嬉しかった

いえ‥










昴さんと結婚するのか?

‥そう聞いた海司が主人公を抱き上げたまま見つめている。


「どうしたの?」


「いや。何でもねー」


な ん で も な い ん か よ っ !

そこまで言っちゃったら言っちゃいなYO!!!

そう言いながら主人公を下におろす。


「海司?なんか様子が変だよ」


「そんなことねーよ。それよりお前、少し痩せろ。前より重たくなってるぞ」


「ええっ」


「嘘だよ。ほら、行くぞ」


「うん‥」


いつもと様子が違う海司を気にしながらも主人公は演劇部へと向かった‥

そこまで言ってんだから気づけよっ!!!

なんでこんな天然ボケな主人公ばっかなんだ!

大学が終わって主人公は官邸の部屋で、『会うと零時』用の中世の衣装を勉強しようとベットに座って歴史の資料集を読んでいた。

すると、いきなり後ろのベットが沈む。


「ん‥?」


後ろを見ると、海司が背中合わせにベットに腰を下ろしている。

え!?何このシチュエーション!!?


「海司?」


「‥‥そのまま、こっち向かないで聞いてくれ」


「どうかしたの?」


「いいから、頼む‥」


言われたとおり、正面に体を戻す。


「お前がここに来て、もう二年近くになるのか‥」


「突然どうしたの?思い出話?」


「そういうわけじゃねーけど‥‥最初にお前が警護対象になるって聞いたときは驚いたよ」


それからまた昔話になる。

でもまたこうして出会えて嬉しかった的な話をすると、また妙な雰囲気に‥


「あの‥さ。変な話じゃなくて‥なんつーか‥」


「ん?」


「黙ってくれててもいいから‥聞いてくれるか?」


「うん」


(海司がこんなふうに言いよどむなんて珍しいな‥)


「‥‥俺の初恋は、お前だ」


「え‥?」


「その気持ちを引っ張ったまま大人になっちまっててさ‥お前が昴さんと結婚するんだなって思ったら‥‥なんか、妙な気持ちになっちまって」


「海司‥」


「別にお前を困らせるつもりはねーんだ。お前と昴さんとの仲は今までずっと見てきたし‥」


「うん‥」


「お互いがすげー大事にしあってるっていうのも、分かってる」


海司はひとつ息を吐いた。


「俺が、そこには入っていけないっていうのもな‥‥悔しいけど」


「海司‥」


「でもたまに、昴さんより俺のほうがお前のことずっと知ってるのに‥とか、まだガキみたいな対抗心を燃やしちまってることもあるんだ。吹っ切れたつもりでも、結局吹っ切れてねーのかもって時々思うよ。なあ、○○‥‥」


「なに?」


「○○は‥昴さんのことが好きなんだよな?」


「うん‥」


「昴さんとなら‥幸せになれるんだよな?」


「そう‥私は信じてるよ‥」


「そっか。ありがとう」


「え?」


海司は立ち上がり、主人公の頭をぽんぽんっと撫でた。


「お前の口からそれが聞きたかったんだ‥」


「海司‥」


「昴さんは俺が認める数少ない男だ。きっと○○を幸せにしてくれる‥」


海司の声が少しだけかすれていた。


「昴さんと絶対幸せになれよ。そうじゃなかったら‥許さねーからな」


「うん‥」


「変な話につき合わせて悪かったな。これは俺のけじめみたいなもんだ。○○が幸せになるんだって確認したかった」


「ありがとう‥」


そんな小さいころから好きでいてくれたんだと思うと涙腺が壊れる主人公。

俺はお前を抱きしめてやれねーんだから、泣くなと言われておいらもちょっと泣きそうになるわ。

なんていうか‥ちょっと昔傷つけてしまった人に謝りたくなるお話なんでね‥‥あーもー‥あの時は子供過ぎたわ‥(戻って来い)


「俺は‥大人になって‥お前に再会できて、よかった‥」


海司ファン、涙腺崩壊確実だと思うのですが。これ。

その時、昴さんが休憩から戻ってきて海司と交代。

二人はすれ違い様に「後は任せろ」「よろしくお願いします」っていうんだけど‥‥なんかもー‥主人公の頭をぐりぐりにしたくなってくる‥。

海司が出て行って、主人公に言う前に昴さんのとこにきて言っていいかって聞きに来たんだって。


「変なとこで律儀なやつだよな。そういうところがアイツのいいとこなんだろうけど」


昴さんが抱き寄せてくる。


「○○を幸せにしてくれるんですかって聞いてきた」


「昴さんは‥何て答えたの‥?」


「幸せにするって答えたに決まってるだろ?そしたら海司のやつ、俺の両手をぎゅうっと握り締めたんだよ」


昴さんが自分の手を見つめている。


「○○のこと、よろしくお願いします。幸せにしなかったら、許しませんから、ってさ」


さっきと同じようなことを昴さんにも言ったんだ‥‥ここに来て、海司の好感度がぐんぐん上り調子になっていくぜ‥


「○○‥」


「はい」


「絶対に幸せにするから。海司に投げ飛ばされるのは俺もゴメンだし」


「はい‥」


「いい幼馴染を持ったな‥」


「はいっ」


主人公が果てしなく羨ましいぜ‥‥俺にもくれよ、そういう幼馴染。←


「お前のことは俺がずっと守る」


昴さんがきつく主人公を抱きしめて、顔をその胸に伏せさせた。

優しく髪をなでる昴さんの指先を感じながら、主人公は少しの間、泣いてしまった。

場面変わり、お父さん&桂木さん登場。

これからの警護体制についてと、党内での会議を終えて、もう少しで意見調整が終わって来週には正式発表するからこの厳重な態勢も今週いっぱいで終わるって。

でも、来週の正式発表の日までまもっとも危険ということで、今のまま昴さんと海司の二人体制。

公安の方は犯人グループにおかしな動きがあれば、すぐに確保できるような人員は手配してるらしい。

でも誰がどこで繋がってるか分からないから、まだ油断は出来ないって。

しかも、公安の逮捕状は政策の正式発表と同じくらいになりそうながら、先に犯人確保はできなさそうで‥‥‥さて、これからどっかに連れ去られたり危ない目に合ったりしてきますよーっ!

そのままで終わるはずがない、後4日もあるし。

選択肢

ただ話をしていただけです
特に何もありません












「朝日が眩しいわ……」

太陽が昇り始めた頃。
主人公は信長さんの部屋を出て、廊下を歩いていた。

(なんとか夜伽はしなくて済んだものの、危なかった……)

本当のところ、主人公には囲碁には自信があったみたい。
父親から子供の頃から鍛えられていたので、並の男性よりも打てるつもりでいたけど、信長さんの囲碁の腕は信じられないほど強かった。

(全力を出し切ったものの、負けてしまったし……)

明け方近くまで粘れたものの、結局は負けてしまい、主人公は覚悟をした。
しかし、信長様は私に笑みを向けて、『女にしておくのは惜しい腕前。男なら武将として取り立てているところだ』と、褒めて下さった。
更には、自分の話し相手の客として扱おうと言い、私に触れることもなく、どこかへと出かけられてしまった。

(信長様の言葉、気になる部分もあるけれど……今は安心してもいいですよね……)

「そうだ……小次郎に報告しに行かなければ……」

主人公は、自分の部屋に戻る前に、小次郎の部屋に立ち寄る事にした。

「それは、本当か?」

小次郎に顛末(てんまつ)を伝えると、とても驚いた顔をした。
目の下には隈が出来ており、おそらく一睡もせずに待っていてくれたのだろう。

「ええ……でも、一瞬でも気を抜いてしまったら、どうなったことやら……」

「だが、あの信長サンを相手に簡単に負けなかったのもそうだが、何事もなく一晩を明かすとは……」

「きっと、運が良かっただけです」

「いや、運も一つの実力だからな。しかし、これからも信長サンには注意を払っておけ」

「分かりました。それでは、私は部屋に戻ります」

「ああ……」

(小次郎があんなに驚いた顔をするなんて……。でも、私自身も驚いているのだし、考えれば考えるほど、よく何事もなく過ごせたこと……)

「あっ……あの姿は……」

部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、前方から三成さんがやってくるのが見えて、挨拶をするとお前まだ、ここに滞在するのか?って。

「はい。信長様に、話し相手の客としてもてなすと言われましたから……」

「……昨晩も、信長殿と一緒に過ごしたようだが?」

「ええ。信長様と、先程まで囲碁をしておりました」

「そ、そうか……」

三成さんは、主人公と信長さんの関係が気になっているのだろうけれど、言葉が見つからないようだった。

(三成様は、しっかりした方に見えるけれども、少々不器用な方みたい……)

「あの、今から、どこへ行かれるのですか?」

「適当に、城の周りを歩くだけだ。朝の清らかな空気を堪能するのには、それが一番だからな」

「そのお気持ち、よく分かります。私もたまに、朝の散歩をしていましたから……」

「おい、そこで何をしているのだ!」

主人公の言葉を遮って、廊下中に信長さんの声が響き渡った。

「信長様!」
信長さんはにらみ付けるような目をしながら、こちらへと向かってくる。

「おい、〇〇。三成と何をしているのだ?」
「いえ、その……三成様が廊下を歩いていらしたので、ただ朝の挨拶をしていただけです」

「本当か、三成?」

「はい。城の外を歩こうとしていたら、偶然この者に行き会いまして」

「それならいいのだが……なぜ、三成と話をしていたのだ?」

「なぜって……城の主でもある三成様に、挨拶もしないのは失礼だからです」

「……それ以外に他意はないのだな?」

「はい、もちろんです」

「それなら構わぬ」

信長さんは、安心したように笑みを浮かべた。

「それにしても、この状況、気に食わぬな……」

信長さんはそう口にすると、私の手首を思い切り掴んだ。

「こっちに来い」

「の、信長様、痛いです……! 離して下さい……!」

「黙れ! 大人しくしろ!」

「…………っ!!」

信長さんは、これまでに見たこともない恐ろしい顔で、にらみ付けてきた。

(こんなに怒らせてしまうなんて……。)

そのような不安が、一気に胸の中で渦巻く。
しかし、この状況で信長さんにたずねることは出来ず、引っ張られるがままに、黙って付いて行った。

「我の知らぬところで、男に笑いかけるな!」

「えっ……?」

(これって……信長様、嫉妬しているの……?)

先程まで怖いと感じていた信長さんの表情は、どこか必死になっているようにも感じられる。

「お前は、我にだけ笑顔を向けていろ。いいな」

「……はい」

主人公は気迫に押されるようにしてうなずくと、信長さんは一瞬にして笑顔にw

「わかれば良い。この約束は、忘れぬようにな……。そうだ、〇〇に良い物をくれてやろう」

(良い物って、何だろう……?)

「ほら、これだ」

そう言って、信長さんが差し出したのは、銀色の金属で出来た十字架。

「これは、何ですか?」

「『ろざりお』と言う南蛮の物だ」

「『ろざりお』ですか……。とても可愛らしいものですね」

(それに、光が反射するとキラキラ光って、綺麗……)

「気に入ったか?」

「ええ……ありがとうございます、信長様」

「〇〇が喜ぶのであれば、何でもするぞ」

「それは……本当ですか?」

「ああ。お前の願いなら、全部叶えてやる。今は、何かないのか?」

「そうですね……今は特にありません」

「そうなのか? 金でも所領でもなんでもいいのだぞ?」

「わかっております。しかし、私は今、『ろざりお』を頂いただけで満足ですから……」

「全く……お前は可愛いことを言うではないか!」

そう言って、信長さんは主人公の頭をクシャクシャとなでた。

「の、信長様、止めてください。髪が乱れてしまいます」

(こうされるの、嫌じゃない……恥ずかしいけど、心地良い……)

「何も欲しくないというのだから、黙ってこれくらいの行為を受け取っておけ」

(もう……信長様ったら、本当に強引なのだから……)

「とりあえず、今宵も我の部屋に来て、話し相手になってもらうぞ」

「えっ! 今宵もですか!?」

「不満でもあるのか?」

「いえ……その……寝不足ですし、二晩も連続で眠らないのは……」

「なら、我の膝で眠れ」

「きゃっ!」

再び手首を掴まれるや否や、私は信長さんの膝に頭を乗せて横にさせられてしまった。

(や、やだ……どうして、こんな風になってしまっているの……!?)

思いもしなかった行為に、一気にドキドキとしてしまう。
信長さんの膝の上は、筋肉でしっかりしているが、少し柔らかい。
それが、枕としてはピッタリなのだが、そんなことを考えている余裕がなかった。

(このような格好、恥ずかしいというのに……でも、不思議と心地良いのはどうして……?)

「どうだ? 我の膝枕は最高であろう」

「え、ええ……」

「それなら、我を気にせず寝るが良い」

(そんな事を言われても、こんなにドキドキしているのに、眠れるはずがない……!)

「さっさと目を閉じろ。我と一緒で一睡もしていないのだから、目を閉じれば眠れるはずだ」

「……分かりました」

信長さんが言うように、私はゆっくりと目を閉じた。

(あれ……? 目を閉じただけなのに、急に眠くなってきた……。これって、夜を寝ずに過ごしたから……?)

「〇〇……良い夢が見られるといいな」

信長さんのとても優しい声色の言葉を最後に、主人公は深い眠りに落ちてしまったのだった。
選択肢

キョロキョロしてたから?
嫌じゃない












(ノエルさんの記事の件‥編集長に相談してみよう。編集長なら分かってくれるよね‥)

「あの、編集長」

「何だ?」

「あの‥‥ノエルさんと中園ユリカの記事は読みましたか?」

「ああ、読んだぞ。まあ、あそこの新聞は信憑性がないから、話半分だけどな」

「その件でちょっと相談したいんですが‥」

「ん?もしかして、藍島ノエルから何か聞けたのか?あるならスクープ取れるぞ」

「えっと‥本人が言うには、あの記事に書いてあるような事実は一切ないそうです。中園ユリカとは知り合いなだけで、熱愛騒動もただのデタラメなんです」

「本当か?」

「はい。‥‥それで、お願いがあるんですけど‥あの報道が嘘だってことを、記事にしていいでしょうか?」

「なるほど‥こっちは本人の直接インタビューを取れるなら、記事の信憑性は高いな‥‥しかも、他の雑誌があの新聞社のガセネタ記事について、追求していたはずだ。」

「それなら!」

「調度いい機会だ。やってみるか!」

「本当ですか?」

「ああ。他にもいろいろ流してるからな、あの新聞社は。それに藍島ノエルの件は今が旬な話題だし‥こりゃ久しぶりの大ネタになるぞ」

「ありがとうございます!」

(よかった‥これで少しは誤解も解けるよね)

それから数日後‥ノエルさんの熱愛騒動を否定した記事が載った雑誌が発売された。
編集長からこの記事のおかげで売り上げがあがったことを褒められ、今はあの新聞社を言及する記事を他の雑誌がこぞって書いてるらしい。

「あいつらも当分は大人しくなるだろ。適当な記事書きやがって‥ざまーみろ」

んでもってユリカはまた熱愛報道されてたみたい。
今度は年下の俳優で、元からスキャンダルの多い女優だし、これでノエルさんの騒動も収まるだろうって。
特ダネのお礼を言いたいし‥ってことで、久しぶりにノエルさんに連絡してみると、周りに張り付いてた記者も引き上げたし、感謝してるってお礼を言われた。

『‥あのさ』

「はい?」

『今回のことでお礼とかしたいんだけど‥』

「そんな、お礼なんていらないです!」

『それだと俺の気が済まないから‥‥今日、仕事何時に終わる?』

仕事なら7時に終わりますけど‥というと、その時間に迎えに行くって。
それなら私が迎えに行きます!というも聞き入れてくれず、電話を聞かれちゃった。

(取材以外でノエルさんと会うなんて‥なんか、デートみたい)

「ち、違う違う。ただお礼がしたいだけだよね。きっと‥」

(それにしてもお礼って‥ノエルさん、何をするつもりなんだろう?)

場面代わり、外。

「この辺で待っていればいいのかな?」


プップー!

「わっ!びっくりした‥」

クラクションを鳴らした車を見ると、ノエルさんの車だった。
近寄るととりあえず乗ってって。

「‥アンタ、相変わらずキョロキョロしすぎ」

「な、なんで知ってるんですか?」

「車の中から見てた。ずっと後ろにいたのに、アンタ全然気付かないし‥」

「気付いたなら声かけて下さいよ。すごい恥ずかしいじゃないですか」

「いつ気付くかって思ったけど‥あのままじゃ一生気付かなそうだったからクラクション鳴らした」

「もう‥」

「‥‥なんか悔しいから。俺はアンタがいるってすぐ気付いたのに」

ひゃーっ!!!!!!w(●´ω`●)ゞ
キョロキョロして目立ってたみたい。
忘れて下さいというと、ヤダってww

「ノエルさん、たまに意地悪ですね‥」

「今頃気付いたんだ」

天然系の意地悪ですねw
ご飯の前に行きたいところがあるって着いた場所は雑誌で見たことがある会員制の宝石店。

「ノエルさん、アクセサリーとか好きなんですか?」

「嫌いじゃないけど‥‥俺のじゃなくて、アンタのを買いに来たんだ」

「わ、私!?」

「うん‥行くぞ」

店内に入ると、なんかのっぺらぼうに近い店員さんが!!!Σ( ̄□ ̄;)

「いらっしゃいませ」

「アンタ、どれがいいの?何でもいいから選んで」

「いえ、お礼なんてこっちが言いたいくらいですし‥本当に大丈夫ですから」

「‥俺がお礼したいだけだから‥好きなの選んで」

「でも‥」

(うわ‥どれを見ても桁が一つ違う‥こんな宝石、私のお給料じゃ絶対買えないよ‥)

「‥面倒だから全部買うか」

「へ?」

はあっ!?

「すみません、このショーケースの全部買うんで、出してもらえますか」

「あ、ありがとうございます!」

「わっ、今の嘘です、冗談です!出さなくていいですから!」

「そ、そうですか‥」

大人買いにもほどがある‥!

「‥何だよ、これが欲しいんじゃないのか」

「いえ、見てただけです‥」

「‥じゃあ、こっちのは?このピンクのやつ」

「え?わあっ綺麗ですね」

「ならこれにするか。すいません、これ‥」

だから即決するなーっ!!!!!(((( ;°Д°))))
もっとゆっくり見ようとノエルさんを静めて、とりあえず一回り見ることに。
でも。

(好みの前に、値段の問題が‥こんな高いのもらえないよ‥)

で す よ ね w(*・∀・)σ

「‥向こうも見るか」

(これは、何か買ってもらわないと納得してくれないよね‥‥あ、この辺は意外と普通の値段みたい)

「わあ、これ可愛い‥」

「‥どれ?」

値段は一万円のネックレスで、デザインが可愛いらしい。
ふっ‥‥一万円のネックレス買うくらいなら、伊勢海老とかアワビとか食べたいわ←

「それでいいの?」

「はい。‥むしろ、本当に買ってもらっちゃっていいんですか?」

「‥しつこい。気にしないでいいから」

そう言われ、そのネックレスを買ってもらい、車の中でつけてみることに。

「‥つけてやる。後ろ向いて」

「え、いや、自分でやりますよ」

「ヤだ‥早く後ろ向いて」

「あ‥はい、お願いします」

(今日は大サービスだな、ノエルさん‥これもお礼のうち?)

「‥出来た」

「わあ‥やっぱり可愛い」

「‥‥」

「どうですか?あまり似合ってないですか‥?」

「いや‥意外に似合ってる。でも、こんな安物でいいの?」

「これで充分です。高いもの付けても、私には似合いませんし」

「‥アンタがそう言うなら、いいんだけど」

そろそろお腹も減ったしということでレストランに連れて行ってもらった。
ノエルさんが日本に帰ってきたら必ず行くところで、家庭的で温かい雰囲気のレストランだった。
あの店に人を連れて行ったのは初めてらしく、誰にもいうなよってw

(ノエルさん、前より空気がやわらかくなったな‥何言っても睨まれてばっかりだったのに)

「ねぇ、あそこ歩いてるのって‥藍島ノエルじゃない?」

「え?どこどこ?」

「ほら、あそこ!」

(あ‥ノエルさんのこと噂してる。私といるところなんて見られたら、また騒ぎになっちゃうかも‥)

「‥‥」

ぎゅっ
ノエルさんの手が主人公を掴まえた。

「あ、あの‥」

「いいから‥」

「‥は、はい‥」

(現在進行中で顔がやばいっ)

まるで見せ付けるみたいに手を繋ぐなんて、ノエルさんもやるね~w

「まさか、藍島ノエルがこんな場所歩いてるわけないって。しかも女と手繋いでなんて‥ありえないでしょ」

「‥んー‥そう言われればそうかな」

「他人の空似だって。行こ行こ」

「あ、待ってよー!」

「よかった‥気付かれずにすみましたね」

「‥こうしてれば普通のカップルに見えるらしいね」

「あ、そ、そうですね‥」

「‥また見つかると面倒だから、このまま歩くか」

「‥ええっ!?」

「嫌なのか?」

よゆーでOK!!!(*^-')b
ここで立ち止まってるのもなんなので、歩く。

「‥アンタの手、小さいね」

(そんなこと、ないと思うけど‥)

「それに‥暖かい‥」

「え‥?」

「何でもない‥」

くはぁあぁっw照れ顔サイコーだわww
時間がまた大丈夫ということもあって、この前たまたま見つけたあの夜景が見える丘に行くことになった。


次回予告。
ノエルさんが打ち明けてくれた秘密‥

「俺が走る理由は‥」

私はノエルさんの力になりたい‥

「車が壊れた‥」

ノエルさんとひと気のない道路でふたりっきり!

「アンタの家‥行っていい?」

まさかのノエルさんとお泊り!?
いや、シチュエーション的に車で添い寝にしようぜー!!←←

選択肢


何が出来るか、一緒に考えましょう

なんでもないです












(昨日は結局ノエルさんに送ってもらっちゃった‥。後でお礼言わなきゃな‥)


「えっと、今日の新聞は‥」


(また芸能人カップルの離婚か‥最近多いな。‥あれ?この記事‥)


「これって、ノエルさん‥だよね」


そこに編集長が来た。


「藍島ノエル、不調‥原因は噂の女優Nと連日連夜の愛のレース?」


ぶっ何この見出しww


「藍島ノエルの批判ばっかり書かれてるな」


「そういえば、ノエルさんと中園ユリカの噂をスクープしたのもこの新聞でしたっけ‥。この女優って、中園ユリカのことですよね」


(ノエルさんがマスコミ嫌いになるのも、ちょっとわかるかも‥こうやってあることないこと書かれたら、嫌になっちゃうよね)


もしかして、昨日のゴシップ記者の車とレースしたのは原因?

でも昨日の今日で記事が差し替えっていうほどのことでもないよね‥

まあマスコミや記者なんて、どれだけ雑誌が売れるかに賭けてるから、最終的に行き着くのがデマの記事を書くってことになるのかもね。

主に政治関係の話なんて世論操作しまくりだし。


「藍島ノエルは今頃大変なことになってるな」


こんな記事が出ちゃったらね;;

取材のことも確認したいし、ノエルさんのことも気になるしってことで様子を見に行くことに。


「なんだ、通い妻か?」


通 い 妻 。

なんかエロイ!響きが!!いいぞ編集長、もっと言え!!!(〃∇〃)w←

ホテルに行くと、すごい記者たちの数がオーナーの皐月さんに詰め寄っていた。


「藍島さんはここのホテルにいるんですよね」


「今日の記事についてお願いしたいのですが」


「ううっ、近づけない‥」


「ですから、何度も申し上げている通り、ここで騒がれると他のお客様のご迷惑になりますので‥」


「藍島さんからコメントをいただければすぐに帰ります」


「藍島は何も言うことはないとのことですので、お引き取りください」


「せめて姿だけでも!」


「私も業務がありますので、失礼いたします」


「皐月さん!」


「‥ああ、○○さん。来ていたんですね」


「はい。すごい騒ぎですね‥」


「ええ、朝からこんな調子で‥困りました」


「それで、ノエルさんは?」


「別に部屋を取って、そこに移動しています。ほとぼりが冷めるまではそこで‥」


「そうなんですか‥」


一応雑誌の記者の端くれの主人公にそんなこと言っちゃっていいのかと思ってしまうw


「早く騒ぎが収まるといいんですが」


「皐月さんも、大変そうですね」


「これも仕事ですから。それでは、私はこれで失礼します」


「はい」


主人公はこの騒ぎで会いに行くと逆に迷惑になりそうと思い、少し寂しい気持ちになりながらもホテルを早々に後にした。

会社に戻ると、テレビでもノエルさんの報道が。


「こういうときこそ、何か出来ればいいんだけど‥」


その時、ノエルさんから電話が!

ホテルまで行ったことを話すと、この後時間あるか?って。


『アンタも記者だろ。何か対応策とかあったら教えて欲しいんだけど‥』


「‥分かりました!今から行きます!」


(ノエルさんの声、疲れてるみたいだった‥でも、私を頼ってくれるなんて、嬉しいな‥)


さっそくホテルに行き、泊まってる部屋へ行くと、なんかアラビアーンな部屋登場w

やっぱりあの記事はガセで、俺のレースになんて興味ないくせに、こんなときだけ騒ぐし‥ってゴシップ記者にほとほとあきれ果ててるみたい。


「ノエルさん‥」


「‥悪い。アンタに言っても仕方ない」


「ノエルさん、一緒に考えましょう?」


「考えるって何を?」


「あの記事に対して、何か出来るのか、二人なら、何かいい考えが浮かぶかもしれませんし!」


「ポジティブだな‥」


「それが数少ない私のとりえですから」


「‥何か、たまにうらやましくなるよ」


私もーwそんな風に前向きに考えられたらどんなにいいか‥

対抗策として、ノエルさんとユリカさんが何もないことを記事にすれば誤解が解けるかもってことに。


「ノエルさんから直接インタビューした記事の方が信憑性が高いし、相手も反論しにくいはずです」


「なるほどね‥」


「はい。ダメですか?」


「ダメじゃないけど‥アンタは大変じゃないの?」


「大丈夫です。編集長に交渉してみます」


「‥でも、誰も信じないかもしれない」


「信じてもらえるように、頑張ります。‥だから、ノエルさんも私を信じてくれますか?」


「‥!」


「あの‥まだ新米記者なので、頼りないかもしれないですけど‥‥一生懸命やりますから」


「‥わかった。アンタのこと‥信じてみる」


また一歩距離が近づいた感じですなw

でももうこんな時間なので、送ってくれるって。

電車もまだあるし、大丈夫ですよっていうも、ちょうど外に出たいしこの時間なら記者もいないだろうしってことで、裏口から外に出る。

でも、そこに記者が待ち伏せしてた!

こっそり抜け出すかもしれないからってここで待機してるみたいなんだけど、まだこっちには気づいてなくて‥‥あきらめてくれるまで隠れようとしたら、主人公がいい返事をしたもんで、焦ったノエルさんに口を塞がれたーw


(く、口元にノエルさんの手‥!!それに、この体勢‥抱きしめられてるみたいでドキドキする‥)


カツカツカツ‥


「ここら辺には誰も居ないな‥」


「藍島の車はどれだっけ?‥こっちか?」


(わあっ近づいてくる‥!!)


「‥静かにしてて」


「‥ふあい」


そういう時は頷くだけでいいんじゃないのかw


「‥ん?これ‥一万円拾った!ラッキー!」


「マジか?飯おごれよ!」


「いいぜ。もう何時間も張り込んでるし、このまま待機してても今日は動きがなさそうだから、飲みにでも行くか!」


そう言いながら来た道を引き返していった。

すぐ傍にいるのにwザンネーンww


「‥行ったか」


「ぶはっ苦しかった‥」


「大丈夫?‥何かいろいろ巻き込んじゃってるな‥悪い」


未来くんルートだと、巻き込まれまくりらしいぞw

未来くん配信は11/5だから、ノエルさん終わったらもう一回千早さんルート行こうと思ってたんだけど、無理かな‥


「いえ、私のことは気にしないでください。それより‥」


「それより?」


(記者はもういなくなったのに、まだ抱きしめられたままなんだけど‥)


ここで選択肢なんだけど、そ の 中 に 、 「いい体してますね~」って!!!

うわ、これ押したい!押したいけどそうやってる時間がない!!

ぎゃふーーんっ!!!!!(。>0<。)


「‥なんでもないです」


(離してって言ったら、離されちゃうよね‥)


「‥アンタ、体温高いね」


「普通だと思いますけど‥」


「子供は大人より体温高いからな」


(o゚Д゚o)ンマッ!!

そこは生命力がみなぎっていると言って!


「わ、私は子供じゃないですよ!」


「どうだか」


(こうしてると、ノエルさんの心臓の音が聞こえる‥)


ここでスチル発★動!!

ちょっ‥これ耳元で囁いてる‥というか、そのままぱくりっていきそうなスチルじゃん‥!

私は極度のくすぐったりだからそういう箇所はダメなんだってー!!!←


「‥また記者が戻ってくるかもしれないから‥もう少し、こうしてよっか‥」


「は、はい‥」


「今日‥」


「え?」


ノエルさんに耳元でそっと囁かれる。

うわぁああぁあ!!!!!(((( ;°Д°))))


「マスコミ対策でアンタを呼びつけたっていうのは、半分本当」


「半分?」


「半分は‥‥ただ、アンタの顔が見たかっただけかもね」


「え‥」


ノエルさん‥!それは肯定か!?肯定なのか!!?

いよいよデレてまいりましたよっ!

キャラによってデレるの早かったり遅かったりいろいろだなーw

今のところ 悠月>千早>ノエル>遼一 でデレるの早い感じですよね。

さてさて、未来くんと皐月さんはどこに入るのでしょうかw

というか皐月さん配信は何月になるんだろw



次回予告。

ノエルさんがお礼がしたいってデートに誘ってくれた。

でも通行人にバレた!?

選択肢


かっこいいです

実は風邪を引いてて‥










(うーん、昨日の夜遅くまで起きてたせいかまだ眠い‥)


「ふああ‥」


「何だ、寝不足か?仕事中に堂々とあくびとはいい度胸だな」


「わっ編集長!す、すいません」


「ま、大目に見てやるよ。それより、取材はどうなってる?」


「今のところは順調です。今日の夜にノエルさんの撮影があるので、昼の間に今までの記事をまとめようと思ってます」


それで、時間になったら迎えに行くんだって。


「藍島ノエルは、美青年レーサーとして女性の人気も高いからな。撮影の出来次第じゃ、表紙も考えてる」


「表紙‥ですか?ノエルさんが?」


「あれだけのルックスなら、下手な芸能人よりも絵になるぞ」


「た、確かに‥」


「あれだけいい男なら、遊び放題だろうな。実にうらやましい。お前にことだから、つまみ食いとかされてないか、○○」


ノエルさんが6日目で手を出すことは断じてないっ!!!←

ふと、前に練習の取材に言ったときに女優との噂があるとか言ってたなあ‥と思い出してしまい、ちょっと落ち込む主人公w

なんでこんな気持ちになるんだろうって考えてるけど、そんなのひとつの答えしかたどり着けないだろうが!

真実はいつもひとつ!!! (コナン風)

時間ぴったりにノエルさんの泊まってるホテルに迎え行くと、中に入れてくれた。


「今日はお伝えしたように、スタジオでの写真撮影なので、今から移動します」


「写真か‥」


「撮影、あんまり好きじゃないですか?」


「好きじゃない‥眩しいし」


外国人って目の色素が薄いからそういう光に弱いってよく聞くよね。

そんな話をすると、ノエルさんがずずいっと目を覗き込んできた!


「ノ、ノエルさん!ち、近いです!」


「アンタは目が真っ黒だな」


(うわっ‥だ、だから至近距離はダメだって‥!心臓が‥)


「私、顔も体も典型的な日本人だってよく言われるので‥あはは」


背が小さくて寸胴でぺちゃぱい‥w←

え、私のこと?(・ω・)うっさいわーー!!!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ(聞いてない)


「体?」


「えっ?あ、あの‥深い意味はなくてですね‥」


ノエルさんが意地悪そうな顔で笑った。


「‥可愛いと思うけど?」


(こ、これはなんてつっこめばいいんだろう‥)


反応に困りますなw

会話の流れを変えるようにスタジオに向かうことにした。

スタッフが準備を進めていて、挨拶をしようとしたら


「ノエルー!!!」


「うわっ」


マーシャさんw


「あたしよ、マーシャ!!久しぶりね!」


「ちょ‥苦しい‥」


「今日はノエルが来るって聞いて、昨日の夜は楽しみで寝れなかったのよお!!」


いつも以上にテンション高いw


「‥相変わらずだな」


「んもう、ノエルも相変わらずクールね‥でもそこがステキ!今日はアタシがばっちりコーディネイト考えてきたから、任せてちょうだい」


(コノ人、どう見ても男‥だよね。でも、女の人みたいな言葉遣い‥コノ業界には多いって聞いてたけど、実際に見たのは初めてかも‥)


それモモちゃんのこと言ってんのかw


「あら?このちんちくりんな子は?」


ち ん ち く り ん ! ?

ちんちくりんとは、背が低い人を嘲う言葉。
ひどいっ!ひどいよマーシャー!!!!!!背が低いのはコンプレックスなのにー!!!!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

主人公が私のことだよねと自己紹介。

マーシャさんとノエルさんは昔撮影で知り合って以来の仲らしい。

それ以降は気さくな感じだったから、主人公はちょっとほっとした感じ。


「それじゃ、撮影の準備を始めますので、藍島さんこちらへ」


「はい」


「頑張ってくださいね、ノエルさん」


「目つぶらないように?」


「ふふっ‥それも頑張ってください」


(今日は撮影だけだから、邪魔にならない場所で見学しておこうっと。マーシャさん張り切ってたけど、ノエルさんがどんな風になるのか楽しみだな)



通信後。


「藍島さん入りまーす」


(あ、準備終わったみたい。ノエルさんは‥」


Kaleidoscope-101020_0646~02.jpg

「‥‥」


ぐわぁああぁああ!!!!!!(//∇//)これまた破壊力抜群な服装キタァアアァア!!!!!!!!!!

でもやっぱりホストみたいだなw

カジノ連中全員でそういう店したら絶対バカ売れすると思うww


「うわあ‥」


(ノエルさん、かっこいいな‥まるでモデルみたい)


「じゃあ撮影しますね。こちらへどうぞ」


「はい‥。何、人の顔じっと見て」


「あ‥えっと‥‥ノエルさん、かっこいいです」


Kaleidoscope-101020_0656~03.jpg

照れ顔

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!!

ちょっと悔しげというか顔を赤くなるのを必死で止めようとしているようなその立ち絵グッジョブー!!!!!!!(*´Д`)=з


「あの、深い意味はなくって、ただ似合うなーって‥」


「もういいよ。わかったから‥大きい声で言うなよ。そういうの」


ノエルさんかっこい(ry゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o(鉄拳)


「‥じゃあ、行ってくるから」


「はい、頑張ってください」


撮影が始まり、マーシャさんが近づいてきた。

コーディネイトをべた褒めすると、あれじゃ女の子は惚れちゃうわよねって。

主人公は少し動揺すると、あなたノエルのことが好きなのね。とずばりw


「アタシの目はごまかせないわよ。でも、あなたみたいな子、私は好きよ。応援しちゃう!」


「‥だから違いますってば!」


(確かにかっこいいとは思うけど‥それだけ。それだけ、なんだから‥)


撮影が終了して、ノエルさんが帰ってくるんだけど、なんで顔赤いの?って言われちゃって‥実は風邪を引いててと誤魔化す。


「風邪?こんな時期に?」


「は、はい‥」


「アンタ、嘘が下手だね。でも‥」


おでこに手を寄せられた。


(わっ‥!こんなことされたら、ほんとに熱が上がりそう‥)


「あ、すごい熱い」


それはノエルさんのせいですw


「わ、私、平熱高いんで!」


「じゃあ、早く帰って‥」


「ノエル!会いたかったわ‥」


うっわ、来るかなーとは思ったけど、満面の笑みユリカが来た。


「は?」


は?ってwww


「ひどい、私を忘れたの?ユリカよ、中園ユリカ」


「‥ああ‥アンタか」


全体のノエルさんホスト姿もまたいいな!w


「今日となりのスタジオで撮影だったの。ノエルがこのスタジオで撮影してるって聞いて、飛んできちゃった」


お前は結局イケメン+知名度がある男なら誰でもいいのかw


「‥ふーん」


(ノエルさんと知り合いなのかな‥もしかして、ノエルさんと噂になってるって‥中園ユリカ!?)


そんな気配は微塵も感じないのだが?w


「ねえ、撮影はもう終わったんでしょ?これからでディナーでも行かない?」


「‥腹減ってないから」


「じゃあ、お酒飲みに行きましょうよ!」


「いや、遠慮しとく‥」


「あっ!アンタ‥何しに来たのよ!」

「あなた、スタイリストの‥」


「マーシャよ!まったく!アタシに断りなくノエルを誘おうなんて、百年早いわ!」

「どうしてノエルを誘うのにあなたの許可がいるのよ」


「お黙り!いいから早く帰らないと‥本気で怒るぞゴラァ!


マーシャさん‥‥かっこいい‥っ!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


「フンッ、あなたの脅しになんて負けないんだから!」


(な、なんだかヒートアップしてる‥この二人も知り合いみたいね)

「相変わらず仲悪いな、アンタら‥ほっといて帰るぞ、〇〇」


「え?いいんですか?」

「いいんだよ、いつもあんな感じだから」


「ノエル、待って!‥その子は?」

「あ、私は‥」


「ああ、自己紹介はいらないわ。ずいぶん貧乏くさい子連れてるのね、ノエル」

ぶはっ‥無理矢理派手にした感じの人に言われたくないw←


(貧乏くさいって‥そりゃお金持ちには見えないかもしれないけど、初対面でそんなこと言わなくてもいいじゃない)

「ちょっと‥」


「‥‥アンタには関係ないだろ」

ノエルさんの怒った表情来たw


「ノエル、あなたも有名人なんだから、周りの目を気にしないとダメよ?」

なんか言い方がすごい腹立つ‥!!!
周りの目ばっかり気にして、適当に生きてるよかよっぽどいいと思いますけどねぇ。


「‥‥」

「わっ‥ノ、ノエルさん?」


ノエルは主人公の腕を掴んでスタスタとスタジオを後にした。

「ちょっと、ノエル!どこ行くのよ!」


あんたのいないところだよw

(ノエルさん、スタジオを出てから無言のままだ‥どうしたんだろう)


「ノエルさん‥?よかったんですか、急に出てきてしまって‥」

「別にいい」


「ならいいんですけど‥‥あの‥中園さんとは知り合い‥なんですか?」

「‥べつに。アンタが気にすることじゃなくない?」


「あ‥そ、そうですよね、すみません」

(‥なんだか、関係ないって言われたみたいで‥ちょっと胸が痛い‥‥)


「‥何か勘違いしてない?」

「え?」

「ユリカはただの知り合いだし、記事で書かれていることなんて嘘だから」


「あ‥そうなんですか」


(でも、ユリカって呼び捨てにしてるよね‥)


周りがみんなユリカ呼びだからじゃね?


「‥記者のアンタには信じられないと思うけど」


「どういう意味ですか?」


「‥‥そういうゴシップネタ、好きだろ」


「私は、ノエルさんの言葉信じますよ?」


「‥あっそ」


(ノエルさんはちゃんと話してくれた。だから‥私は、なんて言われてもノエルさんを信じる。それがノエルさんにも伝わればいいな‥)



次回予告。

いきなりノエルさんに熱愛報道!?

有名人だから仕方ないのかな‥と思うも、なんだかもやもやしてる主人公。

そんなときにノエルさんにホテルに呼び出されて‥

ス チ ル キター!!!!!w