確定診断までの経緯を、書いていきたいと思います
初めて異常が出たのが、新社会人の健康診断でのことです。尿検査と血圧について要精密検査を示す判定でした。
それまで私は自分のことを健康優良児だと信じてきたので、なんで引っかかったのかなぁ?前日に夜更かししたからかな?おやつを食べすぎたからかな?太ったから?など、能天気に軽く捉えていました。
念の為、近所の泌尿器科にかかり、『起立性蛋白尿の疑い』と言われ、一年半位は通院していました。
腎臓疾患の怖いところだと思うのですが、特にこれと言ったわかりやすい自覚症状もないので通院が面倒になり、途中で通院を辞めてしまったのです自分は健康だと信じたかったからかもしれません。
だけど、そうは言っても、友達や家族と出掛けると、自分だけがすぐに疲れてしまったり、めまいや立ちくらみを起こしたりしていました。旅行から帰ると中々疲れがとれませんでした
その時は、同じように食べて遊んでいるのに、私だけしんどいのはなんでなんだろうって純粋に疑問でした
私の家族で腎臓疾患のある人はおらず、皆なんだかんだ元気なので(羨ましい)、「ほんま体力ないなぁ〜
」と言われることが多く、私自身もそう思っていました。
でも、次第に常に身体が重く、全然疲れがとれなくいようになりました。
昔はもっと元気だったよなぁ…でも我慢すればみんなと同じように過ごせるし…社会人になってストレスがたまっているのかな…など
無理に自分を納得させて、騙し騙し過ごしていました。
そんな日々が続き、どんどん不調になる私をみて、母がそのしんどさは尿検査や血圧で引っかかるのが原因なのでは?と言ってくれました。
自分ではそんなわけない、これが普通なんだ、自分は健康だと思うようにしていた為、なんでそんなこと言うの?って少し反発した記憶があります。
この時は、
しんどいのが当たり前になっていて、しんどくないという状態が分からなかったんです。
それに、本当に病気ならと思うと怖かったです
でも、何かがおかしい。確かに健康診断はまた引っかかった…
怖いし不安だけれど、大したことはないだろうと勝手に決めつけつつ、以前かかっていた泌尿器科の病院へまた行くことにしました。
健康診断の結果を持参し、毎日しんどくて身体が重く怠い旨を伝えました。
それまでは「様子を見ましょう」と言われるだけだったのに、この時は「ここではこれ以上調べられないから、大きな病院へ紹介状を書きます」と言われました。
最初の健康診断で引っかかってから3年が経っていました。
続く…