めちゃくちゃ長文&ネタバレです!
お気をつけてー!!!
選択肢
なし
(この着メロ‥私のじゃない。ってことは、理香子さんの?」
「誰よ、こんなときに‥‥!」
(どうかしたのかな。顔色が変わったような‥)
「‥もしもし」
理香子さんはさりげなく主人公に背中を向ける。
「‥え?○○さん?」
「!」
「‥知らないわ。今日は彼女と会っていないもの」
(もしかして、電話の相手って私の知っている人?それなら‥)
「ここです!」
「あなた!」
「私はここです!理香子さんと一緒に‥」
ブチッ!
理香子さんは電話を切ると、主人公の方に向き直った。
「いい度胸してるじゃない」
そう言ってカッターナイフを握り締めんなぁああぁ!!!!!!!∑(-x-;)
「でも、そんなことしたって、私たちがどこにいるのかなんて分かりはしないわ」
「‥‥」
「そうやって睨んでもダメよ。あなたは、私とここでずっと‥」
なんでお前とここでずっと一緒におらなあかんねん!!
遼一さんとか千早さんとか皐月さんなら大歓迎なのにーっ!!!!!!!・°・(ノД`)・°・←
トントントン!
「!」
「あれ?おかしいなあ‥ここから声が聞こえた気がしたのに‥」
この声調子は‥っ!
「未来くん!未来くん、助けてっ!」
「あなた‥っ」
「やっぱりここかあ」
ガチャンッ
え?なんでそんないとも簡単にカギが開くw
「やっすい鍵だなあ。針金一本で開いちゃうなんて‥」
針金一本で瞬殺!?
「ははっ。ダメじゃない。理香子さん、話の途中で電話を切ったりしたら」
さっきの電話の相手は未来くんだったたしい。
てか、なんで理香子の電話番号知ってるんだろw
遼一さん辺りからこっそり拝見したのかなw
「助かったよ、○○ちゃん。君が叫んでくれたおかげで、どの部屋にいるのかすぐに分かっちゃった。それにしても、理香子さん‥あなたっていけない大人だよね。遼くんの原稿を盗んだだけじゃなく、○○ちゃんを監禁しようとするなんて」
「‥‥」
「まあ、でも一番悪いのは、その原稿をもとに作品を書き上げた小泉雄大ってとこ?」
「‥彼のことを悪くいうのはやめて」
「それは、これからの彼次第かな。もし、グランプリをそのまま素直に頂くようなら‥‥これ、記者会見のときに公表するから」
未来くんがICレコーダーを見せる。
「今回の真相についてアナタがついつい洩らしちゃった告白を‥ね?」
「やめて‥」
「だからそれは彼次第だってば」
「‥公表されたら大変な騒ぎになるよね、きっと」
「‥‥」
「さ、行こう。○○ちゃん。もうすぐ記者会見が始まるよ」
「‥うん」
廊下に出て、どうしてあの部屋にいるって分かったのか聞くと、待ち合わせ場所に主人公が来なくて何かあったのかもってちょーっと警備室のハードディスクにアクセスして、ちょーっと防犯カメラの映像を覗いてみたら‥って警備員さんは!?
主人公と私は果てしなく未来くんの正体が気になりながらも、今はそんなこと聞いてる場合じゃないので会場に急ぐ。
もう授賞式も終わる時間。
「僕が仕入れた情報によると、グランプリは小泉雄大で確定。もう発表していると思う。そうなると、次は記者会見だね。そのときの彼の態度次第で、どうするべきか考える。急ごう。記者会見が始まるよ」
6時30分。
記者会見が始まり、フラッシュがたかれるなか、雄大くんが壇上にあがってきた。
「このたびは、大変素晴らしい賞をありがとうございました」
雄大くんの挨拶が、マイクを通して会場に響き渡る。
「それでは、質疑応答に移らせていただきます。質問のある方は挙手でお願いします」
「読買新聞の高村です。今回の受賞をまずはどなたにお伝えしたいですか?」
「家族に‥特に、母に伝えたいと思っています」
どんどんと質疑応答が進み、主人公が挙手。
「!」
「この作品を‥どんなお気持ちで執筆されたんですか?」
「‥いい作品になれば、と思いました。頭の中にあったのは、ただそれだけです」
「夕日新聞の影山です」
(えっあれっ!?未来くん、いつの間にかブレス要の腕章してる!)
どっから手に入れたーっ!!!Σ( ̄□ ̄;)
「この作品‥ご両親からはどんな感想を頂きましたか?」
「‥え?」
「先ほど、ご家族に受賞の喜びを伝えたいとおっしゃいましたよね?この作品、ネット上ではすでに公開されていますが‥ご両親は、まだ読まれてないのでしょうか?」
「‥はい。おそらく」
「では、ご両親‥特にお母様はどんな感想を抱かれると思いますか?」
なんか‥雄大くんがすごい険しい表情になってるんですが‥
「‥‥」
「いかがですか?小泉さん」
「‥‥‥すみません」
(え?涙?)
「この作品‥母には見せられません‥」
「どういうことですか、小泉さん」
記者たちから声が上がる。
「この作品は‥本当は、僕のオリジナルではありません」
(雄大くん‥!)
「この作品は‥あるベストセラー作家の未発表作をもとに書き上げました。そんな作品‥僕のオリジナルとはいえません。だから。母には‥‥見せられません」
途端に会場が騒ぎ始める。
「それってつまり盗作ということですか!?」
「その、ベストセラー作家はどなたですか!?」
「‥‥」
「答えて下さい、小泉さん!どなたの作品を盗作したんですか?」
「おいおい。盗作ってほどじゃないだろ」
(‥え!?)
遼一さん‥‥
「まさか、今回の受賞作は廣瀬遼一の作品を盗んだと?」
ざわつく会場をゆっくり歩き、遼一さんが壇上に上がる。
「まあまあ、静かに。この中で、今回の彼の受賞作を呼んだ人はいますか?」
その問いかけに、会場に居た記者の半分くらいの人が手を上げる。
「‥そう。結構いますね。皆さん、仕事熱心だ。では、その際、僕の作品と似ていると思った人は?」
記者たちが顔を見合わせる。
手を上げた人は誰も居ない。
「僕もそう思います。この作品は、僕の作品とはまったくの別物です」
「廣瀬さん‥っ」
「確かに、いくつかのエピソードは、僕が彼に『提供』したものです。けれども、僕ならばこんなふうに料理しない。たとえば‥彼は、和広と千代美の物語としてこの作品を書いている。けれども、僕ならばこの二人を主軸にして書いたりしない。おそらく、個性の強い香子を主人公にして、もう少しライトな物語として仕上げたでしょう」
雄大くんが手を加えたことによって作品に深みが出た。だからこれは僕の作品ではなく、彼のオリジナルですって‥‥遼一さん‥(´_`。)
「廣瀬さん、でも僕は‥っ」
「胸を張れ、雄大。せっかく賞を頂いたんだ」
「‥‥」
「どうしても心苦しいっていうなら、俺の名前を『原案』としてクレジットしてくれ。それで十分だ」
「廣瀬さん‥」
「皆さん、新しい小説家の誕生に拍手を!」
廣瀬さんの言葉に、記者たちから拍手が沸き起こった。
でも二人の間のことを知ろうと記者たちがステージ上に殺到した。
「いいの、○○ちゃん?君も行かないといけないといけないんじゃないの?」
「いいよ。うちはスクープを狙う雑誌じゃないから‥あとで、ゆっくり取材する」
「そう‥。‥‥アイツね、○○ちゃん」
「アイツ?」
「小泉雄大のこと。‥アイツ、実家のお母さんが先日病気で倒れたんだって」
「‥え?」
「でも、アイツは『自分の本が出版されるまで絶対帰らない』って宣言していたから、帰りたくても帰れなくて‥‥黒神理香子は、それを見かねて遼ちゃんの家から書きかけの原稿を盗んできたんだって」
「‥そうだったんだ」
なるほど‥と言いたいところだけど、盗むまでの時間が短すぎるよ、理香子さんっ!
そんな告白があのICレコーダーに入ってるって‥‥あの、その告白部分、どこでどうやって録ったん?w
でももうこれを使わなくていいよねって。
「わざわざ『ネタを提供した』って言い方をした遼くんの気持ちを今回はくんであげることにするよ。遼くんってああ見えて、結構情にもろいから。だから僕、遼くんのこと結構好きなんだ」
「うん‥」
(やっぱり‥廣瀬さんって優しい人だよね。たとえ本人が認めなくても‥みんな、気づいてるよ。廣瀬さん)
結局祝賀会の間は二人とも話しをする機会がなく、主人公は会場を後にした。
「○○」
「‥雄大くん!」
廊下で雄大くんがこの間嘘をついたことを謝ってくれた。
「俺、一からやり直すから、今度こそ見守って欲しい」
見守るだけならw
それで、主人公の言ったとおりあの物語の主人公は香子だったって。
「でも俺は‥香子を主人公には出来なかった。廣瀬さんの書いた話だとさ‥和広の、香子に対する想いが切なすぎるんだ」
「‥‥」
「和広は、たぶん廣瀬さん自身がモデルだ。そして‥香子は‥‥たぶん、○○がモデルなんだ」
「‥え?私?」
「そう思ったから、香子を主人公にはできなかった‥‥あの想いは、俺が触れていいものじゃない。これを。○○」
そう言って遼一さん原稿を渡してくれる。
廣瀬さんに返す前に主人公に読んで欲しいって。
「廣瀬さんの、○○に対する気持ちが‥きっと伝わると思う」
「雄大くん‥」
「じゃあ、○○。いろいろありがとう」
場面代わり、主人公の自宅。
部屋に入って早速原稿を読んでみることにした。
「あれ?これって‥」
(香子じゃなくて、和広の目線で物語が進むんだ‥‥はじめてだな。男性視点で描かれた廣瀬さんの‥)
物語は一部のエピソードこそ同じだったものの、雄大くんが書き上げたものとはまったく違ったものになっていた。
主人公の和広と香子‥
二人のエピソードには、主人公と廣瀬さんと共有したいくつもの思い出が散りばめられていて‥それなのに、物語はずっと和広の片思いで進んでいた。
・・・・・『自分以外の誰かと会うたびに美しくなっていく香子を、僕はどういう想いで受け止めればいいのだろう』
(なに、これ‥)
・・・・・『僕にそんな資格はない。香子からまっすぐに向けられた好意はあまりにもまぶしくて、僕はいつも差し出しかけた手を隠してしまうのだ』
(香子のモデルが私なんて‥雄大くん、買いかぶりすぎだよ‥‥どんなにキスされたり、好意っぽいものを見せられたりしても‥廣瀬さんの気持ちが、ずっと分からなかった。でも‥これが本当なら‥)
「信じてもいいよね‥。信じても、いいんだよね」
その日、主人公は涙ぐんでいるうちに眠りのふちについた。
もしかしたら、こんな幸せな気持ちで眠ったのは初めてかもしれない。
そして、朝‥
「う‥‥ん‥」
(あれ?なんか、背中が温かいような‥‥って私、誰かに抱きしめられてる!?」
ギャアアァアア━━━━━━Σ(-`Д´-ノ;)ノ━━━━━━アァアッ !!!!!!!!!!!
なっ‥なんで裸の遼一さんが!?
え!?いつの間にしたの主人公!?そんなシーンひとっつもなかったよね!?
「なんだ。もう起きたのか、○○‥」
「ひ‥廣瀬さ‥きゃああああっ」
「なんだよ、大声出すなよ。祝賀会でさんざん飲まされて、二日酔いなんだよ」
「だって、ハダカ‥ハダカ‥」
HA★DA★KA!!!
「ああ‥お前、今度から俺のパジャマも置いておけよ」
オォォーーー!!!!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!!!? (;゚ ロ゚ )ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!!!!?
「はい‥じゃなくて!なんでハダカでここにいるんですか!?」
そうだよ!いつの間に事後になっちゃったの!?
千早さんもそうだったけど、掻い摘まないでよねっ!!←
「あ?ああ‥‥お前をおしおきしてやろうと思ってな」
お し お き ?
えええ!!?だからって事後を抜かさないでよ!!!!R23なら抜かしちゃダメでしょ!?そういう大事なところはッ!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ(ちょっと落ち着けや)
「あんなに雄大のことには首を突っ込むなって言ったのに、結局突っ込みやがって」
「‥‥」
「しかも、それで理香子に監禁されかけたって?未来から聞いて、さすがにびっくりしたっつーの」
ねーwなんでこうも殺人本能がいとも簡単に解けやすい女ばっかなんだろうねー‥←←
「‥すみません」
「で、お前んとこの編集長に銃著聞いて訪ねてみたら‥お前の同居人が、この部屋に案内してくれたってわけだ」
もう個人保護法とかプライベートとか主人公の周りの情報が緩過ぎるww
「なかなか可愛い同居人だな、あの子」
(o゚Д゚o)ンマッ!!
そりゃ確かに風子ちゃんはキャラの中で一、二を争う可愛さですけれどもね~!
「まさか、廣瀬さん‥風子に手を出したんじゃ‥」
はーい!(・∀・)/それこそ背後に気をつけろよ・・・?廣瀬遼一!!!(#^ω^)ピキピキ
「バーカ。目的は、お前におしおきすることだって言っただろ?」
ばっ‥バカって言うほうがバカなんだからねっ!!(/ω\*)(今日は一体どうした)
「覚悟しろよ?」
「あの、その前に‥‥ひとついいですか?」
「ん?なんだよ?」
「廣瀬さんは、やっぱり雄大くんのお母さんのこと、知ってたんですか?」
「‥さあ?」
「雄大くん、『嘘ついてごめん』って言ってました。『一からやり直すから、今度こそ見守って欲しい』って」
「‥そうか。でも、一からやり直すのはいいとして、お前が見守るっていうのは‥反対だな」
ジェラシー?w
「え?」
「当然だろ。お前、俺以外の誰かを見ている余裕なんてあるわけ?」
「廣瀬さん‥」
「お前は、俺だけ見ていろよ。それで十分だろ?」
「‥はい」
「ハハッ、いい返事でした。‥じゃ、早速おしおきを‥」
「あの!‥もう‥ひとついいですか?」
「なんだよ、まだ何かあるのかよ」
「これ‥読みました」
そう言って出したのは、あの原稿。
「お前‥これ‥‥っ」
「昨日、雄大くんから預かりました。廣瀬さんに返して欲しいって」
「まさか、お前‥」
「読みました」
「!」
デレ、キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!!!!!!
「昨日、全部‥」
「よ‥読むなよ、勝手に‥‥」
「どうしてですか?私、すごく感動したのに‥」
「感動って‥なんだよ、それ」
ここらへんずぅぅううぅっと照れ立ち絵wうまうまww
ふてくされながら唇をとがらせる廣瀬さんは、今まで見たことのない‥‥何それ!ちょっそれ立ち絵に反映されないの!?
「‥ふふっ」
「なんだよ」
「こんなに照れてる廣瀬さん‥初めて見ました」
ねーw盗られなかったら、一般公開するかもだったのにww
「あー、そうですか」
「廣瀬さん‥」
「今度はなんだよ」
「私、廣瀬さんのことが好きです」
いきなり告白、キ タ !
「!‥お前ねぇ。中高生じゃあるまいし、そんな改まって『好き』とかなんとかって‥」
「ダメですか?」
「‥‥」
嬉しいくせにぃ~このこのっо(● >ω<)っ))´з゜*)
「ちゃんと伝えたら‥ダメですか?」
「‥好きにしろよ。負けたよ、お前には」
「じゃあ、廣瀬さんは、私のこと‥」
突然、ぐるんっと体勢が変わった。
「知りたいなら、直接カラダに教えてやる」
(えっ!?)
キタキタキタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!!!!
「って言いたいトコだけど、お前、声、我慢できる?」
出来ます!します!!してみます!!(*´Д`)=з
「え?」
「隣‥同居人がいるんだろ?」
耳元で、甘くかすれた声で囁かれた。
「声がどうっていうより‥‥風子が隣の部屋にいるのに、そういうことするのはちょっと‥」
えーーーーーっ!!!初夜は!!?
「ハハッじゃあ、また日を改めて‥な」
ちょっま‥
コナカッタ━━━(´゚A゚`)━━━ッ!!!!!!!!?
「‥‥」
ここで昨日のスチル発動!!
裸で髪をかき上げてる遼一さーん‥
「ハハッ、そんな不安そうな顔するなよ。お前のこと、離すつもりはないって。例え、お前が嫌だって言ってもな。なんなら、お前のこと縛り付けて、一生離れられないようにしてやる」
この台詞で、S好きなお姉さまたちがどれほど発狂したのだろうかw
「‥もうちょっと優しくしてくださいよ」
「バーカ。俺は、好きな女には意地悪したくなるタイプなの。だから諦めろって。な?」
らじゃっ!!!о(ж>▽<)y ☆
「好きな女‥ですか?」
「ああ」
廣瀬さんがふっと微笑む。
「‥好きだよ、○○」
「廣瀬さ‥」
最後まで名前を呼ぶことはできなかった。
長い長いキスの後で、廣瀬さんがいつもみたいに笑う。
「‥お前のそういう可愛い顔、一生離さーねよ」
それから、もう一度私たちは深いキスを交わした。
Happy Endw
そこまですんなら初○来いやぁああぁあ!!!!!!!!!(。>0<。)