選択肢

霧生 慶人
自分でもよく分からないと言う
修平の無礼を謝る











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昼休み、ぼーっと窓の外を眺めてたら祐樹が近付いてきた。
暇なの?と聞いてきて‥‥嫌な予感‥
案の定、譲達の校内案内を押し付けられた。
上から目線だなあ‥‥藍田祐樹くんよ‥(笑)
だいたいいつも祐樹と話す時は、話が平行線で進まないから主人公が折れることになるらしい。
二人に近付いて、学校案内するよと言ったら今から探検しようかって話してたんだ。お前ナイスタイミングだな!と言われた。

早速学校案内。
主人公の学校は中学から大学までいっしょくたになってるから広い敷地みたい。
ずっと同じなんて飽きねー?と言われて、逆に安心するよと言ったら

「なんかババアみたいなこと言いやがる。すぐに老けるぞ」

ひでぇw
その時、慶人さんが通りかかって話の輪に入ってきた。
学校案内をしてること聞くと

「そうなんだ。ねぇ、よかったらカフェテリアでお茶でもしない?」と誘われた。
中庭を突っ切った方が近道と行って外を歩こうとするんだけど‥‥‥‥三人ともついてこない。
慶人さんが悪いけど周り道すると言い出して‥って、バラしていいの!?Σ( ̄□ ̄;)
太陽の光が苦手とか僕たちの国はあまり太陽が出ないとか皮膚が老化するとか‥
まあ‥結局周り道することになって‥‥‥おいこら譲、女子のスカートが短いなー階段上んねーかなって‥リアルに男子が言いそうだからやめてw
譲と瑠唯がスカートについて語ってるので、自然と慶人さんと話す感じに。
部活は何か入ってるの?って聞かれたので美術部と言うと‥‥‥なんか食いついてきた?

「画家では誰が好き?」

「えーゴーギャンとか‥」

「ゴーギャンってことは、どこか熱く自由な人生に憧れてるのかな?」

ここで選択肢。
自分でもよく分からないと言うと「そう、でもいいんじゃない。その時決めればいいよ。思い切りたい時もあるし守りたい時もあるしね」
イエス!お金を使う時は思い切りがいいか守るかに限る!!←
趣味が合っていいなーって盛り上がってたら、譲達は話が分からないからつまらなさそう。
しかもなんかからかってきたw

「ひょっとして俺達邪魔?」

「‥‥え?」

「いやーなんかいい雰囲気だから邪魔かなって。」

ニヤニヤしとるw

「もう、二人とも‥そんなんじゃないって。」

「何もないようには見えませんでしたよ」

「二人の周りだけ甘い雰囲気が漂ってんもんなー」

「からかうなって」

照れてる慶人さんを見て、三人はほんとに兄弟みたいだなと笑った。
下駄箱でバスケの昼の練習に向かう修平と出くわした。
校内案内頼まれてこれからカフェテリアに‥って話をしてる間、修平は慶人さんを不審そうに見た。
「何してんの?どういう関係?」って‥‥‥‥‥お、おーい?
慶人さんがにっこりと自己紹介してるのは修平が無愛想‥
なんだか空気が悪くなったので修平を追っ払ったら「ふん、冷てーの」って不機嫌そうに去って行った。

「修平って奴、〇〇のこと好きなんじゃねーの?」

「ぜーーーったい!ありえない!!」

って主人公‥‥その根拠は一体どこから(^-^;


カフェテリアに行くと、亜蘭先輩が女の子に囲まれているのが見えた。
目が合ったのでお辞儀をするけど‥‥主人公を見ているようで見ていない。
視線の先はすぐ後ろにいる慶人さん達だった。
両者は視線を合わせたまま微動だにしない。
なんだか険悪な雰囲気にだなと思って、慌ててごまかそうとしたら、ちょうどチャイムが。
慶人さんと別れて校舎に戻ろうとすると、慶人さんに腕を掴まれた。

「今度、家に遊びにおいでね、隣なんだし」って言われたw

フワフワした気持ちで教室に戻る主人公だった。

藍田兄弟と瑠唯達の関係、気になるなあ≧(´▽`)≦

選択肢

怒ってます
大事に思っています













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数日後、主人公は寝不足。
冬馬さんとデートした日かららしい。
まーくんが心配してくれたけど、ドラマのキスシーンに思わず冬馬さんのことを考えた。

「あのさ‥役に立たないかもしれないけど、僕は何があってもお姉ちゃんの味方だよ?」って‥‥まーくんw
主人公は「今度の歌詞についてなんだけど‥‥その、好きでもない人とキスしたりできるのかな。と思って‥」と聞く。
まーくんの顔がみるみる赤くなっていった。
しばらくして何やら語り出す、中学生のまーくん。

「好きでもない人とキスはできるよ。だって挨拶とかあるくらいだしね。でも恋人としてのキスは‥好きな人とじゃないとできないかなぁ。少なくとも僕はできない」と発言

まーくん‥‥‥一体何があったその歳で。
主人公よりも分かってるじゃないか。
てか中学生に何の相談してるんだ!
しかも例え話になってないぞ!!

歌番組の収録でテレビ局に来てると廊下の向こうから冬馬さんが来た。
つい柱の影に隠れる。
冬馬さんが通り過ぎるのを待ってると、ふいに近くから声が。

「見えてるよ」

ま、間抜けすぎる‥!
振り向くと冬馬さんがいて

「そんな風に‥避けなくてもいいのに」

と苦笑いされた。
この前のことが原因だよねと空いてる会議室へ。


一方JADEの控室では春さんが冬馬さんのことを探していた。
秋羅さんいわく、どうやら最近寝不足らしくてどこかで寝てるのかもとフォロー。
秋羅さんは探してくると控室を出て、残された二人はケーキw( ̄▽ ̄)
夏輝さん無邪気だなあww

戻って会議室。
どこか気まずい雰囲気が漂っていて
「この間のこと‥‥やっぱり怒ってるんだよな?」と聞かれ
「もちろん、怒ってます」と返事をしたら
「‥そうだろうね。どうすれば‥‥許してもらえるのかな?キスしたことを否定する気はないけど‥‥‥〇〇ちゃんを怒らせてしまったことは何とかしたいと思ってるから。だから、どうしたら許してもらえるかなと思って」

「でも‥こうやって聞いてること自体、ダメ出しされそうだな」

「ダメ出しって‥」

「‥‥俺は女性の気持ちに疎いみたいだから‥返って怒らせてしまわないように、ちゃんと〇〇ちゃんの気持ちが聞けたらうれしいんだけど」

冬馬さんの声は切なげに聞こえた。
主人公は、その言い方、昔に何かあったのかな‥とか思いながらも、いい加減な気持ちであんなことをしたわけじゃないならって許すことに。
冬馬さんはそれを聞いて主人公の頭をグイッと抱き寄せた。
おいおーいww
冬馬さんにおいしいケーキがあるからと収録後遊びにおいでと誘われたので、行くと秋羅さんがいた。

「ここのところ冬馬と仲良くしてるみたいだね」と‥‥しかも冬馬のことどう思ってるの?とまで聞かれたー!

「冬馬はいい加減な所があるし、半端に近づくと傷つくだけだと思うんだよね。だから何とも思ってないならあんまり近づかない方がいいと思って」って‥秋羅さん‥‥いい人なんだけど、それ貴方がいいますかw←

選択肢選んだら、即答だねと笑われた。
その後JADEの三人が来て、言い寄ってたんじゃないだろーなーと夏輝さんが。
秋羅さんがそれなりにねって冗談言うから、冬馬さんが不機嫌に‥(笑)
すぐに取り繕ってたけど、冬馬さん以外の人が打ち合わせで出て行った時、「秋羅に‥‥‥何かされた?」と聞いてくる冬馬さんグッジョブ!←
何もされてないというと、安心したのか寝ちゃった‥
そういえば寝不足って言ってたっけ。

‥‥てかあれ?6日時目の回想と同じ‥?あれ?8日目とごっちゃになってたのかなあれれ?(´Д`;)

冬馬さんが起きて、食事でも‥と言いながら局を出たら‥‥女の人が‥‥‥
元カノさん‥噂の。
結婚したらしいけど相手が亡くなったみたい‥‥‥‥連絡するね‥とか‥‥‥8日目でこの状況ッスか!?
選択肢

なし












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ベットに横たわり、そっと目を閉じる。
首筋に何か硬いものが当たった‥‥その時。

「待ちなさい!」

宇佐美さんが部屋に入ってきた。
何をしようとしてるか分かってるんですか!と怒られ、全てを察したようにまさかそれが目的で‥と驚かれる。

「これしか‥‥この方法でしか僕は〇〇と一緒にいられない!」

と瑠唯が言うと

「いくら純血種と言っても完璧じゃないんだ!〇〇ちゃんがヴァンパイアになる前に命を落とすことだってあるんだぞ!」って。

瑠唯は初めて聞いたように戸惑う。
すると騒ぎを聞き付けた譲達が何があったんだ!?と駆け付けてきた。
首筋を押さえてる主人公を見て、何事か悟った二人は強張った顔をした。
でもまだ未遂だったことに気付きホッとする。
瑠唯は主人公の命を奪う所だった‥と意気消沈。
主人公は死ぬとは限らないじゃない!って瑠唯に血を飲むように詰め寄る。
譲と睨み合いになるけど、二人の決意にあーもう!と言いながら譲は
「宇佐ちゃん、頼む!こいつらの付き合い、認めてやってくれ!俺達がカバーすりゃなんとかなるって!」と頭を下げてくれた。
いい子(*´艸`)
宇佐美さんは「僕もできることなら応援してあげたい‥‥僕もね、人間を愛したことがあるから瑠唯の気持ちは分かるよ」って。
宇佐美さん‥

「人間は弱くて、夢のような短い間しか生きられない。分かっていたはずなのに恋焦がれた。
瑠唯を同じ気持ちにさせたくなかった‥‥だけど、それは過保護だったようだね‥‥瑠唯、これだけはお願いだ。〇〇ちゃんの血を絶対に吸わないで欲しい。
約束してくれるなら僕も共犯になろう」

宇佐美さんが仲間になりました!←

ヴァンパイア界に知られればただではすまされないだろうけど‥‥バレなきゃいいってw
最後にひとつ問題が。
祐樹と亜蘭先輩が告げ口しないかってこと。
でもあの二人はヴァンパイア界が嫌いだからたぶん大丈夫だろうって‥‥‥あー‥‥だからいろいろ助言してくれたりしたのかw(主に祐樹)
主人公は力が抜けてへたり込む。
瑠唯も同じです‥ってキラキラした目で頬を撫でられた。


「おいおい‥愛してるとか恥ずかしいことだけはやめてくれよ」

「いや‥‥だって瑠唯くんですよ?」

「〇〇‥‥愛しています」
「る、る瑠唯っ!?」

「だーからっ!言うなって言っただろうが!」

「いいじゃないですか。だって本当のことですもん」

「よくねーよ。だって恥ずかしいだろ?」

やーい、照れ屋~♪ ≧(´▽`)≦
だんだん赤くなっていく譲をからかう瑠唯。
二人の言い合いが始まった。
それを楽しそうに見つめる三人。
その時、主人公のお腹がすごい音で鳴った。
みんなあえてスルーして!と願うも、案の定つっこんでくる譲。
これを見て分かった。

瑠唯 甘い台詞担当
譲 つっこみ
慶人 フォロー
宇佐美さん 傍観者

こういう性格だってことが!←(笑)
主人公が飢え死にしちゃいけないってことで帰宅。
帰って本当によかったと思ってると、窓から瑠唯が。

「朝が待ちきれなくて‥」

なんか‥ww

「今夜はここに居ていいですか?」

と聞いてきたので、宇佐美さんに怒られちゃうよ?と言ったらそれじゃあ〇〇が寝るまで‥‥ダメですか?とうるうる光線w
これ、わざとやってない?(*´Д`)=з
いいよと言ったら嬉しそうに主人公のベットの中に入って、主人公を手招き。
一緒に寝る形になったw
主人公が‥‥‥主人公が欲〇不〇みたいでやだww
しかも腹ペコって人間界限定なのかー!?
ドラマの話とか無理にするので‥どうしたの?と聞いたら

「ただの、照れ隠しです」

って布団に隠れるスチルキター!!!!!!!!!
甘い台詞ばっか囁いてくるので、何か言おうとした時、唇をいきなり瑠唯に塞がれた。

「僕はあなたを離さない‥‥永遠に‥‥‥‥〇〇、あなたは僕のものです」

激しく唇を奪われながら、吐息とともに言われる。

「愛しています‥」

全ての問題が解決したわけじゃない。
でも今夜は何も考えずに瑠唯の腕の中に包まれていたい。
月夜の光を浴びながら‥


スーパーハッピーエンドw



14日目‥シリアス過ぎ‥だと思って諦めかけてましたが大丈夫でしたw
これは‥‥シリアスなまま終わる可能性が高いような‥?


選択肢

「瑠唯、どこ?」と呼ぶ
「お願い!」と瑠唯の手を取る













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学校に行く際、洋館の前で立ち止まる。
門の向こうの扉は固く閉ざされたまま。
昨日、寝ないで瑠唯と一緒にいられるように出来ることは何か考えてたけど、結局結論は見つからなかった。
それでも瑠唯と一緒にいたい。納得なんて出来ないんだもん‥
そう思いながら、洋館の前を立ち去った。
"人間を好きになるのはタブーなんです"
授業中、瑠唯のその言葉が頭を離れない。
今日も瑠唯や譲は学校に来てなくて、つい考え方が後ろ向きになる。
瑠唯が私の血を欲しがったとしても、私は瑠唯と一緒にいたいとかファーストキスの時のこととか、譲は瑠唯は特別だと言っていたけど、私の前では普通の彼氏だった‥とかいろいろ考えてる間にだんだん授業は過ぎていく。
4時間目になって、ふとあの瑠唯の元婚約者が言ってたことを思い出した。

"‥‥‥ヴァンパイアになる覚悟もないんでしょ?"

主人公はこれだ!と思いつき、帰り際に祐樹を呼び止めた。
「教えて‥‥人間はヴァンパイアになれるの?」と声を潜めて聞くと、祐樹が一瞬強張った
祐樹の質問を無視し、なれるの?なれないの?と迫ったら
「僕も、元々人間だよ」と。
高貴なヴァンパイアに血を捧げればヴァンパイアになれると聞き、主人公は興奮しきっちゃって、その後の祐樹の言葉を聞かずに洋館へ走り出していった。
あー‥‥これってめっちゃ大事なことなんじゃないの?
「行為自体は簡単でも‥‥」って。

洋館に着き、宇佐美さんがバラ園を掃除していた。
ここから離れる準備をしているんだ‥と思うも、今宇佐美さんに見つかったらダメだと思って機会を伺う。
すると宇佐美さんがバラ園の奥に行ってくれたので、その隙に洋館に入る。
完璧家宅侵入罪‥(笑)

緊張しながら、瑠唯の部屋を探す。
でも部屋数が多くて、どこか分からない。

瑠唯を呼ぶけど、返事はなくて‥‥その時、廊下のつきあたりの部屋のドアが開くのが見えて、主人公は急いでカーテンの中に身を隠した。

「瑠唯!いい加減あいつのことは忘れろ!無理なんだよ!分かってるだろ?部屋で大人しくしてろよ?いいな?」

‥バン!

「なんなんだよ‥俺は何にもできねーのかよ‥‥」

譲の悲痛な叫びが聞こえた。
足音はすぐ近くの部屋に消えて行った。
瑠唯の部屋が分かり、そっと中に入っていくと暗くて部屋が見えない。
その時足が何かがあたって音が。

「誰ですか?譲?」

奥の方から瑠唯の声が聞こえた。
自分だということを伝えると、暗闇が動いて私の身体を優しく抱きすくめる。

「こんな無茶するなんて、どうかしてます。あれほど危険だと伝えたのに‥」

スマン、主人公が聞かなくって←
主人公が勝手に入ってきたことを知ると、すごい驚かれた。
主人公が「私決めたの、私の血を吸って!私をヴァンパイアにして!」と言ったら瑠唯は固まった。

「‥‥〇〇、あなたは自分が何を言ってるか分かってるんですか?」

低く唸るような声。
分かってると言うけど「何がわかるって言うんです!」と怒られた。

「私がヴァンパイアになれば一緒にいられる。離れ離れにならなくて済むんだよ?」

「馬鹿な‥‥そんな事‥あなたの人生を奪うなんて‥」

「奪って!奪っていいから!」

両親どーすんの!?
瑠唯が怒りを堪えるように名前を呼んだ。

「僕は‥あなたに別れを告げて、どんなに苦しかったか。あなたを失う事がどれほど恐ろしいか‥‥あなたが僕の全てだと思っていたから‥だけど〇〇、僕の存在は‥‥あなたを苦しめるだけ‥だから離れることを、ようやく決意したんです‥」

「瑠唯、愛してるの‥お願い、私をヴァンパイアにして‥‥」

瑠唯の吐息を探り当て、唇を近付けた。

「あなたは残酷な人だ‥」

瑠唯の唇が応えるように重ねられた。

「本当にいいんですね?」

「うん」

そう言うと、そっとベットの上に寝かされた。

「何があっても‥‥もうあなたを離さない‥」

瑠唯の唇がゆっくりと主人公の首筋に近付く。
繋いだ手が振るえていた。
これで良かったんだよね‥?と自分に言い聞かせ目を閉じた。


選択肢

「気になる」と素直に答える
私も連れて行って!













↓ネタバレしてます












学校に行こうと家を出ようとした時、玄関先の鏡をふと見たら自分の顔がひどく写っていた。
昨日はよく眠れなかったみたい。
でも瑠唯は瑠唯、ヴァンパイアでもいつも私を気にかけてくれる優しくて心配性のヴァンパイア。
そう思い、少し笑いながら家を出た。

昼休み。
瑠唯や譲はまだ登校してこない。
また何かあったのかな‥と席を見つめてると、祐樹は横に座った。
気になる?と聞いてくるので、素直に気になると答えたらつまらなさそうにふ~んって。
「〇〇さんて本当に面倒なことに巻き込まれてるよね。信じられないだろうけど僕たちは隠れて暮らしてる。だから派手なアクションは控えてもらいたいんだよ‥‥ましてや、一族のトップがタブーを犯すなんて。〇〇さんだって、ライオンの檻に飛び込む勇気ないでしょ?」
と皮肉げに言うので、声を上げたら静かにしろって怒られた。
祐樹は人間が嫌いらしい。
人間は裏切るし、理解できないし、有害だって。

主人公が「藍田くんも宇佐美さんと同じなんだ。自分たちと私じゃ違いすぎる‥‥そう言いたいんでしょ?」と聞くと、ちょっと意外な返答が返ってきた。
「僕と〇〇さんはそんなに違うのかな?‥そんなに違わないよ。僕だって、24時間血に飢えてるわけじゃないからね」と言い、席に戻って行った。
じっと祐樹を見つめてたら歯を見せて笑う。
(キ バ ナ イ ヨ)
って‥‥‥‥なんだか励まされてる?
てか祐樹の笑顔が物凄くかわいらしいんだがw
ありがとうと口パクで言うと、笑って教科書に視線を戻した。


夕方。
いつか瑠唯と来た公園に来た。
瑠唯がいると思ったけど‥いない。
自然と夕方を見つめてキレイ‥と呟くと
「ええ、ほんとに」

と言葉が返ってきた!
振り向くと瑠唯がいて、どうして学校に来なかったのかと聞いたら

「あなたに会えば‥‥決断が鈍るから‥」って。

あぁー;;
嫌な予感がしながら瑠唯の声に耳を傾ける。

「僕は、お別れを‥‥あなたにお別れを伝えに来たんです」

何を言ってるの‥?と主人公は混乱する。

「人間と恋をするヴァンパイアは多い。でも‥‥その先が明るいとは言えないんです。僕はそれを知っていたのに‥」
「そんなの‥‥分からないよ!私と瑠唯がどうなるかなんて!」
「だめです!危険なんです!僕は‥‥いつあなたを傷つけるか分からない。そういう存在なんです‥」
「‥‥血が、欲しいの?」

そう言うと、瑠唯の身体がピクリと動いた。

「そうです‥‥どんなにおぞましくても、それが僕たちの本能なんです」

人間の血は飲まないと禁じても危険がないとは言えない。
だからその前に主人公の前から姿を消す、と。
私も連れてって!と言ったら、突然瑠唯の腕が私を包んだ。

「〇〇‥‥こんなにあなたを好きなのに‥この気持ちをどうしたらいいのですか」
「瑠唯‥行かないで‥‥」
「‥‥」
「お願い‥」
「〇〇‥‥愛しています」

瑠唯は身体を少し離し、そしてお互いの鼻が触れるくらい近付かせた。

「これで最後にします。‥キスしてもいいですか?」

(瑠唯‥嫌だよ‥どうして?愛してるって‥‥今言ってくれたのに嬉しくないよ)

主人公は涙をこらえながら瑠唯を見つめた。
そっと唇が重なってきて、いつもよりゆっくりと唇をなぞる。
時々、頬や耳にキスをして、また唇に戻ってきた。

「このまま‥あなたをさらってしまえたらどんなにいいか‥‥僕は諦めが悪いですね」

(瑠唯‥嫌だよ、さらってよ、このままでいたいのに‥‥どうしてダメなの?)

その言葉は口から出ることはない。
こらえきれなくなった涙があふれ出す。

「〇〇‥‥愛しています。‥‥‥永遠に、あなたを愛しています」

そう言って涙をぬぐってくれた。


もう辺りは暗い。
隣に瑠唯はもういなかった。
瑠唯と離れたくない。
瑠唯と一緒にいられるようにできる限りのことをしよう。と主人公は涙をぬぐった。