選択肢


必要があれば行く

分からない













部屋でぼんやりと携帯電話を見つめながら、未来くんに電話をかけようか迷う。

風子ちゃんのデートのお願いしなくちゃ‥と考えてたら、未来くんから電話がかかってきた。


『あ、○○ちゃん?今ね、カジノにいるんだけど、○○ちゃんもよかったら来ないかなと思って』


「い、今から?」


『ちゃんと迎えの車はよこすから安心して。それに今日は手伝ってくれたから、そのお礼も兼ねてね』


お礼を口実にするなぁあ‥‥もう前日のテンションを今だ引きずってるんだよぉおおぉ‥‥←

主人公はデートのこと、直接会って話すほうがいいよねとカジノに行くことに。

主人公のバカーっ!!!(。>0<。)(情緒不安定か)

カジノに到着すると、みんなもいた。

お約束だけど‥あんたら、寝る間もないくらい多忙なんじゃないのか?w


「あ、○○ちゃん、こっちだよ」


「未来くん、電話ありがとね」


「ううん。○○ちゃん、今日の服なんだか可愛いね」


「そ、そうかな」


「うん、可愛いよ。すごく似合ってる」


いつもならテンション上がるところで上げられないとか一番せつない‥!


「お、それ、即完売したアンフィニットの限定ワンピだろ。こないだそれ来たモデルが自慢してた」


「‥‥悠月さん、さすがですね」


主人公って結構流行に敏感な人?w


「もう。僕だって分かってたのに」


「‥‥未来くん、拗ねてる?」


「そんなので拗ねないよ。子供じゃないんだから」


※19歳はまだ子供ですw


「未来くんはまだまだ子供だと思うけどな」


「へー、そんなこと言っちゃっていいの?あとで二人っきりになったときにイジメちゃうよ?」


二人で会話してると、ノエルさんがぽつりと呟いた。


「‥‥手なづけてる」


「それってどういう意味ですか?」


「あはは、そーだな。よく未来を手なづけてるな。未来、お前好きな女には甘えたがるタイプだからな」


「ゆづくんだってそういうタイプじゃん!」


あーそういうことw

そして未来くん、否定しないのねww

悠月さんはオレは甘えさせるタイプだっていうけど、いや、甘えたがるタイプだと思いますww


「僕だってそうだよ。ね、○○ちゃん」


「あ、うん。そうなのかもね」


「その目‥‥○○ちゃんまで疑うんだ?じゃあ今度はいっぱい甘えさせてあげるよ」


(未来くんって普段は甘えてるけど、いざという時はビシッと決めるし‥。実際どっちなんだろう?あ、デートのこと伝えなきゃ)


「あ、そういえばね‥‥未来くんにお願いがあって」


「なになに?さっそく甘えてくれるの?」


「えっと、風子が今日のお礼もかねて、遊園地にでも行かないかって言ってるんだけど‥」


「なんだ、お礼なんていいのに。それなりに楽しかったしさ」


「うん‥‥そうなんだけど。ダメかな?」


「それって○○ちゃんも来るの?」


「えっと‥必要があれば‥‥行くけど」


(正直、あんまり行きたくないんだけどな‥)


未来くんが主人公の顔を覗き込むように見つめてくる。


「もちろん、必要だよ。○○ちゃんが来ないなら、行かないけど」


必要と言ってもらえて少し心が軽くなるけど、素直じゃない主人公は顔をぷいっとした。


「‥‥それは困るけど」


「見たくないんでしょ。僕と風子ちゃんが一緒にいるの」


「そ、そんなことないよ」


「そろそろ素直になってもいいんじゃない?」


素直になれない理由があるから仕方ないやんけ~っ!!!

でも、主人公が来ないなら行かないには、悔しいがときめいてしまった。

ぶっちゃけ、二人で行かすことのほうがイヤだし。

でも三人てのはちょっと微妙な気が‥というと、せっかくだからノエルさんもってことに。

半ば未来くんが脅してw行くことになったんだけどねw



翌日、ちょうど予定があったので4人で遊園地にやってきた。

楽しげな未来くん&風子ちゃんとは裏腹にノエルさんとあまり話したことがない主人公で歩いてて‥‥き、気まずい‥;;


「‥‥アンタ、無口だな」


何を話していいか分からない状態で思わずしゃべらないでいたら、ノエルさんにそう言われたw

でも話したら話したら、相槌しか打ってくれないノエルさん‥‥どっちやねんもー!!!


「ねえ‥‥」


「なんですか?」


「アンタ‥風子って人と、未来が遊んでるところを見るのが好きなのか?」


んなわけねーだろっ!


「‥‥眉間にしわ」


思わず、自分の眉間に手を持っていく。

ん?これって好きと嫌いっていう単語を間違えてたりします?


「‥アンタ、驚きすぎ」


「よく、わかんない‥‥正直言うと昨日もデートをお願いするの、ちょっと嫌だったし」


「嫌ならやらなければいいのに」


そうなんですけどね‥


「ノエルさんだって、イヤだって拒否してたけど、結局来たじゃないですか」


「‥‥そういえば。こういうのって似たもの同士?」


「あ、そうかも」


ノエルさんはふっと笑った。

そのおかげで場の空気が少し緩んで、せっかくだからちゃんと遊びましょうってことに。

せっかく休日に遊園地に来てるのに遊ばないと損だというと、オレはどうでもいいって。


「もう、ノエルさん。盛り上がっていきましょうよ」


「‥わーい、あそぼう」


ちょっ棒読みひどすぎっっ!!!w


「‥‥」


「わーいわーい」


ノエルさん、戻ってきてー!!!!!!ヽ(゚◇゚ )ノ


「もういいですから!」


主人公達は顔を見合わせて笑った。


(なんか、実はひょうきんな人なのかも‥)


ノエルさんとの会話にようやく慣れてきた頃、主人公達はゴーカートで遊ぶことに。


「じゃあ、今度は風子ちゃんとノエルがペアね」


「えーっ!本物のF1レーサーの運転なんて、超すごくない!?」


風子ちゃん‥‥そこ喜ぶところなんですか?w


(風子、楽しそうだなあ‥)


「じゃあノエル、行くよ。負けた方が今日の分、全部おごりだからね」


「ああ」


「じゃあ‥‥スタート!」


二人ともすごい勢いで走り出す。


(えっゴーカートってこんなにスピード出るんだっけ?)


いや、出たら出たで事故に繋がるからちゃんと制御されてるんじゃないの?そこは。


「ねえ、○○ちゃん」


(未来くん、よく私に話しかける余裕があるなあ‥)


「なに?」


「○○ちゃんは、楽しくないの?」


うん、あんま楽しくない。←


「え?」


「さっきから僕を睨んでるみたいに見えたから」


睨んでたのかよ、主人公w


「‥‥睨んでないよ」


「もしかして、妬いてる?」


うん。←←


「そんなんじゃないよ!ノエルさんと一緒に居るの、楽しかったし」


「‥‥そう?そんなふうに見えなかったな」


「え?」


「自分じゃ気づかないかもだけど、僕と一緒の時のほうが○○ちゃんっていい顔するんだよ?」


未来くん、この後に及んで主人公の心をかき乱すのか‥!

新種のSだな、これ‥


「そんなことないよ」


「自分じゃ分からないでしょ?」


「それはそうだけど‥‥風子だって、可愛いでしょ」


「え?うん、可愛いけど」


「だったら風子の相手してた方がいいよ。私はほっといていいから‥」


「○○ちゃん」


急な真面目な声色で名前を呼ばれて、身体が強張った。


「前にも言ったけど、○○ちゃんのことはほっとけないよ。ちゃんと○○ちゃんのことを見てるから」


(真顔でそんなこと言われると、なんか素直じゃない自分が恥ずかしくなってくる‥)


「‥‥‥妬いたのかも」


「うん?」


「‥‥ヤキモチ」


未来くんは一瞬、ハンドル操作を間違えて車体が横にぶれた。

動揺しとるww


「あっ、ごめん!」


「‥‥あ、ううん‥」


するっと自分の中から出てきた言葉だったけど、改めて考えたら、今さっきのって告白とも取れる気がする。


(私、未来くんのこと‥‥やっぱり好きなのかな?)


隣を見ると、未来くんの顔が少し赤くなっていた。

家に着くと、未来くんから今度は二人でデートしようね♪とのメールが。

んでもって、主人公は今日のデートでお気に入りの靴を履いていったんだけど、未来くん、靴のこと気づいてたみたいで褒めてくれた。

洞察力すげぇww


「未来くん、超絶かわいい~!もう超楽しかった~!」


「あ、うん‥」


「あれっ、なんで○○そんなテンション低いの?疲れちゃった?」


「ううん、そんなわけじゃないんだけど」


(二人がもし付き合ったら‥‥私、毎日こういうの見なくちゃいけないんだよね)


やめてくれ‥‥めちゃくちゃきつい‥


「もし未来くんと付き合えたら、超楽しそう!私がんばろーっと。○○、応援してよね!」


うぅう~っ‥o(;△;)o

主人公は返事をしてないのに、風子ちゃんはどんどん話しを進めていく。


「うん。共通の友達がいると、恋愛の相談もできるからありがたいんだよね~」


(応援とか、相談とか、私‥‥)


「‥‥ごめん」


「‥○○?」


「応援も、相談も、私‥‥ごめん。きっとできないよ‥」


主人公‥


「できないって‥なんで?」


「たぶん今の私の正直な気持ちだと思う。風子が未来くんと仲良くするのを見てるのが‥‥少し辛い」


「その言い方って‥もしかして○○、未来くんのことが好きなの?」


「わからない‥‥好きなのか、好きじゃないのか」


ここ好きかもって選択肢もあるんですが、結局わからないーっていうくだりになるのでこれにしました。


「‥‥うーん、そっか。好きかどうかわかんないなら、そりゃ応援もできないよね」


「ごめん。私、言ってることめちゃくちゃだよね」


「ううん。私は直感で好きって思えちゃうタイプだけど‥‥○○って、本当は好きになるまで時間がかかるタイプでしょ?」


「‥うん。でも、未来くんのことが気になってるのは確かで‥‥風子たちが一緒に並んで歩いてるのを見てて辛かった」


「そうだったのかあ‥‥やだ‥気づかないでごめん」


風子ちゃぁあぁん‥‥←


「そういや、今日もあんまり機嫌よさそうじゃなかったもんね」


「そうかな‥」


「今思えば、ね。私は未来くんのことに注目してたから‥ホントごめん!」


「‥‥そうだよね。‥風子、ごめん。ちょっと風に当たってくる‥‥」


「○○、あのっ‥」


風子の方を向けないまま、立ち止まった。


「‥○○のことだって大切なんだからね!だから、戻ってきてよ‥‥?」


風子ぉおぉおおおぉおおお!!!!!!!!!!!!!・°・(ノД`)・°・(号泣)

あんた本当にいい子!!

前の日の次回予告!喧嘩になってないじゃん~‥友情を確かめてるいい話じゃんか~‥びびらすなよもうww

ああ‥今日、初めて本気でテンション上がったわw

くるりと風子を見て笑った。


「行って来ます」


風子ちゃんは心からほっとしたような顔で、小さく手を振った。


「‥‥うん、行ってらっしゃい」


主人公も振り返してアパートを出るのだった。



次回予告。

あてもなく街を歩いて、たどり着いた公園で未来くんと遭遇。

未来くんの親のことが分かるようですw

んで二人は‥‥二人は!?


「今日は嫌がらないんだね‥」


スチル!あ、これ、公式でめちゃくちゃ縮小されてるスチルじゃ?


選択肢


見つけてくれると思わなかった

お茶の誘いに乗る














未来くんの意外な一面を知った翌日。

未来くんとのわだかまりもなくなって、取材はあと一回を残すのみ。

早っ!え、あと7日はありますけど?


(取材が終わったら、未来くんと会うこともなくなるのかな‥‥ちょっと寂しい気もするけど‥)


「○○~~ッ!」


どんっと勢いよく背中を押される。


「きゃ!」


「ああ、ゴメン!驚かせちゃったよね」


「風子、どうしたの?そんなに慌てちゃって」


「この前さあ、ダイエット商品買ったじゃない?」


「ああ、あの乗馬のやつ?」


「それそれ!たいして効果もなかったし、クーリングオフ期間内に解約しちゃえって思ったら‥」


「まさか、できないの?」


風子ちゃんは不安げな顔で頷いた。


「あれっていくらしたの?」


風子ちゃんは一本指立ててわなわなと震えた。


「じゅ、十万?」


「違う100万」


!!!!?ちょっ‥その時でめちゃくちゃ怪しくないか‥?

どこで買ったんよ;;

どうやらすっごい買え買えってしつこかったから、クーリングオフもあるしいっかと思ってしょうがなく買ってみたらしい‥‥しつこすぎるのは完璧悪徳だって!!!


「今はすごーく反省してます‥‥」


(ノリで買ったとはいえ、100万って怪しいって思わなかったのかな‥)


「でもさあ、ネットで調べてみたら他にも結構被害に遭ってる人がいてさあ‥」


「○○ちゃん、何の話してるの?」


「きゃあ!?」


急に背後から声をかけられて驚いた。


「かわいいなー、そんな驚いちゃって」


「み、未来くん!」


なぜここに??

会社だから言い方を正すんだけど、ちょっと時間空いたから遊びに来たんだって。


(え?うちの会社、部外者立ち入り禁止のはずなんだけど‥)


「‥‥あの、受付は?」


「姉にお弁当渡しに来たって言って、学生証見せたら、すぐ入れてもらえたけど」


(セキュリティ、甘すぎなんじゃ‥?)


全くだw前も何かしら不法侵入されてたよねw


「それで、どうしたの?なんか深刻そうな顔していたけど」


「えっと‥‥風子、話してもいい?」


「どちらさまですっけ?」


自己紹介をして、主人公とはルームメイトとかそういう話をさらーっとした後、風子ちゃんが急に近づいてきて、子供っぽい顔してるけどイケメンだねってテンション上がってきてる‥

いや、これはいつも通りの風子ちゃん!だよね!!

本題をかいつまんで話すと、僕がなんとかしてあげるよって。


「えっ、いいんですか?」


「○○ちゃんの友達のお願いだからね。ほっとけないでしょ」


「ありがとうございます!いやー、地獄に仏とはこのことね」


未来くんは風子の頭をぽんと撫でて、にっこりと笑う。

彼にとっては何気ない仕草なのに、風子ちゃんの頬が赤く染まった。

・・・・・・・うわ。


「さて、と。ひとつ問題があるんだ」


「なに?」


「クーリングオフ期間がもうすぐ切れちゃうから、これから動かないといけないけど‥‥二人とも動ける?」


(二人とも?って‥私も行くの!?)


「マジで!?えっ行きます!」


「○○ちゃん、まさか来ないなんて言わないよね?」


「わっ私、仕事が‥‥」


隣の編集者が、主人公の肩を叩いてにやりと笑った。


「大丈夫、○○さん。編集長には資料集めに行ったって言っておくから」


「こんなところで変な助け船出さないでくださいっ」


ノリがいいわ~ww


「よし、じゃあ行こうか。善は急げって言うしね」


「えっ!?」


未来くんは主人公の手を握って、主人公を会社から連れ出した。

それから風子ちゃんが勧誘キャッチに引っかかったという場所へ。

向かう途中、風子ちゃんが小声で未来くんてほんとかっこいいねwと‥‥あ、あぁああぁ‥‥

そのキャッチセールスにひっかかったときに名刺をもらったみたいなんだけど、残念ながらどこに行ったかわからず‥代わりに契約書は持ってきてて、その書類に目を通す未来くん。


「ありがと。ねえ風子ちゃん、全然太ってないのにダイエットするの?」


「見えないところが太ってんですよ」


「ふふっ女の子だね」


それからキャッチセールスしてきた人を探すことになった。

風子ちゃんは目をきらきらさせて、未来くんと楽しそうに話している。

未来くんも、いつもの調子のよさで会話を楽しんでるみたい。

急に心細さが襲ってきて、そんな自分に気がついて恥ずかしくなる。

今、私もそんな気分だ‥

そんなことを考えていたせいか、気がつくと二人の姿が見えなくなっていた。

この人だかりじゃ探すのも一苦労だと思い、会社に戻ろうかなと思ってたらぐいっと手首を引っ張られた。

誰かの温かい胸に引き寄せられる。

見上げると、未来くんが笑っていた。


「○○ちゃん、見つけた」


「み、未来くん」


「急に居なくなったから探しちゃったよ」


「見つけてくれるなんて思わなかった」


「僕が○○ちゃんを見失うわけないじゃん。いつも見てるよ」


「嘘つき。さっき見失いそうになったでしょ」


「ふふ、それはわざとだよ。○○ちゃんとこうして二人きりになる口実がほしかったの」


未来くんの綺麗な顔に見つめられて、思わず言葉を失う。

うう‥風子ちゃんが悪女だったら、きっと普通に喜んでたんだろうけど‥‥なんかすっごい複雑な気持ちにかられちゃう‥


「ヤキモチなんて妬かないでね?僕にとってこれはお仕事なんだから」


「ヤキモチなんて妬いてないよ!」


「あははっ!じゃあ、そういうことにしておくね」


「もう‥‥未来くん!」


その時風子ちゃんが駆け寄ってきて、キャッチセールスの男見つけたって。

さっそく鎌をかけようと主人公はまたもやお手伝い。

その男の周りを何気なく歩いていって、キャッチされるという‥やつで。

未来うんの言うとおり、男の傍を歩いていったらすぐに声をかけてきた。

風子ちゃんがお試しで買った商品とかもろもろをすすめられる。

ローン組めちゃうからお買い得だよとか言われるんだけど‥‥100万でお買い得とか‥;;

すっと背後から手が伸びてきて、トンッと男を突き飛ばした。

振り向くと未来くんが笑っている。

え、何近づいてんだよコラーっていうことでOK?←


「お疲れ様、○○」


「ちょっと、アンタ!ちゃんと私のお金返してよっ」


男は眉をひそめて、主人公達を睨みつけた。


「な、なんの話だよ。オレは知らねぇよ。なんかあるなら社長に言えばいいだろ」


「あ、そう。じゃあちょっと待っててね」


「ま、待てよ!どこに電話かけてやがる」


「ああ、まだ警察じゃないから安心して?‥‥やっぱり。現在使われてないそうだよ」


「な、なんの話してるんだよ!?」


「君の会社の電話番号」


いつの間に相手の懐から名刺入れを取ったんだww

未来くんは気にせずキャッチセールスでクーリングオフが使えないのは違法だよ、僕らが訴えれば普通に君たち罰せられちゃうけどいい?って脅す。

んでもって、主人公が持ってたレコーダーを見せて、さっきの話録音してたからこのテープを警察に渡したらどうなっちゃうのかなって意地悪な笑みをww

ふざけんじゃねえ!って逆上して襲い掛かってきた男を余裕で交わした。

かっこええなw


「僕は飽きっぽいから、もう一度しか聞かないよ。本当にお金は返さないんだね?」


男は苦虫をかみつぶしたような顔をして押し黙った。

そして場面代わり、主人公達の自宅。

あの後、業者は観念して風子ちゃんはクーリングオフを適用してもらえることになった。

そんなわけで、テーブルを囲んで二人で祝杯を挙げている。


「ありがとね、○○!仕事さぼらせちゃってゴメン‥」


「もういいよ、明日出勤すれば取り戻せるし‥」


「ねえ、○○。ちょっとお願い事があるんだけど‥‥」


「なに?まだなんか困ってるの?」


顔を上げると、風子ちゃんがじっと主人公を見ていた。


「そうじゃないんだけど‥‥今日のお礼もかねて、未来くんとデートできないかなって」


うわぁあぁあぁ‥‥っ

もう決定打になっちゃったよ‥‥もしかすると‥もしかすると違うのかもって思ってたから途中何も言わなかったけどさー‥

てか‥‥前の次回予告で私が考えるパターンどっちとも当てはまってることになっちゃったじゃんか‥‥おいおい‥。(´д`lll)


「デ、デート!?なんでいきなりそんな話に‥」


主人公、お願い‥‥これ以上私を追い込むのやめて?


「だって‥‥未来くんって、ステキじゃない?お願い!セッティングして!!」


(最後の一撃を喰らってコメント不可)


「で、でも‥」


「一生のお願いっ!○○!!」


必死に手を合わせる風子ちゃんに負けて、頷いてしまった主人公なのだった‥

無邪気に喜ぶ風子ちゃんを見て、主人公は複雑な気持ちに‥

もう私は複雑どころじゃないよ~‥イヤだよー風子ちゃんがライバルなんて~‥



次回予告。

風子と未来くんのデートは、ノエルさんも加えてまさかのダブルデートに。

いや、ノエルさんには悪いけど‥今未来くんに心奪われてるから喜べないよ‥


「未来が風子って人と楽しそうにしているの見るのがイヤなのか?」


そうだよっ!←


「僕はちゃんと○○ちゃんのことを見てるよ」


私は未来くんのことを本当に‥

そして家では些細なことから風子ちゃんと喧嘩をしてしまう。


「もしかして○○、未来くんのことが好きなの?」


もう‥‥もう何も言えない!なんだこのテンションの下り具合はっ!!

後7日こんなんばっかだったら天上界か地獄からの使者がしてしまうわーっ!!!←

選択肢

モトクロスを見てみたい
練習お疲れ様と言う












(こ、この展開って‥もしかして‥、キス‥!?)

「‥‥」

主人公がドキドキして身構えてたら、そろそろ帰らないとなって‥‥
予想外の言葉に一瞬ポカンとする主人公‥‥‥お前‥‥ただ見つめ合ってただけでキス来るのかな!?とかちょっと自意識過剰だろw
てかもし雰囲気さえあればキスもなんでも許す気なんか!?
それピュアな恋愛とは違くないか!!?
それから家まで送ってもらい、弁当ほんとに嬉しかったと笑って別れた。
バイクにまたがる山本くんを見送りながら、学校は違うし、山本くんはモトクロスが忙しそうだし、いつも朝電車で会うだけ。
次はいつ長く会えるんだろう‥‥と少ししゅんとなるのだった。
翌朝の電車で、いつものようにマキちゃんと一緒になった。
昨日のことを聞いてくるw
主人公よりテンション高いなww

「あ!山本くんじゃない?山本くん、おはよう!」

「‥ども」

ちょっと戸惑い気味に頭をさげる山本くん。

「おはよう」

「おう‥」

主人公は山本くんを見て、寝る前にもメールをくれたけど、次に会う約束とかしてくれないのかな‥?とついつい思ってしまう。
自分で誘えw
たった数日でなんか欲が出て来たな。
人見知りしないマキちゃんはすっかり山本くんと打ち解けている。
今ここで、次のデートの話をするのは気が引ける‥
マキちゃん‥‥2日目あたりが信じられんなw
山本くんが降りる駅につきバイバイして、学校に着いてから山本くんにメール。
昨日ずっと一緒にいたせいか話し足りてないみたい。
ここでも次のデート誘ってくれないな‥とか言ってるんですが、恋したらそんな頻繁にデートしたがるもんか?
学校あるし、そういうのは次の週末あたりにするので十分だと思うんだが。
毎日男ばっかだと心臓もたないし、疲れる。←

「そういえば、目標は?達成したの?」

昼休みにその話題になり、違和感があったから結局今までどおりってことになったっていうと、それが二人のスタイルならそれでいいんじゃないって沙織ちゃん‥‥前々から思ってたけど、沙織ちゃんの彼氏の話とかないの??

「うん。私もそう思ったんだ。でもね‥、次に会う約束が、ないんだよね‥」

ちょっと引っかかってる不安をみんなに聞いてもらうことに。

「メールもしてるし、朝も会ったけど‥次はいつ会おうとか、何も言ってくれなくて‥」

「甘えすぎ」

「え?」

「気になるなら自分から伝えなよ」

「そうだよ。次は?って聞けばいいじゃん」

「待ってるだけじゃダメ‥ってことだよね」

「100パー受け身でどうすんの?」

ねーw

「そ、そっか‥、そうだよね‥」

沙織ちゃんに言われて、目が覚めたような気がする。
さっそくメールでモトクロスを見てみたいというと、数日後、山本くんが練習してるモトクロス場にやってきた。
練習を見に行きたいと言った主人公を喜んで連れて来てくれたらしい。

(みんなの言うとおり、自分から伝えてよかった‥)

「今から走るから‥見てて」

「うん!」

モトクロス用のウェアを身を包んだ山本くんはすごく男っぽくてかっこいい。
コースに入っていく山本くんを見送り、ドキドキしながらスタートを待った。

「うわ~‥」

起状のあるオフロードコースを数台のバイクがすごいスピードで走ってきた。
もわもわと土煙が舞い上がり、場内に薄い膜がかかったみたい。
その中に山本くんのバイクを見つけ、練習とは思えないほどの迫力に思わず目を見張ってしまう。

「わ‥、跳んだ!!」

大きなコブに差し掛かった山本くんのバイクがそのまま高くジャンプ。
見惚れている間もないくらい、すぐに土の上に下りて走り抜けて行った。

(す、すごい‥。山本くん、かっこよすぎる‥)

無意識にぎゅっと手を握りしめてるくらい圧倒されて、興奮と感動でぼうっとしていると山本くんが戻ってくる。

「‥○○?」

「あ、お、おかえり‥」

コースを一周しただけなのに、ウェアは泥だらけになっていたけど、そこがまたかっこいい‥とべた褒めの主人公w

「すごいね!めちゃくちゃかっこよかった!!」

「‥‥サンキュ」

恥ずかしそうに、嬉しそうに笑う山本くん。
通常のときの立ち絵と笑うときの立ち絵って雰囲気すらもコロッと変わるなあw
ほわほわw←
今日は後10周はしようと思ってるって戻っていくんだけど、‥途中で出てくるヘルメットかぶったときの山本くんの立ち絵、これ意味あるのか!?
写メ撮ってないから載せれないけど、表情完璧見えないぞww
山本くんを再び見送ってると、突然後ろから声をかけられた。

「もしかしてアンタ、○○、○○‥?」

Kaleidoscope-101110_1204~01.jpg

あ、山本くんの紹介のときに出てた人だw
この茶色いところ‥は、どうなってるんだ?
そして宍戸と聞いて、テニプリの宍戸を思い出すのは自分が元テニス部員だからなのだろうかww

「颯太、カッケーよなー」

やけになれなれしいので身構える。

「オレ、颯太の幼馴染で親友。名前は宍戸靖史。やっちゃんって呼んでくれ!」

「や、やっちゃん‥?」

「そ、やっちゃん!ヨロシク!!」

靖史もとい、やっちゃんは主人公のことを山本くんから全部聞いてるみたい。

「颯太って見た目ちょっと怖ぇだろ?だから勘違いされやすいんだけどよ、すげー優しい男だぜ?男気もあるしな!アンタいい男選んだよ!俺が保証する!」

「優しいよね、山本くん。私もそう思う」

山本くんの褒め言葉を聞いたせいもあるのか、あっという間に打ち解けた。
山本くんの練習が終わって更衣室に向かう途中、やっちゃんがいつも勝手に見て勝手に帰るからって山本くんに会わないで帰るって。

「じゃあな!颯太によろしく!」

ラジャー!!!(`・ω・´)ゞ

そうして更衣室のドアに手をかけた。
!?ノックなしー!!?と思ったら、生着替え中でしたww
山本くんは別にいいっていうけど、主人公の鼓動はいきなり最高潮w
なんでノックしなかったんだよww
慌てて更衣室を出ようとすると、もう着替えが終わるからってさっさと着替えて中にいることを許してくれた。
沈黙になりかけたので、練習お疲れ様っていうことを言ったら、ヤスと見てたみたいだなって。

「ヤス?あ、やっちゃんのこと?」

あれ、みんなにやっちゃんって呼ばれてるからやっちゃん呼びにしてくれって言ったんじゃないの?w

「‥やっちゃん?」

主人公がそういうと、山本くんの顔が一瞬のうちに険しくなった。

「え?あ、うん、そう呼んでくれって言われ‥っ!?」

そう言いかけたとき、突然キスぶっかましてきやがったー!!!!!!??
あ、え?なんぞ!?

「‥‥ゴメン」

いつ唇が離れたのかもわからないくらい、主人公は動揺していた。
オレもだよ!!
何事!?
え、あ‥ヤキモチ焼いたってこと!?
にしてもヤキモチ妬いてキスするまでの間が短いだろww
その後、モトクロスのコーチが来て、ミーティングが始まるって。
来る前からあるって知ってて、帰りは送ってやれないってことは聞いてたから、頷くしかできなかったけど‥‥キスされた主人公はもうほけら~w
それと同時に、山本くんのこと、私全然何も知らないんだなってことに改めて気づかされた。
選択肢

未来を信じてもいい?
言いかけたことを伝えたくて












未来くんの会社は、渋谷と代官山の中間くらいの場所にある。
もともと住居用だったマンションの一室を改装したそうだが、会社には未来くんしかいない。

「〇〇ちゃん。コーヒーと紅茶どっちがいい?」

「じゃ、じゃあ紅茶を‥」

「そっか。茶葉は‥‥今日はセイロンにしよっと」

茶葉ってダージリンとか種類がいっぱいあるよね‥
一度でいいから茶葉によってどれだけ味が変わるのか飲み比べしてみたい。
未来くんと二人きりになるのは、詐欺師と知ってからは初めてで‥‥対応に困る主人公。
紅茶が出来たのと同時に取材を始める。
取材中は仕事モードに入るから大丈夫なんだけど‥‥それが未来くんには他人行儀に思えたらしく‥

「そ、そんなことないよ」

「今は二人っきりだし‥‥この前の続き、したくなっちゃったとか?」

そっと腕を掴まれる。
どうしていいのか分からなくて、思わずその手を払ってしまった。

「あっ‥‥ご、ごめん」

未来くんは困ったように笑った。

「‥‥ねぇ、〇〇ちゃん。本物に聞きたいことは何?」

「えっ‥」

「あるんでしょ?言いたくても言ってないこと‥‥って言っても、なんとなく想像はついてるんだけどね」

「その‥‥やっぱり、詐欺はよくないと思う‥」

ちょっ言い方!!!
途端、未来くんは悲しそうに顔を歪めた。

「ご、ごめん。私そうじゃなくて‥‥」

「〇〇ちゃんも、そんなこと言うんだね。結局、みんな同じか」

「え‥‥?」

「もう帰っていいよ」

未来くんは立ち上がると、そのまま出て行ってしまった。

「‥‥人の話、最後まで聞いてよ‥‥」

呟きは、しんと静まりかえった部屋の中にぽつんと取り残された。

「ああ、私のバカ!」

バッグを持って立ち上がると、未来くんを追って事務所を後にした。

(未来くん‥‥どこにいるんだろう。そういえば未来くんが普段行く場所なんて、全然知らないんだよね)

「そこのお嬢さん」

「え‥っ」

手相と書かれた燈籠のかたわらに座る占い師が手招きをしていた。
近付くと、探し物をしてるんなら5月に聞くといいって‥‥‥皐月さんのことか?w
主人公もそうひらめいた。

「捜し物について迷いがあるなら、思うがままに決めればよい。信じることが大切じゃ」

(信じること‥かあ)

占い師はすいって手を出した。

「というわけで、五千円」

「えっ高い!」

声かけたのそっちで、一言二言言っただけで五千円はぼったくりやろーっ!!!(((( ;°Д°))))
交渉の末三千円にまけてもらったものの、なんだか釈然としないままカジノへ向かった。
ですよね。
カジノについて、さっそく皐月さんに未来くんの居場所に心当たりがないか聞いてみる。
傷付けてしまって‥というと、未来のことですから今頃遊んでいると思いますって。

「でも、今から遊びに行くって感じじゃなかったですよ!?」

「いえ、冗談ではなくて本当にそうだと思いますよ。彼はこういうとき、子供たちと遊んでますから」

皐月さんは万年筆を取り出すと、紙に何かを書いて渡してくれた。

「多分、ここにいますよ」

もらった紙を見ると、住所が書いてある。
皐月さんに、三流の詐欺師は信じられないかもしれませんが、一流の詐欺師は信じるに値すると思うと言われた。
未来は人を不幸にしようとして騙すわけではないし、ましてやそんなことしてたら絶対に止めに入るって。

「とはいえ、私たちも最初はずいぶん悩んだんですけどね」

皐月さんが優しく微笑む。

(そっか、皐月さんたちも同じように悩んだことがあったんだ‥‥)

そう思うだけで、ずいぶん気持ちが楽になった。

「多分、未来はあなたのことを待っていると思いますよ」

「‥‥え?」

「だって出て行ったんでしょう?」

「はい‥?」

「未来はそんな簡単に、他人に弱いところを見せないんですよ。私たちですら、そんなところを見るのは珍しいですからね」

万年筆を胸ポケットにしまうと、皐月さんは微笑んで主人公を送り出してくれた。


皐月さんが教えてれた住所にいくと、『しおかぜ園』という名前の児童施設があった。
建物の前に立ってると、中から優しそうな笑顔を浮かべた男性が出てきた。
立ち絵ありw
人を探しててというと、その園長、もとい奥寺さんは皐月さんから主人公のことを聞いていて、未来くんは子供たちと戯れているって。
ボランティアで。

「あの、未来くんはいつからボランティアをしてるんですか?」

「そうですね。小さい頃、彼はほとんど家で一人だったでしょう?ですから、よく遊びに来ていたんです」

初めて会ったときは未来くんが小学1年生の時くらいだったらしい。
施設の友達に連れられて来たんだって。
その頃の写真を見せてくれたんだけど‥‥

(うっ‥‥!か、可愛い‥!外国の男の子みたい!)

「スイスから戻って以来、たまに遊びに来ては子供たちと遊んでくれるんですよ」

未来くんは本当にいい子で、この施設は寄付金で成り立っているんだけど、未来くんが戻ってきてから匿名の方から定期的に寄付金が入るようになったらしい。
未来くんだな。
もしくは皐月さんとか。
主人公は勝手に詐欺師=お金に貪欲っていうイメージを持って、未来くんのことをちゃんと知らなかったんだなと思った。
気付くともう夕方。
未来くんをどこで待つかって話を奥寺さんと話してたら、子供が息を弾ませながら奥寺さんの足に巻き付いてきた。
ヒーローごっこをしてたんだって。

(そっか、よく未来くんがヒーローって言葉を使うのは、こういうことかあ)

そのとき、視線を感じて顔を上げると、未来くんが顔を真っ赤にしてこちらを見ていた。

「なっ‥‥なんで、ここに〇〇ちゃんがいるの!?」

はっはは~なんでだと思う?

「さっ皐月さんでしょ!〇〇ちゃんに教えたのっ!」

正解!!!o(≧∀≦)o
今までにないくらい慌ててる未来くんに思わず可愛いというと、矛先は園長にまでw
昔話をしてたっていう園長のエプロンにうさちゃんがついとる!!!!!エエェェェ(●'Д'●)ェェェエエ!!!

「なにを話したの‥?」

奥寺さんと顔を見合わせる。

「それは秘密だよ」

「なーに、もしかして未来の好きなオンナなの!?」

「こらこら、オンナなんて言葉使いは女性に嫌われますよ。女性と言いかえてみましょうね」

「じゃー好きな女性!?」

「みらいー、もうちゅーはした?」

今時のマセガキは‥w

「どうだと思う?」

「未来くんっそこは否定してよっ」

(あ。なんだか、いつもみたいに返せてるかも‥‥)

未来くんもそう気付いたのか、ほっとしたように笑った。

「突然飛び出しちゃったりして、ごめんね」

「ううん、私こそごめんなさい」

主人公たちは目を合わせて微笑みあった。
しおかぜ園からタクシーで戻る途中、どうして今日わざわざあそこに来たの?というところで選択肢。

傷付けたことを謝りたくて
言いかけたことを伝えたくて
なんとなく

一番下はなしとして、上の二つで悩んで順番に内容を確かめたんですね。
時間が時間だったせいなのか、内容を深く考えずに真ん中を選んで終わらせちゃって‥(内容を確かめた意味がない)
よくよく考えた後、一番上が最善だったというか‥っ!!!
しかも、一番上の内容だけメモったくせに、真ん中のやつは内容をさら~っと読みして終わらせたという意味不明な行動!!
それほどまでに眠かったのか私‥
とりあえず、続きをどぞ。
真ん中はただ未来くんが詐欺師だって聞いて未来くんのことが分からなくなった~的な内容で、一番上は、ばれちゃった人たちはみんな主人公と同じようなこと言ってくるからって話に。

「皐月さんたちも?」

「そ。皐月さんたちのほうが、〇〇ちゃんより強烈なこと言ってきたけどね。だから慣れてるんだ」

「慣れないよ。慣れてないから、今日あんな顔したんでしょ?」

「‥‥そうなのかな。自分じゃよくわからないけど」

「未来くん、意外に鈍感」

「初めてそんなこと言われた」

「他人のことのほうが、よくわかるんじゃない?自分の気持ちに鈍感なのね」

「ふふっ。〇〇ちゃんて、ホント面白い‥‥」

「未来くん?」

ここで寝顔スチル発動ー!!!!!!
話の途中で寝るとか器用!!ってのはおいといて!!!
プリチーッww

『約束。しばらくの間でいいから僕を見ていて』

「‥‥ちゃんと、約束守るよ」

彼には聞こえていなかったと思う。
でもそれでよかった。
きっともう、未来くんは私の気持ちを感じ取ってくれているだろうから。
そして次回予告なんですけど‥‥果てしなく意味不明です。
これまでにないくらい。
風子ちゃんが何やら困った感じなんだけど‥‥‥‥え、三流の詐欺にあったとか、未来に惚れたとか‥‥そういうことしか考えられない私の脳内はおかしいですか。

選択肢


お弁当やお菓子

目標達成に挑戦














昼休み、いつものようにみんなとおしゃべり。

昨日のことを話すと、自分から手を握るなんて大胆!ってマキちゃんに驚かれた。

実行したのは主人公だが、提案したのあーただよっw


「で、早速次の約束してきたってわけ」


「う、うん。週末に三浦までツーリングに行くことになった」


「ツーリング!?なんかカッコいいー!」


「バイクなんて危なくない?大丈夫?」


「うーん、乗ったことないからわからないけど。山本くん、モトクロスやってるし、大丈夫だと思う!」


「よーし!じゃあ、今日は初デートの作戦会議だ!」


何かしらあるたびにこうやって作戦会議するのかなw


「やっぱ二人乗りしたら、ぎゅーーーーって抱きつかなきゃね!」


「い、いきなりぎゅーーーーってのは‥」


「当然でしょ。じゃなきゃ初心者は振り落とされるよ」


そう言うのは、例の大学生との影響からですかい?w

てか三浦ってどこよ?何県設定?(知るか)

どうやら海やら公園があるみたい。

だからバトミントンとかフリスビーとか楽しそう!っていうものの‥‥相手男だぞw

体力無限大だぞww

ってことで、お弁当やお菓子をもって二人で海でも眺めながら食べようかなというと、そのお弁当は当然、手作りだよね?と突っ込まれた‥。

冷凍食品とかNGだよね‥こういう場合って‥‥入れるのは決まって玉子焼き、ウインナーとかだろうけど、あとは何入れるんだ?w

主人公もそういうの憧れてて、頑張ってみようかなって。


「で、初デートの目標は?」


「え?また目標を決めるのー?」


「たぶんマキが既に考えてる」


「その通り!次の目標は‥、ズバリ!下の名前で呼び合うこと!!」


お~、初デートに相応しい目標ですなw


「うわ‥意外と恥ずかしいかも‥」


「自分から手を握ったやつがびびるなー!」


「びびるなー」


「なんか、カップルって感じでいいね」


「なっちゃん‥‥」


まっすぐな目でなっちゃんに言われ、頑張ってみようかなと思いかけたそのとき‥‥愛しのダーリンからメールがw

日曜日10時に迎えに来るって。

その日の作戦会議も、マキちゃんの羨ましがる絶叫で幕を閉じたw

そして約束の日曜日。

バイクで登場の山本くんに、思わず見惚れた。

似合うんだろうなあw

ヘルメットを渡されるんだけど、緊張のせいもあってうまくはめれない‥「


「大きすぎたか?」


「あ、ううん。そうじゃなくて‥」


見かねた山本くんがグローブを外した。


「貸してみ?」


代わりにつけてくれるんだけど‥‥顔が近い!!!


「ちょっと上向いて‥」


言われたとおり上を向くと、少しかがんだ山本くんの顔が目の前にw


(う、うわ‥ち、近い‥!)


そう思った瞬間、山本くんと目が合ってしまった。


「‥!」


あはははははは!!!!!(≧▽≦)

はっとしたように動きがぎこちなくなる山本くんに私のハートがきゅんきゅんと叫ぶぜw


「こ、これで‥大丈夫だ‥」


「う、うん‥、ありがと‥」


少し焦ったように山本くんはバイクにまたがった。


「‥乗って?‥そこに左足かけて」


「え?あ‥ここ?」


「ああ・それで左足で地面を蹴れば上がれる」


言われたとおりにやろうとしたら、山本くんがぐっと引き上げてくれて、ふわっと身体が浮いた。

そのままストンと山本くんの後ろにまたがる。

・・・・主人公、スカートじゃ、ないよね‥?

目の前に山本君の背中が‥


「しっかりつかまって‥」


そう言われたものの、やっぱり背中に抱きつくのは恥ずかしいのでシートの後部にある取ってにつかまった。

振り落とされるぞww

思った通りに出発のすごい反動が来て取ってから手が離れてしまった。

思わず山本くんの背中にしがみついてしまうww

よしよしw


(わっ!ど、どうしよう!?)


思いがけずガッツリと抱きつく形になってしまい、慌てて離れようとした。

でも、回した手をぐっと押さえられた。


「‥そのままでいい。しっかりつかまってて」


「‥う、うん」


バイクは走り出してるし、もう手を離せない‥

沙織ちゃんの言ってた通り、こうしてないと本当に振り落とされそう。


(で、でも、この状態も‥ドキドキしすぎて逆に危ないよ!)


ですよねーw


「‥右‥身体‥して」


「え?」


カーブに差し掛かったとき、山本くんが何か話して来た。

でもエンジンと風の切る音でよく聞こえない。


「なに?今なんて言ったの!?」


主人公は身体を少し伸ばし、山本くんの耳元に口を寄せて聞き返した。

瞬時に山本くんの首が真っ赤に‥‥あららー山本くんも耳弱い感じですか?w

照れる=バイクのスピードに繋がって、スピードが突如上がるw

人の気も知らないで!とか思ってんのかなー、それとも今のはキター!かな、どっちかなw←

バイクの振動にようやく慣れた頃、目的地に着いた。


「気持ちのいい公園だね」


『ソレイユの丘』という海を望む公園は、南仏をイメージしたステキな場所だった。

果てしなく花畑だねw


「バイク‥大丈夫だった?」


「最初はちょっと怖かったけど、だんだん慣れてきて風が気持ちよかった」


「‥よかった」


山本くんはほっとしたように微笑むと、さりげなく手を繋いでくれた。


「そ、そういえばさっきなんていったの?」


「ん?ああ、右に身体を倒して‥って言った‥」


「身体を‥?」


「カーブのとき、車体と同じ方向に身体を傾けた方が安定する」


あー確かにw

いきなり曲がるとぐわんってなる。

でも主人公は自然とそうしてたみたいで、スジがいいかもなって。

初心者は車体が傾くのを怖がって反対側に身を起こそうとする人が多いらしい。

そんなん、車で逆走するよか怖くないよw

片方だけいっじょーに渋滞になってたら、うちのお父さん逆走して渋滞を回避するから‥あ、もちろん対向車がいないときだけね!

そろそろお昼にしようってことでお弁当作ってきたと言ったら、ものすごく嬉しがってくれる山本くんw

さあて、ここは腕の見せどころだあ!って思ってたら、それ以前にバイクの振動でお弁当がぐっちゃ~ってなってた!

お、おにぎりの形が‥っ!

これは恥ずかしい!!

と思ったら、山本くん、気にも止めないでおいしいって食べてくれたーww

なんてこったwめちゃくちゃ株が上がるぞこれ!

朝早めに起きて頑張った甲斐があったね‥w

ほのぼのとしてきたところで、目標の話を思い出した。

名前呼びのあれですねw

でもいきなり呼ぶのは‥ね‥‥


「あ、あのね、山本くん‥」


「ん?‥なに?」


「え?あ、う、ううん‥」


名前呼びを提案しようとしたんだけど、目が合ったら言いにくくなってしまった。


「‥‥」


うつむいてしまった主人公に、山本くんは困ったように黙る。

でも、しばらくして‥


「‥下の名前で‥呼んでもいいか?」


以心伝心だー!!!(*´艸`)

思わず驚くと、焦ったようにいきなりで困るよなと謝るやまもっちゃん。←


「あ、違うの。私も、その‥そうしたらいいなーって思ってて、だから、驚いて‥」


「本当に‥?」


あぁあぁああぁあ!!!!!!!背中がなんだかむずむずする!!!(〃∇〃)w


「う、うん‥。でも、照れるっていうか、なんか言い出しにくいなって思ってて‥」


「‥ああ、確かに‥照れるな‥」


「‥だよね」


顔を見合わせて照れ笑い。


「練習とか‥やってみる‥?」


「練習?‥‥そ、そうだな‥」


二人で名前を呼び合うという妙な練習が始まった。


「じゃあ‥、‥‥○○」


主人公の名前を口にすると、カーッと顔を真っ赤にするやまもっちゃんに果てしなくダイブしたいですw


「あ‥、じゃ、じゃあ私も‥。そ、颯太‥」


恥ずかしくてこっちまで照れてきたw


「‥○○」


「‥颯太」


何度かお互いの名前を呼び合った。

かんっぺき二人の世界ですなww


「な、なんか変なの‥」


「だ、だな‥」


結局、しばらくは無理することなく苗字のままでいようってことに。

名前を呼ぶたんびに照れてたんじゃ、マキちゃんから何かが飛んできそうだしねw

その後公園をゆっくり散策したあと、近くの灯台にきた。

すごく綺麗な夕日が見れて、ふいに山本くんの方を見たら山本くんもこっちを見てて‥

し、視線が外せない、だと‥?


(‥なんか、す、すごく、緊張してきたかも‥)


え?ま、まだ4日目ですよね!?

というか初彼氏で、また付き合い始めて一週間も経ってないですよね!!?

見詰め合ったまま、このままキス!?って主人公の緊張がピークに達しそうなとき、山本くんの唇がかすかに動いた。

To Be Concinued

えぇえええぇええ!!!!!!!!!!!??∑(-x-;)