選択肢


ほしい

よろしくと握手を求める
















「え~、皆さん、本日は新たな学年のスタートの日です」


始業式が始まった。

全校生徒が体育館に集合しているんだけど、男女はやっぱ別々w

校長の先生の話が長くて、いつものメンバーで雑談。


「男子と合同の貴重なイベントなんだから、もっとこう楽しい感じにしてほしいよね」


始業式に楽しいもくそもあるかww


「男子が一緒だと暑苦しいだけじゃない?」


おいおい!彼氏持ちがいうことじゃないよ沙織ちん!!


「それがまたいいじゃん。普段は味わえない暑苦しさって感じ?」


「うーん、わかるような、わからないような‥」


それは分かりたくないよw

そう言いながら、何気なく男子の方を見ると藤森くんと目が合ったww


「ねえ、今の藤森くんじゃない?」


「えっ?」


「○○のこと見てなかった?」


「み、見てないよー」


確かに一瞬目が合ったけど、単なる偶然だよねと思う主人公。


「見てたね、確実に。それも意味ありげにね」


そう言って沙織ちゃんに思わずドキドキする主人公。

沙織ちゃん、きれいな顔立ちしてるよねーw


「では皆さん、充実した一年を!」


おしゃべりしている間に、校長先生の挨拶が終わった。


「長かったー‥」


「今日はこのまま帰りたいよね」


「ホント。初日からいきなり授業だなんてね‥」


普通、次の日からだと思うんだけど‥あれ?どうだったっけ??

文句を言いながら教師うに戻る途中。


「皆さん、お疲れさまで~す!!」


バスケ部の内田くんがいきなり目の前に現れた。

やたらテンションが高いうっちーに引き気味のみんなw


「なに?あたしたちに何か用?」


強気のマキちゃんがボディガードするように一歩前に出た。


「‥怖ッ。てか、用があるのは○○さんになんだけど」


「え?私?」


「あのさ、昼休みに体育館裏に行ってやってくれないかな?」


「‥え?」


うっちーは少しだけ顔を寄せると、こそこそと主人公にささやいた。


「藤森が待ってる」


「藤森くん‥が‥?」


「藤森くんが○○に何の用なの?」


「うわっ、き、聞いてるし!」


「ていうか筒抜けなんだけど」


「と、とにかく行ってやって欲しい。じゃ!」


「あ!ちょっと待って!」


「行っちゃったね‥」


「何なんだろう‥?」


体育館裏とか、リンチ告白かの両極端しかないだろw

みんな察して、主人公をおいて盛り上がる。

本当に告白されちゃったらどうしよう!?というと、「そんなの簡単。付き合っちゃえばいいんだよ」って‥‥あの、まあそういうゲームだからしょうがないけどさ、相手のことあんまよく知らないうちに付き合うと、ややこしいことになること多数だよ‥実際;;


「そうだよね‥。話したこともない、”好き以前”の人だもんね‥」


「両想いから始まるカップルなんて、実は少ないんじゃない?始まりは、どちらかの想いが強くて当たり前だと思うけどな」


・・・あー‥そういわれると確かに‥

最初は軽い気持ちでも、それから好きになったーとかあるもんね。

んで、昼休みに体育館裏へ緊張しながら行くと、同じく緊張した藤森くんがいた。


「‥!!」


目が合った瞬間、姿勢を正す藤森くん。

なんだこいつww←


「あ、あの、内田くんに言われて‥」


「あ、ああ‥」


足が固まってしまった主人公の元にロボットような動きで近づいてくる。

ロボットww


「き、来てくれて‥ありがと‥」


「あ‥、う、ううん‥」


主人公は緊張しながらも藤森くんの足が大きいとか背が高いとか胸も肩幅も広いとか‥‥おっまえ、なんでそんなとこ見られる余裕があるんだww


(藤森くんて、こんなに背が高かったんだ‥)


その時、スチル登場‥‥なんだけど、背景が果てしなく適当です!これ、立ち絵が出てくるときの、体育館裏の背景と同じですよね!?


「あの、ず、ずっと‥、す、す、好きだったんだけど‥!」


主人公、別世界へカキーンッ★


「よかったら、オ、俺と‥つ、付き合って欲しい‥」


いいともー!!!!w←


「あ、いや!ま、まずは友達からか!?」


藤森くんの顔は、今にも火を噴きそうなほど真っ赤。

大きな身体なのに、すごく不安そうに方をすぼめて‥。

なんて純粋なんだろうwこんないけめそなら主人公じゃなくとも他にいっぱい付き合ってくれる女子がいるだろうにww


(きっと、すごい勇気を振り絞って告白してくれたんだ‥)


この主人公に、そこまでの魅力はないように思うんだけどなあ‥←

主人公は、そう思うともう少し藤森くんのことが知りたい気持ちになった。


「‥友達からで‥いいから‥」


「‥う、うん」


主人公は小さく頷いた。

友達からなら、少しずつお互いのことを知っていけばいい。

そう思えたから‥


「‥‥」


藤森くんは、直立不動のままポカンとしている。

あはははは‥‥w(笑いを堪えています)


「よ、よろしく!」


「あ、う、うん‥、こちらこそ‥」


握手を求めたけど、照れているのか握手してくれなかった。

!?あれ、選択肢間違えた!!?

ここで通信‥ほわちゃぁああぁああ!!!!!!!!!!!!


「‥す、すげー!やった!マジすげー!!」


藤森くんがその場で飛び上がるほど、喜んでくれた。


「す、すごいジャンプ力‥」


「さすが湘南第一高校バスケ部だ!!」


「え?」


「やったな、藤森!」


「お、お前ら‥」


ちょっうっちーと清水くん‥覗き見してんなよっ!!!


「○○ごめん!私たちもいまーす!!」


ちょ‥っちょ何、これ公開処刑!?


「ごめんね。何だか心配で‥」


「頑張ったね、○○」


「ったく、どいつもこいつも‥!」


馬に蹴られちゃえww←


「いいじゃねーか。幸せのお裾分けしてくれよ~」


「とうとう藤森にも彼女が出来たか!」


(か、彼女って‥私のこと‥?)


「うわ~、彼女だって‥いい響きだなあ~」


こういうのって、本当に友達から始める場合と、恋人として始める場合と‥‥どちらを受け取るかによってなんか‥ややこしいことにならないか?


「あー、俺も彼女ほしー!くそぉ、うらやましいぞ!」


うっちーってマキちゃんとこれから親睦度を上げていくんだよね。公式でマキとやたら気が合うって書いてたし。


「ま、まずは友達からだ‥、な‥?」


「え?あ、う、うん‥」


突然振り向いた藤森くんにドキッとしてしまった。


「あ~、なんか今のいいな!彼氏と彼女って感じ~!」


ど こ が だ よ っ ! w

みんなにひやかされていると、昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴った。

わかれる直前、藤森くんにメルアドの書いた紙を渡される。

みんなと女子校舎へ戻る途中、携帯に登録するんだけど‥‥

『俺は一番ビバ!藤森』っていうアドレスに爆笑したww

ビバw死語ですよww

何年前の言葉だw

本当に馬鹿キャラなのねw



都心のマンションに住む

一緒に居て欲しいと言う













事務所に脅迫状が届き、夜道で主人公が襲われてから一週間後。

主人公は弟のまーくんと一緒に朝食を取っていた。

どうやら山田さんの言うとおり、休みを取ってくれたみたい。

でも。


「‥‥あ、また来たみたい」


インターホンが鳴り、まーくんは立ち上がって窓の傍へ行くと、カーテンの隙間から外をのぞいてため息をつく。


「‥やっぱりそうだよ。昨日より数は減ったけど‥テレビカメラもあるみたい」


!?

なんでも事件のことをかぎつけたマスコミが、主人公の家に押しかけるようになっているらしい。

まーくんはそれで学校には行けないし、親も事務所の人が仕事場まで送り迎えしている様子。

テレビをつけると、主人公が襲われた現場に取材記者が駆けつけてリポーターが解説している。

主人公‥‥そんなに有名な女優になったのかw

いまいち売れてない芸能人なら、雑誌の一部には乗っても、こんなテレビで騒がれたりしないよね。

その風景を見て、襲われたときの恐怖心がよみがえってくる。

飲み物をこぼしちゃって、まーくんがフォロー。


「‥‥家にいるときは、僕がお姉ちゃんを守るから」


まーくん!!!(´□`。)

家族がなにかと忙しくて、家で一人のことが多いのに、こんな姉思いのいい子に育って‥


「‥‥まーくん‥ありがとう‥」


(‥なんだか‥まーくんの背中がたくましく見える。私もしっかりしないと‥)


いやいや、前から主人公よりも頼もしい性格してたよ?w

そのとき、山田さんからメールが。

たった一言の”おはよう”っていう文字だけだったけど、仕事関係者やマスコミへの対応に追われてていつも以上に忙しいのに、最近マメにメールを送ってきてくれる。

社長の片腕だし、やっぱ動き回ってるんだろうなあ‥

関係者への挨拶回りとか忙しそう。

ここで山田サイドになって、社長と山田さんがなにやら密会を‥

なんだと思ったら、主人公の家まで来て、お母さんやまーくんと一緒に一時引越しをしないかって。


「マスコミにも知られた今、この家が安全とは言い切れない状況です」


「マンション、ですか‥?」


「はい。弟さんが通学しやすいように学校の近くに。セキュリティも万全ですし、お母さんのお仕事の送り迎えも今まで通りさせていただきます」


「それは‥‥ありがたいお話ですけど‥」


というか迷惑な話だよね。

マスコミが主人公の家に押し寄せて、それを放送されちゃったら、周りの家は映らないようにしてるだろうけど、主人公の家を教えてるようなもんじゃん、脅迫状送ってきた男に。

万が一何かのはずみでバレちゃったらどうするんだ。

それこそ危ないっての。


「それは‥‥ありがたいお話ですけれど‥娘の件でご心配いただくのは嬉しいんですが、私やまーくんまでは‥さすがに‥‥」


そういうと、山田さんは何枚かの封筒を差し出した。

あー‥あれを見せちゃうのか。

中には刻まれた写真。


「これ‥‥お姉ちゃん?」


まーくんの低い声に、お母さんの顔色がさっと変わる。


「つまり‥‥脅迫状ってことですか?」


「はい‥」


お母さんがバンッと机を叩いて立ち上がった。


「冗談じゃありませんよ。可愛い娘が脅迫されてるなんて‥!」


「大丈夫です、お母さん!○○さんのことは我々がきちんとお守りします!」


その言葉にお母さんは大きく息を吐き、そのまま椅子に腰を下ろす。

‥というか、お父さんは出張中か?


「‥‥だから‥‥マンションに移れということなんですか?」


お母さんの言葉に山田さんが頭を下げる。


「僕は‥マンションに移った方がいいんじゃないかと思う」


「え‥」


「だって、お姉ちゃんが狙われているのなら、きっとここにいない方がいいよね。もちろん、僕も、お母さんも‥」


主人公もそれに賛同し、お母さんは渋々だったけど了承してくれた。

どっちみち不自由な生活になるなら、安全なほうを取っておいたほうがいいし。

んで、主人公は主人公で別の住居に移ることに。

主人公の仮住まいは都心で、テレビ局や撮影スタジオにアクセスしやすいとのこと。

主人公は、ほんとは二人と離れるのは嫌だったけど、狙われてるのは自分だし、もしマンションの存在も相手に知られたら危ないし‥ってことで都心のマンションに住むことを決意した。

二人は一人で仮住まいに住むなんて‥って心配してたけど、セキュリティはしっかりしてるし、送り迎えなども山田さんがきちんとやるっていうことを聞いて、了承。

複雑な気持ちを抱きながら、引越しの準備をした。

場面変わり、主人公の仮住まいのマンション。

何かあったときのために、押すと警備会社に連絡が行く非常ボタンの説明を‥

1DKなのに、すごいセキュリティが整ってるな。

なーんか、こういうところに同業者が住んでそうな気がするんですけどww

いちいち考えすぎかしら?w


「‥‥本当に、よかったのか?」


隣に立つ山田さんが優しく肩を抱く。


「‥え?」


「ひとりでここに来ることにしたのは‥」


ここで一旦言葉を切った。


「どうして、いつも自分のことより他人を優先するんだ?」


「山田さん‥?」


「お前が何を考えたのかくらい、想像がつく。お前‥‥本当は、家族と離れるのが‥」


「い、いいんです!」


続きを聞きたくなくて、話を遮った。


「ここなら仕事に集中できるっていうのは本当ですし‥‥それに、ひとりになるのは少しの間だけですから‥」


山田さんはスッと主人公の頬に触れ、優しく囁く。


「○○‥‥俺の前では無理するな」


「山田さ‥」


震える主人公の声を飲み込むように、山田さんが唇を重ねてくる。

山田さん‥‥大胆になったなあ‥さすが二年は伊達じゃないということかw←

温かいキスの後、彼は頬と頬とすり寄せるようにして、主人公を抱きしめた。


「‥‥どんなときでも。俺がいる。何かあれば飛んでくるから‥な?」


頼もしいわぁあ‥‥これだから人気があるのなw

前は陰で支えようとしてるって感じだったけど、今はオープンに支えようとしてますねww

しばらく経って、山田さんはそろそろ帰るって玄関に‥


「‥‥待ってください‥」


「‥どうした?」


(今はまだ‥ひとりになりたくない‥)


「あの‥‥もう少しだけ‥一緒にいてくれませんか?」


その言葉に彼は黙ったまま近づき、ちらりと腕時計に視線を落とす。


「‥‥残念ながら一晩中一緒に居ることはできないが‥」


再び抱きしめられた。


「お前が眠るくらいまでは、一緒に居られる」


そして、その言葉通り眠るまで一緒にいてくれた‥のか?これ。

主人公が気を遣って寝たふりしてることに気づいて、ほっぺにキス落として寝室を出て行ったんだけど‥‥あれれ??

ナイショにしておく

思わず謝る













「退院おめでとー!」


マキちゃんが電車の中で山本くんに言った。

どうやらあれから数週間経って、無事山本くんは退院。

今朝は久しぶりにいつもの電車でマキちゃんも含めた三人が顔をそろえた。


「次の大会目指して頑張ってるんだって?」


「ああ」


「リハビリ、間に合いそう?」


悪意は全くなく、さらっと聞くマキちゃん。

どうやら間に合うが微妙なところみたい。


「オレには○○がついてるから、大丈夫」


「え‥?」


「お前はオレのお守りだもんな」


焦りを感じてるはずの山本くんがそう言って笑顔を見せた。

お守りってなに?とマキちゃんが尋ねてくるも、”存在そのものがお守り”なんて恥ずかしいし、のろけになるし、二人だけの秘密にしたかったので内緒にすることにした。


「うわぁ~バカップルぽ~い!!」


電車の中でそんなこと言うなwというか、ボルのアプリは大抵バカップル思考だww←

山本くんは照れながら下車していく。

退院しても放課後は病院にいって、二人でリハビリをするらしい。


「そっか。支えてるんだね、彼女として」


「え?‥うん、そばにいてあげることしかできないんだけどね」


「それが支えになるんじゃないのかなー」


ねーww

そして放課後、主人公は急遽山本くんの学校まで迎えに行くことを決意!

朝下車するときにすごい不自由そうな感じだったから、せめて荷物を持つだけでもってことらしい。

みんなに応援されて、行き違いにならないようにすぐに学校を出る。

場面代わり、山本くんの学校の前。


(うわ‥、思いっきり、見られてるぅ‥)


迎えにいくと意気込んできたものの、山本くんの学校は男子校。

校門の脇にポツンと立つ主人公の姿は嫌でも目立ってしまう。


(は、恥ずかしい‥。あの時の山本くんも、こんな気持ちだったんだろうな‥)


あ~‥最初の頃に主人公を迎えに来てくれたときねw

まあ、違う制服の子がいるってだけで、だいぶ目立つし。


(あれから、もうずいぶん経つんだなあ‥)


そんな風に思ってると、聞きなれたリズムの足音がしてきた。

松葉杖をついて、三本足で歩く音‥

その音が、主人公の横でぴたりと止まった。


「‥‥!」


やあ!!!(・∀・)/

「‥迎えに来ちゃった」


「‥‥ヤスも、一緒か?」


「ううん、一人。ちょっと、いや、かなりジロジロ見られちゃったけど‥」


「当たり前だろ。男子校なんて女に飢えた男がウヨウヨしてんだぞ?こんなとこ一人で来たら、危ないだろ」


「でも、山本くんもこうやって待っててくれたじゃん。あの時すごく嬉しかったし‥お互い様だよ」


「‥○○!」


感極まって抱きついてくる山本くんw

前々から思ってたけど、意外に無邪気ですよねww


「あっ‥ちょ、ちょっと、山本くん!?」


周りに居た男子達の『おーーーっ!!』というどよめきが響いた。


「お、おい‥、山本じゃね?」


その中の一人が山本くんの名前を口にする。

さらに興味津々という感じで主人公達をのぞきこむ男子達。

これ、教師に見つかって散れー!!とかないの?w


「こいつ、オレの彼女」


そしてみんなに向かって紹介するなぁあああ!!!!!!

公開処刑じゃねーかっ!w

それから病院に行って、リハビリ。

階段でのリハビリ訓練なんだけど‥やっぱ辛そう‥

バランスを崩した山本くんを支えようとして、思わず抱き合う格好になる二人ww

周りが目を細めて見ている情景が思い浮かぶようだ‥(漫画風に)


「こらー。リハビリ中はいちゃつき禁止ね」


えーっケチー!!!w

それから同じリハビリ訓練を5セットやって、帰宅後のセルフマッサージ‥を主人公がするんだけど‥。

(簡潔に)


ふくらはぎを両手のひらで包むようにして揉み上げる。


「どう?痛くない?」


「ああ‥、いい感じ」


すねや膝の、骨が当たる部分は避け、ふくらはぎと太ももを重点的にほぐしていく。


「ズボン、もう少し上げて?」


「お、おう‥」


さらにぐっとズボンをたくし上げ、太ももがあらわになる状態に。


「手のひらを密着させて‥上へ、上へ‥‥」


山本くんのたくましい太ももを両手で優しく撫で上げていく。

足の付け根に向かって‥。

・・・・・・・。


「こうすると血液やリンパの流れが良くなるんだって」


「‥‥」


・・・・・・・・・・・。


「‥?山本くん?」


反応がなくなったので、山本くんを見ると、顔が赤い。


「お前‥、エロいな」


「え?」


「結構、きわどいとこなんだけど‥」


アッ―ヾ(゚∀゚*)ノ―(σ*゚∀゚)σУ◎―!!!!!!!!!!w

ちょっずーっと、言うか言わまいか迷ってたけど、それ‥‥あの‥‥危ないですよね!!?

間違って~~っちゃうんじゃないんですかー!?

主人公もマッサージだからってちょっとはさぁあ‥もう‥‥もっとやれ!!!w←


「‥ご、ごめん!マッサージとはいえ、確かにちょっときわどかったね‥」


ふふふ‥w


「いや、謝るのはこっちだよな」


「え?」


「せっかく一生懸命マッサージしてくれてるのに、変なこと言って悪かった」


それはしょうがない。

だって男の急所だもん。

自分の身を守るために思わずそんなこと考えちゃうよ、ましてや高校生ならww


「今度はオレがお返しのマッサージしてやるよ」


なんと!?


「いいから、背中向けろよ。肩揉んでやる」


ちっ‥太ももじゃねーのか‥←

それからちちくりあいスタートです。


「痛くないか?なんか、下手に力入れたら、壊れちまいそうだ‥」


独り言のように言う山本くんの声が、妙に甘い‥。

手の動きも、肩を揉むというよりも、主人公の身体を確認するような動きに‥。


(な、なんか、くすぐったいっていうか、変な感じ‥)


そう思ってたら、山本くんの指先が首筋に触れた。

みんな首筋大好きだなwおいww


「○○‥オレ‥」


「や、山本くん‥?」


「‥‥」


限界なんですね、わかりますww

自分の状態が危ないのでマッサージは早めに終了w


「‥やっぱ、我慢できなくなるから、今はやめとく」


大会に優勝したら‥のくだりを思い出し、主人公はその後すぐさま勝負下着を買ったという(それはお前の妄想だ!)

月日は流れ、ついに山本くんが出場するモトクロスの大会当日になった。


「いよいよだな!」


「おう」


今日はやっちゃんも駆けつけてくれている。


「けど、お前、マジで根性出したよな。正直、間に合わねーんじゃねーかと思った」


「人の倍は頑張ったからな」


「○○と一緒に‥か?」


イエッサ!!!w


「ああ。ヤス、お前のおかげでもある。ありがとな」


「‥颯太に礼言われるなんて、気持ちわりぃーからやめろよ」


「私からもお礼を言わせて?ありがとう、やっちゃん」


「やめろって、オレ、そういうの苦手なんだよ!」


むず痒くなっちゃうよねーw

和気あいあいとしたムードの中、あのライバルが近づいてきた。


「‥ずいぶん楽しそうだな?」


「‥‥」


「懲りずにまた負けに来たのか?」


「‥んだとッ!?」


「やめとけ、ヤス」


切れ掛かったやっちゃんを山本くんが制した。


「俺は負けない。‥オレは、一人で戦ってるわけじゃないんだ」


「山本くん‥」


「颯太‥。そうだよな!お前には○○と俺がついてる!」


「うん!私たちがついてる!!」


だいたい、立ち絵なしのライバルに負けることのほうがあまりないんじゃないの?

しかも名前すらないし‥;;

ライバルは鼻で笑って去っていった。


「頑張れよ!颯太!」


「頑張ってね!山本くん!!」


「ああ。お前達のためにも、頑張る」


山本くんは力強く頷いてコースへ向かった。

オフロードの地面を、両足で、しっかりと踏みしめて‥


(どうか山本くんの完全復活が叶いますように‥)


スタートを知らせるブザーがなり、主人公は胸の前でぎゅっと手を組んで祈った‥

そういえば‥山田さんの恋愛シナリオ途中で止まらせたままのような気が‥;;

・・・・・

・・・・・・・・それを書く時間がないので、話が意味不明って方は他の方の記事を参考にしてくださいまし!!m(_ _ )m



選択肢


喜ぶ

仕事はちゃんとやろうと思う













山田さんと恋人同士になってから二年。

もう二年経っちゃったの!?

テレビや映画への出演で忙しい日々を過ごす主人公は、着実に女優としての経験を重ねていた。

今日はトーク番組の収録のためにテレビ局に来てるんだけど、今日は山田さんは事務所でお仕事で一緒に来ていない。

新人だった頃の緊張感を思い出す。


(あの頃は、山田さんが同行してないと不安になることも多かったっけ‥)


あの主人公が新人だった頃を懐かしがっている‥!!!

なんか大物になったんだなあ‥って感じ。

まあ佐伯さんとかかおりさんには負けるだろうけどね。

二年間活躍し続けるのってほんの一握りの人間だけだし、尊敬するぜ‥(ゲームだから)


「ああ、そういえば‥‥今度のドラマ、ウエディングドレスを着るシーンがあるんですってね?」


モモちゃんが話を切り替えた。


「ええ‥撮影は、もうちょっと後なんですけど」


「いいわねえ。やっぱり、ウエディングドレスは女の子の永遠の憧れよね!」


でも結婚式ってドレス汚しちゃダメだからおいしいもの食べれないらしい‥‥そんなひもじい思いをするなら、身内だけでドレスとかいらないから結婚式挙げたいww←

それにすっごいお金かかるってバイト先のお客さんに聞いて、なんか別に‥って感じになった。(不況がこういう考えを呼び起こす)


「はい‥私も、衣装合わせにちょっとドキドキしちゃいました」


「やっぱりそうよねえ‥‥ただ、徹平ちゃんは複雑でしょうね」


ですよねーww

本音では自分との結婚式で初めて着て欲しいんじゃないかって、というモモちゃんに対して、”結婚”という二文字にいまいちピンと来ない主人公。

でも二年ってちょうどそういう過渡期だよね。

数時間後、収録を終えて控え室に戻ろうと廊下を歩いてると、佐伯さんに呼び止められた。

やっぱ出るのかw

ライバルじゃないし、全然良いんだけどねww


「佐伯さん‥お久しぶりです」


「元気そうね。今度の共演、楽しみにしてるわよ」


「共演ですか?」


(佐伯さんと共演って‥そんな話、聞いてないけど‥)


ダリ芸、ストーリー数が長いせいもあるのか、こういうのたまにあるなw


「あら、まだ伝わってなかったみたいね。来シーズンのドラマ、私も出るのよ。最初はそのつもりはなかったんだけど‥‥あなたが出るって聞いたから、オファーを受けてみることにしたの」


「私が出るから‥?」


嬉しいこと言ってくれるじゃんー!!!w

そこで選択肢。

戸惑う

喜ぶ

ここは断然下でしょー!って思ったけど、なんか反応がいまいち?


「ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです」


素直に気持ちを伝えると、佐伯さんは主人公を見つめたまま少し目を見開いた。


「あなたって‥可愛い人ね、まったく」


怒った顔になったー!!;;

どうやら冗談だったらしいw


「あ、あの‥」


慌てて口を開きかけると、彼女はくすくすと笑った。


「‥共演できることになってうれしいわ。本当に思ってるのよ。‥‥お互い、いい仕事をしましょうね」


「は、はい‥」


(さっきまでとは全然違う‥‥佐伯美江の女優の顔‥)


うーん‥‥戸惑うも試しに選択してみたらよかったかなあ‥‥なーんか間違えたような‥でも、どっちかだったら喜ぶの方が絶対いいような気もするし‥ううむ‥。


「それじゃあ、次は現場で」


廊下へ奥へと消えていく美しい後姿を見送りながら、主人公は胸の中に熱い気持ちが湧き上がってくるのを感じていた。


(あの人と堂々と肩を並べられる‥‥そんな女優になりたい‥)


控え室に戻って帰り支度をし、タクシーを呼ぼうと携帯を取り出すと、山田さんからメールが来ていた。

今夜一緒に食事をしようってw

仕事が終わったら、事務所に来て欲しいとのことで、主人公の足取りは軽く、出口へと向かった。

一方、山田サイド。

ここで‥‥不吉な出来事が。

なんか新人のマネージャーが郵便受けから封筒を持ってきて、中から切り刻まれた写真が出てきた‥;;

うわーぉ;;

どうやら郵送ではなく、直接入れられたものらしくって‥‥しかも写真を並べてみるとそれは事務所の近くで撮られたもの。

そして一緒に入っていた紙には「俺を裏切った○○を許さない。この写真と同じ目にあわせてやる」って‥‥うわぁあぁあ‥

一日目からなんてこと‥

んで、主人公は主人公で人気のない路地を事務所に向かって歩いていた。

コラァアアァア!!!!!!!!;;

ジリッという足音が聞こえたものの、振り返っても誰も居ない。

そのとき、山田さんからお電話。

今いる場所を伝えると、すぐに迎えに行くから明るい場所に‥ってところで主人公の携帯の充電がご臨終になられました‥。

前日に充電しとけやぁああ!!!

タイミングが悪すぎる!


「‥‥さない‥‥」


やだやだやだ、来るなー!!!!!!!!

低くかすれた声が、後ろから聞こえた。

振り返った主人公は小さく息を飲む。

目と口の部分に穴の空いたニット帽‥‥それを首までスッポリかぶった男が、そこには立っていた。

え、定番の銀行強盗する時みたいな?


(へ、変質者?‥‥それとも泥棒‥?)


そんなことを考えていたら、ジャンバーのポケットから折りたたみナイフを取り出した。

ちょっと‥‥本編の翔くんの事件を連想させるようなシーンじゃないか‥;;

カチッという音が耳に入ってきた瞬間、主人公は弾かれるように男に背を向けて走り出す。

佐伯さんがハヌルルートで言ってた、同業者だけでなくファンにも狙われたってこういうことー?

過激なファンって、自分の好きな芸能人に恋人が出来たりしたら精神がおかしいんじゃないかってくらい怒り狂ったりするみたいだし‥

こえーよ;;

必死に逃げるも、道路に人影はなく、少しずつ男が迫ってくる。

それが主人公の背中に迫った、そのとき‥。


「○○!」


顔を上げると、新人マネージャーと山田さんが、こちらに向かってくるのが見えた。

ふたりの姿が見えたのか、男は慌てて後ろを向いて走っていく。


「俺、あいつを追います!」


おお!?翔ルートの新人マネージャーとは打って変わって、すごい勇気のある青年だな!


「○○、大丈夫か!?」


(あ‥‥)


ほっとした瞬間、崩れ落ちそうになる身体を山田さんの腕がぐっと支えてくれる。


「怪我は?何かされなかったか?」


「‥‥大丈夫‥だけど‥‥」


山田さんが心配そうに主人公の顔をのぞきこむ。


「どうした?」


「‥‥怖かった‥‥すごく‥」


震える声でつぶやくと同時に、ふわりと抱きしめられる主人公の身体。


「‥‥もう大丈夫だ」


主人公の髪を撫でる手のひら‥そして、優しい声。


「俺がいるから。‥安心しろ」


きゅんw(〃∇〃)←


「山田さん、○○さん!」


おおっ新人マネージャーお疲れー!!

どうやら追いかけたものの、バイクで逃げられてしまったらしい。

ナンバーを見ようとしたものの、暗がりだったので見えず。

とりあえず警察に電話して、事情聴取を受けて帰ることになったんだけど‥‥

山田さん、あの手紙とか写真のこと、主人公に話すのをためらっているのね。

主人公は彼は自分を狙ったんだとか、恨みがあるのか‥とか考えてるんだけど、今は余計なこと考えるなって。

んでもって、明日はさすがに無理だけど、今週中に休みが取れるようにスケジュール調整してくれる‥と。

まあ‥混乱したまま撮影とかしたら、それこそ逆に失敗とかに繋がりそう‥それで佐伯さんに喝を入れられちゃう‥とか。

ありうる‥。


「どちらにしろ、少し休んで、気持ちを落ち着かせた方がいいだろう」


でも、暇な時間があればあるほど、そういう嫌なこと考えない?私、そういうタイプ。

仕事はちゃんとやると主人公がいうと、そういうと思ったって。

お、これは正解っぽい?


「お前の言うことはもっともだ。‥‥今までの俺なら‥褒めてやりたいくらいだ」


「山田さん‥?」


「だが‥‥今は、仕事のことよりもお前自身のことを優先させたい」


彼はそう言った後、腕を伸ばして主人公の頭をふわっと抱き寄せた。


「こんなこと‥‥マネージャーとしては失格だな。だが‥危ない目に遭ったあとだ。今は仕事を休んで‥ゆっくり身体を休めて欲しい。‥もちろん心も」


・・・・・そういや、今ちょっと疑問に思ったんですが。

山田さんとの仲って世間的に公表されてるのかな?

なんか恋愛シナリオの最後の方ド忘れしちゃったよ;;

モモちゃんは佐伯さんは二人の仲知ってるけど、もしオープンにしてない事実なら、あの男は山田さんとの仲をどうやって知ったのか‥ってことになるよね。

それに付き合い始めて二年が経ってるし、オープンにしていたなら、なんで今更‥ってことになるし‥。

うーん‥そもそもあの男は主人公のファンなのか、それともまた別の理由が‥(迷走中)

そして自宅前に着き、山田さんが抱きしめてきた。


「○○‥」


耳元で囁かれる少し低い声に、少し戸惑う主人公。

まあ、写真がああなったこと知らされていないしね。


(どうして急に‥)


ぎゅうっと抱きしめる腕に力を込めた。


「必ず、俺がお前を守る。約束する」


(山田さん‥)


「マネージャーとしてだけではなく‥‥一人の男として、大切な女性を‥○○を、守りたい‥‥」


そう言うと同時に、彼の腕の力が少し緩み、大きな手が主人公の頬に触れた。

山田さんを見上げて目を閉じたとき、山田さんの携帯が鳴った。

社長のお呼び出しかな‥と思ったら本当にそうだったみたい。

社長が脅迫状のことを主人公に話したほうが、本人も意識して身の回りに気をつけるんじゃないかって言うんだけど‥山田さんは伝えるにしても本人に直接言うって。

んで、社長が山田さんを呼び出した理由。

それは‥‥まーたもや二枚目の脅迫状が届いた‥

なーんか、いつも近くにいるって感じがして気味が悪いなあ‥;;


「○○ちゃんを襲うのに失敗して、これを届けたのだとしたら‥‥犯人はかなり執念深く、危険な人物なんじゃないか」


そういうのは、綾香だけで十分なんですけどー。←

綾香一人でそういう役回りが十分こなせてますからね。

執念深くて妬みやすいイメージが定着してるから、京介ルートみたいに名誉挽回(?)な感じで登場しても、いまいち信用されないんだよ。

今はこうやって笑ってても、心の底では何を考えているか分からないっていう感じがね。

メインキャラでの裏表の激しさがインパクトあり過ぎた。


「はい‥‥ですがどんな相手であろうと‥私が○○を守ります」


強い意志をにじませた声で山田はつぶやく。

愛する人が写る、切り裂かれた写真を見つめながら‥。

選択肢

なし















午後11時。
編集長がニュースを見るためにテレビの電源をつける。
遅い時間にも関わらず、編集部にはまだ半分ほどの人が残っていた。

「‥‥なんかほっとするね。いつもはテレビの音なんてうるさいけどさ」

「日常が戻ってきた感じがしますよね」

しみじみと同僚と言ってると、編集長が驚いたように言った。

「お、イットのニュースじゃん」

その声にみんなが反応し、それに気付いた編集長が音量を上げた。

『‥‥株式会社イットの子会社が一斉に買収されようとする今回の事態により、イットは一連の騒動の収拾に追われています』

(それってつまり‥未来くんと皐月さんが、逆にイットの子会社を一気に買収しようとしたってこと?)

『城ノ内社長の動向に変化はありましたか?』

『特にコメントなども発表されておりませんが、広報に問い合わせたところ、まだ事態を収拾しているところなので、コメントを差し控えるとのことでした』

「‥‥つまり、イットはこの事態を収拾するのにうちを手放したってことか」

「でも、そうだとしたら‥‥事態が収拾したら、またうちに何か仕掛けてくる気がするんですけど」

「ああ‥勘弁してほしいな。そりゃ」

「それは、大丈夫だよ」

「そう‥‥って。え!?」

未来くん‥‥だからこの会社、警備が手薄過ぎw

「〇〇ちゃん、こんばんは~」

無邪気に手を振る未来くんを見て、彼の傍へと駆け寄った。

「か、影山さん、どうしてここに?」

その問いには答えず、未来くんは軽い調子で言った。

「イットの件は、手を回したから大丈夫。もう狙っては来ないよ」

「影山さん、それはどういうことですか?」

「あ、編集長。〇〇さんには取材の際、かなりお世話になったので、お返しをと思いまして‥北大路皐月さんと一緒に、ちょっと細工をしたんです」

「北大路さんと!?」

「その報告も兼ねて来たんですが‥‥お邪魔でしたか?」

「とんでもない。わざわざ遠くまでありがとうございました」

「いえいえ。それで恐れ入りますが〇〇さんをお借りしてもよろしいですか?皐月さんと一緒に報告したいこともありまして」

「もちろん、構いませんよ!さっ行ってこい〇〇!」

編集長、その笑顔がすごく眩しいです‥
未来くんは目配せすると、何か企んでいるときの楽しそうな顔をした。

「じゃあ‥‥編集長、行ってきます」

会社を出ようとしたら、皐月さんによろしくなって小声で話し掛けてきた。

「うちの雑誌で独占取材を取れたりしたら、売り上げ倍増は間違いなしだからな」

「わ、わかりました。その件も機会があればお願いしておきます」

「頼んだぞ!俺のボーナスがかかってるからな」

んで、皐月ルートに続く!のか?w
荷物をまとめているとき、未来くんに渡そうと思っていたのを発見。
思わず笑みがこぼえるって‥‥そんな話あったっけ?
外に出て、仕事が終わった後カジノに来てって言ってたのにどうして迎えにきてくれたの?と聞くと、そのつもりだったけど、なんか待ち切れなくなったらしいw
ご褒美ってことで許してあげることにww

「あ、今回の件だけど、改めて本当にありがとう。会社のみんなもホント喜んでたよ。ニュースで、イットの子会社が一斉に買収されそうになってるって‥‥」

「イットの買収した子会社に掛け合って、買収騒動を起こすように仕掛けてみたんだ。買収された元社長さんたちも、すごい乗り気だったよ」

あらら‥強引なやり口で買収したからこうなるw

「皐月さんも、未来くんと一緒に?」

「うん。子会社の数が結構あるし、一人だとどうしても時間がかかりそうだったから、二手にわかれたの。天下の北大路グループが買収してくれるならぜひってことで、スムーズに話が進んだんだ」

「そうだったんだ‥」

「城ノ内は今頃、僕たちが提示した以上の資金を投資して、もう一度買収し直そうとしているはずだよ」

「あ。もしかして、そのおかげでうちの会社への買収資金がなくなった‥‥ってこと?」

「そゆことー」

いくらくらいの金額を提示したのか聞いたら、取材の年収を一万年分くらいでも足りないくらいのお金って‥‥おい、もう一回人生やり直しても無理な金額ってw
でも実際に払ったわけじゃないから安心してとのこと。

「皐月さんと僕が動いてることを城ノ内は気付いていると思う。どうしてこのタイミングで買収騒ぎを起こされたかってことも、ね。北大路グループにしても、僕にしても、彼にとってはあんまり敵に回したい相手じゃないからね。ってことで、〇〇ちゃんの会社に手を出すとヤケドするってことがよくわかったはずだよ」

「未来くん、本当にありがとう」

「どういたしまして」

んで、これからカジノには行かず、なぜか公園に行くことになった。
主人公たちはいつかと同じようにブランコに乗っていた。

「この前一緒に公園でお話しした日から、ずいぶん経ったような気がするね」

「ふふ、ほんとだね」

「あのとき、どうして私があそこにいるってわかったの?」

「知りたいの?言わないで欲しいって言われてるから、秘密にしときたいんだけど」

(もしかして‥‥風子が電話してくれたのかな?)

「‥‥そっか。じゃあ、聞かないでおくよ」

あんな気まずい状況になったのは私のせいだったのに。
風子の気持ちが嬉しくて、心があたたかくなる。
いや、主人公だけのせいってわけでもないだろ‥

「でも、探すのは大変だったでしょう?」

「僕を誰だと思ってるの?〇〇ちゃんがどこへ隠れても、見つけ出す自信があるよ」

またどっかのコントロールルームに潜入するんですね?w

「‥‥未来くん、本当に見つけてくれそう」

「もちろん見つけるよ。いつでも〇〇ちゃんのそばにいるからね」

未来くんは立ち上がると、主人公のブランコの鎖を握って目線を合わせた。

「亡くなった母がね。僕によく言ってた言葉があって、ほとんど母のことを覚えていないけど、僕はその言葉だけはずっと覚えてたよ」

「‥‥その言葉って?」

「『あなたは私の宝物よ』って」

そう言うと、未来くんは膝をついて主人公を抱きしめた。

「宝物みたいに愛せるような誰かをずっと探してたんだ。だから、〇〇ちゃんと一緒にいられることが、すごくうれしい」

言葉は返したいのに、胸がいっぱいで言葉が出てこない。
未来くんは腕時計を見て、立ち上がった。

「さてと、そろそろ時間だ。○○ちゃんと一緒に行きたいところがあるんだけど‥‥付き合ってくれる?」

「どこに行くの?」

「僕のこと見ててくれるって約束、○○ちゃんはちゃんと守ってくれたでしょ?だから僕も、約束守らなきゃって」

未来くんは主人公の手を取ると、ふわりとやわらかい笑みを浮かべた。
場面代わり‥‥‥気球の背景が登場。

「今回のは普通の気球とはちょっと違うけど。二人きりになりたかったから、オートで全部できちゃう気球を用意したんだ」

「未来くん、これって‥」

「約束したでしょ?『一緒に空を飛ぼう』って」

「すごい‥‥ホントに空を飛べるなんて思ってなかったよ」

「○○ちゃんとの約束は絶対に守るよ。さあ、いこっか!お楽しみはまだまだこれからだよ?」

未来くんが先に気球に乗り込んで、手を差し伸べてくれる。

「○○ちゃん。どうぞ?」

主人公は微笑んで、気球に乗り込んだ。
気球かあ‥乗った覚えがないかも‥‥すっごい小さい頃に乗ったことあるかもしれんけど‥あれは夢だったのか‥っていうような曖昧な記憶だし。
というか、私高所恐怖症‥
主人公はどうやらだんだん慣れてきた様子。

「ふふ、ねえ、○○ちゃん。あそこで光ってるのって何の建物だかわかる?」

「あ!あれ、もしかしてカジノじゃない!?」

「そうそう、あれが六本木ヒルズでしょ?で、あれが東京タワーで、あっちのほうにスカイツリーがあるよ」

気球からいろんなところを眺めていると、未来くんが耳たぶに触れた。

「ピアス、付けててくれてるんだね」

「うん。未来くんにもらったものだから大切にしてるよ‥っくしゅん!」

「可愛いくしゃみだね。○○ちゃん、寒い?」

「うん‥‥少しだけ」

未来くんはブランケットを取り出すと、背中にかけてくれた。

「‥‥ありがと。未来くん、入る?」

ブランケットの端を指で持ち上げて、未来くんは入れるようにすこしずれる。
・・・・なんか、耳をすませばの最後のシーンを思い出すなあww

「じゃ、入っちゃおっと」

さすがにあの台詞はないかw
あったかいねって話をしながら、未来くんにプレゼントしようと思って作ってきたクッキーを取り出す。

「お口に合うといいんだけど」

「もしかして、○○が作ってくれたの!?」

「うん。でも、あんまり期待せず食べてね」

(何度も味見してるし、大丈夫だと思うんだけど‥)

ちらりと未来くんを見ると、ラッピングを丁寧にあけて一口クッキーを食べる。

「‥美味しい!」

「よ、よかったあ」

「○○ちゃん、きっといいお嫁さんになるね」

「ふふっ」

何だか嬉しくて、未来くんの肩に頭を預ける。
やがて、朝日が昇ってきた。

「きれい‥‥」

未来くんが羽織ったブランケットで主人公をくるんで抱きしめてくれる。

「私ね、未来くんみたいに、いろんなことはできないけど‥未来くんに、もっと喜んでもらえるようなことができたらいいなって思ってるよ」

「クッキー焼いてくれたり?」

「あ、バカにしてるでしょ」

「ふふっ、そんなことないよ。思ってないけど、ただ‥‥」

「ただ?」

「○○ちゃんは、そばにいてくれるだけでいいよ」

「え?」

ここでスチル~♪w
後ろから未来くんに抱きしめられてるスチルですw

「生きてて、一緒にいろんなもの見たり、食べたり‥‥好きって言い合えたり。そんなふうにできれば、僕は幸せだから」

「‥‥未来くん」

「僕と、これからも一緒にいてくれる?」

「うん。私こそ、よろしくお願いします」

未来くんは子供みたいに無邪気な笑顔を浮かべる。
それは、しおかぜ園で見た写真に写っていた。
小さな頃の未来くんと同じ笑顔だった。
ふっと、首筋に髪の毛がすくわれて、やわらかいものが這う。

「きゃ‥‥未来くん、なにしてるの!?」

「ふふっ。マーキング」

「み、未来くん!こんな狭いところで‥!」

「ふふっ、狭いところだからいいんじゃん。○○ちゃん、絶対逃げられないもん」

「む、無理だってば‥っ」

首筋にキュッとした痛みが走って、顔を歪める。

「キレイな色‥‥体中につけちゃいたい」

ぶっはぁああぁあ!!!!!!!!!!(●´ω`●)ゞ←

「もう、やめてよ‥」

明日は首筋が隠れるやつじゃないと仕事場にいけないねw

「仕方ないよ。○○ちゃんが僕を本気にさせるのが悪いんだ」

未来くんが主人公の唇に自分のそれを重ねる。
主人公はそれを受け止めた。
朝日がやわらかく照らす東京の空。
主人公達はゆっくりと漂いながら、世界で一番幸せな時間を過ごした。
ハッピーエンドww