・5月中旬
針生検。
麻酔を打って即グリグリ突っ込み
パチンパチン!と細胞をとっていく。
合計4回。かなり痛く怖かった。
結果は2週間後。
医者のコメント:
「良性悪性は微妙なラインで五分五分。形が少し歪なのと、2年前にはなかったので、その点が気になる。」
なんとなく癌のような気がする。
このあとの2週間、私は乳がんだと思って過ごす。
・5月末
結果を聞く当日、夫に付き添いたいと言われたが、狭いクリニックなので断るとクリニックの入口まで同行するとついてきた。
検査結果は1人で聞く。
「癌でした」と告げられる。
なんとなく予想をしていただけに、その瞬間はすっと受け入れられた。
「5ミリと小さいし、2年前はなかったので初期だと思う。手術で腫瘍を取るだけで済むかもしれないレベルには見えるけれど、詳しい検査をしないとなんとも言えない。手術できる病院をご紹介する。」
といわれる。
病院は決めていたので、先生のお勧めにも入っていたC病院を指定。予約をとってもらった。
覚悟していたのもあり、自分でもビックリなほど落ち着いて聞くことができた。
泣いてしまうかもとマスカラは控えたが涙は出なかった。
即LINEで夫と家族に報告。
その後ずっとLINEが鳴り止まなかった。
心配してくれる人がいることはありがたいけど、LINEをひとつひとつ読む気にならず。
無感情でクリニックを出る。
クリニックを出て夫と合流。
夫がかなり動揺していたので、私は普通に振る舞う。
「一緒に戦うからね!俺がついてるからね!」など夫の励ましを聞きながら電車で帰宅。
実感がない。
告知もさほど衝撃がなかった。
しかし帰宅後、お孫ちゃんの写真をみて涙が出た。
夫が抱きしめてくれたけれど涙は止まらなかった。
これからどんな生活になるのだろうと思うと、不安でたまらないが、夫がいてくれてよかったと思う。
まだ実感は湧かないけれど私は乳がんだ。
これから新しい戦いが始まる。