選択肢なし
午前10時。
何事もなかったかのように学園祭が始まった。
宣伝の効果があったのか、大勢の人がやってくる。
やっぱり人気なんだなあと、ミヤモトエイジのポスターの前で写真を撮ったり、じっと立ち止まってたりしてる人たちを見て辻先輩が感心したように呟いた。
主人公達は広報用で学園祭の様子をHPで紹介するために取材がてら色々な場所を回っていた。
学校の外では、体育家計の部活が屋台を出していて、焼そばの前を通りかかるとバスケ部の部長さんに声をかけられた。
「学園祭、参加してくれたんだ?」
「やるからにはとことんやらないとな。どうだ、うちの焼きそばは?」
それじゃあと買おうとして、部長さんがこれは俺の奢りだってサービスしてくれる。
朝ごはんも食べずに風船を膨らませてたので、ぺろりと食べ終わった。
「俺はまだお前のバスケの腕、あきらめてないからな」
「いや、俺絶対に入りませんよ」
即答!( ´艸`)
「ほぼ無理だった学園祭を開催できたんだ。世の中何が起こるか分からないだろ?」
バスケ部の部長さんもなんだか楽しそう。
長々と勧誘が始まってしまう前に、主人公たちはその場を後にした。
屋台を見て回ってると、希太くんと源さん発見。
源さんは恵人先輩に誘われてきたらしい。
希太くんはもう食べる時間ないだろうからってカレーをかき込んでるだけど‥
「ほらまた、そんなに急いで食べて‥そもそも、このカレーがなってないんだ!味が薄すぎる!ニンニクの風味が足りな過ぎる!」
(‥源さん、これは円城寺家のカレー鍋じゃないですから‥)
源さん、いいキャラしてるわあw
何歳なんだろ。
その後はGフェスが主催の回顧展を見に行くことに。
有名人の昔の絵の効果や鈴木一みたいなそっくりな絵も人気を呼んでいて、人の入りは上々だった。
弘海ちゃんが話しかけてきて、今のあなた達とってもいい顔してるって。
挨拶もこそこそに次の所に向かうことにした。
廊下を歩いてると、ロボットやメイド、戦国武将や怪物など手の込んだものまでコスプレをした人とすれ違った。
主人公が休んでる間に仮装パレードが決まったらしい。
浴衣喫茶に行くと、和菓子屋のおじいさんと遭遇。
今年も開催できたみたいじゃねえか!って来年もやってくれよと言って去って行った。
お茶とお茶菓子を食べて一息つく。
男女問わず浴衣の教室を見て、「また見たいな、○○ちゃんの浴衣」って辻先輩が身を乗り出してくる。
来年にまた‥というと
「実は今日はね、他に来てほしいものがあるんだ」って。
「‥何ですか?」
そう聞き返した時、教室の入り口から聞き慣れた声がした。
「あっいたいた!」
「こんなところにいたか」
希太くんと恵人先輩とナツメ先輩だ。
なんでもミスコンに辻先輩が候補に上がってて、午前中の投票では男子の部で一位だったらしく、このままいけば優勝だと。
仮装パレードの目玉として、学内のミスター・ミスコンテストが行われてて、優勝者の二名は馬車に乗って校庭をパレードすることになってるみたい。
辻先輩は断ろうとするも、うち主催だからダメだってことで連れて行かれた。
そこに美影ちゃんが来て、いいからついてきてって連れだされる。
着いたところは美術準備室だった。
「これに着替えて」って一着の服を押し付けてくる。
なんぞw
しかも青い妖精のようなドレスって‥ こ れ は w
髪もアレンジしてくれて、鏡を見るとまるで別人みたいになっていた。
そのままライブに行こうって‥行こうって‥‥恥ずっ!!!
舞台では希太くんが企画したバンドの演奏が異常な熱気に包まれて行われていた。
アルコールの声が響く。
美影ちゃんがはしゃいで楽しむことになるんだけど‥‥本音を言うとミスコンのことが気になってて演奏は耳に入らなかった、と。
夕方、ミスコンの自己PR。
ギターや叫び、一人漫才などに海上は大盛り上がり。
次は辻先輩が出てきて、マイクを持った。
「‥まず、学園祭が無事に開けたことを全校生徒の皆さんに感謝します。学園祭まで一緒に走ってきた実行委員の仲間は、かけがえのないものです。でも俺は今日、実行委員のみんなに借りを作ります」
‥借り?
「俺は今日、たくさんの人よりも、ただ一人に選ばれたい‥だからみんなには本当に悪いけど、コンテストを辞退します」
全てを把握した。やっちまえー!w
辻先輩が壇上を下り、拍手が鳴り始め、頑張れという応援とともにお客さんからは喝采が。
すると、主人公の携帯に辻先輩から着信。
『今から、一人で美術準備室に来て』
主人公は結果発表を見ることなく、美術準備室へと向かった。
準備室に行くと辻先輩がいて、ドレス似合ってるって。
どうやら辻先輩が美影ちゃんに頼んだみたい。
外から突然にぎやかな歓声が聞こえてきた。
パレードが始まったみたいで、広報用の写真を撮りに行かなきゃというも、それは他の人に任せてあるから大丈夫って。
「今は‥この服を着てる○○ちゃんを独り占めしたいから‥‥‥どういう意味か分かるよね?」
(え、どういう意味って‥)
「さっきのステージの続きだけど、‥俺が好きなのは、○○○○さん、ひとりだけです。‥‥俺と付き合ってください」
主人公は思わず涙が出そうになるけど、私が好きなのも辻先輩だけですというとぐっと引き寄せられてちゅーw
おでこや頬にも短いキスを落とすけど、さすがにキスし過ぎ‥!って止めに入る。
「‥‥やばい、止まんない」
辻先輩はそう言って、再び私を抱きしめた。
「ホントに‥かわいすぎる。今日、この格好させたの、失敗だったかなあ。」
先輩がくすくす笑う。
「○○ちゃんのせいなんだけど、どうすればいい?」
私のせいっすかー!?
外で花火の上がる音が聞こえてくる。
主人公は首を傾けて、窓の外を見た。
好きな人に抱かれて、今特大の花火を見てる‥目も眩むような幸せだった。
スーパーハッピーエンドw
エピローグは付き合い始めて数日後のお話し。
準備室で学園祭のアクセス数とか話してて、デートしようってことに。
縁結びで有名は神社に行って、御利益があるようにってお参り。
「まあ、神様の力を借りなくても、○○ちゃんのことは絶対に離さないけどね」
ならばなぜ来たしw
その後は呉服屋さんに行って、着物をレンタル。
庭園やら何やら行くんだけど‥‥もうお見合い会場と化してる雰囲気がするんですがw
茶屋に行って、いろんなとこ知ってるんですねというと
「○○ちゃんとのデートのためにいっぱい勉強したんだよ。だって俺、みんなが思うほど女の子慣れてないから、ネットでも調べたし、ガイドまで買ったし」
なんだこいつ、かわいいぞ‥!
夕方の海に行って、あははこいつぅ~なんてのもしましたw
「大人っぽくなくて、がっかりした?」
「そんなことないです!辻先輩のそういう一面も‥好きです」
すると靴を履いた辻先輩が立ち上がって顔をすっと近づけてきた。
「ねえ、その、辻先輩ってそろそろやめない?」
スチル綺麗w
「名前で呼んでよ」
「え‥」
「ね、呼んでみて‥」
「そ、そんな、急に言われても‥」
「じゃあもうちょっと荒療治が必要かな?」
あ、意地悪な笑み。
「三つ数えるごとに呼べなかったら罰ゲーム」
本当に荒療治じゃないか‥!
「そ、そんな‥!」
「はい、始めるよ。‥3、2、1」
「は、はる‥」
「ダメ、時間切れ」
そう言っておでこにキスされる。
「次にまたダメだったら、どこにしよっかなあ‥」
三度目の正直でやっと呼べた。
でもそれでもごほうびだってキスされる。
どの道キスされるんかいw
「‥‥晴彦」
「‥○○」
誰か‥私のこのにやけっぷりをどうかしてください。(変態)
「こういうデートもいいけど、次はお家デートもしたいな」
「おうちデートですか?」
「うん、まあそうなったら今のキスくらいじゃ済まないだろうけど‥嫌って言われても止まんないだろうし」
それが目的だと素直におっしゃいw
「え‥」
「ウソ、○○が嫌がることはしません。我慢がきけば、ね」
愛おしそうに主人公の頭を撫でてくれる。
かけがえのない時間ってきっと今みたいなことだ。
そんなことを思いながら、主人公達は夕暮れの海をいつまでも見つめていた。
おわりw
午前10時。
何事もなかったかのように学園祭が始まった。
宣伝の効果があったのか、大勢の人がやってくる。
やっぱり人気なんだなあと、ミヤモトエイジのポスターの前で写真を撮ったり、じっと立ち止まってたりしてる人たちを見て辻先輩が感心したように呟いた。
主人公達は広報用で学園祭の様子をHPで紹介するために取材がてら色々な場所を回っていた。
学校の外では、体育家計の部活が屋台を出していて、焼そばの前を通りかかるとバスケ部の部長さんに声をかけられた。
「学園祭、参加してくれたんだ?」
「やるからにはとことんやらないとな。どうだ、うちの焼きそばは?」
それじゃあと買おうとして、部長さんがこれは俺の奢りだってサービスしてくれる。
朝ごはんも食べずに風船を膨らませてたので、ぺろりと食べ終わった。
「俺はまだお前のバスケの腕、あきらめてないからな」
「いや、俺絶対に入りませんよ」
即答!( ´艸`)
「ほぼ無理だった学園祭を開催できたんだ。世の中何が起こるか分からないだろ?」
バスケ部の部長さんもなんだか楽しそう。
長々と勧誘が始まってしまう前に、主人公たちはその場を後にした。
屋台を見て回ってると、希太くんと源さん発見。
源さんは恵人先輩に誘われてきたらしい。
希太くんはもう食べる時間ないだろうからってカレーをかき込んでるだけど‥
「ほらまた、そんなに急いで食べて‥そもそも、このカレーがなってないんだ!味が薄すぎる!ニンニクの風味が足りな過ぎる!」
(‥源さん、これは円城寺家のカレー鍋じゃないですから‥)
源さん、いいキャラしてるわあw
何歳なんだろ。
その後はGフェスが主催の回顧展を見に行くことに。
有名人の昔の絵の効果や鈴木一みたいなそっくりな絵も人気を呼んでいて、人の入りは上々だった。
弘海ちゃんが話しかけてきて、今のあなた達とってもいい顔してるって。
挨拶もこそこそに次の所に向かうことにした。
廊下を歩いてると、ロボットやメイド、戦国武将や怪物など手の込んだものまでコスプレをした人とすれ違った。
主人公が休んでる間に仮装パレードが決まったらしい。
浴衣喫茶に行くと、和菓子屋のおじいさんと遭遇。
今年も開催できたみたいじゃねえか!って来年もやってくれよと言って去って行った。
お茶とお茶菓子を食べて一息つく。
男女問わず浴衣の教室を見て、「また見たいな、○○ちゃんの浴衣」って辻先輩が身を乗り出してくる。
来年にまた‥というと
「実は今日はね、他に来てほしいものがあるんだ」って。
「‥何ですか?」
そう聞き返した時、教室の入り口から聞き慣れた声がした。
「あっいたいた!」
「こんなところにいたか」
希太くんと恵人先輩とナツメ先輩だ。
なんでもミスコンに辻先輩が候補に上がってて、午前中の投票では男子の部で一位だったらしく、このままいけば優勝だと。
仮装パレードの目玉として、学内のミスター・ミスコンテストが行われてて、優勝者の二名は馬車に乗って校庭をパレードすることになってるみたい。
辻先輩は断ろうとするも、うち主催だからダメだってことで連れて行かれた。
そこに美影ちゃんが来て、いいからついてきてって連れだされる。
着いたところは美術準備室だった。
「これに着替えて」って一着の服を押し付けてくる。
なんぞw
しかも青い妖精のようなドレスって‥ こ れ は w
髪もアレンジしてくれて、鏡を見るとまるで別人みたいになっていた。
そのままライブに行こうって‥行こうって‥‥恥ずっ!!!
舞台では希太くんが企画したバンドの演奏が異常な熱気に包まれて行われていた。
アルコールの声が響く。
美影ちゃんがはしゃいで楽しむことになるんだけど‥‥本音を言うとミスコンのことが気になってて演奏は耳に入らなかった、と。
夕方、ミスコンの自己PR。
ギターや叫び、一人漫才などに海上は大盛り上がり。
次は辻先輩が出てきて、マイクを持った。
「‥まず、学園祭が無事に開けたことを全校生徒の皆さんに感謝します。学園祭まで一緒に走ってきた実行委員の仲間は、かけがえのないものです。でも俺は今日、実行委員のみんなに借りを作ります」
‥借り?
「俺は今日、たくさんの人よりも、ただ一人に選ばれたい‥だからみんなには本当に悪いけど、コンテストを辞退します」
全てを把握した。やっちまえー!w
辻先輩が壇上を下り、拍手が鳴り始め、頑張れという応援とともにお客さんからは喝采が。
すると、主人公の携帯に辻先輩から着信。
『今から、一人で美術準備室に来て』
主人公は結果発表を見ることなく、美術準備室へと向かった。
準備室に行くと辻先輩がいて、ドレス似合ってるって。
どうやら辻先輩が美影ちゃんに頼んだみたい。
外から突然にぎやかな歓声が聞こえてきた。
パレードが始まったみたいで、広報用の写真を撮りに行かなきゃというも、それは他の人に任せてあるから大丈夫って。
「今は‥この服を着てる○○ちゃんを独り占めしたいから‥‥‥どういう意味か分かるよね?」
(え、どういう意味って‥)
「さっきのステージの続きだけど、‥俺が好きなのは、○○○○さん、ひとりだけです。‥‥俺と付き合ってください」
主人公は思わず涙が出そうになるけど、私が好きなのも辻先輩だけですというとぐっと引き寄せられてちゅーw
おでこや頬にも短いキスを落とすけど、さすがにキスし過ぎ‥!って止めに入る。
「‥‥やばい、止まんない」
辻先輩はそう言って、再び私を抱きしめた。
「ホントに‥かわいすぎる。今日、この格好させたの、失敗だったかなあ。」
先輩がくすくす笑う。
「○○ちゃんのせいなんだけど、どうすればいい?」
私のせいっすかー!?
外で花火の上がる音が聞こえてくる。
主人公は首を傾けて、窓の外を見た。
好きな人に抱かれて、今特大の花火を見てる‥目も眩むような幸せだった。
スーパーハッピーエンドw
エピローグは付き合い始めて数日後のお話し。
準備室で学園祭のアクセス数とか話してて、デートしようってことに。
縁結びで有名は神社に行って、御利益があるようにってお参り。
「まあ、神様の力を借りなくても、○○ちゃんのことは絶対に離さないけどね」
ならばなぜ来たしw
その後は呉服屋さんに行って、着物をレンタル。
庭園やら何やら行くんだけど‥‥もうお見合い会場と化してる雰囲気がするんですがw
茶屋に行って、いろんなとこ知ってるんですねというと
「○○ちゃんとのデートのためにいっぱい勉強したんだよ。だって俺、みんなが思うほど女の子慣れてないから、ネットでも調べたし、ガイドまで買ったし」
なんだこいつ、かわいいぞ‥!
夕方の海に行って、あははこいつぅ~なんてのもしましたw
「大人っぽくなくて、がっかりした?」
「そんなことないです!辻先輩のそういう一面も‥好きです」
すると靴を履いた辻先輩が立ち上がって顔をすっと近づけてきた。
「ねえ、その、辻先輩ってそろそろやめない?」
スチル綺麗w
「名前で呼んでよ」
「え‥」
「ね、呼んでみて‥」
「そ、そんな、急に言われても‥」
「じゃあもうちょっと荒療治が必要かな?」
あ、意地悪な笑み。
「三つ数えるごとに呼べなかったら罰ゲーム」
本当に荒療治じゃないか‥!
「そ、そんな‥!」
「はい、始めるよ。‥3、2、1」
「は、はる‥」
「ダメ、時間切れ」
そう言っておでこにキスされる。
「次にまたダメだったら、どこにしよっかなあ‥」
三度目の正直でやっと呼べた。
でもそれでもごほうびだってキスされる。
どの道キスされるんかいw
「‥‥晴彦」
「‥○○」
誰か‥私のこのにやけっぷりをどうかしてください。(変態)
「こういうデートもいいけど、次はお家デートもしたいな」
「おうちデートですか?」
「うん、まあそうなったら今のキスくらいじゃ済まないだろうけど‥嫌って言われても止まんないだろうし」
それが目的だと素直におっしゃいw
「え‥」
「ウソ、○○が嫌がることはしません。我慢がきけば、ね」
愛おしそうに主人公の頭を撫でてくれる。
かけがえのない時間ってきっと今みたいなことだ。
そんなことを思いながら、主人公達は夕暮れの海をいつまでも見つめていた。
おわりw




