Fallout4(フォールアウト4)パトロール編 第11話 日々の積み重ね | TES&fallout forever

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 居住地支援は受け入れられるよりも断られる方が多い。そりゃそうだろう。インスティチュートの功罪はあまりにも大きすぎた。不信、疑惑、裏切り、怒り、悲しみ、憎しみをコモンウェルス中に振りまくような事をしてきたのだ。

 加担した僕でも全肯定は全然出来ない。むしろ否定部分が大きいまである。だが、それだけではない事を目の当たりにした。悩み苦しんで選んだ道なのだ。最後までやり抜くしかないのだ。

 

沿岸のコテージを攻略せよ!

 残りの居住地支援の目標は9つだ。しっかりやっていこうと思う。
 7番目はダンウィッチ・ボーラーから見て北にあるコテージと呼ばれる場所に向かった。そこはマイアラークが住処としていたので、僕はアクセラレーター、X6はヴェノムガンで返り討ちにしていった。
 マイアラークを全滅させた後、沿岸のコテージを解放出来た。ここは居住地に不向きかもしれないが、ワークショップを駆使して改築工事していけば何とか住めるようになるかもしれない。残りの場所も確認次第、ここも手を付けるとしよう。

 

サレム防衛線
 沿岸のコテージを攻略後、僕達はクレーターハウスから見て南にある8番目の目標のキングスポート灯台に向かおうと思って旅を続けた。道中マイアラーククイーンが襲ってきたのでヴェノムガンで撃ち殺した。悪質な武器だけど、ネオ・インスティチュートには必要不可欠な武器だ。戦力比の問題があるからね...。
 マイアラーククイーンを殺した後、僕達はサレムを訪れた。ホーソンさんが危ないから行くのを止めたと言っていたのを思い出す。敵と思われるような存在はいないと思っていたが、そこにマイアラークの群れが現れた。僕達はすぐに返り討ちにしたが数が多かった。

 そこへスナイパーライフルで狙撃する老人を目撃した。彼はマイアラークの群れに突っ込んだ僕達の正気を疑った。まぁそう思われても仕方ないかもだけど...。彼はゲートを開けるからバンカーに入れと促した。

 僕達はバンカーに赴くと、老人は僕が幼少期に頭を打ったか努力して馬鹿になったのかと問い質してきた。どちらでもないけど、インスティチュートに加担する位だから僕は愚かな馬鹿に違いない...。

 僕は自分が馬鹿である事を認めた。それを聞いた老人は考えて行動しておらず、失くした風船を当てもなく探して、フラフラしている子供みたいだと。X6はそれを聞いて、ネオ・インスティチュートと知っての発言かと詰め寄ろうとした。

 しかし、老人は意に介さずやはり馬鹿だったと確信した様子だ。 その反応は正しいと思う。インスティテュートの功罪は本当に馬鹿げた事ばかりしてきたのは内情を知っている僕も痛快している事だからだ。何とかするために居住地支援の行動をしているけど、道のりは遠いなぁと実感した。

 

 パーマー「確かに。僕は馬鹿です。その辺は考えていませんでした...」

 老人「いや冗談抜きに考えていなかった。失くした風船を当てもなく探して、フラフラする子供みたいに」

 X6「ご老人...。貴方は我々がネオ・インスティチュートと知っての発言ですか?今の発言は聞き捨てなりませんね!」

 老人「ネオ・インスティチュートだぁ?ああ、ラジオ放送で言っていたっけな?名前を変えたところで馬鹿な連中がやった馬鹿なやらかしは消えんだろうが。やはりそこの奴は馬鹿だったわけだな」

 

 一触即発な展開になる前に僕は老人の銃についての話題を振る事にした。それを聞いた彼は気分を良くし、これはリーバという名前のスナイパーライフルだと言った。コモンウェルスで最高級のモデルで、最良の銃なうえに自作だと言った。凄いなぁ!

 その後、老人は自己紹介をした。バーニー・ルークという名前で、サレム・ボランティア・ミリシア(通称S.V.M)の司令官なのだという。その他に主計官、守衛官、公式会議の書記官も兼任しているのだとか。兼任多いなぁ!いや、よく考えたらサレムには彼しかいないように思える。そうせざるをえないのだろう。

 僕はバーニーと愛銃のリーバーのみの構成なのかと尋ねた。彼は前は2人ではなかったと言ったがそれ以上は言わなかった。とても辛い事があったのだろう。

 バーニーは話題を変えるために仕事の話になった。触れられたくない話は誰にでもある。僕はそれ以上は聞かなかった。

 仕事の内容というのは僕達がサレムに来る前に、マイアラークは大人しくしていた。今までは彼のタレット防衛システムが迅速にマイアラークを片付けていたらしい。最近は静かにしていたらしく、弾の節約のためにオフラインにしていたようだ。僕達の仕事はタレット防衛システムを再起動させる事だ。バーニーは後方支援という形になる。

 僕はその作戦に乗った。バーニーさんは気分を良くし、自分は戦術の天才でこの町で1番頭がいいと豪語した。それを聞いたX6は面白くなさそうだったが...。

 バーニーさんはタレット防衛システムを再起動させるためのパスワードを書いたメモを渡してくれた。彼は慎重に行動するようにと警告した。さっきの騒動で沢山のマイアラークが襲い掛かってくることが予想されるからだ。町中にいるを何とかしつつ、タレット防衛システムを再起動しなければならない。僕達ネオ・インスティチュートの腕の見せ所だろう。

 早速行動開始だ。タレット防衛システムは全部で5つあり、3つが廃墟の上、1つがゲートの手前、残り1つは教会の上に配置されていた。僕はバーニーさんから受け取ったパスワードを使ってタレット防衛システムを全て再起動させた。そして、僕は久しぶりにガトリングレーザー、X6はいつものようにヴェノムガンでマイアラークを殺していった。

 そして、僕達はバーニーさんがいるバンカーに戻った。甘い素敵なマシンガンの旋律がここまで聞こえてきたと大喜びで言った。僕達がもう少し早く帰ったらリーバと自分のワルツを見られるところだったと恥ずかしげに言った。そんなに嬉しかったのか。

 僕は貢献出来たのは嬉しいと答えた。バーニーさんはリーバと自分は感謝してるからすぐには忘れないと言った。その言葉はとてもありがたいと思う。そして、彼はバンカーの仕事場の鍵をくれた。そこにある物は自由に使っても良いし、試作品のリーバⅡを報酬として僕にあげると言ってくれたのだ。感謝して頂戴しようと思う。

 僕達はお礼を言ってその場を後にする事にした。バーニーさんも今日は射撃訓練の日なのでこれでお別れとなった。サレム・ボランティアに休みは無いと張り切っていたのだ。僕には彼はとても輝いて見えたのだった。

 

 パーマー「バーニーさんもお元気で!」

 バーニー「インスティチュートでもお前みたいな奴がいて、コモンウェルスを少しでも良くしていく気があるのなら少しは安心出来るかもな。頑張れよ!」

 X6「少し気になる言い方な気がしますが、まぁいいでしょう...」

 

 僕達はバーニーさんと別れた後、バンカーの鍵を使ってバンカーの仕事場に入った。その机には彼が言ったようにリーバⅡが置いてあった。これはマイアラークと虫系に文えるダメージが増大するようだ。バンカーの外で構えてみると中々カッコイイ。使い所をきちんと感が手使っていこうと思う。

 

キングスポート灯台を攻略せよ!

 僕達はキングスポート灯台に向かうためにクレーターハウスを通り過ぎようとした。しかし、そこにはチルドレン・オブ・アトムの狂信者達が再び住み着き、僕達を攻撃してきたのだ!ガンマ線銃は改造人間や人造人間であっても脅威には変わりがない。僕達は遮蔽物を利用して反撃に転じた。

 その時の僕はニュークリアスで入手したキロトン・ラジウムライフルでチルドレン・オブ・アトムの狂信者達を殺していった。何となく皮肉が効いている気がしないでもないが、不謹慎なので止めておこう。

 全滅を確認後、近くにあったターミナルを覗くと信仰深き者達を崖の塔に向かわせたとある。アトムの子供達を呼ぶためのビーコンを仕掛け、光に包まれた我々の下へ合流するとあった。異教徒さえも大分裂に参加するだろうと高らかに書き込まれていた。キングスポート灯台が危ない。急がなければ!

 急いでキングスポート灯台に向かった。そこはチルドレン・オブ・アトムの狂信者達が大勢集まっていた。10~20人くらいの数はいたと思う。このまま組織化されたら厄介だ。僕は先程と同じキロトン・ラジウムライフル、X6はいつものヴェノムガンで殺していった。
 キングスポート灯台の外周を制圧後、僕達は灯台内部に侵入した。そこには生き残っていたチルドレン・オブ・アトムの狂信者達を返り討ちにし、最上階に入った。そこには光りし者がトレーダーの死体を捕食していたのを目撃した。僕はそれを止めるためにキロトン・ラジウムライフルで撃ち殺した。
 チルドレン・オブ・アトムの狂信者達の侵略をこれ以上起きないように出来たのが不幸中の幸いといったところか?こんな事しなくてもアトム・クレーターやニュークリアスの人々みたいに大人しく他者に害をなさずに布教すればいいのにと思った。まぁインスティテュートに加担した僕が言っていい事でも思っていい事でもないのは百も承知なんだけどさ...。

 これでキングスポート灯台は解放出来た。残りは7つ。しっかり頑張ろうと思う。

 

クループ家の館を攻略せよ!

 9番目はナハント埠頭から見て南にあるクループ家の館と呼ばれる場所に向かった。戦前ではあまりニュースを見なかったが、その館は朽ちてはいたが立派だった。富豪だったのだろうか?だが、そこにはフェラル・グールやフェラル・グール・ローマ、干からびたフェラル・グールに光りし者がいた。密集するようにいたのでクループ家の関係者だったのだろうか?

 僕はキロトン・ラジウムライフル、X6はヴェノムガンで返り討ちにしていった。全滅を確認後、クローゼットからクループ家の地下室の鍵を入手した。僕達は下りて地下室に向かうのだった。

 地下室に入ると、そこにはフェラル・グールが1体、焦げたフェラル・グールが2体いて僕達に襲い掛かってきた。フェラル・グールはX6に任せ、僕は焦げたフェラル・グール2体を相手にした。最初はキロトン・ラジウムライフルで応戦したが、X6を巻き込んでしまうと考えたのでプラズマソードで斬り殺していった。

 全滅を確認後、スチーマー・トランクからショットガンシェルやフュージョン・セル、それと金庫をロックピックで開錠して45口径弾や50傾向弾を入手した。そして、近くに男性のグールの遺体を見つけた。失敬して懐を探ると、セオドア・クループという名前の人物だと分かった。近くには彼の個人ターミナルもあった。何があったか確認しようと思う。

 セオドアの個人ターミナルを覗くと、4つの日誌エントリーの項目があった。78年1月15日と2月2日、02-10-2078と知るか!の項目だ。後半から物々しくなってきたように感じる。読むのが怖いなぁ~。

 最初は78年1月15日の項目だ。どうやら株取引で失敗して借金まみれになり、父親は「名門クループ家は変わらない」言っていたが、世界中がRAD中毒に襲われる事は考慮していなかっただろうとあった。最終戦争時のキノコ雲をセオドアは見ていたらしく、最初は悪趣味な冗談ぐらいにしか思わなかったようだ。借金の全てを消し去ってほしいとは考えていたようだが...。それとグール化の苦しみも書かれており、肉体労働の方がマシだと愚痴を零してあった。

 次は78年2月2日の項目だ。最悪の事態では無いと思ったので、残りの家族は地下室に閉じ込めて鍵を隠したとあった。気味の悪い怪物でも家族だから殺せなかったようだ。そこにはベリンダおばさんという名前の叔母もいたらしい。他にも生存者もいるが危険な連中もいると後で分かったとある。レイダーの事かB.O.Sかもしれない。どちらかは分からないが可能性はあると思った。それと奇妙な事だが怪物達に狙われなかった事を不思議がった。フェラル・グールの事だろうか?向こうは同種は性質上襲わないからね。

 その次は02-10-2078の項目だ。グール化の特性によりフェラル化したクループ家からは攻撃されなかった。ほとんど無視されているような感じだが、重要なのは振り出しに戻った事だった。旧世界は終わり、借金は帳消しになり、初めからやり直せると意気込んだ。セオドア自身は話したり出来るので、残りの家族も出来るはずだと考えたらしい。少し手助けは必要になるが、クループ家が返り咲く野心を抱くのだった。

 最後は知るか!の項目だ。何百年も頑張ったがフェラル化した家族は昔のようには行動出来なかった。死ぬことも出来ず、家族を「こいつら」というように表現するまでセオドアの精神は荒れた。従兄弟のジェームズがサラダ用のフォークと普通のフォークを区別出来る程度しか出来なかったようだ。全員が怪物になったとあれば、裕福で社交界を楽しむクループ家には戻れないと彼は絶望した。ベリンダおばさんが話を聞いてくれなかったら、殴るつもりだと最後に書き綴ってあった。グール化しているにも拘らず死んでいるのは殴った事が原因で敵と判断されて殺されてしまったのだろう。

 クループ家に起きた事は悲劇だったと思う。当時はこういうのも何件かあったのだろう。僕は彼等に哀悼の意を表した。クループ家再興とはいかないが、人々の営みがきちんと出来るようにワークショップを活用して改築工事をするつもりだ。

 

ノードハーゲン・ビーチを支援せよ!

 10番目はボストン空港から見て北東にあるノードハーゲン・ビーチと呼ばれる場所に向かった。そこは家族で農業を営んでおり、のどかな印象を受けた。だが、僕達の姿を見て警戒した。ネオ・インスティチュートとして居住地支援を行っていると説明したが、取り合ってもらえなかった。

 仕方がない、ここを離れるしかなさそうだ。難しいなぁ、人の信頼を得るのって...。

 

 入植者「悪いがインスティチュートの支援なんかいらない。出て行ってくれ!」

 パーマー「...分かりました。失礼します...」

 

 

ジャマイカ・プレインを攻略せよ!

 11番目は行ってはいるが探索してなかったジャマイカ・プレインへとテレポートした。そこに向かうとフェラル・グールが潜んでいたので返り討ちしていった。物陰に結構な数が潜んでいたので奇襲を受けやすかったが、無事に全滅させた。

 その後、市長のターミナルを発見したのでハッキングして覗いてみた。市長はアリッサ・パークという名前の女性らしい。宝物展示のスピーチの項目と予算の内訳の項目ロック管理の項目があった。

 最初は宝物展示のスピーチの項目だ。これは4回目の下書きの内容らしい。その内容は、ここに集まったのはジャマイカ・プレインの財宝を祝福するためという前置きから始まった。小さなコミュニティではあるが、確かに歴史、文化、記憶がそこにはあるのだと。財宝を地中に保管し、未来の世代が過去を振り返り、自分達を思い、過去を思うだろうと。タイムカプセルみたいなものだろうか?気になるので調べてみよう。

 その下にはお祈りーウォレン神父、式を終了、南側の芝生で持ち寄りの夕食会の順に予定が組まれていた。

 次は予算の明細の項目だ。諸々内訳がいちいち明記するのは面倒なので詳細は省くが、収入が5億6261万ドル、支出が5億7484万ドルだった。収入よりも支出が多い...。僕自身ネオ・インスティチュートの責任者じゃあるが経理がしっかり出来るわけではない。素人考えは間違った見解を導くので深くは追及しないでおいた。

 最後はロック管理だ。それを見てロックを解除を選択すると、壁の金庫が開いた。キャップがあったので入手した。地下室に降りる前に2階を探索するとスチーマー・トランクがあったので調べると、キャップと38口径弾があったのでそれも入手した。それじゃ地下室へ向かいますかね!

 

 更に進んで行くと、管理人のターミナルを発見した。覗いてみると施設のログの項目があった。77年7月31日や8月22日、9月12日や28日、10月4日や10日と23日の項目があった。最後の日付は最終戦争勃発の日だ...。

 最初は77年7月31日の項目だ。委員会はやっと地下室の改装を承認が時間が掛かった事に愚痴を零した。割れ目の入った配管は優しく外し、エアコンを取り換えてくれたら毎晩止まって32度を超える事もなくなるとあった。オンボロの修理には辟易している様子だ。

 次は77年9月20日の項目だ。休憩室の照明を直せと連絡があり、スタッフ全員が待っていたらしい。それと管理人が町に暮らし始めて25年周年の記念日だったらしく、ケーキを買って帰ろうと考えていたようだ。この地下室で何年も過ごしたなんて信じられないが、改装が終わったら見違えるようになっているだろうと希望を書き込んでいた。

 その次は77年9月12日の項目だ。市長は正気を失い、改装用の予算は彼女のお気に入りの計画に流れてしまったと愚痴を零してあった。タイムカプセルの事だろうか?馬鹿げた宝物と書いてあるのでそうかもしれない。自分の倉庫が壊され、大理石の床を敷く工事が始まったとある。こんな間抜けな事は初めて見たとあり、何を隠すのか分からないと困惑していた。金の延べ棒かと考えているようだ。折角の予算がそっちに流れて気の毒だと思う。タイムカプセルも大事だけど従業員の要望も大事だよ...。

 更に次は77年10月4日の項目だ。プロテクトロンやレーザーセキュリティシステムの設置、それによる死亡事故一歩手前の状態が起きそうになった事に愚痴を零してあった。その装置で基地の半分がそれに消費されているのを憂いていた。天井をつっかえ棒で支えるとか、酷い配管を直すとか心配がまだ出来てないようで、建物全体が天辺から崩れたらその作業自体意味がなくなる。委員会が承認したこと自体が理解不能とあった。何というか心中お察しするよ...。

 その次は77年10月10日の項目だ。宝物を観に来たのは全部で3人だった。他にも人が来ていたらしいが、セキュリティチェックが厳しかったようだ。市長は委員会に良い顔をして誤魔化しているが、この事業に多額の予算が無駄遣いされるのは明白であり、誰も告発しなかったら驚きだと管理人は愚痴を零してあった。今はただ、配管を修理して、ツーリストをオフィスに入れないようにするだけだとあった。

 最後は77年10月23日の項目だ。管理人は噂を聞き、かなりマズイ状況だと分かったようだ。市長も亡くなったと思うから今夜はセレモニーはやらず、宝物を片付けて逃げようと決めたらしい。最後にある物について言及しており、これまで巨大な物を見た事がないが、いずれは誰かが価値を見出すだろうとあった。どんな物だろうか?タイムカプセルに含まれているのかな?

 僕達は更に進む。宝物のある部屋まであと少しという所で、最深部へと続く通路がレーザートリップワイヤーが多重に張られていた。その近くにジャマイカ・プレイン用務員のIDを見つけた。しかし、磁気のある所に放置した所為か壊れていて使えなかった。何度も通すと侵入者として検知され、レーザータレットが起動して攻撃してきた。僕はそれをプラズマ・グレネードを投擲して破壊して先に進んだ。

 その後、トレジャー・アクセスターミナルを発見したので、ハッキングしてドアをのロックを解除した。すると、配置されたプロテクトロンが起動して攻撃してきた。僕はアクセラレーター、X6はヴェノムガンで返り討ちにした。

 そのまま進むと、ボタンが配置されているのが見えた。それを押すと、部屋に明かりが灯った。さて、宝物は何だろうね?大体想像がつくけれど...。

 ...やっぱり。宝物とは戦前の日用品や道具、その当時の技術の一端を飾ってあるものだった。やはりタイムカプセルだったなぁ~。

 手前の机にはホロテープ解説の書類、ホロテープ再生用のターミナル、ジャマイカ・プレインの財宝の題名のホロテープ、財宝目録のホロテープがあった。

 ホロテープ解説の書類を読むと、ホロテープの詳しい仕組みを書き記してあった。200年先では時代遅れだろうが当時はこれが一般的で、人気の高いテクノロジーだったとある。残念、今でもこれが主流なんだよなぁ...。ネオ・インスティチュートでもホロテープは手放せないもんね...。これ以上の物を作るのは時間が掛かりそうだ。

 僕は最初に財宝目録のホロテープを再生した。中央テーブルの項目と報道&書籍の展示の項目、科学&医学の展示の項目や美術&生活の展示の項目、スポーツ&娯楽の展示の項目などがあった。 諸々展示品が多いので、簡単に抜粋する流れとする。

 中央テーブルの項目はホロテープ取扱説明や市長の歓迎メッセージ、報道&書籍の展示の項目は地元のフィクションとノンフィクションの書籍や各種雑誌(ロブコ社寄贈)、科学&医学の展示の項目はバイオメトリック・スキャナーや救急箱(ミルトンゼネラル寄贈)、美術&生活の展示の項目はバーネット協会出品の風景がや近代の衣類(ファロン寄贈)、スポーツ&娯楽の展示の項目は2076年ワールドシリーズ・バットや2069年全国ボーリング大会の記念品等があった。

 その後、僕はスポーツ&娯楽の展示を見に行き、2076年のワールドシリーズ・バットを入手した。これはどうやら低確率で相手を吹き飛ばす効果があるらしい。スワッターかな?折角来た記念に貰う事にしようと思う。かなりしっかりしたバットだ。殺し合いに使うのは罰当たりな気がするけど...。

 最後に僕はジャマイカ・プレインの財宝のホロテープを再生した。それにはアリッサ市長が直々に記録した音声のようだった。

 私達の子孫が2077年に保管された品物や記念品を見つけることになるだろうということ、200年後には古臭く見えるかもしれないがこれ等の記念品を見て歴史を振り返って貴方達の立場を今一度考ええてほしいこと、貴方達が生きている今の世界は私達が基盤を築いたものであり貴方達も未来の為に基盤を築いて未来を輝かしいものにしてほしいこと、 最後に2077年の人間を代表して貴方達の幸福を願うと言って記録は終了した。

 管理人を含む従業員との確執はあっただろうけど、未来に何かを残そうとしたのだろう。当時は世界が今にも終わりそうな状態だった。僕はその時は好きな事にしか没頭せず、見て見ぬふりをしてきた。政治的にも世論的にも無関心だったのだ。

 そんな僕が生き残り、ショーン君を助ける為とはいえインスティチュートに加担して責任者となった。ネオ・インスティチュートへと組織を刷新しても問題が山積みだ。これも因果応報なのだろうか?だがやるしかない。生き残って、その中で行動して決断したから今の僕がある。最後までやるしかない。もう途中下車など出来ないのだ。