選択肢
ほしい
よろしくと握手を求める
「え~、皆さん、本日は新たな学年のスタートの日です」
始業式が始まった。
全校生徒が体育館に集合しているんだけど、男女はやっぱ別々w
校長の先生の話が長くて、いつものメンバーで雑談。
「男子と合同の貴重なイベントなんだから、もっとこう楽しい感じにしてほしいよね」
始業式に楽しいもくそもあるかww
「男子が一緒だと暑苦しいだけじゃない?」
おいおい!彼氏持ちがいうことじゃないよ沙織ちん!!
「それがまたいいじゃん。普段は味わえない暑苦しさって感じ?」
「うーん、わかるような、わからないような‥」
それは分かりたくないよw
そう言いながら、何気なく男子の方を見ると藤森くんと目が合ったww
「ねえ、今の藤森くんじゃない?」
「えっ?」
「○○のこと見てなかった?」
「み、見てないよー」
確かに一瞬目が合ったけど、単なる偶然だよねと思う主人公。
「見てたね、確実に。それも意味ありげにね」
そう言って沙織ちゃんに思わずドキドキする主人公。
沙織ちゃん、きれいな顔立ちしてるよねーw
「では皆さん、充実した一年を!」
おしゃべりしている間に、校長先生の挨拶が終わった。
「長かったー‥」
「今日はこのまま帰りたいよね」
「ホント。初日からいきなり授業だなんてね‥」
普通、次の日からだと思うんだけど‥あれ?どうだったっけ??
文句を言いながら教師うに戻る途中。
「皆さん、お疲れさまで~す!!」
バスケ部の内田くんがいきなり目の前に現れた。
やたらテンションが高いうっちーに引き気味のみんなw
「なに?あたしたちに何か用?」
強気のマキちゃんがボディガードするように一歩前に出た。
「‥怖ッ。てか、用があるのは○○さんになんだけど」
「え?私?」
「あのさ、昼休みに体育館裏に行ってやってくれないかな?」
「‥え?」
うっちーは少しだけ顔を寄せると、こそこそと主人公にささやいた。
「藤森が待ってる」
「藤森くん‥が‥?」
「藤森くんが○○に何の用なの?」
「うわっ、き、聞いてるし!」
「ていうか筒抜けなんだけど」
「と、とにかく行ってやって欲しい。じゃ!」
「あ!ちょっと待って!」
「行っちゃったね‥」
「何なんだろう‥?」
体育館裏とか、リンチか告白かの両極端しかないだろw
みんな察して、主人公をおいて盛り上がる。
本当に告白されちゃったらどうしよう!?というと、「そんなの簡単。付き合っちゃえばいいんだよ」って‥‥あの、まあそういうゲームだからしょうがないけどさ、相手のことあんまよく知らないうちに付き合うと、ややこしいことになること多数だよ‥実際;;
「そうだよね‥。話したこともない、”好き以前”の人だもんね‥」
「両想いから始まるカップルなんて、実は少ないんじゃない?始まりは、どちらかの想いが強くて当たり前だと思うけどな」
・・・あー‥そういわれると確かに‥
最初は軽い気持ちでも、それから好きになったーとかあるもんね。
んで、昼休みに体育館裏へ緊張しながら行くと、同じく緊張した藤森くんがいた。
「‥!!」
目が合った瞬間、姿勢を正す藤森くん。
なんだこいつww←
「あ、あの、内田くんに言われて‥」
「あ、ああ‥」
足が固まってしまった主人公の元にロボットような動きで近づいてくる。
ロボットww
「き、来てくれて‥ありがと‥」
「あ‥、う、ううん‥」
主人公は緊張しながらも藤森くんの足が大きいとか背が高いとか胸も肩幅も広いとか‥‥おっまえ、なんでそんなとこ見られる余裕があるんだww
(藤森くんて、こんなに背が高かったんだ‥)
その時、スチル登場‥‥なんだけど、背景が果てしなく適当です!これ、立ち絵が出てくるときの、体育館裏の背景と同じですよね!?
「あの、ず、ずっと‥、す、す、好きだったんだけど‥!」
主人公、別世界へカキーンッ★
「よかったら、オ、俺と‥つ、付き合って欲しい‥」
いいともー!!!!w←
「あ、いや!ま、まずは友達からか!?」
藤森くんの顔は、今にも火を噴きそうなほど真っ赤。
大きな身体なのに、すごく不安そうに方をすぼめて‥。
なんて純粋なんだろうwこんないけめそなら主人公じゃなくとも他にいっぱい付き合ってくれる女子がいるだろうにww
(きっと、すごい勇気を振り絞って告白してくれたんだ‥)
この主人公に、そこまでの魅力はないように思うんだけどなあ‥←
主人公は、そう思うともう少し藤森くんのことが知りたい気持ちになった。
「‥友達からで‥いいから‥」
「‥う、うん」
主人公は小さく頷いた。
友達からなら、少しずつお互いのことを知っていけばいい。
そう思えたから‥
「‥‥」
藤森くんは、直立不動のままポカンとしている。
あはははは‥‥w(笑いを堪えています)
「よ、よろしく!」
「あ、う、うん‥、こちらこそ‥」
握手を求めたけど、照れているのか握手してくれなかった。
!?あれ、選択肢間違えた!!?
ここで通信‥ほわちゃぁああぁああ!!!!!!!!!!!!
「‥す、すげー!やった!マジすげー!!」
藤森くんがその場で飛び上がるほど、喜んでくれた。
「す、すごいジャンプ力‥」
「さすが湘南第一高校バスケ部だ!!」
「え?」
「やったな、藤森!」
「お、お前ら‥」
ちょっうっちーと清水くん‥覗き見してんなよっ!!!
「○○ごめん!私たちもいまーす!!」
ちょ‥っちょ何、これ公開処刑!?
「ごめんね。何だか心配で‥」
「頑張ったね、○○」
「ったく、どいつもこいつも‥!」
馬に蹴られちゃえww←
「いいじゃねーか。幸せのお裾分けしてくれよ~」
「とうとう藤森にも彼女が出来たか!」
(か、彼女って‥私のこと‥?)
「うわ~、彼女だって‥いい響きだなあ~」
こういうのって、本当に友達から始める場合と、恋人として始める場合と‥‥どちらを受け取るかによってなんか‥ややこしいことにならないか?
「あー、俺も彼女ほしー!くそぉ、うらやましいぞ!」
うっちーってマキちゃんとこれから親睦度を上げていくんだよね。公式でマキとやたら気が合うって書いてたし。
「ま、まずは友達からだ‥、な‥?」
「え?あ、う、うん‥」
突然振り向いた藤森くんにドキッとしてしまった。
「あ~、なんか今のいいな!彼氏と彼女って感じ~!」
ど こ が だ よ っ ! w
みんなにひやかされていると、昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴った。
わかれる直前、藤森くんにメルアドの書いた紙を渡される。
みんなと女子校舎へ戻る途中、携帯に登録するんだけど‥‥
『俺は一番ビバ!藤森』っていうアドレスに爆笑したww
ビバw死語ですよww
何年前の言葉だw
本当に馬鹿キャラなのねw