選択肢


なし











「間もなく避難ボートが出ます!乗客の方はいらっしゃいますか!」


「ここです!二人います!ほら、乗って!」


「待ってください!甲板に‥甲板にまだ人が居るんです。それと操縦室にも‥」


スタッフは海上保安庁には連絡取ってあるからひとまず乗ってと言われる。

でも‥とまだ尻込みしてる主人公に「君が乗らないとボートが出ないだろう!他の乗客を巻き添えにする気か!?」と慧さんの檄が飛ぶ。


「‥‥」


「水戸さんも言っていただろう!これだけ大きな爆発事故なら、海上保安庁が動く!絶対に救助が出る!」


「でも‥」


しつこい(-""-;)


「キミがここに残るのは、むしろ足出まといだ!それが分からないのか!」


「‥‥」


何かできるなら行動すればいいけど、何も出来ないなら慧さんの言葉に従うのが道理だよね。


「彼のことが気になるなら、ボートに乗ってからお祈りでも何でもすればいい。早く‥ボートに乗ってくれ」


「‥はい」


(信じよう‥今はただ、信じるしかない‥)


避難ボートは瑞貴たちを残したまま客船からどんどん離れていく。


(神様‥どうか、瑞貴たちが無事に助かりますように‥)


「心配はいらないよ」


「国府田さん‥」


「あのアイドルSP‥意外と根性すわってたし」


それに悪運も強そうだったからなんとかなるんじゃない?って。

なーんか、ノマエン臭いな‥

もしかして慰めてくれてるんですか?というと、こうして寝返ることになるなら、もうちょっと手加減しておけばよかったかなあって反省してるところだって。

でも仕事だったわけだからしょうがないよね‥慧さんからしたら。


「君みたいな、お綺麗な世界で生きてる人間には分からないだろうけどさ」


その時、最初の頃に瑞貴に歌を無理やり歌わせようとした政治家が文句を言っていた。

緑だの黒だのとんだ連中だ、いっそのこと2,3発爆発でもして船ごと一気に沈んでしまえとかそれ以外にはスタッフぐらいしか残ってないんだから彼らにしてみれば本望じゃないのかっていうもんだから、主人公が切れた。


「仕事で死ぬのが本望だなんて、そんなの嘘です。生きる道が残されているなら、誰だってそれを探すはずです。それを簡単に本望だなんて‥っ!」


じゃああーたは日本の未来に自分が妨げになったら死ねるのか?って話だよねー

その時、ドォオンと派手な爆発がして船が;;

主人公の頭の中が真っ白になる。


「ちょっと!君、落ち着きなって!」


「やだよ、瑞貴!瑞貴‥っ」


・・・・『今度そのうち、ちょっと時間もらえないかな』


・・・・・・『○○と二人で、行きたい場所があるんだ』


瑞貴さんの言葉が頭に響いた。

呆然と海を見つめていると、桂木さんがやってきた。

混乱してる主人公に「瑞貴はそう簡単にくらばりません。我々やあなたが信じないで、誰があいつのことを信じるんです」って。


「大丈夫です。‥瑞貴はあなたの専属SPですから」


と、そのとき。

遠くからヘリの音が聞こえてきた。

警視庁のヘリで、急いで着陸場所に向かう。


(瑞貴‥瑞貴、お願い!無事でいて!)


やがてヘリのドアが開いた。


「やーやーやー。皆様、お疲れ様です」


「‥‥」


「‥‥」


「あれ?お二人とも、どうかしましたか?」


「‥‥いや、その‥ご苦労だったな、水戸」


「いえいえ。お気遣いはご無用‥」


「瑞貴は!?水戸さん、瑞貴はどうしたんですか?」


「ああ‥藤咲ちゃんですか。残念ながら‥彼は先ほどの船の爆破で‥」


「‥っ!」


「えっ‥」


「水戸さん‥」


(この声‥!)


「そういう冗談言ってると、うみねこの呪いをかけますよ‥」


こんなときにそんな冗談いらんわーっ!!

マジで呪いかけてやるっ(ノ´▽`)ノ ⌒(呪)


「‥‥瑞貴」


「ただいま」


「‥‥本物?」


「そうだよ‥触ってみる?」


そういった矢先、ぐらりと瑞貴さんの身体が傾いた。

主人公は慌てて彼を抱きとめる。


「瑞貴‥瑞貴‥‥っ」


「ふふ‥‥本物‥でしょ‥?」


「よかっ‥良かった‥」


「泣かないで、○○。言ったじゃない‥僕、悪運が強いって‥」


「う‥う‥っ」


「それに‥置いていったり‥しない‥‥○○の、こと‥」


というか!瑞貴さん重症なんだからスチルみたいに抱きついてたら逆に出血するんじゃ‥(((( ;°Д°))))

そんなこといってる間にマジで倒れた!

場面が黒くなって、緑も黒も全員捕まえたらしい。



それから二ヵ月後、瑞貴さんはなんとか無事に退院できて、今日から出勤みたい。

いつもの部屋に行くとみんなが居て、瑞貴さんと話してたら海司が落ち込んでいくw

主人公はずっと瑞貴さんのお見舞いに行ってたみたいで‥‥そのことを知った海司がなんか哀れにww

また満腹軒行こうって話になってるし!

リハビリがてらその辺を散歩w

瑞貴さんは船で無茶しすぎたからちょっと回復が遅れてるんだって。


「ヒビが入るのって、骨折よりも治りにくいっていうもんね」


「そうだね。でも、助骨も大腿骨もだいぶ痛みがなくなってきたし‥口の中も綺麗になったから」


「ほんと?」


「うん。試してみる?」


瑞貴の顔が近づいてくる。


「それは‥後でね」


「ふふっ後っていつ?」


「‥家に帰ってから」


「そう?じゃあ、楽しみにしていようかな」


どうやら血を吐いていたのは口の中の傷が原因だったようで、肺は無傷だった様子。

そして慧さんからはお詫びの印にビーフジャーキーが‥‥そらさんルートでもビーフジャーキーだったなwまたかww

よく分からないからそらさんにあげたらおいしそうに食べてたって‥もう完璧わんこww

ボートで慧さんに励まされたことを話したら、いつでもどんなときでも主人公のことを真っ先に励ましたいのにって瑞貴さんやきもちw

早足で庭に行っちゃうので止めたら、これが普通って‥どれくらいの速度?


「ねえ、瑞貴。私はね、誰のどんな言葉よりも、瑞貴の存在に励まされてるんだよ」


「‥○○?」


「瑞貴がそこにいて、瑞貴が色々頑張ってくれて‥そのことが、私にとっての一番の励みになるの」


「‥‥」


「そうじゃなかったら‥誰に何を言われても、きっと私、元気がなくなっちゃうよ」


「‥‥それくらい」


「知ってた?」


「‥うん。○○が誰よりも僕を好きなこと僕が一番よく知ってる。」


「うん」


「誰よりも、一番僕のことを頼りにしているってことも。」


「うん」


「誰よりも、一番僕のことを心配してくれているってことも。」


「うん」


「僕は、○○にとっても『一番』を、たくさんたくさん持ってる」


「うん」


「だから、結婚しよう」


「うん」


(‥って)


今紛れてさらっとすごいこと言ったよ!?


「ええええっ!?」


「はははっプロポーズだよ。びっくりした?」


「したよ!本気でびっくりした!」


またびっくりした顔がノインにそっくりって‥鳩が豆鉄砲喰らった様な顔って私見たことないんだけど、どんな顔?w


「‥返事は?」


もちOKです!!

主人公たちはどちらからともなく顔を近づけ、そっと軽めのキスを交わす。

ふと、主人公が瑞貴さんが言ってた行きたいところがあるっていう言葉を思い出した。

でもどうやらおあづけらしい。

ハッピーエンド。

・・・・あれ?このアプリってスパエンが一番上じゃなかったっけ‥;;

と思いきや、まだ続いてました。

どうやら主人公と瑞貴さんの結婚式のようですw

ブライダル編に続くって‥‥まだ続くのかよー!?

選択肢


千早先生を庇う

一緒に乗り越えればいい











メイン通りから外れた路地裏で、主人公たちは互いを睨みつけるように見つめていた。


「‥‥今回の騒動、加賀さんに何か言ったのはキミだね?」


ナナさんはぱあっとまばゆい笑顔を見せた。


優菜

「千早先生、私のこと気にしてくれたの!?」


‥ん?

その名前の欄の優菜ってなんだ。

そういや前初美さんが初登場のときも瑞希って出てたような気がしたけど‥‥‥おい、ボル?w


「とぼけないで」


「とぼけているのは千早先生のほうじゃない。私のことをブサイクじゃないって言ってくれたのは、あなただけだったんだよ!」


‥んんっ?誰かこの人の心理状況を教えてくださいません!?


「‥‥僕は、そんな深い意味を持ってキミに言ったんじゃないんだよ」


「だって!言ってくれたじゃない。みんな、私のことをブサイクだって言ってたのに、そんなことないって‥」


まさか、それだけのことで千早さんが自分のことを好きだって勘違いを?

ちょっと待て!それストーカー特有の思い込みと同じだからー!!!ヽ((◎д◎;))ゝ


「そうだよ。人をうわべで見るのは好きじゃないから」


「だったら、私のことだって分かってくれるでしょう?」


主人公を殺そうとした気持ちとかですか!?そんなん分かったら人間関係で苦労する人間なんておらんわーっ!!!


「旦那だって私の整形前の写真を見て、こんな過去があるなら結婚前に言えって‥‥すごく怒って‥」


・・・いや、そのことに関しては同情するけど‥

にしても、メイン以外の男のエピソード最悪だな‥‥なんて低レベルな‥顔だけと付き合いたいならお人形さんと付き合っとけ。


(堀北さん、整形してたの‥!?)


「キミこそ、誰だっていいんだよ。僕がキミをわかってあげる。と言えば満足なの?」


「だって‥優しくしてくれたじゃない!」


彼女はぶつぶつと何かを呟いている。


「千早先生、どうして私のものになってくれないの」


主人公の耳に届いたのは、そんな言葉だった。

バックから何かを取り出した彼女の手に、光るものがある。


(ナイフ‥!?)


ま た 殺 人 本 能 に 目 覚 め や が っ た 。 ((((((ノ゚⊿゚)ノ


「千早先生ッ‥!」


主人公は千早先生の前に飛び出した。


「○○さん‥!?」


何も考えられず、目をつぶった。

一瞬の沈黙。

いつまで経っても、ナイフが突き刺さったという感触はない。


(あ、あれ?)


主人公はそっと目を開くと、目の前に見慣れた背中が。


(え‥)


「ち、はや‥‥先生?」


千早さんがその場に崩れた。

ぎゃぁあああぁああ!!!!!!?ちょ、ちょっ‥ちょー!!!!!!(°Д°;≡°Д°;)

彼は倒れたまま身動きしない。





BAD END


ですか?




「‥‥うそでしょ‥?千早先生!?しっかりしてくださいっ‥」


「あ‥‥」


呆然としているナナさんを睨みつけて、主人公は叫んだ。


「あなたがどんな過去を持ってるかなんて、私は知らない。でも、こんなこと‥!自分だけよければいいの?千早先生のことはどうだっていいの!?」


ナナさんは青ざめた表情で、ナイフを落として逃げ出した。


(ど、どうしよう‥)


「そ、そうだ救急車‥」


(でも、ハングル語わかんない‥!)


主人公パニック。

私ももう呆然とするしか‥‥


「堀北さん、行った?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?


「堀北さんは逃げちゃいましたけど、千早先生が‥‥」


(‥‥って、え?)


千早さんの目がぱちりと見開かれた。

え?‥え?


(‥へ?)


「ちっ、千早先生!」


「○○さん、ドレス汚れちゃったね。怪我はない?」


何事もなかったように、千早先生は起き上がった。


「それはこっちの台詞です!千早先生、怪我は‥!?」


千早さんはシャツの下をめくって見せた。


「プロテクター。ちょっとくらいの弾までなら防げるとか‥」


プロテクターってなんだ?とか思ってたけど、防弾チョッキのことか!!←


「キミが持ってきてくれたスーツケースに入ってた」


遼一さん‥さすが、修羅場をくぐり抜けてきただけのことはあるなww


「まさかこんなところで役立つなんて思わなかったよ」


「な、なんで倒れたふり‥」


「そっちのほうが、堀北さんには効果的かなと思ったんだけど」


このやろう!その笑みがなんだか今はものすっごい腹立つぞ!!(おい)


「‥‥わ、私はすごく心配しました‥」


じわりと涙か浮かぶ。

死んじゃうんじゃないかと怖かった‥と思ってると、涙をそっとぬぐってくれた。


「本当にごめん」


「生きててくれたから、許します」


主人公は寛容だな‥‥少しくらい意地悪したらいいのにw足踏むとかさww←


「死んでたら許してもらえなかったの?」


「死んでたら、絶対許しません!」


「それは、怖いな」


自分の手が震えてることに気づいて、主人公は千早先生に抱きついた。


(私が堀北さんに首を絞められた後、千早先生が震えてたのは‥‥こういう気持ちだったからなのかな)


ボルのスタッフ‥‥なんかこういう所やけに気合いが入ってるのは‥誰かがこういう体験を?

とんとんと背中を撫でられて、主人公はほっとして息を吐いた。


「ねえ、○○さん。ちょっと寄り道していいかな?」


そう言って連れてきてくれたのは、ソウル中心部に位置する清渓川広場。

川にはいくつかの橋がかけられ、ところどころライトアップされて、幻想的な雰囲気を醸している。

千早さんと手を繋ぎながら川のほとりを歩いた。

なーんか、千早先生の様子がおかしいですよ?

どうしたのか聞くと、主人公にとって僕はよくないものなんじゃないかと思ってたんだって。

これからだって僕を恨んだ誰かが襲ってくるかもしれない、主人公を巻き込むのだけは嫌らしい。

って‥勝手に勘違いして勝手に恨んでる輩が大半なので、別に千早さんが悪いわけではないのでは?


「僕から離れた方がキミにとって幸せかもしれない」


主人公は立ち止まった。


「そんなの、一緒に乗り越えたらいいじゃないですか」


千早さんは一瞬驚いたような表情で主人公を見た。

それから、肩を振るわせ始める。


「くく‥」


そこ!笑うとこじゃないでしょー!!


「どうして笑うんですか!私の決死の言葉をっ」


そうだそうだw


「○○さんの考え方って、すごくシンプルでいいね」


「難しいこと、考えられないので‥」


うん。←

彼は主人公の顎を持ち上げてキスをした。

舌が絡まってさっき飲んだワインの味がする。


「‥‥っ」


「‥ワインの味」


千早さんの笑顔が儚く見えて、主人公は胸騒ぎを覚えた。


(大丈夫だよね‥?この関係を続けていけるなら、それだけで十分なのに)


「そろそろ、帰ろうか」


「‥はい」


二人寄り添って優しく灯る光の中を歩いた。



次回予告。


「○○さん、僕と‥」


大切な気持ちを伝えたい‥けど、伝えられない‥‥そんなときに‥


「○○さん、‥‥少しだけ、付き合ってもらえないかな?」


むっはー‥もう後二日しかないんですね‥| 壁 |д・)

次は遼一さん辺りにしようかと思うんですが、どうやら彼はかなりのどSで、嫌味とも取れる会話が多いらしいので‥防御しつつ行こうかと思いますw

選択肢


大丈夫と言う

手を握る









心地よい眠気に誘われて、うとうとしているとふと人の気配を感じた。

・・・あれ?日本に戻ったんじゃなかったっけ?背景がイギリスの家のままのような‥


「こんなところで寝てたら風邪引くよ?」


夏輝さんもいるし!!

言葉をこぼすと同時に唇がふさがれ、主人公はそのまま受け入れる。


「○○‥」


「夏輝さん‥?」


いきなりディープですかw


「ちょっ‥‥こ、こんなところで‥」


そう言いながら彼の体を押し戻すが、夏輝さんは気にすることなくさらに唇を重ねてくる。


「こんなところって‥じゃあ、ベッドならいいの?」


「そ、そういうわけじゃなくて‥」


「じゃあ‥‥どういう意味?」


にっこり笑われて、何も言い返すことが出来ない。


「こんなところで無防備に寝られていたら‥キスしたくなっちゃうと思うけど」


「そんな‥‥あ‥」


彼の唇は主人公の唇から頬、頬から首筋、そして肩へ‥


「○○‥‥好きだよ」


「‥‥私‥も」


肌を通して感じるその温かさに全身の力が抜けていった。

少しずつ揺さぶられていく身体と心。

あ、あの‥!?

その時、かすかに遠くから誰かの声が聞こえてきた。


(ん‥誰?)


「‥‥ねえ‥お姉ちゃんってば‥‥こんなところで風邪引くよ?」


!?オチかよーーーっ!!!!!!!

日本に戻ってきて二週間経って毎日寝る暇もないくらいタイトなスケジュールだからってなんだこの欲求不満の塊みたいな夢!!!

マジでびっくりしたぞ、どうしたスタッフ!!

翌日の夜、主人公はスケジュールの確認のために事務所に来ていた。

次々と入ってくる仕事の調整のため、山田さんは忙しいらしい。

応接室でワイドショーを見ていると、JAEDが帰国するって。

夏輝さんから聞いてはいたが、一日中忙しいため迎えに行くことが出来なかったみたい。

イギリスでの半年間のことを思い出し、ちょっと寂しくなって会いたくなる主人公だった。

山田さんとの打ち合わせ‥なんだか山田さんの様子がおかしい‥‥そういえば、次のサブキャラの続編は山田さんみたいですねw

私はかなり京介くん押しだったんですが‥山田人気が半端なかったのかなw



一方、JAEDの事務所。

社長にある報告を済ませた夏輝さんは、メンバーの居る応接室に戻ってきていた。

にやりと冬馬さんが口角を上げる。


「結果をお聞きしても?」


思わず苦笑いをする夏輝さん。


「なんだよ、その聞き方」


「一応、冬馬なりに心配してたみたいだけどな。ずっと落ち着きなく、この中をうろうろしてたし」


冬馬さんって実はこの中で一番メンバー思いなのかもねw

恥ずかしがってる冬馬さん、そしてそれを遮るように春さんが言った。


「‥‥で、結果は?」


一応OKはもらえたって。

バンドとして話題になるからっていう理由があるからみたいだけど‥ただ頭ごなしに反対されるよかいいよねw

メンバーが口々におめでとうと言ってくれる。

冬馬さんが、もし社長が春だったらこうはいかなかっただろうけどって。


「俺が‥?どういう意味だ?」


「いや‥‥下手したら○○ちゃんの父親並に反対しそうだなと思っただけ」


「そりゃあ、お前が相手だったらの話だろ。夏輝が相手なんだから」


「なるほど。確かに冬馬が相手なら、反対するかもしれないな。だが、夏輝が相手なら安心だ」


あのー‥父親役何人いるんですか?w


「え?ちょ、ちょっとー、ひどいわー春先生ー」


日ごろの行いがww

なんだかんだで祝福してくれるメンバーたちに思わず笑みがこぼれた。

そして新バンドの記者会見発表日。

控え室に挨拶に行くと、なぜか夏輝さんが物思いにふけっていた。

メンバーたちに挨拶した後、近づくと主人公が入ってきたことに気がついてなかったみたい。

様子が変だな‥と思いつつ、記者会見の時間になった。

始まった記者会見では、先にイギリスでのライブが報道されていたせいもあって質問が飛び交う。

その質問のひとつひとつに答えていく春さん。

そして重大発表で、新バンドのアルバムプレリリースライブを皮切りに全国ツアーを行う予定だって。

ひゃー‥ほんとにハードだ;;

これ以上にないくらいハードスケジュールになるぞ、こりゃ。

報道陣たちにも驚きの声があがった。

その後も質問が飛び交い、そのやりとりからも相当期待されていることが伝わってきた。

JAEDへの期待が大きいってことで、失敗のないように自分なりにも頑張らなきゃと思う主人公だった。

そして無事記者会見が終わった後、夏輝さんからデートのお誘いが。

これから最初に初デートしたライブハウスで会おうって。

おー?w

夏輝さんと会えたとき、ちょうどライブが始まりせっかくだから中央に行こうって。

でもすごい人だかりに夏輝さんとはぐれそうになる。

思い切って手を握ると、一瞬驚いた顔を見せたものの握った相手が主人公だと分かると笑顔になった。


「あ、すみません‥はぐれないようにと思ったんですけど」


手を離そうとすると、それを許さないとばかりにぎゅっと手を強く握ってきた。


「いや‥‥それなら、もっとはぐれないようにする方法があるよ」


ほ?

すると、次の瞬間、彼は握った手を強く自分のほうへ引き寄せ、腕の中にすっぽりと‥‥

おいこらw

そんないちゃつかれて何事かと思って顔見られたら、やばいことになるぞww

周りでそういうことされたら、ガン見するタイプです、私はw←


「な、夏輝さん‥」


「しっ‥そんなふうに名前を呼んだら、ばれちゃうかもよ」


きっと横の人にはばれてるかとww


「で、でも、この体制は‥」


「○○とはぐれちゃったら、困るから」


耳元に夏輝さんの吐息がかかる。

ぎゃーす‥私耳だけはダメなんす‥;;


「だから‥‥しばらく、このままで‥」


りょーかいw

主人公は何も言わず、彼の胸に自分の顔をすり寄せた。

夏輝さんにどうして今日このライブハウスに誘ってくれたんですか?と聞くと、それはライブが終わったあとに話すって。

そしてライブ終了後、誰も居なくなったライブハウスに主人公と夏輝さんの二人きり。

どうやらスタッフに頼んで、特別に残らせてもらったようだった。

夏輝さんはめがねを外すと、目を伏せてどこか思いつめたような表情をした。


(本当にどうしたんだろう‥‥何か相談ごと‥なのかな?)


いやー‥弟のまーくんに相談&いろいろ心配されてる主人公に相談することは‥ないと‥思われ‥(ry

改めて声を掛けようとしたとき、真剣な彼の瞳がそれを遮った。


「あの、さ‥」


主人公をまっすぐ見つめる瞳に、視線がそらせなくなる。


「ここにはじめて来たときは‥‥○○にそのライブを見せたいっていうのもあったんだけど‥本当にふたりでデートしたいっていう気持ちがあって‥」


「夏輝さん‥」


「今日は俺に付き合ってここまで来てくれてありがとう。本当はもっとムードがあるところにしたかったんだけど‥‥でも、いろいろと渡す場所を考えていくうちに、やっぱりここしかないなって‥」


来たキタキターww


(渡す場所?)


「あの‥」


「イギリスで○○と一緒に暮らして思ったんだ。やっぱり‥‥○○と一緒に居ると落ち着くなって‥で、それが俺の望んでることなんじゃないかって」


そういった彼は、ポケットの中なら何かを取り出す。


「これからまた忙しくなってふたりで会えない日々が続くかもしれない。でもふたりで乗り越えていきたいから‥‥○○と」


そういうと、彼が小箱を開けた。


そこにあるのは‥きらりと光るリング。

夏輝さんはそれを取り出すと、主人公の左手を取って真剣な瞳を向けた。


「俺と‥‥結婚してくれませんか?」


そう言って主人公の左手の薬指にリングをはめる。


「あ‥‥」


一気に胸の中に熱いものがこみ上げていき、それは目頭へと伝わっていった。


(夢みたい‥)


「‥はい」


主人公がそれだけ答えてうなずくと、夏輝さんはほっとしたように微笑む。


「よかった‥」


優しく抱きしめ、近づいてくる夏輝さんの顔に、主人公はそっとまぶたを閉じた。

スチルキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

なんか夏輝さんの方にウエディングベールがかかっているように見えたのは、きっと私だけじゃないはずだ。←

ゆっくりと重ねられる唇は、今までのどんな口付けよりも甘く感じられた。


(夏輝さん‥‥)


かすかに唇が離れると、主人公の姿が夏輝さんの瞳に映し出される。

吐息を感じるほどの距離で、夏輝さんは囁いた。


「やっと、○○に言える」


彼は再び唇を重ねてくる。


「愛してる」


(私も夏輝さんのこと‥)


そう思いながら主人公も彼の背中にそっと腕を回すのだった

選択肢


マーメイドラインのドレス

千早先生に相談する













ホテルについた主人公たちは、スーツケースの中身を見て沈黙した。


「念のために聞くけど‥‥これは、遼一が?」


「は、はい‥」


スーツケースの中にはドレスとメイクボックス、サングラス、プロテクター。

そして『國府田千早を二日間でゲットする方法』と題された企画書などが入っていた。

遼一さん・・・あなただからあんなに楽しそうにしてたんですね‥!!納得した!!!(・ω・)b

千早さんはその企画書をぱらぱらとめくり、ぱさりと閉じる。


「スーツケースの中身、選別してもいいかな?」


えーー!!!!!!!!せめてその企画書の内容だけでも見せてよーっ!!!(。-人-。)

絶対に断れないオーラを出され、頷くしかない主人公。

内容が気になる‥


「ところで、僕がどうして韓国にいるかは聞いてるよね?」


いいえ、全然。


「いえ。その企画書読めって言われてたんですけど‥‥」


うん、だからちょーだい!!( ̄▽+ ̄*)←


「ごめんなさい。昨日徹夜だったから飛行機の中で眠ってしまって」


「そうなの?大丈夫?」


昨日、編集長が鬼のようだったよww

ここへは医者に会いに来たんだって。

千早さんの手術後、加賀さんに施術をしたパク・ジョンホンさんに。

去年手術して、その後の経過も良好だったのに後遺症が残るなんてありえないし、ましてやあんな腫れ方は絶対にないって‥‥加賀さんに一度会いに行ったのか?

てか整形って怖いよね‥‥もし整形した直後はいいとしても、10年後、20年後ってなったとき、どうなるか分からないじゃん。

それに何かの番組で整形に失敗したやつの特集か何か見たから‥整形にあんまいいイメージ沸かないんだよね。

主人公はひとつの可能性に思い当たって、千早さんに聞いてみた。


「もしかして、加賀さんに何か言われませんでした?」


「‥‥何か、って?」


「‥‥‥‥告白とか」


・・・・え?加賀さんってもうだいぶいってる方‥じゃ‥


「‥‥」


「‥‥告白されましたね?」


「お断りした女性からこういうことをされるのは、慣れてるから」


マジかー!!!!!?∑(゚Д゚)


「‥‥慣れないでください」


なんて自己中な人が多いんだwきっと美人さんばっかで、断れるとは思ってなかったんだろうなー

で、そのジョンホンさんが今日開かれるパーティに出席するから、直接会いに行こうと思ってるみたい。


「そのパーティ、私も一緒に行っちゃだめですか?」


「○○さんも行くんだよ。もちろん」


「あ‥‥もしかしてみんなが言ってた『お手伝い』って、このパーティのことですか?」


「そうだろうね。今夜の件はみんなに話してあるから」


(もしかして、そのドレスってそのパーティ用に‥?)


千早さんの手元に置かれたドレスをじっと見る。


「このドレスは着せないよ」


「え?」


「他の男が見立てた物を君に着せるほど、僕は寛容じゃないんだ」


つまりは、自分が見立てたドレスを着させて、後でおいしく頂くという寸法ですねw分かりましたww

スーツケースの仕分けを終えた千早さんが主人公を抱き上げた。


「え‥っ」


ぼすんとベットに倒されて、切れ長の瞳でじっと見つめられる。


「‥眠いなら今のうちに言わないと‥‥止められなくなるけど」


!?!?

返事の代わりに主人公は微笑んで見せた。


「‥‥いい子だ」


千早先生は私の胸元にキスを落とした。(アプリ上の文章)

・・・・・ねぇ・・・やっぱ前の時頂かれちゃってた感じ・・?

てか!まだ日にちあるのにもうそんな関係まで発展してんのかよーっ!!!



翌日、主人公たちはドレス選びのためにデパートへ。

その割にははしょりまくってるしw

ドレスをチェックしてると、主人公好みのドレス発見。

そして千早さんが持ってきてくれた二着。

ここで選択肢、なんだけど‥‥マーメイドラインのドレスが一番反応がよかったかなと思いぽちっとな。

てか、くっきり身体のラインが見えるドレスを好むなんて‥‥千早先生もやはり男ですなw


「私じゃ選ばないタイプのドレスだから、こんなに合うなんて思いませんでした」


「ふふ。君は可愛らしいタイプのファッションより、シックなものの方が映えるよ。ボディラインもキレイだしね」


ボディライン‥!!!(いちいち反応すんな)


なんかいやらしい響きですね‥‥事後か、事後なのか‥っ!

主人公もなんだか恥ずかしくなって千早さんに背中を向ける。


「ありがとうございます。‥‥っ!?」


主人公の背中をつう、と指をたどってからかうように耳元で囁いた。


「本当だよ?○○さん、体キレイだもの」


黙 れ 、 変 態 が ー っ !(/ω\)←

夜になってパーティ会場へ到着。

あちらこちらで日本語とハングル語が聞こえてきた。

日韓の交流パーティか何かと聞くと、そんなところだって。


Kaleidoscope-100930_1539~01.jpg

ていうか千早さん‥!その服、どこかのホストにしか見えないんだがw

ついでに千早さんが日本人ということは内緒で、ボイスレコーダーで僕らの会話を録音しててって。

なるほど。逃げないようにするための証拠にするのかw

そして早速キター‥恐持てのおにーちゃんが。


Kaleidoscope-100930_1539~02.jpg

ねえ、今はスーツといえば白と決まっているのかい?w

千早さんと一緒にジョンホンさんに近づく。


Kaleidoscope-100930_1539~04.jpg

千早さんは流暢なハングル語で話し始めて、主人公は全く分からなかったけど‥なんとなくだけど、千早さんがジョンホンさんを褒めて巧みに話を誘導してるのだけは分かった。


「○○さん、もういいよ。ボイスレコーダーを貸して?」


ほーいw


「(やっぱりあなたが加賀静子の手術をなさったんですね)」


千早さんが不敵に笑った。

ジョンホンさんが顔色を変える。


「(ちっ違う!今のは‥)」


「(残念ですね。今までの会話はすべて、ボイスレコーダーに録らせていただきましたよ)」


千早さんがぱちんと指を鳴らすと、黒ずくめの男たちがやってきてジョンホンさんを取り押さえた。

ジョンホンさんは誰か来てくれ!と叫ぶが、聞こえているはずなのに周りのみんなはこちらを振り向こうともしない。


「(あいにく、どなたもワルツに夢中のようですね。さぁて、あなたにはたっぷりと吐いてもらいますよ?)」


(何を言ってるかわかんないけど、千早先生怖い‥)


陰のボスみたいだw

黒ずくめの人たちに連れられて、ジョンホンさんは会場を出て行った。


「みなさん、ありがとうございました!」


その場に居た人たちが歓声を上げて、拍手をする。

何事‥?


「ああ。このパーティ自体が僕の仕掛けた茶番だよ」


・・・・・え?


「さ、帰ろう」


ちょまっ‥一言でなんかすごいお金が動いてそうなこと言ったけど、そんなあっさりと終わっていいの!?ねえ!

そして帰りの車の中。


「‥疲れた?」


「いえ‥‥なんだか、びっくりしました」


「今回はなるべく早めに終わらせたかったからね」


そしてジョンホンさんは今頃、警察署に出頭してもらって、洗いざらい吐いてもらってる頃だろうと。

ふと千早さんは遠い目で流れる風景を追った。


「君、言ってたでしょう?女の子が可愛くなるお手伝いをしたいって」


「はい‥」


「自分の仕事に執着がもてなかった僕が、仕事を頑張りたいって思えるようになったのは○○さんのお陰だよ」


「?私何もしてないです」


「だって‥‥」


その時、ふいに外の景色に見覚えのある人が見えた。


「堀北さん」


青ざめて、主人公は呟く。

キターー‥これで終わるはずないと思ってた‥‥やっぱ何かしら関与してたってことかねー?

タクシーはちょうど赤信号で止まっていて、追いかけるなら今しかない。


「行っちゃダメだよ、危ないから」


「でも‥」


「わかった。君は先に戻っていて?僕は彼女と話を付けてくるから」


「‥だったら、私も一緒に行きます」


そうだよ‥もしここで一人で行かせたりなんかしたら刺されて帰って来れないかも‥←

彼は何か言いたがっていだけど、ふっと息を吐いて主人公の頭を撫でた。


「‥‥そうだね。これは僕らの問題だ」


おおっなんか主人公の立場が昇格した瞬間!?


「よし、行こうか」


主人公たちは手を繋いで、彼女を追いかけた。


「堀北さん」


「‥‥‥どうして」


ナナさんは千早さんから主人公へと視線を滑らせて、睨みつけた。


「どうして、ここに‥‥千早先生と一緒に居るの?」


「あなたこそ、どうしてここにいるの?」


にぎやかな市場の気配を感じながら、主人公たちは対峙したまましばらく身動きしなかった。

・・・・なんか、ナナさんと主人公の台詞が、まさに修羅場の台詞に聞こえるww



次回予告。

明らかになるナナさんの過去。

ここ台詞あるんですが‥‥なーんか、ストーカーが捕まえられたときに言う台詞っぽいよ?


「‥ありがとう。いつも一緒にいてくれたこと、嬉しかったよ」


そして二人の関係も急接近に‥

事○なのに‥‥○後なのにっ!!これ以上急接近ってどんな(ry

選択肢


なし












「母さん、俺が真剣に付き合ってる○○○○‥さん」


今無理やりさん付けしたなw


「○○、俺のおふくろ」


「は、はじめまして!○○○○と申します!」


悠月さんと付き合うようになって数ヶ月。

主人公は今北大路家に招待され、目の前には悠月さんのお母さんが居る。


「‥はじめまして」


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お、立ち絵がw

うわー‥なんだろう、ユリカのもうちょっと大人にしたらこんな感じになりそうなww

お母さんの名前は祥子っていうみたい。

テレビでの報道で知ってはいたけど‥という祥子さん。

両親はどこで働いてるの?とか聞かれ、正直に答えると悠月にはふさわしくないってわぉ、ばっさりww


「はあ?今どき、んなこと関係ねーだろ」


「○○さん、うちは主人も息子も事業家でこの子は日本を代表する俳優、そして私も女優だったの」


「はい‥もちろん‥存じています」


紫藤祥子さんは主人公の父親もファンだった有名な女優だったらしい。


「それならわかるかもしれないけど‥あなたのような一般の方とでは、やっぱりちょっと違うと思うのよね。今までお付き合いしてきた女性のお友達も世界的に活躍されているお嬢さんたちですし」


「だから、そういうのやめろって。失礼だろ」


いやー‥他の奥さんはもっとひどいこというし‥まだマシな方かとw


「俺が○○しかいないって思ったんだから」


(悠月さん‥)


「悠月。もう大人なんだから、あなたももう少し自分の立場を自覚しなさい。今後のあなたの人生にも関わってくることなのよ」


(母さんに会わせた俺がバカだったわ。もういいよ。行こうぜ、○○」


さっさと北大路家を後にして、悠月さんに謝られた。

主人公は反対されるだろうとは思ってたけど、やっぱりきっぱり言われるとショックだな‥って思うも、大丈夫としか言えなかった。



「うわーそんなこと言われたの!?」


「うん‥」


「歯に衣を着せない、すごい物言いだね」


「悠月さんのお母さん、昔は今の悠月さんくらい有名な実力派の女優さんだったから、自分にも自信があるんだと思う」


「まあねー、紫藤祥子だからね~。それにさあ、悠月さん結構紫藤祥子に似てるよねー」


「女優だし、ますます自分に似てる息子が可愛くて仕方ない感じ?」


「うん‥そうだね‥」


「ちょっともーそんなんで引き下がっちゃだめ!○○は悠月さんの彼女なんだから!愛されてる自信はあるんでしょ?」


うん、メガッさww

だったらどーんと構えてなよ!と言ってくれるも、悠月さんばっかりに頼っていいのかな‥認められるように自分も努力していかなきゃ‥と思う主人公に、果てしなく目が細められちゃうのは、これは親心みたいなもんなんでしょーかww

テレビでは北大路雅(悠月さんたちのお父さん)が香港華僑の令嬢のイ・ルイフェイさんが経営するブランドに出資するって話が。

人気ブランドがようやく日本上陸!とか言ってるけど‥なーんか、これから関わって来そうだぞ?

って思ってたら、どうやら悠月さんとは幼馴染らしい。

インターナショナルスクールに通ってて、そこで知り合ったと。

主人公はルイフェイさんに憧れてるって‥‥あれ?そんな話初めて聞きましたが?w


「なんで?」


「美人だし仕事でも成功してるし、なんでもはっきり言っちゃう性格とか、いいなって」


それ‥‥なんか性格ユリカと被ってなーい?;;


「つーか、そんなこと言ったらお前だって好きな仕事やってんだろ」


「まあそうだけど」


「それに、俺はお前の方が好みだぜ。顔だけでなく、全部」


「‥そんな奇特なこと言うの、悠月さんだけだよ」


「俺だけで十分だろ?」


「‥うん」


こいつら‥いちゃこらしやがってww←

んでもってルイフェイさんは祥子さんのお気に入りで、実はそのルイフェイさんとお見合いされそうになってるって‥おい!w

万が一、見合いさせられても付き合うつもりも結婚する気も微塵もないっていうけど‥‥昨日の今日でお見合いって祥子さん‥


「あいつだって今は仕事の方が楽しいだろうし、俺と見合いなんて面倒くせーと思っているはず」


いやー‥そんなこといってると、なんか来ちゃいそうですよ?

もしくは皐月さんルートに来るか?


「本当に?」


「なんだよ。疑ってんのか?」


「ううん。そうじゃないけど‥‥ただ、あんなにキレイで素敵な人が近くにいるのに、なんで私みたいな普通の子がいいのかと思って」


「なんだよ、才能があるからとか、育ちがいいからとか言われたいのかよ?」


「違うよ。別に才能もないし育ちがいいわけでもないのは自覚してるから」


「だったらいいじゃん。俺は、本能的にお前と一緒にいるって決めたんだ」


本能的ってw(*´Д`)=з


「本能‥」


「そ。たとえばさ、ルイフェイが世界を飛び回っていろんなところでいろんな相手と交渉したり仕事してても、別になんとも思わない。けど、お前の場合はそうじゃないんだよ」


「私の場合は‥、どんななの?」


「そうだな‥付き合う前から、一日離れてるだけでも今頃仕事で変な男と話してないかとか心配になってたし」


「なにそれ!」


「だって編集ってあちこち取材に行くだろ?密着取材がなくてお前と会えない日々が続くと、編集部に電話してお前のスケジュール聞こーか、とか思ったりしたし」


お前はどこぞのお父さんかっ!


「芸能界とかメディア関係は下品な奴が多いし、危ねーだろ。今だって気が気じゃねーよ」


大げさww


「ま、それが男が女を好きになるってことだぜ、きっと」


「‥うん」


「納得したか?つーか、俺にこんだけ愛されてんだから、もっと自信持てよ」


「そうだね‥悠月さん、日本中の女性の恋人だもんね」


「そーだよ。○○はその中から選ばれた特別なやつなんだぜ」


(お見合いのことは気になるけど‥くよくよしたって仕方ないよね。悠月さんの言葉を信じて、私も仕事、頑張らなくちゃ!)



それから数日後、編集長はやけに機嫌が良かった。

どうやらルイフェイさんのブランドとうちのタイアップが決まったんだって。

んで、北大路雅氏が出資する日本一号店のオープンに合わせて特別付録をつくることになったって。

編集部は盛り上がり、その担当が主人公に決まった。

新人なのに‥いいのか!

でも他の編集者もセンスがあるとか読者の立ち場で物を見るし、マーシャさんを始め重鎮に気に入られる素質があるからって‥‥うー‥ルイフェイさんが悠月さんの好意を寄せてたら、逆にタイアップの話とかなくなりそうだ‥

さてさて‥明日はそのルイフェイさんに会えるのかな?