2021年のマンション購入までの話です。


あれは、2020年4月のことじゃった……


今は亡き(本当にびっくりしますが)安倍総理大臣が2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言を行いました。


それは4月16日に対象を全国に拡大。


マスクが手に入らなくなり、なぜか一時的にトイレットペーパーまで買えなくなりましたよね驚き


私は未だに覚えているのが、夫から


「なあ、すまんけど俺の会社の後輩のY君に、トイレットペーパーあげてもいいかな?宇宙人 どうしても買えなくて、突然お腹が痛くなっちゃって、昨日自宅で緊急事態宣言が出てしまい、とにかくお困りの様子なんだよ……」


Y君にどんな困難が訪れたのかは皆まで聞きませんでしたが、とりあえず3倍長持ちロールを2個包んで夫に持たせました。

 


後日、Y君からはお礼に

高級なお酢を頂きましたとさ……よだれ

 

 


話がかなり逸れましたが、


緊急事態宣言が発令されて、

夫は完全在宅勤務

となりました。


たぶん2020年4月以降でその年に出勤したのは、5日もなかった気がします不安


そして当時、23区内で家賃14万円、40平米のマンションのリビングが夫の職場になりました。

↓こんな感じの縦長!の1LDKで、南向きのマンション。
採光は寝室のみ。


リビングの右側にテーブルがあり、そこでバルコニーに背を向けて働き始めた結果……。


夫が
「この家で働き続けるのはきびしい……チーン
と言い始めました。

理由は、


南向きの家は正午から日が差さなくなり、リビングが真っ暗になる宇宙人


縦長の1LDKの為、午後は日の光が入らなくなってしまう我が家。


賃貸を探していたときにはなんとなく

「南向きっていいらしいな?」

という超雑な印象を持っていました。


しかし、角部屋で南西に窓があるならまだしも、縦長の家だと昼過ぎからこんなに暗いのかよと大層驚いてしまいました。


しかもくつろぎの空間をイメージした為、リビングは間接照明2つしかなく、夫は少し暗い部屋で1日働くことになりました。



そんなわけで満足に日も差さぬ部屋で毎日毎日働いた結果、夫は

「窓がある部屋で働きたいっ笑い泣き

と渇望するようになったのです……。


またここからは私の話になりますが。


家に帰ったときに、夫の会議が終わるまでテレビがつけられないのがストレスでした。


それに加えて我が家の夫はシステム関連の仕事をしており、夜中に何かのエラーがあると容赦なくスマホに電話が来て対応することがありました。


リビングと寝室を仕切るドアはスライド式でしたが、動かすのも面倒なのでほぼ開けっぱなしにしていた為、夜はPCの明かりがチラチラして寝にくい……チーン


こうして、2021年の年明けから家探しが始まったのでありました。