老人ホームに入居する際に自宅を売却するタイミングは、
以下のような点に注意して決める必要があります。
自宅を売却すると、売却益に対して譲渡所得税や住民税
がかかりますが、自宅として居住していた場合は、最大
3000万円の特別控除が受けられます。この特別控除は、
居住しなくなってから3年を経過する年の年末までに売却
すれば適用されます。
したがって、税金を節約するためには、老人ホームに
入居してから3年以内に売却するのが望ましいです。
自宅を売却すると、売却金を老人ホームの費用に充てる
ことができますが、資金が尽きないように十分な資金
計画を立てる必要があります。
老人ホームの費用は、種類やサービスによって異なりま
すが、最大で数千万円の初期費用と毎月50万円の月額
費用がかかる場合もあります。
また、日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳と、
ともに過去最高を更新しています。長生きするほど、
老人ホームの費用が増える可能性があります。
自宅を売却すると、自宅の維持管理費用や賠償責任の
負担がなくなります。人が住まなくなった家は、劣化が
進みやすく、メンテナンス費用が高額になる場合があり
ます。
また、倒壊や飛散などによって第三者に被害を与えた
場合は、治療費や賠償金の支払いが必要になる場合が
あります。
以上のことから、老人ホームに入居する際に自宅を
売却するタイミングは、一概には決められませんが、
税金や資金、リスクなどの面から考えると、入居後
1~2年以内に売却するのが適切と言えるでしょう。
ただし、自宅に戻る可能性がある場合は、入居前に
売却するのは避けた方が良いです。
ご自身が納得できる施設選びのお手伝いをいたします。
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老人ホーム紹介センターゆうか 株式会社ゆうか
千葉市中央区新千葉2-5-1 千葉芳野ビル2F
電話:043-243-7177
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