育休延長厳格化のニュース
「育児休業給付金」の延長の審査の際、保育園の申し込み書類の写しとともに、内定を辞退していないことなどを確認する申告書の提出を求めるなどする案を了承しました。
だそうです。
保育園の申し込み、複写式になるのでしょうか?
コピー取り忘れたら終わりやんけ。
でももはやネット申し込みでいいよとも思う。
ちなみに私も子供は3月生まれの4月保育園入園なので、育休延長組です。
でもこの手続き、なんの書類が必要なのか未だに正解がわからないわけよ
というのが今回の本題。
2月入園をとりあえず目指した
住んでる地域の入園ルール
・12月~2月、4月入園は、秋が締切
・3月入園は存在しない
私の場合は、生んだ赤ちゃんは2023年3月生まれです。
人事からは、
「育休延長の為には、2024年3月の誕生日前日までに保育園に落ちなければならない」
と説明されました。
なので、私はとりあえず
「2月入園をまずは目指さないといけないんだな」
と思いました。(3月入園ないから)
3月入園募集がないことを人事経由でハローワークに伝えれば延長できるらしい。
みたいなことネットで読みましたが、もはや半年過ぎて入ってくるお金も50%になっていたので、
「0歳2月入園できればもうそれでいいや。」
と思いました
2月入園で第6希望くらいまで出しましたが、枠がどこも空いておらず、1月半ばに保育園の不承諾通知書が届きました。
文面はこんな感じ。
申し込みがあった保育園の利用についてですが、利用保留となりました。
令和6年2月分です。
理由は、保育園に欠員がない為。
申し込みは6ヶ月有効なので、落ちてもまた(3月入園は飛ばして)4月入園申し込みが自動で行われます。
不承諾通知書を人事に提出して、
「落ちた。うちの区は3月入園ない」
と一言添えて、4月入園の当落結果を待つのみだと思っていたところ。
人事から、
「育休終了は3月なので、3月は保育園の受け入れがないという証明を出してください」
と言われました。
その文面を見た時に、
「やっぱり、2月入園の不承諾通知って意味なかったの?」
と思いました。
区に証明発行の依頼をする
その旨を会社に伝えて、保育園から求められた就労証明書を書くように依頼しました。
しかし再びの書類要求
3月になり、突然人事からこのようなメールが来ました。
・保育園入園の申込書の写しってありますか? またそれを区が受領した証跡はありますか?
・それが無理ならハローワークが疎明書を作れと言っています
申込書のコピー…だと?(取ってない)
そして1歳の誕生日までに保育園を申し込んで、それを区が受け取った、という確実な証拠
って、みなさん持ってます…?
保育園申し込み受領書みたいなもの。
ちなみに住んでる区は無いです。
保育園に落ちました(2月入園)
受かりました(4月入園)の紙しかない。
1歳の誕生日前の月に保育園にも一度落ちてるし、3月入園はないって証明書も出してるのに、疎明書も書かなければならないものなの?
などと混乱していたところ、人事からメールが更に来ました。
・やっぱり書類いらないって
・2月の保育園不承諾通知に
「申し込みがあった保育園の利用についてですが、利用保留となりました。」
とあるので、申し込んだという事実を確認できたらしい
・ハローワークがめちゃくちゃ厳しくなってるので、次回があったら気を付けろ。なんでもかんでもコピっといてくれ。
とのことで、一応これでOKとなったらしい。
無意味かと思っていた落選書類の、たった11文字が効いたそうな。
↓
申し込みがあった保育園の利用についてですが、利用保留となりました。
令和6年2月分です。
理由は、保育園に欠員がない為。
というわけで、2月の不承諾通知書がここに来て役に立ったわけですわ。
「3月入園がない」ってのを切り札にして、2月申込してなかったらどうなってたのでしょう?
結局何が正解だったのか未だに全然わからない。
しかし、こんなことを言われてるのは私だけですか?
誰も騒いでない様子なのですが。
一応私が勤めてるのも23区内で、言い出したのはそこのハロワらしいんです。
2023年入園から厳しくなったらしい。初耳すぎる。
再び話は戻るが
↑たぶんこれが絡んでるのね。
つまり育休延長する為には、1歳未満で「頑張って保育園に入ろうとしたけどダメだった」って証拠が欲しいんですよ。
育休が終了する前に申し込んで、市区町村が受理したって履歴が。
困ったことに保育園に落ちたことを意味する不承諾通知は、市区町村によってフォーマットがばらばららしい。
市区町村によっては我が区のように
「申し込み頂きましたが」
みたいに一言添えるところもあるらしいんですが、
「利用調整中です」
的なさらっとした文言のところもあるらしい。
そうすると、
「保育園に欠員がないという証明にはなるが、保育園に申し込んだかどうかは定かではない」
となり、ハロワとしても困るらしい。
日本語の問題すぎる
こども家庭庁はここらへんの整備をさっさとして欲しい
保育園の申し込みにはマイナンバーカードも出してるので、市区町村と厚生省で情報を共有してくれて構わないのだが……。
育休延長せざるを得ない
育休延長って言うけど、実質4月入園しかできないんだから、延長するしかない人は多い。
早生まれはフォーカスされがちですが、例えば10月生まれの赤ちゃんは、翌年4月はまだ生後6ヶ月。
場合によっては離乳食すらスタートしていません。
まだ預けるのは不安だと思いつつ、0歳4月を逃したら本当に保育園に入れるのか不安な人は多い。
赤ちゃんによっては成長がゆっくりな子もいて、しばらく家庭で見守ったり、0歳から療育に頑張って通わせているところもあります。
保育園の内定辞退が問題となっていますが、育休取得が1年半に伸びれば、辞退もすこしは減るんではないかな。
保育園落ちた日本死ねのブログからもうすぐ10年経ちますが、保育園の問題は抜本的には解決されてないよな……と思います。