消費税とは何か、その本質・正体について | 政治団体「ありがとう」を応援するブログ

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【私見】

ありがとう政策会議で2回に亘り消費税について議論していますが、時間の関係で制約されているので、議論を深めるために参考となる動画をアップします。

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消費税は政府の説明と実態がずれており本質を見誤ることになります。

一般には消費税は国民から預かったものを企業が納めるのは当然であると受け止められています。

これに対し、三橋貴明氏と安藤裕氏が消費税の本質・正体を解説しています。

 

三橋貴明氏は動画(39分過ぎ・発言を要約)で、

『まず消費税について言うと先日安藤裕先生来られた時に、輸出戻し税の話されました。

消費税は元々フランスの自動車会社ルノーが1950年代に非常に苦境に陥っていてそれをフランス政府が救うために輸送補助金を出そうとした時に導入されたのが付加価値税です。

すなわち日本の消費税なんです。はなから消費税というのは輸出補助金です。

そういう仕組みです。だからアメリカはめちゃめちゃ怒っています。

同時に消費税を引き上げることによって輸出戻し税が増えるから、輸出企業の還付金増えます。

下請けに対しては消費税分の値上げなんかさせないから、現実問題この間の日産の例(下請けに値下げさせた事件)を見たら分かると思いますけど、輸出企業はめちゃめちゃ得です。

同時に法人税が減税されるのです。これよくよく考えてみると、財務省の問題もありますが、それ以上に多分株主資本主義です。つまり輸出戻し税による還付金でしょう。

さらには下請け叩き、そして法人税の減税、これで全部純利益を拡大します。

企業の純利益が配当金の原資になっているわけです。日本の企業の配当金って97年と比較すると7倍になりました。その間の人件費は1.2倍です。

つまり多分90年代後半から日本はそういう株主資本主義になるような形の構造改革をされてきたわけです。

特に消費税については財務省があの安定財源だということで大好きだから導入し増税増税と言ってやってきたんです。

同時にバーターで経産省側では経団連と繋がってますから、当然法人税の減税という形の政治のパワーゲームが行われてきたのが真相だと思います。』

 

第25回日本の未来を創る勉強会 三橋貴明先生 「国家の貨幣の真相」 2024/03/12(室内カメラバージョン)

 

 

消費税の正体について、安藤裕氏が講義し、さらに原口一博氏が解説する。

 

【第23回日本の未来を創る勉強会 「消費税の本質を知る」講師 安藤裕先生】 原口一博解説その1 消費税に印象付けられたイリュージョン 2024/1/20