違うよ

肩を貸してくれれば十分だよ













翌週、チア部のテストが行われた。

第一次は主人公とかずさちゃんと他3名が通って、最終テストは二週間後の第二金曜日。

そこでレギュラー一人を決めるって。

かずさちゃんと無事通ったことを喜んでると、華子先輩が来て部長としてのアドバイスをくれた。

かずさちゃんはもっと周囲と合わせて踊ることを意識すること。

主人公は基礎がまだまだで決めポーズをするとき身体がぐらついてるから、体幹(身体の軸)を鍛えた方がいいって。

それを鍛えるにはやっぱり筋トレ。

体育館の隣にあるジムを利用するといいって教えてくれた。

華子先輩にアドバイスをもらった後、お腹がすいたのでかずさちゃんと一緒にランチすることに。

で、かずさちゃん、経済で睦くんと一緒みたいで気になってるから今度紹介してーって・・・・おいおい;;

タマノだけじゃなく、かずさちゃんもライバルになっちゃうわけー?

翌日。


「失礼しまーす‥」


(どうしよう。女子が一人もいない‥でも、筋トレやりたいし‥)


「○○?どうしたんだよ、こんなところで」


「阿佐ヶ谷くん」


(良かった。知ってる人がいた!)


「実は、ちょっと筋トレしたいなあ‥なんて」


「そっか。○○、チア部だもんな。このジムのマシン、どれも自由に使っていいから、空いてるの使えばいいよ」


「‥うん」


(でも、自由に‥って言われても‥)


「もしかして、使い方がわからない?」


YES!!!w


「うん」


「どこを鍛えたい?」


「華子先輩には『体幹を鍛えなさい』って言われてるんだけど‥」


「ああ‥だったらこのマシンかな。ちょっとこのサドルに座ってみて」


それから阿佐ヶ谷くんの指導入りまーすww

どうやったらより早く鍛えられるか教えてくれて、阿佐ヶ谷くんは自分の筋トレに戻っていく。


(阿佐ヶ谷くんって、いい人だな‥。睦くんよりも彼みたいな人の方が本当はモテそうな気がするんだけど‥)


確かにw睦くんって優しいけど、罪作りというか‥


「あれ?なにやってんの?」


「うわっ出た!」


「出たって‥。幽霊じゃないんだから」


「ごめんごめん。‥睦くんも筋トレ?」


「うん。俺、フィジカルが弱いから」


「フィジカル?なにそれ」


「『当たりが弱い』ってこと。アイスホッケーって、がんがんぶつかっていくよね?そのとき、俺当たり負けすることが多いんだ」


それは致命的ですな‥;;


「へぇ‥睦くん、人とぶつかったりするの、嫌いそうだもんね」


「‥‥」


「え?なんか私、変なこと言った?」


「‥ううん。べつに」


「やだ。どうして○○さんが、ここにいるの?」


でーたーー‥;;

6日連続‥‥これ書いてるのってまさか翔本編書いた人じゃないよね?ライバル出し過ぎww


「ちょっと、筋トレしようと思って」


「ふーん。ダイエットってこと?」


「違うよ。チアのためだよ」


「ふーん。チアって、意外とガテン系なんだねぇ」


(ガテン系って‥まあ、そうだけど‥)


「でも、そうやって鍛えるからすごい演技が出来るんだよ」


「ええっ?でも、女子的に筋肉ガチガチとかありえなくない?」


スポーツを必死でやってる全世界の女の子に謝れww(・∀・)


「そうかな。俺、鍛えてる女の子、結構嫌いじゃないよ」


‥と、そのとき。


(あれ?)


固定していたはずのマシンのサドルがいきなりぐらついて‥!


「うわわっ」


ガタガタンッ!


「痛たた‥」


「○○ちゃん!?大丈夫?」


「やだぁ‥今、思い切り床にダイブしてたよね。やっぱり筋トレなんて女の子の‥」


「珠乃は少し黙って!」


そうだそうだ!黙ってろー!!!!( ・д・)/--=≡(((卍←


「!!」


「怪我は?どこか痛いところは!?」


「足‥ちょっと痛いかも‥」


「どうした?」


「サドルは外れたみたい」


「は?‥うわ、あぶねー、ネジちゃんと閉まってなかったのか‥‥怪我は?」


「足が痛いって」


「じゃあ、保健室に‥」


ここでスチル発★動!!!

突然ふわっと身体が浮いた。


(これって‥これって‥‥お姫様抱っこ!?)


「俺が連れてく。晃、念のため施設課に連絡して、マシン見てもらって」


「分かった」


「ちょっとマコ!お姫様抱っこなんて大袈裟すぎるよ!」


主人公の怪我の状態なんも知らんくせに何ほざいとるんじゃw


「大袈裟じゃないよ。怪我してるんだから」


「肩を貸してくれれば十分だよ」


「でも、貸したところで歩けないだろ?」


「それは‥まあ‥」


「だったらこれがベストだよ。ほら、捕まって。首に手を回してくれればいいから」


ちょwすっげー密着しとりますがなww

タマノが睨んでるのが目に浮かぶようだww

でも結局保健室には先生がいなくて、ホッケー部の部室で手当てしてもらうことに。

アイシングしてテーピングしてもらうんだけど・・・さすがホッケー部、怪我は日常茶飯事だから慣れてるww

ふと睦くんの額を見ると、塗ったような傷痕を発見。

どうしたの?と聞いてみたら、なんだか様子がおかしい‥

ホッケーとは関係ない怪我って‥ことは‥‥修羅場?

聞いてはいけない雰囲気だったので詳しく追及しなかったけど‥‥やっぱ修羅場?←

テーピングを巻いてくれたおかげで普通に歩けるけど、睦くんはこの後用事があるみたいで途中でバイバイ。


「○○ちゃん!」


まどかちゃーんwwおひさ~♪


「聞いたよ。ジムで怪我したって?」


「うん。マシンから落ちちゃって‥。でも、ただの打撲みたい」


「大変だったね。荷物持つよ。歩くの、大変でしょ?」


「ありがとう、助かる」


早く治るといいね‥って話してたら、まどかちゃんに先輩から飲み会(いわゆる合コン)をやろうって誘われてて、来てくれない?ってことに。

怪我はそれまで治るだろうから、主人公は承諾。

そういえば睦くんを紹介してって言われてたなあ‥とかずさちゃんも誘うことになった。

その睦くんは来るかな?ってメールで確認しようとしたら、睦くんを発見。

年上の女性と待ち合わせ‥‥ちょっと‥‥女出し過ぎじゃないか?

もういいよ、もうお腹いっぱいだよ‥;;

こんな複雑な修羅場はさすがに求めてない‥←



じゃあ‥

行きたい!













練習場には、重苦しい雰囲気が漂っている。

今日緊急招集されたのは、二年生の先輩が怪我をして病院に運ばれたというのだ。

それで全治三カ月、アキレス腱が切れてるから夏の大会には出られない。

ということで、急遽一年生から選抜することにしたって。

来週のテストでそれが決まるらしいんだけど・・・・うーん、普通に考えたらかずさちゃんがなりそうな気がするw

お互い頑張ろう!って気合い入れた翌日、主人公は早速チアについていろいろ勉強し始めた。

遅くね!?


(へえ‥。スタンツにもいろいろ種類があるんだ‥。あ、この二人一組の‥先輩たちもよくやってるよね)


「よっ、なに見てんの?」


「流星くん!」


「へぇ‥チアかあ。いいよな、チアの子って!短いスカート、ヒラヒラさせてて‥」


「‥‥」


「って、ジョーダンジョーダン。そんな冷たい目で見ないでよ」

せっかくなので、一緒にランチをすることに。

今日美久ちゃんたちは時間が合わなかったみたい。


「‥ん?あそこにいるの、マコじゃん」


(あ、ホントだ‥あいかわらず、桜井さんも一緒だけど‥)


・・・ってまだ出んのかよー;;桜井珠乃!!(-"-;A


「流星くん、睦くんと知り合いなの?」


「うん。この間の合コンで一緒だったんだ」


(また合コン?)


「アイツが来ると、女子のレベルが上がるからありがたいんだよなー・アイツ目当てで可愛い子が来るし」


「ふーん‥」


「そのわりに、誰かとこっそり抜け出したり、一番人気の子をお持ち帰りしたりしないから、なんつーか安全だし?」


納得ww


「そうなの?でもじゃあ、なんで合コンに参加してるんだろ‥」


「うーん‥。たぶん、付き合いいいからじゃね?アイツ、誘えばだいたい断らないし‥」


(でも、付き合いが良いっていっても、ホッケーの練習も忙しそうなのに‥結構、大変じゃないのかな)


「な、マコもここに呼ぼうぜ」


「え?でも、桜井さんが嫌がるんじゃ‥」


「大丈夫、大丈夫。大勢で飯食った方が楽しいって。マコーッ、こっち来いよ」


(うわ。本当に呼んじゃった‥)


タマノはいらねー‥w←


「ああ‥流星くん。○○ちゃんも一緒だったんだ?」


「うん」


「たまには一緒に食おうぜ」


「そうだね」


「ちょっとマコ!ここ、外部の子たちの席だよ。あっちに行こうよ」


「いいじゃん、たまには」


「でもぉ‥」


こいつも外部の子たちって差別的考えなのね‥


「キミ、可愛いね。新入生?」


「え?うん!」


嬉しそ~wwモテる設定だからてっきり言われ慣れてると思ったのにw


「じゃあ、同じだ。なんて名前?」


「桜井珠乃」


「俺は相原流星。マコの合コン仲間」


「‥合コン?」


「この間、誘われて行ってきたんだ」


「ふーん‥初耳‥」


(なんか‥不穏な空気が‥)


たいてい一緒にいるからって、別に付き合ってるわけじゃないんだからそんな束縛せんでもええやんww嫌な気持ちはわかるけどさw


「とりあえず、そこ座ったら?」


「うん」


「‥‥」


「あれ?珠乃ちゃんは菓子パンしか食べないの?」


「うん。タマノ、今ダイエット中だから‥。○○さんみたいにたくさん食べるとか、タマノ的に絶対無理」


喧 嘩 売 っ て ん の か w (-з-)


「え、そう?これ、ふつうのハンバーグ定食なんだけど‥」


Kaleidoscope-110503_0327~02.jpg


敵、ケッテーイ★(・∀・)←


「珠乃は食べなさすぎだよ。パン一個なんて、おなか減るだろ?」


「そんなことないよ。痩せるためなら平気だもん」


「痩せるって‥もう十分痩せてるのになあ」


「その点、マコはすごい食ってるよなあ。それ、照り焼きチキン定食の大盛りだろ?」


「そうだけど‥これだけじゃないよ」


(え?メロンパンも?)


「うわぁ‥お前、どんだけ食うんだよ」


「これでも少ない方だよ。本当はもっと食えって先輩たちに言われてる」


「ホッケーやるから?」


「当たり前でしょ!マコは毎日すごいカロリー消費してるんだよ!」


「そうなんだ‥」


(ってなんで私、桜井さんに怒られてるんだろ)


というか、今のどこに怒る必要が‥?


「でも、それはチアも一緒じゃない?ってことで、ハイ。○○ちゃん」


メロンパンを一口ちぎって睦くんが差し出してくれる。


「おいしいよ?はい、口あげて」


あーんww


「ハハッ。なんか、ペットの餌づけみたいだな」


というか選択肢がどれも微妙過ぎてどれを選べばいいのかわかりませんww


「○○ちゃん、俺のサバの味噌煮にも一口食べる?」


「それは、さすがにちょっと‥」


「ところで、知ってる?うちの大学のメロンパン伝説」


「知らねー」


「どんなの?」


「好きな子にメロンパンを食べさせると、恋が叶うんだって」


なんつー伝説ww

てか、それ知ってて主人公にメロンパン食べさせたのか?w


(好きな子!?)


「えっ?お前、今のって‥」


(まさか、遠まわしな告白!?)


「‥‥」


「なに、珠乃?もしかして、珠乃もメロンパン食べたかった?」


「べつに‥」


「ハハッ遠慮しないで。ほら、あーん」


こ い つ w


「もう、マコってば恥ずかしいよ」


「そう?だったらいらない?」


「いる!あーん‥」


(‥なんだ。私にだけってわけじゃないんだ‥)


「あーあ‥こりゃ、女の子たちが嘆くわけだ」


ねーww

どうやら流星くんと行った合コンでも、女の子たちみんなが睦くんのメルアドを狙って、みんなに内緒でアプローチしてアドレスゲット!したと思ったら・・・みんなアドレスゲットしてたっていう‥。


「だって‥別に友達になろうよって言ってくれるから‥。断るのとか失礼で、カンジ悪くない?」


そういう優しさって最終的に相手を傷つけるよね‥。

そこに柊平くん登場。

東都野球のチケットをもらったんだけど、俺は行かないからお前らいらない?って。

三枚あったんだけど・・・今ここにいるのは4人。

主人公も行きたかったんだけど、チアの練習あるんじゃない?ってタマノに妨害されて行けなくなっちゃった。

珠乃のしてやったり!っていう笑顔が腹立つ~゛(`ヘ´#)

その後は基礎文法で、睦くんと流星くんと一緒に教室へ。

そこで睦くんの恋愛遍歴というか‥価値観の話に。

自分の周りには可愛い女の子ばっかりだから彼女とか誰か一人を選べないって。

うわー‥こういうのってなんていうんだっけ・・・博愛主義?

それにもし俺と流星くんが主人公を好きだったとして、主人公が俺を好きだったとしたら流星くんが傷つくわけじゃない?と。

なんか・・・実際にあった話?

睦くんの実体験か、これ?

そう聞いてみたら、ないって言ってたけど・・・じゃあ、なんでそう思ったんだろ。


「そもそも俺、自分が好きになった人に好きになってもらったことがないから」


「ええっ?睦くんが?」


まあ、こんな優柔不断じゃなあ‥

かといって、誰かと付き合ったりすることはまあそれなりに‥らしい。

ここのキャラクター、女たらしじゃないのって一匹狼くんだけ??

主人公は、今までどんな恋愛をしてきたんだろう‥と気になってしまうのだった。


選択肢

目が離せない存在

ありがとう













チア部に入部して一週間。


「うぅ‥身体中が痛い‥」


「ハハッ。まだ筋肉痛なんだ?」


「うん。かずさは?平気なの?」


「初日は辛かったけど、今は平気だよ。私、中学んときからダンスやってるんだよね」


あー‥納得wやってそうな感じするわww

そして経験者と非経験者は考え方も違うみたい。

夏まで基礎トレーニングが続くって聞いて、主人公は長いって思ったけど、かずさちゃんは逆だって。

基礎トレは基本中の基本、チアをやれるだけの身体を作らないと怪我の元になるし、夏の大会で華子さんたちは引退するからレギュラー入り目指すなら短いくらいらしい。

気合いを入れて頑張ったものはいいものの、それでもやっぱ筋肉痛は続く‥w

英米文学の授業では美久ちゃんと柊兵くんと阿佐ヶ谷くんと一緒になった。

4人一組のグループで一人の作家についてのレポートを提出する課題が出て、このメンバーで組むことになったんだけど・・・


「オスカー・ワイルド‥ルイス・キャロル‥」


「シェイクスピア!」


「そいつ、聞いたことあるわ!」


「名前くらいなら、まあ‥」


「○○、詳しいの?」


「そういうわけじゃないけど‥シェイクスピアって確か廣瀬遼一がリスペクトしてるんだ。だから興味があって」


もう遼一さん、こっちの異次元ワールドにも出ちゃいなよww


「廣瀬?誰それ。お前のオトコ?」


そうだと嬉しいw(*v.v)。←


「違うよ、作家だよ。知らない?」


「知らねー」


まあ小説家さんの名前とか、結構読んでる人じゃないと‥ねー


「じゃあ、シェイクスピアにしようか」


「‥あ、やべ。メールきた」


「誰から?」


「女」


「えっ?」


「つーことで、俺、帰るわ。あとはよろしく!」


こらぁああぁあ!!!!!!!!!Σ(゚д゚;)

どうやらここの教授は単にくれるの緩いらしい。

だからってそんな堂々と‥;;


「なんか納得いかないけど‥とりあえず、三人でやろっか」


「そうだな」




「じゃあ、次の時間までそれぞれ4大悲劇を読むってことで」


「私が『マスペス』、蒔田くんが『ハムレット』‥」


「俺が『リア王』で‥」


「私が『オセロー』だったよね。‥図書室に行ってこなくちゃ」


「あ!でも『オセロー』なら、確かマコが‥」


「呼んだ?」


「睦くん!」


「出た!誰にでもいい顔するお調子者!」


「ハハ‥美久ちゃんに嫌われてるのかな、俺」


「別に嫌っとらんわ。顔のいい男は嫌わんポリシーや!」


どんなポリシー!!?


「なあ、マコ。お前シェイクスピアのオセロー持ってたよな?」


「うん」


「だったら、○○に貸してくれないか?」


「いいけど‥どうして?」


事情を説明すると、快く貸してくれることになった。

睦くんはシェイクスピアが好きみたい。


「○○ちゃんも?」


「ちゃうちゃう。○○は廣瀬なんちゃらって作家の影響で‥」


「ああ、そっか。○○ちゃん、廣瀬遼一が好きだもんね」


「あれ?マコ、知ってたんだ?」


「うん。この間、二人きりになったとき、そういう話をしたから」


「え?二人きり!?」


「アンタら、いつの間に‥」


ちょっとw美久ちゃんと晃(阿佐ヶ谷)くんのものっそいいい笑顔過ぎるんですけどwwというか同じようなニカッとしたような笑顔しやがってww


「ちょ‥!違うって!ほら、コンパの帰り道のこと!」


「ああ‥あのときか‥」


「なんや‥つまらんわ‥」


(そういえば、睦くんに廣瀬遼一の新刊を貸すって約束してたよね。確か、かばんに‥‥あった!)


「睦くん、これ‥」


「いたーっ!」


(出た!)


全くだよ!お前ずーっと出るつもりなんか!?


「もう、どこに行ってたのよ、マコ!」


「どこって、これから304教室に行こうと‥」


「304教室は3階!ここは4階!」


「そっか‥どうりで、探しても見つからないと思った」


「もう!マコはタマノから離れたらダメなんだからね!ほら、行こっ」


お前が離したくないだけとちゃうんかww

そう言って二人は去って行った。


「なんか‥『おかんとマコ』って感じやねぇ」


「おかんって!ははっ」


「でも、確かにそうかも‥」


「‥あ、やべっ、次の授業はじまる。それじゃ、また!」


「うん」


「‥‥で?」


「さっき、睦くんに何渡そうとしてたん?」


あー‥邪魔された新刊ね。

そのことを言ったらなんやかんや言って仲良いなあw(にやにや)と。

その後ちょっと睦くんに対して失礼な発言がw

方向音痴だったり忘れ物したり目が離せない存在ではあるけど、今ひとつ物足りないとww

草食男子系で友達としてはいいんだけど・・・顔もいいんだけど・・・・ホッケーやってるところもかっこいいんだけど・・・・ね、って。

失礼だぞお前らー!!!!w(その通りだが←)


「‥‥」


「なに?じっと見て‥どうかした?」


「なんでもない。ただ‥‥このままじゃ、つまらんなあ‥って思って」


「え?」


「そうや。ちょっと手貸したら、おもしろいことになるかも‥」


「??‥美久?」


「まあまあ、こっちは気にせんといて。メール、メールっと‥」


およ?


♪~


「あ、4限終わったね」


「そうやね~」


「‥美久、どうしたの?さっきからにやにやして」


「べっつに~」


「‥だったらいいけど。あ‥、今日、5時にかずさと約束が‥」


「待って!まだ待っといて!」


「ええっ?」


「まだ時間あるやん・あと10分‥ううん、5分でええねん」


一体何をする気やww


バタバタバタ‥


「あれ?睦くんだ‥」


(こっちに来る‥)


「良かった。無事にたどり着いて」


「え?」


「で?大事な用ってなに?」


美久ちゃんこれかーっ!!!!なんとなーく予想はついてたけれどもwwいつメルアド交換したw


「ふっふっふ‥‥よお来た、李睦!おかんを振り切ってよぉ来たな!」


「‥おかん?」


「なんでもない。こっちの話や。とりあえず、私の役目はここまでや。それじゃあ、お二人さん‥後はごゆっくり‥」


どうせぇと!?

とりあえず、貸そうとしてた架空恋愛っていう小説を無事渡す。

実は貸してくれるのずっと待ってたんだって。

いっそ買っちゃおうかなーって思ってたんだけど、約束だったから待ってたとww

あら、良い子ww←

にしても本当に睦くんって方向音痴だなあw

いつも行ってるホッケーリンクの行き方分かんないって‥‥もう病院行けw

かずさちゃんとの約束の時間過ぎちゃったー!と焦りながら待ち合わせ場所に行こうとしたら、かずさちゃんからメールが来て、それどことじゃない!チア部、全員今すぐ練習場に集合だって!って・・・今日休みじゃ‥w


選択肢

いいよ、別に

格好良かった











長かったようで短かった授業が終わった。


「お腹すいたね」


「うん。そういえば、李くんってごはん‥」


バタバタバタッ!


「マコっ!」


また出た‥‥というか、三日連続かいっ!


「ああ、珠乃。どうしたの?」


「どうしたのじゃないよ!ほら、ランチに行こっ。みんな待ってるよ」


(みんなって‥‥うわっ、戸口に、例の取り巻きの人たちが‥附属出身の人たちかな?)


「先に行ってていいよ。俺、後で行くから」


「ダーメ!マコ、絶対に校内で迷うでしょ!」


(ぶ‥っ。確かに迷いそう!)


それには納得ww


「あはは。それもそうだね。じゃあ、○○ちゃん、また」


「うん」


睦くんは取り巻きの人たちに囲まれていってしまった。


「○○ちゃーん、迎えに来たよ~」


おーまどか&美久ちゃん!!


「はよ行こっ」


了解!!

で、学食じゃなくておしゃれな・・・喫茶店?みたいなところでお昼しようと思ったんだけど、席に座ろうとしたら附属の子たちがここは俺たちの席だからーとか言って、やな感じ。

附属の子たちって金持ちばっかなんだっけ??


「あれ?○○と前田?なにしてんの?」


変換めんどくさい阿佐ヶ谷くん来たー‥


「阿佐ヶ谷くん‥」


「私たち、ここでランチしたかったんだけど‥」


「ああ‥ここなあ‥附属出身の連中が占領しちまうんだよ」


「‥そうなの?」


「なにそれ!意味分からんわ!」


「まあまあ。‥それより、どうせなら学食行かない?ぶっちゃけ、学食の方が飯はうまいって。何回か大学の学食来たけど」


「ほんと?」


「うん。ここのは、食った気がしないから」


「‥じゃあ、学食に行こうか」


「そうだね」


「‥‥」


ありゃ、美久ちゃんが何かちょっと驚いた顔してるぞw

なかなかいいやつやんって思ってるような感じのww

学食でそれぞれ好きなメニューをオーダーして会計してから席に着く。


「なんや、むかつくわ!附属出身とか外部とか‥そんなの、どうでもええやん!」


「だよなあ」


「でも、阿佐ヶ谷くんも附属出身だよね?」


「あまり、そんな感じしないね」


「ははっ。それ、よく言われる。まあ、みんながみんなそういうのにこだわってるわけじゃないから。俺みたいな、どうでもいいって思ってるやつらも結構いるから、安心してよ」


「そうなんだ?」


「みんなが、阿佐ヶ谷くんみたいだといいのにな‥」


ふいに、学食の入り口の方がざわざわっと騒がしくなった。


「あ!李 睦!」


「相変わらず、取り巻きの人たちに囲まれてるね」


「李くんって、高校の時からそうだったの?」


「うーん‥まあ‥って言っても、最初はただのお守り役みたいなかんじだったんだけどなあ」


「お守り役?」


「アイツ、中学の時にうちに転校してきたんだけど、最初のころしょっちゅう学校内で迷っててさ‥」


今だにどっかで迷っとりますが?(・∀・)ww


「え?」


「学校内で?そんなんありえんやろ」


「って普通は思うんだけど、アイツ、すごい方向音痴でさ‥それで当時のクラス委員が、教室移動のたびに一緒についていくことになってさ。‥まあ、それが桜井だったんだけど」


「桜井って、桜井珠乃さん?」


「もしかして、あの先頭でプリプリしてる子?」


「ハハハッ。まあ、そうなんだけどさ」


へー学級委員・・・イメージが‥‥なんか沸かない。

そうこうしてるうちに睦くんについていくお守り役+ファンが加わってあんなことになったらしい。

美久ちゃんはめっちゃかっこいいイメージあったのに~と残念そう。

でもホッケーやってるときはめちゃくちゃかっこいいから、今度見に来れば?ってことに。


(‥ん?睦くん、こっちに近づいてくる?)


「晃、○○ちゃんたちとごはん食べてるんだ?」


「ああ。上のカフェテリアで会ったんだ」


「へえ。‥俺も、ここで食べようかな」


「え?ほんまに?」


「うん、そうする。それ生姜焼き定食?おいしそうだね」


「うん、美味しいよ」


「買ってくる」


「おお」


そう言って場面変わったーと思ったら、スチル登場!!

こ こ で か w

睦くんがトレーを持って戻ってきた。


「隣、座っていい?」


「えっ、うっ、うん」


「ほわー、やっぱイケメンや。イケメン眺めてご飯するのもなかなかええなあ」


「あははは‥」


「おーい、さっきからここにも一人いるんだけど?」


「ハイハイせやな、うっかりしとった」


この二人、お似合いかもww


「‥‥」


なんでそんなキラキラした目でこっちを見る?


「あの‥どうかした?」


「お礼のこと、考えてた」


「お礼?」


「そう。さっきは○○ちゃんにお世話になったから。なにかお礼したいなと思って」


教科書貸したこと?・・・てか、あれでお世話になったら、睦くん日々お礼せなあかんくなるぞ‥‥いろいろ抜けてるしw←


「いいよ、別に。たいしたことしてないし」


「そんなことないよ。○○ちゃんが教科書見せてくれなかったら、大変なことになってただろ?」


途中爆睡してた人が何を言うww


「だから、遠慮しないで」


「ちょっとぉ、マコ~」


(うわっ。桜井さん、思い切りこっちを睨んでる‥)


「一緒に食べようって言ったじゃない」


「‥だってよ、マコ」


「じゃあ、今度なにかお礼するから。考えておいて」


「分かった‥」


「じゃあね、李くん」


「『睦』でいいよ、まどかちゃん」


(えっ?)


「でも、そんな‥名前で呼ぶなんて‥」


「みんなそう呼んでるから。気にしないで」


「ほな、私は?」


「もちろん睦でいいよ。‥キミは確か‥」


「種島未来!」


「美久ちゃんか。‥分かった。じゃあまた!」


「なんや!李睦、めっちゃええやつやん!」


「アイツ、誰に対してもフレンドリーだからなあ」


「なあ、アンタ!えっと‥」


「阿佐ヶ谷晃」


「そう、阿佐ヶ谷くん!アンタ、さっきホッケーの練習観に来てもええって言ったよな?」


「言ったけど‥」


「よっしゃ!今日行こっ、絶対行こっ」


「え?いきなり?」


「なんや。まどか、ホッケー部のマネージャーになりたいんやろ?だったら、まずは下見せんと!」


「う、うん‥そうだよね‥」


「○○も!もちろん、行くやろ?」


「‥‥」


「‥○○ちゃん?どうかした?」


「あ、ごめん。行く行く!」


「ほな、決まりな!」


「うん‥」


(睦くん‥誰に対しても「名前で呼んで」って言うんだ‥そうだよね、友達だもんね。あーでも私、さっき本当は少しドキドキしてたのにな‥何勘違いしてたんだろ‥恥ずかしい‥)


いやー‥勘違いだって思ってても、してまうってつい;;



んで、午後の授業が終わってホッケーリンクに電車で向かう。

足元から冷えるね~とか話してたら、すごい勢いで選手たちがパックを追って激しくぶつかり合っていて、こっちまでちょいと被害がw


「すごいわ!このスピード!このぶつかり合い!これぞ男と男のガチスポーツや!」


「‥美久ちゃん、すごい興奮してるね」


「うん‥」


(でも、確かにすごい迫力‥アイスホッケーって、こんなに激しいスポーツなんだ‥)


「ねえ。あの15番の人、すごい目立ってるね」


「うん‥」


(あの人、確かに誰よりも目を引くよね‥なんか‥かっこいいな‥)


ピピーッ!

そう言って被りものを脱ぐと睦くんだったw

いつもの睦くんとは別人みたいでかっこよかったって言うと、ホッケーにしか気合い入れてないせいかなってw


「なあ。まどかはホッケー部のマネージャーになるんだよね?」


「うん。美久ちゃんは?」


「どうしようかなあ。ホッケーもええけど、テニスも捨てがたいし‥なあ、○○はどうするん?」


「私は‥」


「まどかちゃんと一緒にマネージャーになりなよ?そうしてくれると、すごく嬉しいんだけど」


これも誰にでも言ってそうだな‥‥罪作りな男だ。


「でも私、あまりマネージャーには向いてないんだよね」


(それに、どうせならもっと打ちこめるものがいいな。ホッケーやってるときの、睦くんみたいに‥)


「ねえ。ちょっとだけ、別のサークル見てきてもいいかな」


「ええけど‥どこ行くん?」


「あのね‥」


場面変わって体育館っぽいところ。


「失礼します‥」


「あら!あなた、この間の‥」


山田華子さーん!!


「結城です」


「覚えてるわ、見学?」


「はい」


「そう。他にも何人かいるから、良かったら見に行って」


「ありがとうございます」


(見学は、このへんにいればいいのかな)


「ね。アナタも入部希望?」



Kaleidoscope-110501_0959~01.jpg


またサブキャラかww


「まだ決めてないけど‥そっちは?」


「ほぼ決定かな。ここのチア部‥かなりレベル高いし」


「そうなの?」


「うん。‥ほら、始まったよ!」


華子さんの掛け声とともに、手拍子が始まる。

真ん中にいた人が華麗にバク宙を決めて、すぐ後ろの三組がピラミッドを作る。

上にいる人のジャンプ!

そこから連続する、流れるような動き。


(すごい、すごい‥!みんなこんなことができちゃうんだ‥)


「ここのチア、体育会の応援だけじゃなくて、競技会にも出てるんだ。だから、かなりハードだと思うんだよね」


「‥‥」


「でもさ、そのほうがやりがいありそうじゃない?」


「‥うん」


(やりたい!こういうの、私もやってみたい!)


「入部する?」


「うん!」


決定ww


「じゃあ、仲間だね。私、教育学部の岩崎かずさ」


「文学部の○○○○」


「○○か、よろしくね!」


「こちらこそ」


(すごくサバサバした子だな。よかった、なんだか付き合いやすそう‥)


みんなを待たしてる場所に行くと、晃くんと睦くんもいた。


「‥あーあ。残念、チア部に持ってかれちゃったな」


「‥え?」


「入部、決めてきたんだろ?」


「そうだけど‥どうして分かったの?」


「顔見ればわかるって」


「今、すごいキラキラしてる‥」


「そ‥そうかな‥」


主人公はホッケーやってるときの睦くんを見て、自分も負けないくらい真剣に打ち込めるものをやりたいなって思ったらしい。


「あーあ、まどかはホッケーで、○○はチアかあ‥‥私も早く決めんとなあ‥」


「だから、ホッケー部のマネージャーになりなよ」


「アンタ‥それ、誰にでも言っとるやろ」


「うん」


こいつ、天然系に見せて実は腹黒女ったらしー!!?((((((ノ゚⊿゚)ノ


「うわあ‥アンタのこと『ええやつ』って思ったの、取り消しや!このお調子者!」


「ははっ。でも‥早く実現するといいね、○○ちゃんのチア」


「うん。頑張る!」


(今日見た先輩たちのレベルになれるまで、どれくらい時間がかかるのか分からないけど‥早く、あんな演技が出来るようになりたいな)

選択肢


ごめん、ちょっと‥

ちょっとテレるな‥













日曜日。

美久やまどかと買い物するため、カフェで待ち合わせ。


「うーん‥」


「○○ちゃん、ごめん!遅くなって」


「ううん。美久もまだ来てないから、大丈夫だよ」


「ホント?よかった‥‥あれ?何読んでるの?」


「小説」


「『雪と往く』?誰が書いたの?」


「廣瀬遼一」


「へえ。面白い?」


「うーん‥面白いような、よくわかんないような‥」


これは感性の違いかな。

それかいかに分かりやすく書いてるか、深く書いてるかの違い?


(李くんが勧めてくれたから、図書館で借りてみたけど‥)


「なんか‥いつものと違って、難しいような‥)


後者だったかw


「ごめんごめん。お待たせー。ほな行こか」


美久ちゃんキター!!!(・∀・)


(補足:主人公の親友の一人で関西人)


でも遠い!アッププリーズ!!!


「なあなあ。金曜の夜どうやった?」


「楽しかったよ。ね?」


「うん。美久ちゃんは?」


「それがなあ‥あの一緒にいた双子の片割れが、途中からなんや下ネタに走ってもうてなあ。正直ドン引きやったわ」


おしい!そこなんで変顔!?(アップ撮りを狙い中)


「もしかして、流星くんのほう?」


「そうそう。明るいのはええのんやけど‥」


「で?李は?李睦はどうやった?」


Kaleidoscope-110430_1258~01.jpg


やっと撮れたー!!!←


「どうって‥」


「○○くん、李くんに送ってもらったんだよね」


「え?気づいてたの、まどか」


「うん、タクシーの中から見ちゃった。北条さんたちがやるなあって言ってたよ」


あ、なんだみんな一緒だったのね。


「別に、そんなんじゃ‥」


「なんや。早速お持ち帰りされたんか?」


そんな甘い雰囲気は一ミリもなかったです。

で、李くんが方向音痴なのでは?って話になって、意外とぼやーんとしてるのかもっていったら、氷の貴公子(ホッケーの)は弱冠18歳がそんなぼやーんとするわけないやん!って美久ちゃんに全否定された。

で、北条さんの方なんだけど・・・彼女ありでもまどかちゃん、今だ気になってるみたい‥

彼女持ちなら興味ないよな~って美久ちゃんが行った時、黙ってたし。

え、まさかサブで修羅場っちゃうの?

なんだかんだで雑誌に載ってた服を買いに、売ってる店によると‥


「うーん‥どうしよう‥」


まどかちゃんが気になってた服を‥


Kaleidoscope-110430_1309~01.jpg


キター!!!!タ マ ノ !!!


(やっぱり!桜井珠乃!)


「試着してるの、あの人だったんだ‥」


「うん‥」


(あ、こっち見た!)


「でもぉ、この色着こなせるの珠乃しかいなさそうだし‥決めた!これ、買っちゃいまーす」


「あ‥」


(最後の一枚だったのに‥)


わざとやろ‥;;

そう思ってたら声をかけてきた。


Kaleidoscope-110430_1311~01.jpg


「どうも」


「‥‥」


「もしかして、二人ともこのワンピ欲しかった?ごめんね。珠乃も、どうしてもこれが欲しくて‥」


「‥ううん」


「そっか。よかった。じゃあ、またね」


「‥‥なんやアレ」


「ホッケー部のマネージャーだって」


「あれが?‥全然マネージャーって感じ違うやん。めっちゃチャラチャラしてるし」


まあ李くん狙いなだけだし、本気でマネージャーする気はないんでしょ。


「でも、気は利くみたいだよ?」


「ふーん‥」


「あのワンピ‥欲しかったな‥」


「でも、今アレ買ったら、桜井さんとおそろだよ?」


「うわっ。なんか‥いややわ、それ」


「‥それもそうだよね」


「もっとまどかに似合うワンピあるよ」


「そや!三人で探そ!」


「うん。‥ありがとう」



週明け、月曜日。

大学の授業が始まった。


「じゃあ、またね。○○ちゃん」


「授業終わったら、そっちのクラスに行くわ」


「うん‥」


(「基礎文法」のクラス‥美久やまどかと違っちゃった‥)


あれ、みんな専攻違うんじゃなかったっけ??

知ってる人いるかなーと思ってクラスに行くと、柊平くんと冬樹くんがいた。



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Kaleidoscope-110430_1325~02.jpg


冬樹くんに教科書代、プロローグでおごってもらっちゃったので1500円を渡すとさっさと別のところに。

そこに流星くんも来た。

知り合い多すぎww


「あれー?○○ちゃん!」



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「流星くん‥」


「○○ちゃんもこのクラスなんだ?俺の隣においでよ」


「え?いいの?」


「残念。○○は、流星じゃなくて俺の隣がいいってさ。」


「ちょっと!そんなこと、一言も‥」


「ええっマジで?柊ちゃん、手ぇ早すぎだろ」


「だから、違うってば」


「じゃあ、俺の隣においでよ」


「いや、俺で決まりだよ」


「ごめん、ちょっと‥」


「なんだよ。他に誰か待ってるのか?」


「そういうわけじゃないけど‥」


「あ!もしかして、冬樹狙いとか?」


「上城くんは‥‥なんか、気安く隣に座れる雰囲気じゃないんだけど‥」


「確かにな」


「アイツ、いつも一人でいるよなあ。みんなでいたほうが楽しいのに」


♪~


「ヤバッ、授業始まる」


「じゃあ、またな。○○」


「うん‥」


(とりあえず、この一番後ろの席でいいっか)


バタン!


「‥よかった、セーフ」


「李くん!」


「あ‥。隣、空いてる?」


「空いてるけど‥ずいぶんぎりぎりだね」


「うん。この教室、見つけられなくて」


ま た 迷 子 か ww(`∀´)

どうやら講内図見てもわかんなかったらしい。

それ、どっかおかしいってw

確か方向音痴な人は何か目印になるものの決めて、行動した方がいいって聞いたことがあるなー。

そこにこの授業の先生が来た。

まーた立ち絵ありw

しかも若いww

ちょっと頑張りすぎじゃないですか?


「基礎文法担当の藤村です。とりあえず‥全員揃ってそうだな。じゃあ、今キミたちが座ってる席で、この1シーズン固定ってことで」


「「ええっ!?」」


「その方が、こちらも出席とるのが楽なんで」


そりゃそうだろうけどww


「ちょ‥!じゃあ、俺の周り、1シーズンずっと男ばっかってことじゃん!女子の誰か、隣に来てよ?」


「ハハッ。ばーか」



Kaleidoscope-110430_1331~01.jpg


かなりのイケメソだしww


「では、出欠カードをまわします。1シーズン席固定なんで、今後代筆しようとしてもすぐにバレるんで、そこのところよく頭に入れておくように」


代筆・・・やったなあ・・(おい


(じゃあ、ずっと李くんの隣なんだ‥)


「あ‥」


「どうしたの?」


「教科書、忘れた‥」


「ええっ?初日なのに?」


「見せてくれる?○○ちゃん」


「いいけど‥‥ちょっと、テレるな‥」


「どうして?」


「だって、誰かに教科書見せるのって小学校以来っていうか‥」


あんた・・・一体どんな学生時代をww


「そう?俺、よく見せてもらっちゃう」


「そうなの?」


「うん」


よく忘れるのなww

教科書を出すと、李くんは身体を寄せるようにして主人公の教科書を覗きこんでくる。

近い近い近いー!!!!((((((ノ゚⊿゚)ノ

肩が触れ合う位置なのに、李くんは気にしてない様子。

あー‥これで惚れちゃう人多そうだな‥天然めw

授業が始まって一時間。

思わず寝そうになるけど、初日だから我慢。

でもふと横を見ると李くん熟睡w

そんなときにあてられるんだよねーw本読みww

ってことでちょっと荒く李くんを起こしましたw

李くんはすごくびっくりした様子だったけど、先生に怒られるのは回避。

しかもすごい英語ぺらぺら。


「すごいね、李くん。英語ペラペラだね」


「そうかな‥」


「うん、すごいよ!」


「俺としては、さっきの○○ちゃんの起こし方の方が、すごかったと思うけど」


強く揺さぶっただけじゃーんw


「う‥。ごめん‥」


「いいよ。おかげで目が覚めたし、助かった。ありがと」


「うん‥」


「それと‥」


ふいに李くんは耳元に唇を寄せてくる。


「『李くん』じゃなくていいよ」


(うわっ‥)


「今度から『睦』って呼んで。みんな俺のこと名前で呼んでるから」


「‥う、うん。分かった!分かったから!」


(距離、近すぎだし!耳がくすぐったいってば‥っ)


遊ばれてんなあw


「じゃあ、練習」


「え?」


「俺の呼び方。ハイ、どうぞ」


いやいやいや‥!いまもろに授業中‥

でもものっそい笑顔で見つめられ、言わざるをおえない感じ。


「えっと、じゃあ‥睦くん?」


「マコのほうがいいな」


「それは、さすがにちょっと‥」


(まだ、そこまで親しくないっていうか‥)


「じゃあ、今のでいいや。もう一回」


「睦‥くん‥」


これ、どういう羞恥プレイ?(・∀・)


「もう一回」


「睦くん‥」


しかも練習する意味がどこにw(そこはつっこむな)


「ハイ、よくできました」


エライエライと頭を撫でてくる。


(‥もしかして私、からかわれてる?でも睦くん‥悪気なさそうだしな‥うーん‥‥どういうつもりなんだろう、この人‥)


ねーww