本当に?
うん‥
結局焼き肉を食べ終えて、千葉を出たのは18時過ぎ。
「もしかして、知ってた?俺の両親が離婚してるって」
「え?」
「さっき、母さん‥美恵子さんの話が出た時、あまり驚いてなかったから」
「実は、阿佐ヶ谷くんから聞いてた」
「そっか‥」
辺りは暗くなり始めてて、夕日が沈んでいくのが見える。
「小学生5年生くらいのころだったかな。父さんが浮気したのがバレて、母さんと毎日喧嘩するようになったんだ。俺、額のここに傷があるだろ?これも、両親が喧嘩しているとき、母さんが投げつけた時計が当たったせい」
「‥‥」
「まあ、それくらい毎日ひどい喧嘩をしててさ。だから、離婚が決まった時‥正直ほっとした。これで、もう二人が喧嘩してるとこ、見なくて済むんだって思った」
「‥今のお母さんと再婚したのは?」
「二年くらい後かな。今度は‥ずっと仲良くしてて欲しいよ」
「本当に?」
(本当にそう思ってるの?自分が好きだった人なのに?」
「‥当然だろ。家族なんだから」
「そうだけど‥」
この話はこれでおしまい。
なーんか、本編で終わりそうじゃない感じ?
さっきおばさんにもらった写真を見ようと後ろの座席から取ろうとしたら、子供がいきなり飛び出してきた!
・・・で、主人公を支えようとして・・・・・・チチにまこっちゃんの手・・が・・・・
「あ‥‥どうりで、やわらかいと思った‥」
(ちょ‥やわらかいって!)
「感想とかいらないからっ!」
全くだww
その後暢気に笑ってるし~‥もうちょっと何かないの?w
その後、睦くんがなんで人とぶつかるのが嫌いなのか判明。
どうやら昔いじめっ子をグーで殴って懲らしめたらしい。
その後その子は睦くんたちに謝りに来たんだけど、また殴られるんじゃないかってすごく怯えてて‥
だから、もう誰かを傷つけたりしたらダメだって思うようになったらしい。
両親とのこともあるし、余計にそう思うようになったって。
「‥ん?」
(あれ?ここって‥)
「ねえ、睦くん。あそこの標識に『水戸』って書いてあるんだけど‥」
・・・・茨城?
え、まさか逆方面行ってたってこと?
「あ‥、高速使うと二時間もしないで帰れるみたいだよ?」
「ホントだ‥」
「でも、どうせなら下を通って行きたいな」
「え?」
「その方が楽しいじゃない。せっかく○○ちゃんと二人きりなんだし」
どこか無邪気にも見える、睦くんの笑顔。
(どうしよう、気付いちゃった‥‥私、睦くんが好きだ。方向音痴だったり、誰にでもいい顔するところがあるけど‥それでも私は、睦くんのことが好きなんだ)
すみません、私はどうしても好きになれません。←
場面変わって学校の食堂。
「昨日どうだった?」
いきなりかずさちゃん登場。
「え?」
「バーベキュー。李くんと一緒だったんでしょ?」
「‥うん」
(かずさに、ちゃんと言わなくちゃ。そうじゃないと、フェアじゃないよね)
「あのさ」
「なに?このプリン、一口欲しい?」
「うん!」
違 う だ ろ ! w
(‥じゃなくて!)
「あのさ‥正直に言うね」
「うん」
「睦くんのこと、好きになりました」
「‥えっ?」
「好きに、なりました」
「○○‥」
カタン、とかずさがスプーンを置く。
「じゃあ、今日からライバルだ」
「‥え?」
「負けないからね」
「こっちこそ」
それからフェアに、二人が睦くんとどんなことしたのか発表会ww
帰りに焼き肉食べに行ったとか、かずさちゃんはプリクラ一緒に撮ってもらったとか。
いやー‥なんていうか、清々しいくらいフェアですねw
GW明け、最初の日曜日。
チア部は野球部の応援で都内の野球スタジアムに来ていた。
かずさちゃんはこれがステージデビュー。
主人公たち、他の一年生はスーツで応援に参加。
華子先輩がステージを盛り上げるのよ!って全員をまとめる。
客席は結構人が入ってて、まどかちゃんもいた・・・・あのスケコマシ+α(ホッケー部の部員)と一緒に。
ちょっとー‥これ修羅場になりそうな予感がするんだけど?
(まどか‥あれから北条さんとどうなってるんだろう)
一緒に球場に来るってことは、二股覚悟で一緒にいるっていう可能性大だよね‥;;
「あれ?○○ちゃんじゃん」
「流星くん!」
(ってことは‥)
「こんにちは」
「なんだか忙しそうだね」
ちわーっす、珠乃&まこっちゃん。
前、珠乃に邪魔された球場のチケットってこれのことかww
「あれ?○○ちゃんはあのヒラヒラしたスカート履かないの?」
「あれはレギュラーだけなんだ」
「そっかあ。だから、そんな地味な紺スーツ着てるんだぁ。それ着てると、チアっていうより応援団って感じだよねえ」
え、私応援団も好きだけどw学ラン着て応援するとかめっちゃいいと思うんだけどww(え、これ私だけ?)
(相変わらず、笑顔で嫌味を言うなあ、この人‥)
「○○ちゃんは何するの?」
「そこの通路でカンペあげてるよ」
「なんだ。『ゴーファイウィー』ってやらないんだ」
「『ウィー』じゃなくて『ウィン』だから」
「『Go Fight Win』だよね」
「うん」
どうでもいいっすww(・∀・)
「そういえば、かずさちゃんは?」
「あっちにいるよ。ほら」
「あの子はヒラヒラじゃん」
「レギュラーだから。今日デビューなんだよ」
「へえ」
「でもあの子、チアっていうよりアスリートってかんじぃ。足とかすごい筋肉ついてるし‥」
「それだけちゃんと鍛えてるってことだよ。俺は細いだけの子より、ああいう子の方が好きだな」
「‥‥」
珠乃ばっさりww
「あれあれ?マコ、○○ちゃんの前でそんなこと言っていいの?」
「え?」
「俺、知ってるぜ?この間バーベキューのとき、マコ、○○ちゃんと二人で抜け出したんだろ?」
ちゃっかりデートなんてずるいーっていう流星くんに、思わず否定すると俺はデートのつもりだったんだけどって話をややこしくするなぁああ!!!!!
今度行こうって話でまとまったけど・・・・珠乃が無言になっとりますがな‥
「‥珠乃?どうかした?」
「べつに‥」
そこに先輩が呼んできて、主人公は部活動に戻ることに。
珠乃はそれからもずっと黙ったまんまだった‥
これは‥‥後からお呼び出しですかな??
それから球場は大盛り上がりで、主人公もプラカードを持ったりいろいろ‥‥で、味方が点を入れたんだけど、ちらって見るとまどかちゃんとあのスケコマシが肩組んで嬉しそうにしてる。
うわぁああ‥‥同じ球場内に自分の彼女いるのに、よく出来るよな‥
で、先輩の指示で次のカンペ用意しようとするんだけど、うっかり前の席に置いたまんまにしてたから取りに行こうとしたら・・・・ざっぱぁと水をかけられてしまった‥
あちゃー‥ずぶ濡れ;;
後で華子さんに優しく注意されて、タオルを渡される。
やっちゃったなあと思いつつ、髪の毛を乾かしてたら睦くんが来た。
どうやらさっきのをしっかり見られていたらしい。
「タオル貸して。拭いてあげる」
「え?いいよ、そんな‥」
「いいって。ほら」
大きな手が、優しく主人公の髪の毛を拭いてくれる。
「もしかして、応援席入ったの、今日が初めて?」
「うん‥」
「やっぱり‥。ずっとそんな感じだったもんなぁ」
「え?」
「イニングが変わるたびにいつも『次なんだっけ?』って感じで慌ててた」
「う‥っ」
(見事にバレてる‥)
「‥なんてね。俺、○○ちゃんのこと見過ぎかな」
「え‥?」
「もっと野球に集中しろって感じだよね」
それを珠乃は横目で見てそうだなあ‥‥何か想像が出来るぞ‥
髪の毛を拭いてもらい、もうすぐ7回戦が始まるのでベンチに戻ることに。
睦くんてさ‥なんでそんな気にしてますよーアピールするの得意なわけ?w
主人公もいろいろ期待しちゃってもいいかな‥って思っちゃうし、そりゃそんなこと言われたら思っちゃうよねーw
試合はその後さらに1点入って、3対0で勝った。
「今日はここで解散します。一年生は荷物を部室まで運ぶこと。いいわね」
「「はいっ」」
(ふぅ‥なんとか終わった‥なんか‥‥いろいろあって忘れられない一日になりそうだな)
「疲れた?」
「お疲れ!!かっこよかったよ、かずさ」
「マジ!?さんきゅう!」
~♪
そこにまどかちゃんから電話。
飲み会するからかずさちゃんも一緒に来ないかって。
後で店の場所メールするねと電話を切る。
(まどか、嬉しそうだったな。ってことは、もしかしたら北条さんも飲み会に来るってことなのかな)
そのとき、すぐ後ろに誰かの気配を感じた。
ってここで終わり!?
え、珠乃?珠乃ですか??