選択肢
ヤキモチ?
あまり気乗りがしない
レストランから連れ出された主人公は、遼一さんに手を引かれるまま夜の六本木を歩いていた。
「あの‥どうしてあそこにいるってわかったんですか?」
「うるせーな。雄大に、前もってデートプランを報告させてたんだよ」
ここに来て照れ顔キタキタキター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!!!
なんてこった!めちゃくちゃかわいいじゃねえか!!←
今までそんなことしてなかったのに‥と思う主人公&俺。
「それに、4時間制限ってなんですか?そんなの、ありましたっけ?」
「俺が作った」
「え?」
「このままだと、朝まで帰ってこなさそうだったしな」
ありえねえよ‥!というか初デートでいきなりお泊り~なんてこと、あの雄大くんがするか?w
「まさか!そんなことないですよ」
「そうか?ずいぶんと良い雰囲気だったじゃないか」
「いい雰囲気って‥学生時代の延長って感じでしたけど」
「その割りに、告白されていたようだったけどな?」
ど こ か ら 聞 い て た ん で す か ? w
「嬉しいか?」
「え?」
「雄大に好かれてるって聞いて」
「それは‥嬉しいですけど」
「ふーん?」
「あの‥廣瀬さん、もしかして‥‥ヤキモチ、妬いてくれてたりします?」
「!」
「なんちゃってー‥」
「‥‥‥」(照れ顔)
ああぁああぁあ!!!!!!あの、あの遼一さんが!!!なんてこったぁああぁあー!!!!!!!!(落ち着け自分!)
(え!なに、その反応‥!)
「あの、じゃあ、本当に‥」
バチン!
「痛っ!なんでまた、デコピンするんですか!?」
「うるせー。お前の顔が気持ち悪かったんだよ」
はっ!(顔ぺたぺた)サーセンしたっ!!
それにこれまでのことを考えても、ちゃんとしたネタ持ってくるか心配だっただけだって誤魔化そうとするけど、私は絶対騙されない‥っ!
「まあ、でも予想以上に雄大が頑張ってたけどな」
「そうですか?」
そうだよ!
「そうだろうが。アイツ、ちゃんとデートにしようとしてたぜ?お前が好きそうな映画を観て、お前が楽しめそうな場所に連れて行って‥‥あのレストランも、だいぶいろいろ調べたんだろ」
「‥‥」
「アイツ、本当にお前のことが好きなんだな‥」
「‥廣瀬さんも」
「ん?」
「廣瀬さんも、好きな人に‥そんな風にするんですか?」
「俺?」
「はい。その人の好きそうな映画を観たり、レストランを調べたり‥」
雄大、完璧当て馬になっとる‥!
「俺が?まさか。俺なら、そんなまわりくどいことはしないぜ?好きな女がいたら、こうやって‥」
(え?)
ふいに廣瀬さんに抱き寄せられて、吐息がかかるほどの距離で見つめられる。
そのまま頬を撫でられて‥
「‥っ」
「‥‥お前ね。ぎゅっと目をつぶりすぎ」
ちゅっと音を立てるような軽いキスが、主人公の眉間に落ちてくる。
いいなー、いいなー!!←
「な‥っ」
「気をつけないと、そこ、皺になるぞ」
「‥‥」
(また、キス‥された‥)
「ほら、タクシー拾うぞ。早く来い」
(‥普通なら、少しは期待できるはずだよね。期待できるはず‥なんだけど‥‥)
「早く来ないと、今晩寝かせないぜ?」
(‥‥相手‥廣瀬さんだし‥‥)
それは言っちゃイヤぁあぁあ!!!!!!!・°・(ノД`)・°・
「分かんない‥いまいち分かんない、廣瀬さんって‥」
一人でぶつぶつ昼間のどこかのレストランで呟いてると、名前を呼ぶ声が。
「雄大くん!」
「やっぱりそうだ。偶然だね、誰かと待ち合わせ?」
「うん。その‥これから廣瀬さんと打ち合わせがあって‥」
昨日のこともあり、どこか気まずい。
改めて勝手に帰っちゃったこと謝ると、デート企画はあくまで廣瀬さんものだし‥って。
「それに‥俺にも、少し下心があったわけだから」
「雄大くん‥」
「俺の方こそ、昨日はゴメン。いきなりで驚いただろ?」
いや、公式で設定見たときからなんとなーくそうなんじゃないかって思ってたから!←
「付き合って欲しい、とかそういうわけじゃないんだ。あ、もちろん、○○が俺のことその‥好きでなってくれたら、付き合って欲しいけど。そうじゃないって、分かってるから」
雄大くん‥
「とりあえず、俺の気持ち、覚えておいてくれるかな」
「‥分かった」
「よかった」
いつもどおりの笑顔にほっとする主人公、ちょびっときゅんとなる私。←
それから主人公の出版社でやるJノベル賞の話になった。
メールかホームページ上での応募形式で、一般の人がそれを見て審査、グランプリになると書籍化っていうやつらしい。
「で、この400字詰めで200枚以内ってさ。原稿用紙の体裁で200枚なのかな。それとも単純に400字×200枚以内ってことなのかな」
応募するのか?そういえば小説化希望だったよねw
「あ‥そっか。どうなんだろう‥」
「へえ‥浮気中?」
その時突然遼一さんが登場して、耳元で囁かれた!
だから耳はやめろっつってんだろー!!((((((ノ゚⊿゚)ノ
「俺との打ち合わせすっぽかして、雄大とデートか」
その不機嫌そうな顔がやけにかわいらしく思ってしまうww
「違います!」
「すみません、俺が偶然彼女を見かけて、声かけただけなんです」
「ふーん‥そのわりに、ずいぶん額をつき合わせて話してるみたいだったけどな?」
「それは‥っ、今、二人で雑誌を見てたから‥」
なんか本当に浮気現場を押さえられたような台詞だなw
主人公とこの出版社は主催のコンクールのことについて話してたというと、公募かあ‥俺もそんな時期があったなって。
昔はいろいろやってて、シナリオとか戯曲とかもやってたらしい。
そんなことしてるうちに、食えるまでになったんだって。
懐かしいなあって言ってる遼一さんに、じゃあ久しぶりに投稿してみませんか?って。
このコンクールはプロアマ不問だし‥という雄大くんに、賞金100万なら普通にCMコピー一本書けば貰えるし、メリットがないって‥何その市場ww
「じゃあこういうのはどうです?俺と廣瀬さんで、賭けをするんです。」
「‥賭け?」
「そうです。俺は普通に投稿します。廣瀬さんは仮名で投稿するんです」
「‥‥」
「もし、廣瀬さんがグランプリを取ったら、僕は廣瀬さんの言うことを何でも聞きます。でも、もし僕が受賞できたら‥‥○○と、デートさせてください」
「!」
「雄大くん!?」
そんなにデート邪魔されたのが悔しかったのかー!?
「今度は制限ナシで。どうですか?」
「どうって‥俺に許可取ることじゃないだろ。な、○○?」
「え?」
「お前の意見はどうだ?」
「あまり、気乗りがしないです‥」
雄大くんのことが嫌いとかじゃなくて、それ以外の人とも今はあまりデートしたい気分じゃないって言う主人公。
「と、○○は言っているが‥俺としてはこの勝負、受けてやってもいいぜ」
!?
「ほんとですか?」
「ああ。かわいい後輩からの勝負、断る理由なんてないだろ?そのかわり、俺がグランプリ取っても恨みっこなしだぜ?」
「もちろんです」
主人公の意見全く無視w
ついでに、遼一さんたち以外がグランプリを取っちゃった場合も雄大くんの勝ちってことに。
雄大くん、今キリッとした立ち絵になってるんだけど‥‥真剣な表情が一番いけめそに見える罠w
「ま、俺にとっては負けたところで痛くも痒くもないから申し訳ないくらいだけどな」
「‥‥本当にそうですか?」
「ん?」
「俺が○○とデートするのは‥本当に痛くも痒くもありませんか?」
「‥何が言いたいのかわかんねーけど、こういうときは『ありがとうございます。でも俺、絶対にグランプリ取ってみせます』って言っておいたほうがいいぜ?」
「‥それもそうですね。○○‥急にこんなことに巻き込んでゴメン」
今の今まで主人公完璧無視状態だったなw
「‥‥」
ドアップになっても真剣顔はいけめそだった‥w
「‥うん」
「じゃあ、俺はこれで。お邪魔しました」
「ああ。お互い、ベストを尽くしましょ~っということで」
雄大くんが去って、ようやく打ち合わせ‥。
なんで賭けにのったのか聞いてみると、面白そうだし、それに何でも言うこと聞いてくれるみたいだし‥って。
遼一さん、いい加減素直にならないか?w
「さて、何にするかな。そうだな‥俺もお前とデートってことにするかな」
「え!?」
「おはようからおやすみまで、丸一日お前を俺のものにする権利。でも寝かせないから、半永久的に俺のものってことだ」
何その権利ー!!!w
「‥‥」
「雄大のやつ、悔しがるだろうなあ‥」
「‥そういう理由ならお断りです」
「ん?だったら、どういう理由ならいいわけ?」
「え?」
「俺がお前を好きだから‥って理由ならOKなわけ?」
「そ、それは‥」
「好きだぜ、○○」
ヒィッヒャァアアァーーッ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━!!!!!!!!!!!!
「!」
「だから、俺が賭けに勝ったら、お前のこと、俺の好きにさせろよ?」
ちょ‥ちょっ‥ちょちょ‥ヾ(;´Д`*)ノ酸欠になるわアホゥ!!!
「‥‥はい」
主人公はあえて不満そうな態度を見せつつも頷いた。
おめーも素直じゃねえなw
次回予告。
すっげーテンション上がったのに、果てしなく次回予告が不吉過ぎてあうあう状態になってしまった‥
遼一さん、なんか悲しそうにしてるし、原稿がキーみたいだけど‥‥これって‥





