娘の私立中学生活編はこちらが最初です。

 

娘はもともと『学校』という場所が嫌いではありません。

小学生のころから行き渋りはありませんでした。

友達も多く、誕生日プレゼントやバレンタインの友チョコを互いの家に行って送りあったりもしていました。中学受験を決めたのも仲の良かった友達の影響です。

 
入る前は
「ぼっちになったらどうしよう。」
などと言っていましたが、すぐに沢山の友達ができました。
「学校めっちゃ楽しい。いるだけで楽しい。」
娘の口癖です。
 
入学前に娘によく言っていたことがあります。
『よく学び、よく遊べ』
 
せっかく電車に乗って通学しているのだから、友達と一緒に色々なところへ出かけなさい。
危険なところに行かず、19時までに帰ってくればそれでいいから。
カラオケ、ウィンドーショッピング、ディズニー、博物館、美術館。
きちんと勉強すれば文句は言わない。課題は課すけど管理はしないから、自由に進めな。
勉強のやり方は全て教えた。
分からなければ先生に質問にいきな。
大人にも慣れないといけないし、先生は質問に来る頑張ってる生徒はやっぱり可愛がるよ。
先生と仲良くなると学校生活が楽になるし、より楽しくなるよ。
 
中学1年の1期中間で良い成績を取れたら、それを6年間持続しやすい。最初でコケても期末までに形にすれば何とかやっていける。1学期頑張ることで自信が持てるし、最初はみんな頑張るからそこで順位が出せればそこが自分の立ち位置になるんだよ。
そこから夏休みを越えて2学期も順位が保てれば本物だ。中1の夏休み明けに上位にいた人間の一部が崩れる。必ず崩れる。これはどの学校でも起きる事だし、お父さんが通ってた学校でもそうだった。上を目指す場合は、そこで頑張るとさらに飛躍するんだよ、と教えました。
 
入学当初自習室に残って復習したりしていたようで、1学期は上位15%くらいにいました。ギリギリ入学の娘は本当にコツコツ頑張っていました。休みの日には友達と出かけ、テスト休みにはディズニーに行ったりもしていました。毎日自習室にこもっているわけではなく、最終下校時間まで友達と話すのも楽しくてしょうがないようでした。共通の趣味の友達も沢山でき、頭の良い子に勉強法を教わったりもしていました。
 
夏休みに入り、私は息子の勉強の軌道修正の為伴走を始めました。とは言ってもべったりみるのではなく、苦手な科目や項目での勉強方法の指導をして、あとは自分で進めてもらう形です。娘は全て自主性に任せて、進捗のチェックとかも特にしていませんでした。6年生から自室を与えていたのですが、リビングで過ごす時間も多かったのです。それが、夏休み辺りから様子が変わり、自室にいる時間も増えてきました。
 
そして2学期の中間試験。娘の成績がガクっと落ちました。1年の夏休みがポイントだよと言い聞かせてあったのに、見事に崩れる側に入ったのでした。。。