保育園入る前の、今年の3月くらいですかね。


たまたま児童館で居合わせた奥さんたちと

「近所の美味しいお店」

について話していたのです。



私はこどもが寝たら、楽しく夫と飲むのがもはや唯一の趣味、という脳なもんですから。

「あの通りの焼き鳥屋さんは、子連れでも行きやすいから、週末家族で行って飲んでます。おすすめです」

酒飲みママのおすすめは、すき焼き串

という感じで、とあるお店の名前を挙げたのです。

すると、ひとりのママさんが、

「うち授乳中でビール飲めないから、羨ましいな~ニコニコ

と相づちを打ちました。

そのお子さんはうちと同じくらいで、当時1歳だったので、そうなんだーと思い

「そっか、まだ大変だねにっこり💦」

と何の気なしに言いました。

すると、そのママさんがすこし間をあけた後に、こう続けました。




と自身の素直な気持ちを教えてくれました。

たぶん、何気ない私との会話のなかで、そのママさんの心に触れるところがあったのではないかと思います。

私が「早く🍺飲めるといいのにね」というニュアンスを、言葉に滲ませてしまったからかもしれません。

断乳するタイミングについて、自分でも考えることがあったり、もしかして他の人にも急かされたりして嫌な気持ちになったことがあったのかな……と後から思いました。

で。

次のように続けたのです。

「母乳をあげてる時は……」


微笑ましい話なんです。

だがそれが思いの外、ボディーブローのように効きましてね。

というのも……


という記憶を呼び起こしてしまったから泣き笑い

生後1ヶ月で拒否されて、1ヶ月検診で
「チャレンジを諦めないで」
と看護師さんからアドバイスされて……

それから二ヶ月間、毎日押し付けては
「おっぱい飲みたくない!ミルクがいい!!それやめて!!!」
と泣かれて。

とりあえず少しでもミルクに母乳を混ぜて免疫力を上げてもらおうと、毎日毎日搾乳機を使っていましたが、
「もうやめたい」
「また出が悪くなってる」
「こんなすこししか取れないのに意味ある?」
と苦悩した日々を一瞬で思い出してしまいました泣き笑い

でも母乳を続けた人の大変さは、私は正直全く分かっていないわけですよ。


それは、そのママさんの自然な感想でしかない。
そこになんの意図もありません。

正解はないし、なんならそれぞれの人生において、常に最適なルートを選択してるし、みんな必死に子を育ててる。

なのに、被害妄想が私の心の奥底では疼いて、

「なら自分は、子どもと十分に触れ合う機会を失ったのか?」

と思ってしまったわけです。

ひねくれてる不安

勝手に傷ついちゃった?

というより、自分でも気づていなかっただけで、当時の気持ちは癒えてなかったのかもしれません💦

お互いにそんな意図がなくても、そうやって琴線に触れ合ってしまうことってありますよね。

そう思うと、
「児童館では当たり障りない会話だけしてればいいのに」
と思う自分もいるんですひらめき

でも、こういうことがないと、母乳で育ててそこから次の道に進むのも、その人にとっては小さなステップではなく、葛藤や迷いを感じることなのだと私には分からなかったと思います。

育児のルートが、とにかく複雑すぎるよだれ

でもそこが人間って面白いし、友達って案外そういうことがきっかけでできるんじゃないかな、と希望的観測で思ったりもする。