なんで八つ当たりみたいに言ってんの?
間違いだって思うなら、校長に素直に言えばいいじゃん。

「‥そんなことはない。○○が表彰されて、俺はよかったって思ってる」

高野先生の手が主人公の頭に触れる。

「○○、もっと胸を張れ」

優しく微笑んで、そう囁いてくれた。
高野先生はいつだって主人公の話を聞き、受け止めてくれる。
聞き上手な人はモテるよ~‥なんというか、包容力があるというかw
身勝手に当たってしまった自分自身が嫌になった。

「‥‥変なこと言って、すみませんでした。失礼します」

主人公は頭を下げて保健室を出る。
変なことじゃないよ!事実だよっ!!←
自分の言いたいことだけ言って出てきてしまった。

(高野先生は何も悪くないのに‥)

廊下に主人公の足音が虚しく響いた。