選択肢


黙る

隠れる













風子ちゃんに誘われて、みぃみぃっていう高校の時からの友達も一緒。

相手は商社マンで読モ、今の大手の会社にプロパー(新卒)で入ったからかすっごい態度が上から目線‥

編集記者なんて俗っぽい仕事だとか結婚するならキャビンアテンダントだとか過去の女の話を持ってきて、最初は話しにあわせてた風子ちゃんたちも引いてきた。

そんな話に来るなら合コン来るなw雑談ならよそでやってw

てか風子ちゃんたちの会話にいちいち心の中でつっこむ主人公にウケたw

カップラーメンばかり食べて、片付けもしないまま寝てる人が料理好き!?とかみぃみぃとの調理実習でありえないシュークリームを作った話とかww

話が逸れていって、最終的にあっちの個室にモデルっぽい子がいる!?とかで順番に会いに行こうとしてるし。

こんな合コンってあるのかな‥

思わず女三人で顔を見合わせる。


「むかつくから、ごはんだけおごらせて帰ろうよ」


「だねー」


(ここのレストランだってすごくおいしいのに、きっと同じものでも悠月さんや皐月さんと食べた方が何倍もおいしいんだろうな‥)


なぜにそこに皐月さんまで持ってくるw


「そういえば、俺、よく北大路悠月に似てるって言われるんだよね~」


そりゃまた空気読まない発言が。


「‥はい?」


「ほら、目とかさ。鋭い感じが」


「ぜんぜん似てないと思いますよ」


ぶはっ立ち絵すらないやつが何を言うw←

思わずそう言ってしまい、みんなに視線がこっちに向く。

一瞬言っちゃった‥とはなるものの、もう気を使わなくていいやと思い口を開く。


「だって‥悠月さんは、もっと」


ざわっ


突然、店内が騒然となった。


「へ、俺ってこのレベル?」


本物キターー!!!!!!!!!!!!


「‥悠月さん!?」


「嘘!北大路悠月!?」


「え!な、なんで!?」


「ちょっと、北大路悠月だよ!」


「うそ、本物!?見たいー!」


「悠月さん、なんでここに‥」


ぐいっ


悠月さんが主人公の腕を引っ張って立ち上がらせる。


「へー最近取材に身が入ってないと思ったら、婚活か」


ちげぇ!w


「え、ていうか、な、な、なんで北大路悠月が‥」


「○○ちゃん、知り合いなの?」


「えっと、今密着取材してて‥」


「おい、そこの安リーマン、こいつを慣れ慣れしく名前で呼ぶな。こいつは俺の取材をしてんだ。お前らとは格が違うんだよ」


爆笑w


(そんなことは決してないけど、うれしい‥)


「おい、○○。今、上のVIPにほかの奴らといるから、行くぞ」


あいつらね‥


「お前の友達も連れて来いよ」


「うそー!」


「夢見たい‥」


「あ、おいウェイター、このテーブルの会計、俺持ちにしといて」


「かしこまりました、北大路様」


「あ、じゃ、私たち上行くから」


「じゃーね♪」


「ちょ、ちょっと‥」


安リーマンはさっきまでの態度を逆転させたのだったw

悠月さんに手を握られながらVIPルームに入る。


「あー、悠月、どこ行ってたのよー!」


「あれー、○○さん」


ユリカ&輝美。

そしてイエロウテイルもメンバーとユリカの後輩モデルもいた。

やっぱ前言ってたやつね。


「そう。まーこっちも合コンみたいな感じ」


「ねー悠月ぃ。なんでその子のことばっかりかまうの?」


ユリカが間に入ってきて、悠月の肩に顔を寄せる。

主人公、そういうしぐさも似合う人だなあって感心してる場合じゃないからww


「うっせー。どけ」


「きゃっ」


(わっ悠月さんの手が私の肩に‥)


うわ、何この修羅場構想w


「○○、こっち。お友達もこっち座んなよ」


「はい、ありがとうございます!」


「き、緊張する‥」


それから風子はさすが編集記者魂を発揮して、イエロウテイルのメンバーに取材を取り付けていた。

興奮して鼻血が出そうになる風子ちゃんw

それに付き添ってトイレに行くんだけど‥‥その帰り、VIPルームのドアのところに輝美とユリカの後輩モデルの姿が。

なにやらいい雰囲気で抱き合ってて‥‥鉢合わせになるとなんだか微妙な雰囲気になっちゃうから二人が中に入るのを見て自分たちも‥って作戦だったのに、輝美と目が合っちゃった。


「あっれ~、○○さん」


うわ、酔ってる‥;;

邪魔してごめんなさいすると、悠月さんにかわいがられてる人だからいいって‥‥なんかちょっと言葉に棘が含まれてたような。


「○○さんってさー、一般の子なのに、すっげー悠月さんに気に入られてるよね。実際のところ、かなり気分いいでしょ」


自分がなかなか気に入られないからって絡んでくるなよw


「‥えっと」


「お前、何やってんだこんなところで」


「あ、悠月さん」


「悠月さんがなんでこんなパンピーを厚遇してるのかって話してたんですよ」


「‥は?」


「ま、俺だったらこんなフツーの女より、美人モデルとか女優と付き合うけどね」


それってモデルの子と付き合ってるっていう肩書きが欲しいってこと?


「そのために福岡から出てきて、やっと成功したんだし」


・・・はあ?( °д°)


「悠月さんだって、本心では編集なんかより、ユリカさんの方がいいっすよね。仕事だから仕方なく相手してやってるだけでしょ?」


(いくら輝美だからって‥ひどい言い方‥)


お酒に酔うと、本心言っちゃう人と言わない人がいるけど・・・もし本当に前者なら、ただのチャラ男でメジャーバンドっていうプロ意識もろくにないどうしようもない酔っ払いだよね。(あえて声を張り上げて言ってみた)

メンバーもそんな感じなのかねー‥でも逆ならメンバーがいい迷惑だよね。


「私、別に‥」


「ずいぶん志が低いんだな」


思わず文句を言おうとした主人公を、悠月さんが手で制した。


「そんなことのためにわざわざ福岡から出てきて、ご苦労なことだねー。所詮音楽も、女にモテるための手段にすぎないんだろ」


「なっ‥」


あ、初の輝美の怒ってる立ち絵。

でもそう思われてもしょうがないよね。


「安心しろよ。輝美くんの人気も今が絶頂期で、あとは落ちていくだけだから」


最 後 の ト ド メ 、 キ タ ー ‥ w


「せいぜい今のうちにモデルとでも女優とでも遊んで、いい思い出作っておくんだな」


「ゆ、悠月さん、かっこいい‥」


「‥うん」


「○○、行くぞ」


ほいほーい♪

もうほとんど悠月さんが言いたいこと言ってくれたからもう何も言いませんw

もう出てくんなよ、輝美。(言ってんじゃねーか)


「あと、こいつのことバカにすんの、やめてくれる?志の低すぎる輝美くんより、ずっと真剣に仕事してる奴だから」


(悠月さん‥ちゃんと私のこと、見てくれてるんだ‥)


悠月さんに手を引っ張られながら中に入った。

部屋に戻るとドンちゃん騒ぎw


「ちょっとの間にすごいことになってる‥」


「結局みぃみぃも、メンバーと仲良くなっちゃってるよ」


「あ、○○!風子!早くこっちおいでよー!」


「やばい、私も負けてらんない。血が騒ぐわぁ」


さっきまで鼻血がって言ってた人が何をww


「おい、どこ行くんだよ」

ぐいっ

「ど、どこって、風子と一緒に‥」

「あのもう一人の友達に任せとけ。疲れたからちょっと付き合えよ」

(あれ?えっ外に出るの?)

「はー、あの個室、酔っ払いばっかで空気が淀んでたから、外の風が気持ちいー
わ」

「悠月さんはお酒飲んでもいつも酔わないですよね」

「昔っから兄貴に鍛えられてきたからな」

皐月さんってそんなにお酒飲むのねw
周りの客が悠月さんに気付き始める。
やばいんじゃ‥と思うも、ここは金持ちのセレブばっかだからそんな騒ぎ立てることはしないって。


「そういえば、どうして私がこのお店に来てるって知ってたんですか?」


「さっきのVIPルームから下のレストランが見えんの。で、何気なく覗いたらお前がいたから」


「それでわざわざ?」


「そりゃ、あんだけおもしろくなさそーな顔してりゃな」


めっちゃおもんなかったわw自慢するだけして何の飲み会かと思ったww


「男はやたら盛り上がってたけど、お前最初っからつまんなそーにしてたじゃん」


最初っから?・・・まさか最初から見てたんか?w


「だってひどいんですよ!あの人たち」


(ひどいといえば輝美も、いくら酔ってたとは言えひどかったな‥)


「はー、あの商社マンといい輝美といい、男の人ってなんであんなに見た目とかにこだわるのかな」


「男が全員そういうわけじゃねーよ」


「そうなんですけど‥すぐ、こっちよりあっちの女がいい、みたいに相対評価ばっかりで、比べられるとヘコみます」


「いいじゃん、お前、落ち込んでも食い物があれば立ち直れんだから」


私は寝て忘れる方だなw


「それはそうですけど‥って、いや、やけ食いじゃ満たされない時だってありますよ!」


「やっぱやけ食いしてんのか」


「もう!‥前に友達が、『結婚は見た目とお金の交換』って言ってたんですけど、本当にそうなのかなあ‥ロマンがないですよねぇ」


「んなこと言ったら、金も見た目の持ってる俺には誰が何をくれんだよ」


ですよねーw


「またそういうこと言う」


「だってほんとのことだろ」


私は逆に見た目がいい人には距離を置きたがるタイプなんですよね‥‥なんか信用できなくて。←

かっこいいとか思う以前にその人の悪い話とか自意識過剰な話とか周りから先に入ってきてるからかなw


「金がなくて見た目によくないやつは絶対結婚できねーことになるじゃん。中身はどーした、中身は」


「悠月さんがそんなこと言うのって、なんか意外」


ほら、悠月さんは媚びてくる女のうざさを知ってるから見た目にこだわらないんじゃん?

こんなに綺麗な顔しても、結婚したら態度豹変する‥とか思っちゃうんじゃないでしょうかw


「だってお前は根性があって人に気を使えるやつだろ。そんな周りの言うことなんて気にしないで、絶対評価で生きろよ」


(悠月さんが私のこと褒めてる‥あ、ちょっと酔っ払ってるっぽいな。めずらしい‥)


なんか妙にいいこと言うなって思ったらw


「悠月さんは絶対評価で生きられるものを持ってるからなー」


「でも俺だってかなわねーと思うやつはいるよ」


兄貴ですねw

皐月さんはお父さんのお気に入りでなんでもできて、頭もいい。

悠月さんの自慢でもあるけど、やっぱりコンプレックスは拭えないみたい‥


「二人、すごく仲がいいですよね」


「でも俺はあんなふうに自由に行動しつつ、自分が思ったような結果をもたらす自身なんてねーからな」


「そう‥ですか?」


(悠月さんだって思うままに行動して、成功してるように見えるけど‥本当は違うのかな)


本当に俳優になりたかったわけじゃないのかもね。


「次から次へと事業を立ち上げて。でも兄貴は成功しようとしてるんじゃなくて、自分の好きなようにやってるだけなんだよな」


悠月さんは母親似で顔はいいけど、それだけだっていう。

ちゃんとしたハートがあるじゃん、ハートがw←


「なんか俺、めずらしく酔ってるな。酔い覚ましにまだちょっと付き合えよ」


ほーいw(`・ω・´)ゞ

場面変わるも、さっきと同じ背景。


「なんかかっこわりー。さっきの、忘れろよ」


「え、全然かっこ悪くなんかないですよ」


「笑ってんじゃねえか」


「だっていつも私に意地悪ばっかり言うのに、たまに弱いところ見せてくれるから」


「だから酔ってんだよ」


「でも悠月さんといると安心します。意地悪にも、腕引っ張られるのも慣れたし」


「なんだソレ」


「他の人に言われるとカチンと来ることでも、悠月さんだったら平気かも」


「‥お前さあ」


ぐいっ


(わっ、言ったそばからまた引っ張られ‥‥えっ!?」


ぎゅっとそのまま悠月さんに抱きしめられた。


「ゆ、悠月さん‥あの‥」


人目がーー!!!w


「いーから」


悠月さんの手が頬に触れて、まっすぐ見つめ合う形になる。

そのまま‥‥ ス チ ル キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!!!

って!こんな公衆の面前で大丈夫なんか!?

写真激写されたりするんじゃないの!?

主人公はただされるがままになっていた‥



次回予告。

このあとのお話で。

悠月さんが花束をプレゼントしてくれます。

皐月さんとのことを聞かれるも、もう引けないって宣言を‥‥このまま最終日に突入‥できないですよね、やっぱり‥‥くそぅ‥なんで今が9日目なんだ‥まだ6日間あるじゃないか‥←

選択肢

時折不安になることがあるのです
手ぬぐいを見つめる














昨夜はあまり眠れなかった。
幸村さんのことを考えると頭が痛くなる。

「おはようございます、○○。一人で頭を振るなんて、どうかされたのですか?」

あれ?ちゃんづけじゃなくなった。
そこに幸村さんが来て、一緒に朝ごはんを食べようって。
いつものように穏やかな幸村さんがなんか恐い‥
部屋には小次郎さんも佐助さんもいなくて、沈黙が辛い。

「先ほどから顔色が悪いようですが、体調を崩されたのですか?」

「気の病のようなもので、時折父上の元を離れていると不安になることがあるのです」

「○○殿は大層○○ちゃんを可愛がられておりましたが、○○ちゃんも本当に父上をお慕いしておられるのですね」

「は、はい‥‥幸村と同じで嘘が嫌いで、お優しい方ですから」

「‥買いかぶりです」

そんなことは、といつもなら言えていたのに、今日はどうしてもその言葉が出てこなかった。
主人公を心配する幸村さんの様子は今までと全く変わらなくて、昨日のことは夢だったんじゃないかと思えるほど。
でも現実。

「そのように辛そうな顔をされて、本当に大丈夫でしょうか?ただ事ではない気がしてならないのですが」

「いえ、本当に大したことではなく‥‥小次郎に相談しますから、安心してください」

「私のことが信じられないのですか?」

「そうではなく‥ただ、幸村の手を煩わせてはいけないと思い」

「——○○。一つ、お尋ねしてもよろしいでしょうか」

「は、はい。なんですか?」

「もし、私があの刺客を拷問していたらどうしますか?」

「‥!」

「箸を落としましたよ」

手から滑り落ちた箸が膳にぶつかり、乾いた音が響いた。
でも拾い上げることもできずに、箸を持つ形のまま手が震える。
逃げ出したい。
けれど幸村の人を射殺すような強い視線は、何者も許さないすごみがあった。

「私が知らないと思っていましたか?」

幸村さんはいつもと変わらない優しい微笑を浮かべる。
こ、恐い‥‥笑顔なのにすごみがあるとか一番恐い;;
そしてゆっくり覆いかぶさるようにして主人公を押さえつけた。

「昨夜、私と才蔵の言葉を聞いていたでしょう?」

何がおかしいのか、幸村は声に出して笑っていた。

「他にも、あなたが越後と通じようとしていることも知っていますよ」

「つ‥‥通じよう、だなんて」

「越後に行けば、同じ事です」

幸村から笑みが消えた。

「でも、行かせたりはしない。たとえ、あなたに憎まれても、絶対に」

信じたくない。
今、目の前に居る幸村が私の知っている弁丸(幼少期の名前)だなんて。

「びっくりした?けれど、これが本当の私。真田幸村です。忍を使って闇討ちをする、敵を捕まえれば当たり前のように拷問する。逆らう者がいれば生きたまま火を付け、村ごと焼き払う。私の鎧が赤いのは殺した相手の血がついても、目立たないようにするためなんですよ。だから、私は甲斐の<血染めの軍師>と呼ばれている」

主人公は震えているしか出来なかった。

「あなたの見張りを佐助から才蔵に交代させます。今までのような自由はないと思ってください」

気付くと涙が溢れて視界が歪み、立ち去っていく幸村の背中を見る事が出来なかった。
それから数日、部屋に閉じこもることに。
見えないのに視線を感じるって‥恐いわ、廃墟で視線をどこかから感じるのと一緒くらい恐いやん‥;;
小次郎さんはどうなったのか‥と思ってたら、小次郎さんが来た。
佐助さんに拘束された形で。
どうやらこれから拷問される感じ‥?
小次郎逃げてー!!!;;
佐助さんに連れて行かれる瞬間、小次郎さんの口が動いて「待ってろ」って。
え、大丈夫なん?でも最後のお別れをしにきたとか言ってたし、大丈夫じゃないよね??
ぽつりと幸村は一体何がしたいのですかと言うと、才蔵さんがひょっこり現れて、息差に勝ちたいだけだって。
なんでも甲斐が上洛するには小国でも主人公の家は重要な場所にあるみたい。
言うことを聞いてもらうために主人公は人質ってことか。

「‥‥最初から、そのつもりだったのですか?」

「しゃべりすぎた」

そう言って才蔵さんは姿を消した。
最初から全て嘘だったのかと主人公は打ちひしがれる。
でも、手ぬぐいを見つめ、本当に冷酷な人ならこんなものとっくに捨てているはず、とも思った。
本当に利用するだけなのなら、最初から嘘をつくのをやめればよかったのに、どうして幸村はずっと優しい幼馴染のふりをしてくれたのだろう。
手ぬぐいはずいぶんと古い。
きっと何年も大事に持っていたものだ。
どうして、わざわざ約束にこれを私にくれたのだろう。

(私はまだ信じてもいいの、幸村‥)

すると外がやけに騒がしくなった。
何が起きたのか気になり、部屋を出ると才蔵さんが嫌そうな顔で騒ぎの原因を教えてくれた。

「小次郎が佐助を倒し、今、脱出した」

小次郎ナイスッ☆
そして佐助さん、残念無念。
んで、才蔵さんも追いかけなくんていいんか?

選択肢


どうしてそんなに怒るんですか?

悠月のことを考える













「どうしよう、もうこんな時間‥絶対間に合わない!」


主人公は会議が思いのほか長くなってしまい、全速力で皐月さんと待ち合わせした駄菓子バーへ向かう。

皐月さんはもうお店に来ていて、カウンター席に座っていた。


「遅くなってすみません!」


「○○さん。とんでもありませんよ」


「編集会議が長引いてしまって‥かなりお待たせしましたよね」


「いいえ。私は待つのが好きなので、平気です」


え?


「待つのが、ですか?」


「ええ、ビジネスでもデートでも。待ってる時間が改めて自分の本当の気持ちに気づくことができるというか」


「本当の気持ち‥」


え、兄上Mなの?←


「待ち続けて、その相手が現れる瞬間というのはもちろんうれしいし、心が希望に満ちるわけです。でも、もし相手が現れず待ちぼうけになったとしても、その時に感じた切なさが逆に自分がどれだけ相手を待っていたかということを知らしめてくれますよね」


知らしめて‥!?


兄貴、完全どMじゃねえか!!Σ(゚д゚;)

ちょっ‥今までこんなどM属性って居たっけ?いないよね!?

ここに来て、マニアなキャラを用意するとは‥‥さすがボルテージ!!!←


「確かに‥そうかもしれませんね」


お 前 も M か ‥ っ!


「現れないことを悲しく思っている自分がいるなら、それだけその相手やビジネスに執着や愛情を持っていたことになる。そしてそれが、私にとっては生きているという実感に繋がるんです」


そしてヤンデレ属性でもあると‥?


「わかる気がします。それほど執着していない相手に約束をすっぽかされても、あまりがっかりしませんもんね」


「はは。変な話をしてすみません」


「いいえ、なんだかすごく心に響く考え方で‥」


「そう言って頂ければうれしいんですが」


いつもちょっと病んでる?と引かれるんですね、大丈夫、二次元ならなんでもありだから!←


「ところで、皐月さんはどんな駄菓子がお好きなんですか?」


「そうですね‥串かつは絶対に遠足に持っていってましたね」


私はきなこ棒ww

すもも飴にはけっこう思い出があって、食べ過ぎて母親に食べるの禁止令出されたけど、こっそり食べてたらしい。

兄弟揃って食べて、食べてない!と言い張るも舌に色がついてるからばれちゃう‥とw


「皐月さんと悠月さんって、本当に仲がいいんですね」


「そうだといいんですが」


あ、やっぱり今日のデートでなんとなーくわだかまりが出来ちゃってんのかな?

悠月さんは蒲焼の駄菓子が大好きでどこに行くにも持ち歩いてたみたい。


「大きくなったら、日本で売ってる子のお菓子を全部買い占める!って言ってましたよ」


「今の悠月さんなら、それも簡単にできちゃいますね」


「今なら、駄菓子なんて、って言うんでしょうけど」


「それにしても皐月さんと駄菓子ってやっぱりギャップがありますね」


(でもこんな思い出話を穏やかに話すのも、皐月さんの魅力だよね‥大人の男の人って感じ)


大人の男の人‥とはちょっと違う気がするけどな、私は。

誰だって昔話してるときって目細めて懐かしそうに話すでしょ。




主人公たちは駄菓子バーを出て、広尾にある皐月さんの行きつけのバーに行くことにした。

でもなぜかすごい渋滞。

不思議に思ってたら、皐月さんがここの通りで悠月がドラマの撮影をしているのかもって。

外を見てみたら撮影クルーがいて、大勢の中から悠月さんと目が合ったような気がした。

こんな内装がすごいベンツは嫌でも目立つからかもねw

降りて悠月さんに声をかけた。


「悠月さん!お疲れ様です」


「なんで降りてくるんだよ、お前ら」


「だって悠月さん、目が合ったじゃないですか」


「は?気のせいじゃねーの?」


「お前、俺の車に気づいただろ」


「今日撮影あったんですね。どうしてスケジュール教えてくれなかったんですか」


「どうしてって‥お前、今日兄貴とデートだろ」


「でも偶然ここを通ったのも運命ですよ!」


「せっかくだから写真撮っちゃっていいですか?連載のために!」


「‥早く行けよ」


「え?」


「今兄貴とデート中だろ、ちゃんと集中しろ」


「どうしてそんなに怒るんですか?」


「‥‥」


ほんとはここ、集中って‥っていうツッコミ選択肢を押したかったんですが‥‥なんとなく、これを‥‥うーん‥選択肢がいまいち何を導きたいのか分からなくなってきた‥

写真撮ったらすぐに帰るというも、デート中まで仕事のこと考えんなよって。

うー‥不機嫌。


「お前にとって俺は仕事で、兄貴はプライベートなんだろ」


「え?」


(なんでそんな話になるの?感じ悪いなあ)


昨日の主人公の無神経な発言も悪いよw


「まあまあ、悠月、そんなに怒るなよ」


「兄貴も、ちゃんとつかまえといた方がいいんじゃねーの。こいつ危なっかしいから」


悠月さんが撮影クルーに声をかけて、現場に戻っていった。


(なんか‥悠月さんって、皐月さんにすごく気を使ってる?兄弟なのに、仕事とかプライベートとか気にして‥)


気づくのが遅いっ!!


「あら、○○ちゃん♪」


マーシャさぁあぁあぁんっ!!お久しぶりー!!!


「こんなところでなにやって‥あら、皐月ちゃんも!」


駄菓子バーに行ってきたこと、今度行きませんか?とマーシャさんを誘うと行きたいってノリノリw


「駄菓子なんて聞くと、まだ頑張って男として振舞ってた頃を思い出すわ~ガクランなんか着ちゃってね~」


「そういえば、このドラマ、マーシャさんもお仕事されるんですね」


今のマーシャさんの言葉にひとつもつっこまないのか、主人公w

でもつっこみどころに迷うなw


「あら、今回のドラマは私のスタイリングも結構話題になってるのよ。もーゆづちゃんったら、なんでも似合っちゃうから楽しくて♪」


(なんか着せ替え人形みたいにされてるのが目に浮かぶ‥)


(ん?あそこにいるの‥ユリカさんだ)


げっ‥;;


「ユリカさんも今回のドラマに出るんですか?」


(うっマーシャさん、ものすごく嫌そうな顔‥)


「そうなのよね~。チョイ役なんだけど。でもあんな性悪オンナ、私がスタイリングするまでもないわ。アシスタントに任せちゃってんの」


ひゃはははははははh!!!!!!!!!!!(`∀´)←


てか公式で映画やドラマに引っ張りだこって書いてあったけど‥‥メインではないんだね。

ユリカの場合、悠月さんに近づいて、周りの空気淀ませてる感じがする‥

仕事現場でそういうアピール行為やられると、私がスタッフなら自然と眉間に皺寄っちゃいそうww


「だ、大丈夫なんですか‥」


「大丈夫よ。アシスタントもユリカのこと嫌ってるから、適当にやっときまーす、なんて言ってたし」


(ユリカさん、敵が多いな‥)


あんな自己中にわがまま言いたい放題言ってる女が嫌われないわけないでしょw

ぶりっ子って女性にはそーとー嫌われる属性だし、しかもただのぶりっ子じゃないから余計にね。


「渋滞も落ち着いてきたみたいだし、そろそろ行きますか」


「あ、そうですね。じゃあ私たち、これで‥」


「あら、もう行くの?ちょっとゆづちゃん、ゆづちゃーん!」


「マ、マーシャさん、いいですから」


「‥なんだよ」


なんだかんだで来てくれるのねw


「二人とも帰るって」


「‥ふーん」


「なによ、そっけない態度ね。お兄ちゃまに『○○に手ぇ出すなよ』ってクギ刺さなくてもいいわけ?」


(マーシャさん、ドラマと現実、ごっちゃになってるんじゃ‥)


「‥そんなん、そいつが決めることだろ。俺が口出す筋合いない」


(悠月さん‥)


その突き放すような言葉が、なぜか胸に刺さる。


「じゃーな。気をつけて帰れよ」


「はい‥」


「行っちゃったわ。素直じゃないんだから」


その後、皐月さんと行きつけのバーに行ったけど、悠月さんのことばかり考えて、皐月さんの言葉に相槌を打つだけの主人公。

うわー‥それ話し振っても相槌だけとか話し続かないじゃねーかっ!!

あのなんともいえない雰囲気、結構ストレス溜まるんだぞー!!!←




(はあ、なんか頭がもやもやする‥原稿も進まないな‥)


会社に出社すると、風子ちゃんがなにやらうきうきした様子で話しかけてくる。

今日、仕事が終わった後合コンの予定が入ったからって主人公も‥だって。

悠月さんのことを考えて断ろうとするんだけど、行くだけならOKって‥なんでやねん!

今日のは大手商社マンで、うちの雑誌の読者モデルらしい。

だから流行のアイテムを取り入れた清楚系ファッションは必須なんだって‥‥大手商社マンとか‥変にプライドが高そうなイメージがあるんだけど。


「じゃあ仕事終わったら迎えに来るから、ショップ寄ってから行こう!」


「え?わざわざ合コンのために服買うの?」


(あ、行っちゃった‥風子、ほんとに嵐みたいな子なんだから‥)


「一度帰って適当な服着て‥じゃ、ダメかな‥」


そんな乗り気じゃないなら断れw



そして次回予告。

その大手商社マンとやらが‥すっげーうざそうな感じがぷんぷんする‥

結婚を考えるならやっぱキャビンアテンダントだよな‥ってお前何様ww

悠月さんも合コンみたいな感じって‥‥鉢合わせ‥したのかな、これ。

あ、もしかして前輝美にモデルの子連れてくるとか行ってた、あれか?


(わ、私‥悠月さんと‥!?)


え、なんか悠月さんが目をつぶってるドアップスチルがー!!

次回何かが動きそうw

選択肢

なし













学園祭当日。
せっせと主人公は必要な機材を運んでいた。
でもこの間の高野先生との一件で、主人公は落ち込みまくって機材を運ぶ場所を間違えまくる。
機材を運び終えて、一旦準備室に集まるGフェスメンバー。
ずっと働きっぱなしだったので休憩もかねて、お昼ご飯。
たこやきやら焼きそばやら。

「いっただきまーす!」

キイタくんが早速たこ焼きを口に運ぶ。
主人公はといえば、あまりお腹がすいてなくてみんなが食べている様子を眺めていた。

「○○食わないの!?」

物欲しそうな目でキイタくんが主人公のたこやきを見つめていた。

「キイタ、人の分まで食べようとするんじゃねーぞ」

キイタくんを叱りながら恵人先輩はたこやきを口に運ぼうとした。

「恵人さん、隙ありっ!」

ぱくっとキイタくんがたこ焼きを口に入れる。

「てめっ!俺のまで食うんじゃねぇ!」

「むぐむぐ‥」

「返せっ!」

え、出していいん?w←
恵人先輩はキイタくんの頬をつねったり、頭を叩いたりしている。
そんな様子を見て思わず笑う主人公。

「○○、やっと笑ったな」

「そうそう!今日ずっと元気なかったよね」

「そうだね、俺も気になってたよ」

ほんとにただでさえ学園祭の仕事手伝えてないのに、心配ばかりかけてしまってすみません;;
みんなの優しさに自然と頬が緩む。

「もう大丈夫です」

「そうか、なら安心だな」

主人公の言葉に恵人先輩が笑みを返してくれた。

「そういや、ベストカップルパレードの電飾ってどうする?」

「何かあったんですか?」

どうやら用意してたやつの調子が悪いらしい。
電飾がないとなんだか淋しくなっちゃうし、クリスマス用の電飾を代用することにした。
主人公は保健室の展示に顔出さなきゃいけない時間になったので、準備室を後にする。
展示は一般の教室を借りて行われていた。
展示を見ていると、高野先生との思い出がよみがえって来て急にしょぼんとなり、展示スペースを静かに立ち去った。


夕方。
あの後も学園祭は順調に進み、残すは最後のイベント、ベストカップルのパレードだけとなった。

「準備万端のようね」

「ああ、後はベストカップルの発表をするだけだな」

恵人先輩がパレードの馬車を見つめる。
電飾をつけた馬車はカラフル色にぴかぴかと輝いていた。

「今年のベストカップルは誰が選ばれるのかしらね~」

「そうですね‥」

ヒロミちゃんはベストカップルに選ばれた生徒が着る衣装を眺めながら言う。
女性はドレスで、背中からスカートにかけてとても長いりぼんがついている。
ど ん な 衣 装 ‥ ?

「そろそろ始まるよ」

主人公たちは舞台袖からその様子を眺めていた。
進行役のキイタくんが舞台の上で、なにやら似合わない挨拶をする。

「それでは、ベストカップルの発表です!」

「今年のベストカップルに選ばれたのは‥‥‥○○○○さん!」

いや‥こうなることはなんとなーくだけど、予想がついた。
で も !高野先生じゃなくてヒロミちゃんが相手に選ばれちゃったー!!!!!!Σ(゜д゜;)
いや、ヒロミちゃんも好きだよ!?
でもね・・・でもね・・・・・・これでだいぶノマエンの可能性が‥;;
しかも!人ごみの中に一瞬高野先生が見えたって‥ぎゃー!!
口元を変に歪ませながら先へと進む‥
衣装を着て、ヒロミちゃんと一緒に馬車に乗る。
もうこのままノマエンで終わるか‥‥と思ったその時。
ピカピカと光る電飾のひとつが火花を散っている。
思わず横にいるヒロミちゃんの裾を引っ張る。

「どうしたの?」

「あそこ、火花が散っているように見えるんだけど‥」

「え‥」

やばくね!?
すると次の瞬間、電飾から発火し、馬車に施された装飾に火がついた。
おいおい‥まさかバットエンド‥?

「いけない!○○ちゃん、逃げるわよ!」

「はい‥っ!」

主人公が立ち上がろうとしたとき、馬車がぐらっと揺れる。
馬車を引いていた馬が火に驚き、急に暴れ始めた。

「まずいことになったわね‥」

え、このまま壁に激突エンド?
ヒロミちゃんが馬がお客の方に行かないように必死に手綱を掴んでいた。
今のうちに主人公は逃げなさい!と言われるけど、どうやって!?
とりあえずもう一度立ち上がろうとしたら、スカートが馬車のドアに挟まってて取れなくなっていた。
スカートが絡まってるせいかドアを開かず、引っ張ってもちぎれない。

「○○ちゃん、何してるの!?」

焦りながらも力任せに引っ張るがびくともしなかった。

「あれっ‥!」

急にヒロミちゃんが驚きの声を上げる。

「シンちゃん‥!?」


キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!!!!
ヒロミちゃんの視線の先を追うと、高野先生が校舎二階から身を乗り出して今にも飛び降りようとしている。
ちょ!ここスチルはー!?
馬車は勢いよく高野先生の下へを差し掛かり、同時に高野先生が馬車に飛び乗った。

「○○、無事か!?」

「高野先生!」

余裕っすwむしろヒロミちゃんの腕が心配で‥←

「もう‥‥遅かったじゃない」

「こっちの方がインパクトあるだろ?」

ありすぎて困りますw
高野先生はそういうと、主人公の挟まっていたドレスを無理やり引きちぎった。
ドレス作ってくれた人、ごめん。

「先生!」

来てくれた安心感からか、思わず高野先生に抱きついてしまう。

「もう大丈夫だ」

優しく抱きとめてくれたw

(高野先生だ‥‥やっぱり高野先生だ‥)

「ちょっと待って!そうでもなさそうよ!」

そりゃそうだよw馬は今全力疾走してんだからw
そのまま学校の塀へと突進していくので、飛び降りること決定。
高野先生が抱きしめてくれる腕に力を込めた。

「怖いか?」

主人公がこくりと頷く。

「大丈夫。お前は俺が守る」

そういった瞬間、主人公の体は宙に浮いた。
勢いよく馬車から飛び降りた主人公たちは、ごろごろと地面の上を転がっていく。
なんとか脱出することができ、主人公たちはしばらくの間、地面の上に寝転がっていた。

「‥‥○○、怪我はないか?」

「はい‥‥でも高野先生、どうして‥?」

「‥理事長に辞表を出してきた帰りだ」

・・・。(´д`lll)

「やっぱり‥学校辞めちゃうんですね‥」

主人公は高野先生の服を握り締めた。

「‥‥学園祭の後、保健室で待ってる」

お?・・お?
高野先生は起き上がると、主人公を抱きしめる手をふわりと離し、校舎のほうへと戻っていった。

「ふふっ、相変わらずシンちゃんってば‥‥っと、今はそれどころじゃないわね」

ヒロミちゃんは馬の手綱に手をかけた。

「さて、その前に最後の大仕事よ!」

一緒に馬にまたがると、Gフェスメンバーの元に戻った。
みんな心配してくれて、ヒロミちゃんがこのままパレードを続ける。このまま私が主人公を馬に乗せて会場に戻ったら、ピンチを救った王子様みたいで素敵じゃない?ってw
馬にまたがったまま会場に戻ると、全校生徒たちは主人公たちを大声援で迎えてくれた。
そして会場に舞い上がる花火。
ハプニングは起きたけど、最後はちゃんと締めくくれたみたい。
学園祭も終わり、後片付けに入った。
教頭先生には事故について起こられたけど、理事長先生が来年も期待していると言ってくれたおかげでなんとか許してもらえた。
そして約束通り、保健室に向かう—‥
中に入ると、高野先生がゆっくりとこちらを振り向いた。

「○○‥‥そこに座ってくれるか」

先生はベットを指差す。
こ れ は !w
ベットINスチル来るかーー!!!!!!!!!!??о(ж>▽<)y ☆(黙れ)
言われたとおり座ると、高野先生はどこか困ったように主人公を見ていた。

「‥高野先生?」

呼びかけると、ふっと少し笑った。

「忙しいのに呼び出して悪かったな」

「いえ‥」

窓際を離れ、高野先生が少しずつ歩み寄ってくる。

「‥‥辞表が、受理されなかったんだ」

「えっ‥?」

「‥ヒロミのやつが理事長を説得したらしい。おかげでまた保健の教師だ」

あんな大胆発言したのに、どうやって説得したんだヒロミちゃーん!!

「よかった‥」

「よくねぇよ。教師じゃなきゃ、すぐにでも‥」


!!!!!?( ゜-゜)( ゜ロ゜)(( ロ゜)゜((( ロ)~゜ ゜

「○○‥‥‥いや、○○‥」

カーテンを静かに閉めながら、高野先生はいつもと違った調子で話し始める。

「お前に言いたいことがある」

どきどきしながら頷くと、高野先生の手が主人公の手に重ねられる。
ギシッとベットが軋んだ。
すぐ近くに高野先生の顔。
真剣な表情でじっと主人公を見つめる。

「‥‥好きだ」

のわっスチル出現ー!!!
な、なぜに‥‥なぜに押し倒しスチルじゃないのー?(;´Д`)ノ

「○○、俺はお前が好きだ」

心が満たされていく感じがする。
ずっと待ち望んでいた言葉を、高野先生が正面から言ってくれた。

「私も高野先生のこと、好き‥」

言い終わらないうちに、主人公は高野先生の腕に抱きしめられた。
力は強く、息が出来ないほど。
主人公も高野先生の背中に腕を回す。
答えるように力いっぱい、抱きしめた。

(また、高野先生と触れ合えるなんて‥)

ちょっ‥なんか誤解を招きそうないい方すんなw
いろんな感情が一気に湧き上がってきて、涙が流れた。

「‥‥○○」

身体が少しだけ離れ、顔が近づいてくる。
一瞬強張る。
でも、高野先生の顔が少し逸れ、主人公の頬に優しく触れた。

「‥ここまでだ」

「えっ?」

「今はまだ俺は教師で、お前は生徒だから」

「はい‥」

主人公は高野先生の腕の中でこれまでのことを思い出していた。
最初はちょっと恐かったけど、本当は優しい先生で‥
私がピンチの時は助けに来てくれて‥‥
(私が卒業したら、その時は‥)
きゃww←
そう心の中で呟き、高野先生のほうを見上げる。
高野先生の瞳には、しっかりと私の姿が映っていた。
ハッピーエンドw


エピローグは、高野先生とデートのお話。
甘いもの苦手なはずなのに、ヒロミちゃんに女の子は甘いものが好きと言われて連れてってくれるw
でも同じ高校の子がその場にいて‥バイクで逃走。
海の入り江まで来て、真也呼びさせるように迫る高野先生にずぎゅんっw(古い)
ここでスチルが出てくるんですが、かなり気合入ってる!!
後で公式でスチルを全部見てみたら、最初から最後にかけてどんどんスチルが綺麗になってる気がw
ここのスチルが一番好きだw

選択肢


断然犬派です!

どうしてですか?











会社で悠月さんの写真の確認をしていると、風子ちゃんが話しかけてきた。


「○○、それ北大路悠月の原稿?」


「あ、うん。これが撮った写真で‥」


「わーお風呂!なにそれ、超うらやましい!私も北大路悠月の密着取材したい!」


「取材中、一日の半分以上は意地悪されてるけどね‥」


「北大路悠月なら全然許しちゃうし!」


風子ちゃんもなかなかのミーハーだなあw


「あ、そうそう。これ、この前○○がヘルプに言ってくれたときの表紙データなんだけど」


あーユリカと一番最初に会った時に撮ってたやつね。

タイトルの色、どっちがいいと思う?と聞かれ相談に乗る。


「そういえば次の密着取材はどんなのなの?」


「えっと‥近々みんなでカジノのVIPルームに集まるから、それに来いって言われてる」


「はあ、アンタほんといい仕事もらったね。私も北大路悠月に『来い!』って言われてみたい~」


(なんか毎日のようにみんなに羨ましがられてる‥‥やっぱりすごい仕事なんだよね。これって‥)


主人公は悠月さんの入浴の写真をしみじみと見てしまった。

そ れ を か よ ‥ !(*´艸`)



悠月さんに言われた時間にカジノのVIPルームに行くと、そこにはノエルさんと犬のラルフしか来てなかった。

ノエルさんとの会話がまったく続かねぇ‥!!w

短いながらも座ればと言ってくれたので、座ろうとすると千早さん登場!!

立ち絵が色っぽいと思うのは私だけかなw

テクニシャンだとか聞いたけど、実際はどうなのか気になる気もしないでもない‥(どっちだよ)

千早さんに挨拶してたら、皐月さんも来た。


「今日はすみません。せっかくみなさんで楽しまれるお時間なのに‥」


「いいえ、悠月が誘ったということは、あなたにいてほしかったんでしょう。歓迎しますよ」


「別にいてほしかったわけじゃねーよ。密着取材のネタを提供してやってんだろ」


皐月さんの後ろから悠月さんも部屋に入ってくる。

入ってきた途端、ラルフが悠月さんに猛ダッシュしてきたw

スチルにも入ってきてるしww


「やっぱりご主人がいいんですね」


「なんで俺の犬だって知ってんだ?」


「ノエルさんが教えてくれました。ラルフって名前も」


「へえ、ノエルは私たち以外の人とはめったに話さないのに、めずらしい」


主人公がしつこかったからではないでしょうかw

話したと言っても4往復くらいしかしてなかったかと‥←


「なぜか犬は私よりも悠月になつくんです」


「そうなんですか?確かにラルフも悠月さん大好きって感じですね」


「俺も犬が好きだからな。中でもプードルが一番」


「どうして?」


「ふわふわして落ち着くじゃん。抱き心地いいし」


「悠月さん、実は寂しがりやですか?」


「んなことねーよ」


悠月さんが照れたw


「そういえば、悠月は昔からプードル命だな」


「仲間内でプードルリーダーと呼ばれてるくらいだからな。子供のころからプードルばっかり飼ってるんだよ」


ラルフもプードルですしねw

めちゃくちゃ犬を可愛がってる悠月さんの写真をゲットw


「お前は?」


「え?」


ってここで選択肢が‥‥後で<選択してください>って出てきたし、順番間違えてるよー


「犬派?猫派?」


「やっぱり犬かな‥愛情かけた分、返してくれるって感じで」


「だよな。猫もなんだろうけど、愛情表現がわかりにくいんだよ」


喜んでもしっぽ振ってくれないし、むしろ振ってるときは威嚇してることが多いらしい。

マジで!?


「ちょっとの間で、ずいぶんいいコンビになってるな二人とも」


最初からこんな感じでしたよw

未来くんと遼一さんは下のカジノのバカラにハマってるみたい。調子よくてここには登場してくれないのねw

主人公もいることだし‥ってことで乾杯することに。


「○○さん、なんでも頼みますから、好きなもの召し上がってくださいね」


「ありがとうございます。でもこんなに食べられませんよ」


「じゃあ、お好きなものを取り分けしますよ。どれがいいですか?」


「すみません‥皐月さん、慣れてらっしゃるんですね」


「はは。これでもホテルマンのはしくれですから」


(こんなにすごいカジノをオープンさせて、財界きっての貴公子なんて言われてるのに、謙虚だな)


「‥なんだよ」


「何も言ってませんよ」


「また、俺と兄貴は正反対だとか思ってんだろ」


「だって、悠月さんはいつも強引でマイペースだけど、皐月さんは冷静で大人な雰囲気だから‥」


思ってんのかよ!!

でも思っててもいっちゃダメだって前にも言ったろー!!!\(*`∧´)/


「お前、兄貴のことなんだと思ってるんだ?こう見えてもガキみたいに安いもんが好きだったりするんだぜ」


それは主婦では‥w


「安いものをバカにするといいことないぞ」


「安いものって?」


「ベビースターラーメンとか、うまい棒とか、いつも社長室の引き出しにストック入ってんの」


うまい棒、おいしいよ?

近くに駄菓子屋が二件あったから、よくそこで食べたなーw

ボンボンアイスとか20円チョコとかするめいか(味つき)とかw


「ゴディバに手つけねーで、チロルチョコ食いたいとか言い出すし」


味覚が完璧庶民感覚なんですねww


「スイスにいた時も、ガリガリ君がなんか空輸してなかったか」


「してたしてた!」


空輸するお金の方が高い事実‥w


「ソーダ味なのんだのに間違えてコーラ味送られてきて‥俺ら全員の部屋回って全部食わせてたよな」


コーラ味あんの!?てか最後の部分、どういう風に言って食べさせたんだろうかww


「だって、ガリガリ君といえばソーダだろ‥」


Kaleidoscope-100912_1915~01.jpg

ど ん だ け あ の 味 の 虜 w(*´Д`)=з

コーラ味も美味しそうだけどなあww


「ノエルがものすごく神妙な顔をして食べてた記憶がある」


棒で固まったアイスなんてはじめてみたんだろうね、きっとw


「あ、そういえばみなさんって、スイスの全寮制の男子校のお仲間とかって‥」


「そう。で、兄貴が寮長」


「寮長なんて形だけのものだからな。夜中抜け出したりしてたし」


「よく誘われた」


どこに行ってたんですかw

ノエルもよく誘ってたんだって。

ノエルの場合は、保護者感覚というか目を離したらふらふらとどこかへ行ってしまいそうに思ったかららしいがw


「でも皐月さんがそんな素朴なお菓子が好きだなんて、意外です」


「よく言われます。秘書もいつも複雑な顔をしてデスクのお菓子を補充してますからね」


秘書w


「駄菓子とかもお好きですか?」


「大好物ですよ。童心に帰れますしね」


「恵比寿に駄菓子バーがあって、駄菓子を食べながらお酒を飲めるお店なんです」


6日目の次回予告にもあったけど・・・それ、繁盛するのか?w


「前にうちの雑誌で特集したことがあって‥よろしければ、あとで詳しい場所お教えしますよ」


「そんなところがあるんですか!」


食いついたw


「あれ、俺、前に兄貴に教えたことなかったっけ」


「ん?あったか?」


お い w


「お互い忙しくて忘れたな‥」


「○○さん、よければぜひその駄菓子バーに一緒に行っていただきたいんですが」


デートのお誘いキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!


「えっ?は、はい、私でよければ」


「悠月も一緒にどうだ?」


「俺はいいよ。二人で行ってくれば」


ありゃ‥珍しくパソコンで文章書いたから、ちょっとテンション上げて色つけてみたのに‥‥悠月さん来ないのか‥←←

あそこの椅子疲れるし、別に駄菓子食べたくないからって。

正当な理由だけど、不機嫌オーラがこっちまで伝わってくるようですぞw


「やれやれ。じゃあお嫌でなければ、私を案内してくれませんか?」


「は、はい」


場面変わって風子&主人公の部屋。


「それで?それで!?」


「それで?って‥それだけだよ」


「悠月さんは駄菓子バーには行かないわけ?」


「うん‥てっきり、俺も行くって言うと思ったんだけど」


「えーそれってさあ、お兄さんの皐月さんに遠慮してるんじゃないの?」


ほら、風子ちゃんだって気づいてるよ!あーただけだよ、分かってないの!!


「ていうか、芸能人の北大路悠月には温泉に誘われて、財界の貴公子には駄菓子バーにエスコートされて、羨ましすぎるんだけどー!!」


「ふ、風子、声大きい!隣の人に怒られるってば」


「だって、いいなー!私もそーいう取材したい!」


「あ、そういえば前に風子から電話来たとき、そうやって絶叫してる声、隣にいた悠月さんに聞こえてたよ」


「え、うそ!恥ずかしすぎる!」


その時、悠月さんから電話が来て、お前の携帯番号兄貴に教えてもいいか?って。

ギャース‥;;


『週末デートすんだろ。どうやって連絡取り合うんだよ』


「デートと違いますけど‥」


二人きりで会うことはデートとして認識されるんだよっ

まあ、女性同士でもデートというらしいけどね‥


『お前、俺に間に入れって言うんじゃねーだろうな』


「そ、そんなことないですよ」


『なんにしろ、俺はお前らの橋渡しなんてごめんだからな』


「橋渡しなんてそんな‥悠月さん、やっぱり一緒に行かないんですか?」


『‥んー、まあ、時間があれば付き合ってやるよ。じゃーな』


「切れた‥」


「いーなー!電話越しに聞こえる悠月さんの声も色っぽいねー!」


風子ちゃん、あーためちゃくちゃ耳すましてただろw


(もうこうして電話したり会うのが当たり前みたいになってるけど、これがいつか終わる時が来るんだよね‥なんか、想像できないな‥)


風子が騒いでるのを眺めながら、主人公はなんとなくそんなことを考えた。

いい加減自覚してほしいな‥‥いつも思うんだけど、ボルテージの主人公って自覚するまでの時間長いよね。


次回予告。

皐月さんとデート。

悠月さんはツンケンしてて、風子ちゃんに合コンに誘われた。

これって‥行っちゃうフラグ?

えーーー!!!!!!!!!!!!!!!!\(゜□゜)/