選択肢

普通です
分かってくれる人でよかった















さっきから瑞貴の姿が見えないって主人公が不安がってると、ラファエロさんがバルコニーに出ませんか?って主人公の返事も聞かず、手を引かれた。

(王子様のくせに強引‥いや、王子様だから強引?)

昴さんのことですね、分かりますw←
とりあえずお相手しなくちゃって話をするんだけど‥なんか‥お世辞言われまくってるんですが。

「お世辞じゃないです。ああ‥星空がきれいですね」

「はい」

「風が気持ちいですね」

「はい」

「キスしていいですか?」

「はい‥えぇっ!?」

「手に」

手だと分かって、国の挨拶なんだし‥と承諾。
でも手だけじゃなくて抱きしめられた!?
やー!昴さーーん!!!(違っ)
離れようとするが「欲しいものは自分で捕まえないと」ってなかなか離してくれない。

「○○さんに大切なことをひとつ教えましょう。世の中で最も幸せを邪魔するものは『素直になれない心』です。ワタシはワタシの心に正直に動きます。○○さんもそうしてください」

いや、前半部分は納得だけど、誰もあんたのこと好きだなんて思ってないから!!

グイッ

「申し訳ありませんが、お離しくださいませんか?」

「瑞貴!」

「バルコニーの手すりは古くなってるので危険ですよ」

「!」

「邪魔するとは‥なかなかやりますね」

「残念ながら、私は○○さんのSPですので‥」

「彼女はかなり酔ってしまったようなので退席します。失礼します」

酔ってねえよ!Σ( ̄□ ̄;)
今度は瑞貴に強引に引っ張られて庭へ。
ぎゅうううっと抱きしめられる。
誰か来ちゃうよ!というも、誰に見られてもいいって離してくれない。
そこにお父さん登場!
なんか‥僕はSPで、彼女にはもっとふさわしい相手がいるのでは‥的なことを言う。
でもお父さんに君はそれで主人公をあきらめられるのかね?と言われ、あきらめたくない!ということで終結した。

「皇太子には、私からちょっと言っておこう。いたずらが過ぎるとな。私と皇太子はメル友だから」

メル友!?

「そうだ瑞貴君。これを貸してあげよう」

「鍵、ですか?」

「政府のではなく個人的に所有しているヘリのものだ、それをSPとしてではなく、藤咲瑞貴個人に貸そう。今日の宴ももうすぐ終わる。二人でデートでもしておいで」

お 父 さ ん ‥ !
ボル、過去に戻って20歳のお父さんを落とすルートとか作ってくれませんか?(本気)

「いつか、君が私をお父さんと呼んでくれる日がくればいいな。ははは‥」

「!!‥ありがとうございます!」


ヘリの操縦を瑞貴さんに任せて、二人は上空へ。
本編で海が見えるホテルで泊まったところにもう一度泊ろうって。

「ねえ、○○と初めて会ったのもヘリの中だったね」

「そうだね。色々あったけどあっという間だったなー」

「さっきお父さんに言ったこと、ほんとに嬉しかった!」

「わたしも!瑞貴‥大好きだよ」

「‥」

あ、照れたw
ホントは今すぐ抱きしめたいとか言われるけど、操縦してるから出来ない。

「ちょっとだけ」

「ダメだってば!危険危険!」

「だってやばいよ!すーっごく抱きしめたいよー!ぎゅーってしたいもん!」

瑞貴さんのキャラが分からなくなってきた‥w


ホテルについて、ラブラブタイムw
ベットに誘おうとしたところで皇太子からメールが。
さっきのこと反省してるみたい。
ちゃんと分かってくれる人でよかったというと、今は僕だけのことを考えて?ってぎゅーっとされる。

「瑞貴‥」

「総理の娘とSPの恋なんて周りから見たら笑われるかもしれないし、世界が違うって言われるかもしれないけど‥それでも同じ世界にいた‥ずっと○○の傍に居たい」

「うん‥私も」

「じゃあ誓いのキスしよ。○○からキスして」

最初は拒否ってたものの、皇太子と寄り添ってた‥とかヤキモチ妬かれて、ちゅーw
あのー‥この先はちょっと1○禁くらいかも‥なんかエロいよ。
でもキャサリン(リスの)が出てきて、邪魔されちゃった。

「あー‥いいところだったんだけどなあ‥」

まあそれは続編でってことでw

選択肢

正直に答える
追求しない














今日は辻先輩とデートの日。
少し緊張しながらも、今日どこに行くのか聞くけど、いいところだよって言って教えてくれない。
街中を歩いてると、女の子が写真撮ってくれませんか?って近づいてきた。
最初は、女の子達の記念写真かと思いきや‥‥辻先輩と一緒に撮って欲しいと言ってきてカメラを押し付けられる。
それを見ていた周りの子たちが歩くごとに話しかけてきて、写真を‥;;

「ねえ、さっきからどのくらい進んだ?」

「‥‥50メートルくらいでしょうか」

6組目を終えたところで50メートルって‥。
二人で少し呆然とため息をついてると、一番最初に写真を撮った女子たちとすれ違った。
主人公のことを彼女じゃなくて、どうみても中学生の妹って感じで似合ってないって会話が聞こえてきて、思わず身を硬くする。
お店のウインドウに映った自分の姿を確認して、背の高い辻先輩の隣にお気に入りのワンピースを選んできた自分が、ひどく幼く映る。
なんだか辻先輩の隣に居るのが恥ずかしくなって、思わず立ち止まってしまった。

「‥‥○○ちゃん?」

「すみません‥私が、もう少し大人っぽかったり、美影みたいに美人だったりすれば‥」

「何、言ってるの?俺からしてみれば、○○ちゃんくらい可愛い子に会ったことないけど」

それは恋は盲目ということで美化されちゃったのではw
というかふっつーに口説き文句が出てくるあたりモテ慣れてるって感じがするよなあww

「でも‥周りの人は私が先輩に似合わないから‥‥か、彼女っぽく見えないから、声掛けるのも、写真撮ってもらうのも気軽にできちゃうんです」

(あ、やばい‥自分で言ってて泣きそう)

いやいやいや!そこはなんか恥ずかしいこと言ってる?私。でしょ!!←
辻先輩は少し息を掃いて髪をかき上げた。

「じゃあさ‥‥彼女っぽいことしてくれる?」

そう言って手を差し出してくる。
スチルキターーー!!!!!!!!!!(・∀・)

「このままだと、目的の所まで行くのに日が暮れちゃうし‥だから、恋人っぽく手ぇ繋いでくれれば、デートの邪魔されないかなって思ったんだけど‥‥ダメ?」

「だ、ダメじゃないです‥」

「それでは、手を拝借してもよろしいでしょうか?お嬢様」

ぶはw(*´Д`)=з
導かれるようにそっと先輩の手をとった。
今までアクシデントで手を引かれたり、抱き締められたりしたけど、こういう風に公で手を繋ぐのは初めてだった。
思ったよりごつごつしてる‥なんて思ってると、彼女っぽく繋いでくれないの?って。
クエスチョンマークを飛ばしてたら、「こういうこと」って指と指を絡められる。
恋人繋ぎですね、分かりますw
デート中はずっとこうねって・・・逆にそれはちょっときついぞー!


ついは場所は現代美術館。
カラフルな大きなキャラクターが外壁を飾っている。
展覧会の名前を見るとミヤモトエイジって‥個展か!
入場料を払って中に入ると、思いのほか人がいた。
主人公は正直何がすごいアートなのか分からないで見ていたけど、辻先輩がキラキラした表情で鑑賞してるのでこっちまで嬉しいからよしとした、と。
売店でパンフレットやポストカードを眺めていると、突然肩を叩かれる。
ミヤモトエイジがあの時とは違ってちゃんとしたスーツに身を包んで現れた。
少し話をしてたら、サインをお願いしますって人がぞろぞろ集まってきちゃって‥‥主人公たちはこのままお暇しようかと思ったけど、カフェで話そうって先に入ってることに。
個展について話すんだけど‥‥正直アートって分からなかったということ、でも辻先輩の生き生きとした表情を見てこっちまで嬉しくなったこととか話すとはにかむように笑った。
そこにミヤモトエイジさんがやってくる。
お客さん達が一斉にこっちを注目してきた。
へ、変な緊張感が漂ってそうだなあ(笑)
コーヒーを頼むも、この前御馳走してもらったとこのコーヒーとは大違いの味だ。あれは本当においしかったって。
店中で言うと後が恐いよー?←
それからは個展の話、学園祭の話とかいろいろ。
HPを見てくれたみたいで本格的だったと褒めてくれた。
その特技を生かした職業につく気ができたら、サポートするからって名刺をくれた。


帰り、公園でフリーマーケットをやってるのが見えて立ち寄る。
大規模なもので美大生たちの画材とかも並べられていた。
辻先輩は水彩やら何やら買い、主人公は犬と戯れる。
バイオリニスト達が演奏をしていたのでそれを見てると

「今日、最初は色々大変だったけど‥やっぱり○○ちゃを誘ってよかった」

「はい、とっても楽しかったです」

綺麗なバイオリンの音色を聴きながら笑いあう。
すると辻先輩は何かを思いついて、ベンチまで移動してスケブを取り出した。
「これ、誰だと思う?」って見せてきたのは、さっき主人公が犬と遊んでる姿だった。

「私‥ですよね?いつの間に‥」

「すごくかわいくていい表情だったから‥‥描きとめておきたくて。このスケッチブック売ってた人たちもね、かわいい彼女さんですねって」

お、脱☆妹から抜け出せたかw
もらってくれる?って言われて、もちろんOK。
嬉しいと呟くと「どう受け取ればいいの?」と。

「なんで嬉しいの?教えて」

「それは‥その、絵を描いてもらえたことが‥」

「ん、それから?」

先輩は手を強く握ってくる。

(う、言わなきゃダメ?)

「‥‥先輩、わかってて言わせようとしてませんか‥?」

そうだぞーこういうのは男から言って欲しいもんだ。

「わかんない。それから、何?」

何しらばっくれとんのじゃー!!←

「‥か、彼女っぽく、見えたこと、が‥‥嬉しかったです」

「ふーん‥」

あれ、告白せがまれてたんじゃなかったの?
辻先輩は少し顔を赤くしてる。

「あーやばい。すっごく今、言いたくなってきた‥」

「何をですか‥?」

主人公が尋ねると、先輩は少し周りを見て、しばらくじっと考えるとふっと息を吐いて主人公に向き直る。

「あー‥‥うん、でもまだ言うことじゃないな。‥忘れて?」

追求したかったけど‥‥でも反応微妙だからこっち。

「学園祭、もうすぐだし‥それが終わったら話すよ」

「‥わかりました、待ってます」

主人公はドキドキしながらそう答えるのだった。

選択肢

すごく緊張してる
どういう意味?

















昨日は瑞貴の様子がおかしかったけど、朝になったら笑顔でおはようって言ってくれたし、今も普通。
ぼーと瑞貴さんを見てると、そういう表情ノインにそっくりだって。
ノインって鳥類だったよね?

「ていうか‥綺麗だよ、○○。とっても良く似合ってる」

ほんとはもっと露出の少ない服の方がいいけどって呟くけど、そこに真壁さんが入ってきてうやむやに。
真壁あんのテンションって今思うと、学生っぽく感じるw
今日のパーティーにニュースやドキュメンタリーの取材が来てるってことを報告に来てくれたみたい。
窓の外を見ると、すごい取材陣の数。
思わず無言になると、緊張してきた?って聞いてきて選択肢。
緊張してるを選ぶと、瑞貴さんの手が主人公の両肩に触れ、顔が近づいてきた。

「ちょ、ちょっと待って‥!」

「どうして?」

「ほら、せっかく口紅つけたのに。ね?とれちゃうでしょ?」

「またつければいいよ。そこに口紅あるし。それに‥僕に見せる以外で、口紅なんて、つけなくていいのに」

「え?‥きゃっ!」

ぐいっと引き寄せられて強引にキス。
止めて瑞貴の顔を見ると、唇に口紅がついちゃった。
ティッシュで拭こうとするけど、指で拭いてって‥。
スチルが‥スチルがなんか別人‥;;
代わりに主人公に口紅を塗ってくれることになった。
そういえばケーキ食べた時もこうやって目をつぶって食べたねって話をしながら。

「あのさ‥」

「そろそろ時間だぞ、瑞貴」

海司が入ってきた。

「いくら○○の傍に居ろって言われたからって、俺達の役目、忘れんなよ」

「‥分かってますよ」

主人公もしっかりしろよって言って出て行った。

「‥俺たち役目、か‥」

瑞貴がそう言うも、聞き逃す主人公。
もう時間だからって挨拶回りやら何やらして、パーティ会場に移動するとお父さんに呼ばれた。
食事中はあまりに話せなかっただろうからって皇太子のラファエロさんとお話。
緊張してると「そんなびくびくしないでください。○○さんって可愛い人ですね」って。
お父さんはお相手をお願いするよってどこかに行っちゃって‥あー‥瑞貴さんが怒った表情でこちらを見つめてらっしゃる;;

「○○さん、そのドレス、綺麗ですね。似合ってますよ」

「ありがとうございます‥でもウエストはちょっとキツイんですけどね。食べすぎたかな?」

「あはは。私もちょっと動きにくい。正装は苦手ですよ」

「そうなんですか?」

「ハイ。部屋に戻ってジャージに着替えたいです」

さすがに王室の人がそれはないだろ‥!
主人公はこの人は庶民感覚の人なのかな?ってちょっと親しみやすそうと思ってると、ラファエロさんが日本のSPはずいぶん近くで警護するんですねって瑞貴さんに‥
あちゃーちょっと睨みあってる感じになっちゃってるよ;;
というかお父さん、二人が付き合ってること知ってるんだから何も主人公を一人にしなくても‥

「べったり傍にいなくてもいいでしょ?少し離れてるよ」

「そんな!嫌だよ、傍に居てよ‥」

ん?なんか変な違和感が。

「‥あの王子様、○○さんと二人きりになりたがってるよ」

「え?」

「だから邪魔でしょ?二人の方が話も弾むんじゃない?」

「なっ何言ってるの!私は瑞貴に傍に居て欲しいのにっ」

ていうか皇太子放置w

「それは‥SPとして?」

「それって‥どういう意味?」

「いや、なんでもない‥」

瑞貴はさっさとどこかに。
主人公はラファエロさんに手を引かれて、瑞貴と離れてしまった。

選択肢

すごくよくなりました!
黙って見守る














昼休み、主人公と辻先輩は全校投票用のポスターとプリントをつくっていた。
主人公は幸人先輩の言葉が気になっていて、学校側と生徒会は関係ない、まるで奥の手でもあるかのようは自信の言い方に、何か嫌な予感がするみたい。
辻先輩の声で現実に引き戻されて、ポスター作りを再開するけど‥‥まーたあの抱きしめられるような形でやるのねw
主人公が投票日の部分を大きくしたらどうかと提案すると、ささっと大きくしてポスター完成。
すごいです!と先輩の方を見たら、至近距離二人ともカチンコチン☆
慌てて照れながら離れる。
するとちょうど校内放送のチャイムが鳴った。

「生徒会のお知らせです。来週の木曜日の放課後、鴨ノ橋学園体育館にてわが校のバスケットボール部と鴨ノ橋学園とが練習試合を行います。」

来週の木曜って・・・全校投票日の日じゃん!!!

「鴨ノ橋学園までは徒歩で15分の距離です。全校生徒の皆さんはぜひ応援に駆けつけてください」

放送が終わり、放課後になってGフェスメンバーはさっそく会議を開いた。

「くそっこのままじゃ投票数が減るのは確実じゃねえか!」

「‥うちの運動部でもバスケは一番有名っすからね」

「うちのクラスもみんなライバル校とのバスケの話題で持ち切りだったよ!女子まで何とか先輩がかっこいいから見に行くとか言ってて‥」

「棄権票はすべて学園祭反対票とみなされることになってたっけ‥‥やられたね」

バスケ部は学園祭反対派だって聞いてるけど、一か八かバスケ部に交渉しに行くことになった。
でも学園祭実行委員なんかの味方をしなくちゃいけないんだって断られる。
練習試合をやめるわけにはいかないって言われて、だからって何も投票日の日にやらなくても‥!といったところで生徒会登場。

「これ以上クレームをつけるなら、俺たちを通せ」

って幸人先輩と直江先輩が!

「幸人、テメェが仕込んだんだろ!」

「練習試合の要請は前々からあった。いつやろうと当人たちの勝手だ」

「そこまでして‥学園祭の中止したいのかよ‥‥」

「学業優先が生徒会の意思、当然でしょう」

「だからって、こんな汚い真似‥‥恥ずかしくねえのかよ!?」

「何とでも言え」

「彼らの言い分に耳を貸す必要はありません。存分に練習試合をしてください」
バスケ部の部長さんは、恵人先輩と幸人先輩を交互に見た。

「幸人、お前確かこいつと双子だったよな?」

「‥‥残念ながら、そうだ」

「ふーん‥」

しらっとした表情で二人を見比べる。

「俺達の部活が兄弟喧嘩のダシにされてるみたいじゃないか?」

「‥どういうことだ?」

「なーんか、気に食わねえんだよな。そういうのは」

「なっ‥!?」

部長さんは恵人先輩を見て、ひと賭けをしてやる。俺達と勝負して勝ったらお前たちの提案を飲んでやるって。
直江先輩はそんな勝手な‥というけど、部長さんは当人同士の勝手なんだろって直江先輩を黙らせる。

「ただし、お前たち学園祭実行委員会が負けたら‥学園祭は無条件で中止だ」

勝負方法はフリースロー。
Gフェスメンバーはそれを聞いてざわつくけど、恵人先輩がOKサイン。
部長さんは余裕の笑みで去って行って、こっちは不安の表情が目立った。
学校帰りにメンバー全員で公園に立ち寄る。
フリースローの練習をするためだ。
穣くんがぎりぎり太刀打ちできるかな‥という感じで、他のメンバーはいまいち。
これじゃ負けるの確実だよ‥とみんながしょんぼりしていた時バサッとゴールにボールが入る音が聞こえた。
辻先輩がかなり離れたところから投げてて‥フリースローをする場所から離れ過ぎてるくらい。
それからもことごとくシュートして入ってるので、勝負する人は辻先輩っていうことになった。

「‥俺に出来るかな」

辻先輩は、どこか不安そうな表情でいた。


翌日、フリースローの勝負のことが気になりながら帰り支度をしていたら、辻先輩から昨日の公園に来てほしいってメールが。
公園に着くとフリースローの練習中で、たまに外れることがあったけどほとんど入っていた。
でも辻先輩は納得がいかないみたい。

「もっと正確にシュート出来るようにならなくちゃ、とてもじゃないけど勝てないよ」

「でも‥」

「俺のシュートに学園祭開催がかかってる。手は抜けない。」

「分かりました。私も精一杯応援します!何かできることがあれば言ってください」

「ありがとう。‥じゃあ、見てて?」

「え?」

「俺、頑張るから‥‥見てて。一緒に居て。それだけでいいから」

「‥はい!」

ちょ‥不覚にも若干ときめいちゃったじゃないかあぁああぁあ!!!!!!!!←
夕方になっても練習は続いた。
だんだん疲労が溜まってきたのか、ボールがリバウンドする。
バールをキャッチしようとした時、辻先輩屈みこんでしまった。
慌てて近寄って何事か見ると、親指の爪が大きく割れていた。
応急処置になるか分からないけど、絆創膏で手当てをする。
これでまた練習ができるよって休憩もなし!?

「あともう少しで何か掴めそうなんだ‥」

(どうしよう‥‥本当は今すぐにでも病院に行ってほしいけど‥何か掴めそうって言ってるし、先輩が納得いくまでやらせてあげた方がいいのかも‥)

そう思い直し、見守ることにした。

「大丈夫だって。ほらね?○○ちゃんが貼ってくれた絆創膏が守ってくれるから」

そう言って絆創膏にキスをする。
キザw
それからも練習は続き、なんとか納得がいったようだった。


翌日の放課後、約束通り体育館に行くと、なぜか観客の人が思いのほか集まってる。
どうやら直江先輩が大勢の前で恥をかけということで集めたみたい。
バスケ部はわざわざ負けにくるとはなって余裕の表情で笑う。
でも辻先輩が「みんなをバカにするのは、俺が負けてからにしといたら?」とゴールにシュート。
なかなかやるなって部長さんがいい、勝負を始める事になった。
同じ球数投げて先に失敗した方が負けだって。
最初は余裕でシュートしてた部長さんも、辻先輩のシュートが外れないことに焦って三回目でミス。
辻先輩は怪我した指を庇いながらも、なんとか三回目もミスすることなくシュート出来た。
これで勝った!ってなった時に、直江先輩がこんな試合など無効です!って叫ぶ。

「あきらめろ。俺たちは負けたんだ」

幸人先輩が静かに部長さんを睨む。

「このような賭け、なぜ受けた?学園祭には反対じゃなかったのか?」

「負けは負けだ!約束は守らなくちゃいけないだろ」

そう言い、主人公達の方を向く。

「やられたよ。まさか素人に負けるとはな‥‥学園祭実行委員にしておくのはもったいないな。どうだ?バスケ部に入るっていうのは」

「まさか。俺は美術室で絵を描いてる方が気楽だよ」

「そうか‥惜しいな」

何、このどっかの戦闘アニメで聞いたようなこと台詞はw
ということで練習試合は中止。
直江先輩は最後まで悔しそうにしてたけど、幸人先輩に連れられて体育館を出て行った。
ちょっと羨ましいような←


昼休み、Gフェスは固唾を飲んで全校投票の結果を待っていた。
みんな落ち着かない様子でいたけど、やることはやったんだって辻先輩が慰めてくれる。

『ただいまより、全国投票の結果をお知らせ致します。』

始まったー!

『結果は‥』

(お願い‥!)

『学園祭開催が決定いたしました』

「よっしゃあ!」

「‥これで一安心ってとこか」

「辻先輩‥!」

「やったね、○○ちゃん」

「これもひとえに俺の努力の賜物だね!うん!」

「嘘つけ!晴彦の活躍のおかげだろうが!」

ゴツンと恵人先輩のげんこつが希太くんの頭にww

「イテェ!何するんだよ、恵人さん!」

みんながわいわいと騒ぐ中、主人公と辻先輩はそんな姿を見て大声で笑っていた。
その後、打ち上げでカラオケ大会w
私も行かせろ。(・∀・)←

「よし、お前らグラスを持て!学園祭成功に向かって、乾杯!」

恵人先輩の声に合わせてみんながグラスを合わせる。
それからは歌ったり、料理を食べたり、楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。
退室の時間になって、みんな渋々と部屋を出ていくけど、辻先輩に呼び止められた。
なんだかいつもの余裕がない?

「投票に勝ったら、言おうと思ってたんだけど‥」

「な、何ですか?」

「今度の休日、良かったら学園祭抜きで俺とデートしない?」

キタ--!!!!!!!( ̄▽+ ̄*)
断るわけもなく、OKw
主人公は少し呆然としながら、部屋を後にした

いまさらですが、SPのエピローグを書いていきたいと思いますw



選択肢

面白そう!
確かに勉強になった















あの山小屋事件が解決してから、主人公は平和な日々を取り戻した。
一瞬山小屋って言われて一体なんのことかと思っちゃったよ‥
確か緑の覆面達と女に軟禁されたんだっけ。
総理がお父さんっていう事実にもだいぶ慣れたけど、最近瑞貴さんがそっけないらしい。
お父さんは独身なので、主人公が代わりにファーストレディとしてパーティに出席する回数も増えてきた。
今回は外国の王室を迎えるパーティで、向こうの皇太子がぜひ主人公と会いたいんだって。
瑞貴さんがその言葉にちょっと反応する。
あらら‥何だか不機嫌になっちゃいましたよ?
メイドさんに手伝ってもらって、明日着ていくドレスの衣装合わせ。
ついたての向こうの瑞貴が気になって、声をかけてみるも「見張りも警護も同じようなものだから‥気にしなくていいよ」ってつれない返事。

「‥でも良かった。瑞貴が傍に居るなら安心するよ」

「ふふっ僕は○○だけのSPだからね‥安心して、王子様と楽しんでね」

「?なんだか言い方にトゲがない?」

「そうかな?」

笑顔でトゲのある言い方って‥無表情より怖いよね‥
衣装合わせが終わって、瑞貴に見てもらうも肌の露出が多すぎって。
ダイヤのネックレスとかイヤリングは高価だから外してもらって、メイドさん達は部屋を出て行った。
政治家さんとか王室とか緊張する‥って言ってると、デートしようかってお誘いが。
真夏のたぬきっていう映画を見ることになり、たぬきグッズを置いてるところに本物のたぬきまでいた。

「♪」

「♪」

(すっかりうちとけてる!)

「狭いスペースで、可哀想だな‥僕の家に呼べたらいいのに‥」

たまに水族館のイルカさんとか見ると、私もそう思う。
でも海に帰してもちゃんと生きれる可能性は低いよね、人工保育の場合って。
たぬきを瑞貴さんが撫でると、なんだかたぬきが笑った気がする‥私も瑞貴と一緒にいたせいか動物の気持ちがわかるように‥っていやいや、まさかね。
いや、案外あるかもしれないぞw
映画館の中に入り、隅の方に座る。
後5分で始まるっていう時に手を握られた。
しかもキスまでー!?
やっぱ王室の皇太子とパーティとか聞いちゃったから、ヤキモチ妬いてんのかなw
映画が始まると瑞貴さんの目がキラキラし始める。
本当に動物好きなんだなあと思ってたら場面が変わった。
どうやらドイツのたぬきの話とか出てたみたいなんだけど・・・ドイツにたぬきっているの?
あれ、たぬきって元々どこ出身だっけ。←
笑いあってると、瑞貴さんのファンに見つかりそうになったみたいでそこから逃げるように街中へ。
でも主人公と手を繋ぎたかったっていうのもあったらしい。

「真昼間に○○と手を繋ぐのって‥やっぱ無理なんだよね‥」

「そ、そっか‥瑞貴は仕事中だもんね。私と遊んでるように見られるのはまずいよね。付き添うって形ならいいんだろうけど」

「僕はSPだから‥」

「え?何?」

「いや」

様子がおかしいよ。
しかもお姫様に憧れるって話をしてたら、シンデレラみたいに靴落としてみたら?もしかしたら王子様に見染めてもらえるかもよ?って意地悪を‥
なんだかSPと総理の娘って線を引かれたような気がして、主人公はしょんぼりするのだった。