佐伯さんの控え室に寄る
山田にお茶を入れてもらう
ドラマ撮影初日。
少し早めにテレビ局に着いて、モモちゃんにメイクしてもらう。
メイクしてもらう間、台本を取り出して呼んでると、ふいにモモちゃんと鏡越しに目が合った。
「ねえ、○○ちゃん‥‥少し痩せたんじゃない?」
「え‥‥そうですか?」
「ちゃんとご飯食べてる?‥あんなことがあったから、心配してたんだけど‥」
「ありがとうございます。でも、今は安全は場所にいますし‥‥ちゃんと食べてますから大丈夫ですよ」
その言葉にモモちゃんは安心したように息を吐いた。
「そう‥‥徹平ちゃんから聞いてはいたんだけど、‥やっぱり○○ちゃんの口から直接聞けるとほっとするわね」
ねえ、さっきから○○のところ、いつもは名前呼びなのに、今日は苗字呼び‥設定ミス?
「モモちゃん‥」
「もっとも、徹平ちゃんがついてるなら大丈夫だとは思うんだけど」
外に出るときは、めちゃくちゃ周り気にしてそうだよね。
モモちゃんに、恋人なんだから徹平ちゃんにもっと甘えていいのよって言われる。
そういや、二年付き合ってんのに、今だに敬語なのが気になるなあ‥
そんな話してたら、俺の悪口か?って徹平ちゃんが部屋に入ってきた。
なんでそうなるw
「失礼ね。悪口なんていってないわよ。でも、○○ちゃん、安全な場所に移動させたんでしょ?それならいっそのこと、徹平ちゃんもそこで生活して、同棲気分を味まわってみたらいいのに」
「な‥‥何言ってんだ!」
顔真っ赤ww
んで、これは伏線ですね、ありがとうございますww
どのサブキャラでも同棲するのかなあ‥‥京介くんになると、ちょっと身の危険を感じるようなww
次はぜひとも京介くんの続編、お願いしまーすっ!!!←
というか、モモちゃんの話聞いてると、まさか初○まだな感じ‥?
いやいや、さすがに二年も経ってそれはないよね‥
でも、しない男性が増えてるって話しだし‥(戻って来い)
メイクを終えて、プロデューサーのところへ向かってると、控え室に入ろうとしていた佐伯さんと出くわした。
「あら、おはよう」
「おはようございます。今日から、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくね」
そう言って佐伯さんは主人公と、隣にいる山田さんに目を向ける。
「おはよう」
「‥おはようございます」
く、空気がなんか‥;;
んー、やっぱりまだぎこちない感じは残ってるのかあ‥
佐伯さんは無表情になる山田さんを見て、少し笑い、今からちょっと話せない?って控え室を目でうながす。
ここで選択肢が出てくるんですけど、佐伯さんの誘いを断るなんてめっさ怖いんで、即OKの方をぽちっ。
「あの‥まだ時間は大丈夫ですか?」
すると、山田さんは時計を見て小さく頷く。
「少しなら大丈夫だが‥」
「それなら、少しだけ‥ね?」
はーい!!!(・∀・)/
「俺はここで待っているから‥‥長居はするなよ」
「‥はい」
佐伯さんは主人公の腕に軽く触れ、山田さんを見る。
「じゃあ‥悪いけど、少し借りるわね」
そうして彼女とともに控え室に入った。
「‥どうぞ、座って」
佐伯さんに勧められた椅子に座ると、彼女は少し声のトーンを落とす
「あの報道を見て‥あなたがどうしているか、ずっと気になっていたのよ。大丈夫なの?」
さ え き さ ん !・°・(ノД`)・°・
まさかあなたに心配してくれる日が来ようとは思わなんだ!!
主人公と一緒にちょっと感動しちゃったよ。
「はい。事務所がマンションを用意してくれて、今はそこで生活をしています」
「そう‥‥それなら安心ね。でも、慣れない場所で生活するのは大変でしょう?そんな状態で撮影は大丈夫なの?」
主人公は手にしていた台本を近くに置き、頭を下げた。
「ご心配ありがとうごさいます。私は大丈夫です。その‥山田さんもいてくれますから」
小さな声でそう言うと、佐伯さんはじっと私を見つめる。
母親の心情からすると少し複雑かもなあ‥
佐伯さんだって、もっと山田さんと過ごしたかっただろうに。
そのまなざしにドキッとしていると、佐伯さんが目を伏せた。
「そう‥‥」
つぶやいたその口元に、かすかな微笑みが浮かんだように見える。
なんかこういうことやられると、佐伯さんには幸せになってもらいたいっていう衝動が‥
もし、山田さんのことがなかったら悪女のままで終わってただろうけどね‥
「彼は、ちゃんとあなたを支えているみたいね」
「はい‥‥山田さんには本当に感謝しています」
そう言って頭を下げた。
佐伯さんはふっと笑う。
「私に頭を下げても意味ないわよ。それに‥‥あなたのことを心配していることと‥撮影は別よ。妥協するつもりはないから覚悟なさい」
急に出された低い声に、部屋の中の空気がピン、と張り詰めた。
(すごい‥‥さっきまでの雰囲気とぜんぜん違う‥。これが、佐伯さんの女優としての空気感‥なのかな‥‥)
主人公は気を引き締め、まっすぐ佐伯さんの顔を見る。
「‥‥はい。よろしくお願いします」
(佐伯さんにも認めてもらえるよう‥後悔しないように、思いっきりやろう‥‥)
そんな思いにとらわれていると、佐伯さんはふっと表情をゆるめた。
「時間を取らせてごめんなさいね。でも、あなたと話せてよかったわ」
「いえ、こちらこそありがとうございました。‥‥失礼します」
「さ‥‥早く行かないと怖いマネージャーが待ってるわよ」
怖いってw
主人公は佐伯さんと笑顔を見交わすと、頭を下げて控室をあとにした。
でも主人公、女優にとって大切な台本を忘れてて、佐伯にもう少し女優としての自覚を持てって言われちゃった。
控室で出してたとはいえ、それは忘れちゃいかんだろw
「‥‥でも‥‥仕事とは別に、事件のことはしっかり守っておあげなさい。あなた、彼女のマネージャーなんでしょ?」
そう言って佐伯さんは控室に戻っていった。
距離感が半端ないですね‥
もうちょっと歩み寄ればいいのに‥
それも続編で解決するといいな。
「いい演技をしているな」
撮影が始まって、休憩中に山田さんにそう言われた。
「‥‥ほんとですか?」
「ああ‥‥俺が嘘を言ったことがあるか?」
「いえ‥でも、うまく演技ができていたのなら、それは山田さんのおかげです」
(私ひとりだったら、ここまで頑張れなかったし‥)
「‥‥いや、お前の実力だろ。本当に‥女優としていい演技をしていると思うよ」
(山田さん‥)
「‥‥ありがとうございます」
(うん‥‥もっと、もっと頑張ろう!)
撮影が終わってマンションに帰ってきた主人公たちは、最近はありあわせのものしか食べてなかったので、何か作ることに。
でも山田さん‥‥
「あの‥‥お料理、できるんですか?」
「ま‥なんとかなるだろ。‥‥座っていろ」
え、山田さん一人暮らしだよね?
今まで作ったこととか‥
それからカレーを作ることになり、山田さんはスーパーへ買い出し。
でも買い出しに行っただけなのに、二倍の時間はかかってる。
心配になって電話しようとしたら、帰ってきた。
「山田さん‥‥遅かったから、心配してたんですよ」
「ああ‥‥すまない。‥‥思ったよりも買うものが多くて。初めて行くスーパーだし、少し探すのに手間取ってしまった」
初めて行くスーパーってのは、スーパーに行くこと自体が初めて、っていう意味じゃないよね‥?
ち、違うよね?よかった‥←
それからカレー作り。
山田さんが‥‥あの山田さんが主人公に指導を受けている‥!?
どうやら包丁をあまり持ったことがないみたいで、危なっかしく野菜を切ってる‥
山田さん、だから今までどんな生活を‥
主人公がやるって言ってるのに、ムキになってやらせてくれないw
そして、制作から数時間後‥‥やっとカレーがw
(よかった‥‥できあがって‥)
この感想に違和感を覚えるのは、私だけかw
おいしそうなカレーの匂いに包まれながら、主人公はテーブルを挟んで山田さんに笑顔を向けた。
「いただきます」
スプーンでカレーを口に運ぼうとすると、いつになく真剣な山田さんがこっちを見ていた。
ちょっ‥食べづらい!!
少し緊張しながら口に入れる。
「‥おいしい!」
思わず口から漏れたその言葉に、山田さんはほっとして自分もスプーンに‥
‥‥あれ?もしかして毒見させられた?w
「山田さん、ものすごく料理が上手なんですね!」
!?
主人公のマニュアル通りに作ったんじゃないのか!?w
作り方書いてなかった?ww
「‥‥あ、いや‥そうでもないと思うんだが‥‥でも、喜んでもらえたのなら‥‥よかった」
‥‥なんか、さっきから立場逆!
女と男の立場逆ー!!!ヽ(゚◇゚ )ノ
山田さん、これに習って次からは一人で作れるようにするって」。
だから‥今までどんな生活を送ってきたら自宅料理と切り離した生活ができるんだよーw
そして山田さんが帰る時間になって寂しくなってしまう主人公。
帰って欲しくないな‥と思ってたら、山田さん今日はここに泊まってくれるって!!
そしてスチル発動!!‥なんだけど‥‥
・・・・・・山田さんじゃない‥
これ、違うゲームのキャラになってる‥やったことないやつだから名前知らないけど‥;;
「‥‥俺の前で強がっていても仕方ないだろう?お前が帰れというなら帰るが‥‥でも、俺は‥ここにいたい。お前の‥‥○○のそばに」
おいこら、ここなんで苗字呼びなんだよ!これ完璧設定ミスだろー!!!
いいとこなのに!スチルはあれだけど、いいところなのにー!!!!!
「私も‥‥私も一緒にいたいです‥」
そういうと、山田さんはふっと笑った。
「最初から‥そう言えばいいのに」
だって山田さん、仕事忙しいから家に帰ってゆっくり休んだ方がいいと思ったんだもん‥(主人公の心の声)
「俺が今、ここにいるのはマネージャーとしてだけじゃない。自分のために‥一人の男として、ここにいるんだ。だからお前も‥‥二人でいるときは‥」
そう言って抱きしめられる。
「せめてこんなときぐらいは、もう少し素直になってくれないか?」
そして、導かれるようにしてベットに‥‥
これ、山田さん=お父さんが定着してる人にはきついかもしれん‥!!
そしてやけに生々しいっ!!!
行為を応じて、山田さんのこと徹平さんって呼ぶことになりましたw
おせーよっ!この二年の月日は一体なんだったんだよww←