Fallout4(フォールアウト4)サイドクエスト編 第7話 グッドネイバーでの仕事 その1 | TES&fallout forever

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 僕達は放射能対策の物資を調達するためにホテルに立ち寄った。レクスフォード・ホテルという名前らしい。戦前からあったのだろうか?内装は廃れた感じはあるが状態は良い。その内ここの歴史について尋ねてみよう。

 どこで売っているか確かめている時に声を掛けられた。男性は「グッドネイバーはどうだい?」と尋ねたので「良い街です」と答えたら上機嫌になった。ダイアモンドシティより勝っていると誇りに思っているらしい。確かにこの町は荒くれ者は多いけど自立心は高いと思う。

 男性の名前はルーファスというらしい。ロボットの修理やスクラップの売買等を行っているとのことだ。仕事があるらしいので引き受けようと思う。ダイアモンドシティ以外にも繋がりは持っておこうと思ったからだ。

 

戦前の醸造ロボットを手に入れろ!

 ルーファスさんはサードレールという名前の酒場のビールは不味いと不満を口にしていた。戦前と今の酒の味は違うのだろう。まぁ僕は酒が全く飲めないからその気持ちはよく分からないけどね。

 業務中にあるホロテープを発見したのでモノを取ってきて欲しいと言った。それは醸造ロボットと呼ばれる種類のプロテクトロンだそうだ。場所はアトランティック通りから行って大きな緑色の看板があり、シャムロック酒場という名前であること、その地下にロボットがいるので動けるようにしたらここまで持って来るのが仕事のようだ。早速取り掛かろう。

 ホテルを出るとグッドネイバーの自警団により人造人間を射殺した現場に出くわした。その人造人間は市民のサミーと呼ばれる男性に成り済ましていたようだ。だが自警団は警戒心と観察眼が鋭くすぐにバレたようだ。

 仲間を大切にして人造人間の行動に隙を見せないやり方はこの町を守っていく上では必要不可欠だ。住むには大変だが悪くない町だと思った。

 アトランティック通りはレイダーやフェラル・グール等がいて大変だったがニックと協力して返り討ちにしてシャムロック酒場に到着した。しかし内部にもレイダーの一団がいた。人数は多くなかったが物陰からの奇襲があるので大変だった。最後はリーダー格のガフという名前の男性を殺して壊滅させた。

 地下に降りるとハダカデバネズミの怪物が襲い掛かってきた!穴から穴へと現れるので大変だったが全滅させることに成功した。ニックに聞いてみるとモールラットという名前の怪物らしい。狭い場所では大変だから開けた場所を確保するようにしようと思った。

 僕はニックに「タバコ以外にお酒を飲むの?」と聞いてみると「元々酒飲みじゃない」と言っていた。故障せいかとずっと思っていたが好みの問題だったらしい。お酒が苦手同士気が合うなと内心嬉しくなった。

 ターミナルをハッキングすることで起動出来た。このロボットはバディーという名前らしい。僕に「再起動後の酒の出来具合はどうか?」と尋ねて来たので僕は「冷たくてすっきりした味わいだ」と答えた。ビールなんて僕には苦すぎて1杯も飲めないからとりあえずよく言うセリフを言うことにした。それを聞いたバディーはうまく起動していると認識したようでレクスフォード・ホテルへ向けて出発した。無事に届けるために警戒せねばならないだろう。

 僕とニックはバディーが安全に進行出来るように注意して歩いた。道中フェラル・グールや人造人間の襲撃があったが返り討ちにしてグッドネイバーに到着することが出来た。

 送り届けることに成功したらルーファスさんが感謝して報酬のキャップを支払ってくれた。大変だったが成功して何よりだ。しかし、お酒ってそんなに美味しいのかね?僕は苦すぎたり辛過ぎたりして飲めなかったけど普通に飲めたら楽しいのかな?

 

狂気!ハルシジェン・ガス!

 僕達の仕事の一部始終を間近で見ていた男性が僕に「嗚呼、愛してる」と言いながら話し掛けてきた。見るからに「遊び人」と言う感じの飄々とした男性だった。名前はフレッドというらしい。どうやらフレッドが薬関係を取り扱っているようだ。取引の前に彼はビジネスを持ち掛けてきた。とりあえず聞いてみよう。

 ガンナーがハルシジェンという名前の戦前の会社を占拠しているらしい。その中にある遺物を手に入れてきて欲しいと言っていた。戦前はあまりニュースは見ない方だったからよく分からない会社だ。行ってみれば分かるだろうか?

 社内に入ると煙が充満していた。気分が悪くなってきたがニックには効果が無いようだ。対人用のガスなのだろうか?この緑のガスは人を狂気に駆り立てるようでガンナーが錯乱してエナジー武器を味方に撃ったり、あらぬ方向に撃ったりしていた。

 ガンナーとは初戦闘になる訳だがこんな形で戦うことになるとは思わなかった。敵とはいえ哀れだった。せめてもの情けとして一撃で仕留めてその苦しみから解放した。

 ターミナルをハッキングして覗くとこのガスは化学兵器であり、警察や軍が使用するために製造していた事が分かった。何とも恐ろしい。

 実験室を訪れてボタンを押すとアナウンスが流れた。このハルシジェン・ガスは群衆制圧ガスだという事、酷い副作用が無いと言っているが他のボタンを押せば人体に多大な負荷を加えるような内容ばかりだった事だ。

 インスティチュートの事ばかり皆は危険視するが戦前のこういう倫理感の欠如した会社の存在も危険だったんだと実感した。

 気を取り直して遺物捜索を続行した。最深部はガスが酷くて通行できなかったのでパスワードを変更して、除染装置を起動させて奥に進んだ。そこにはハルシジェンを攻略するために率いていたガンナーの隊長が待ち構えていた。ガスの影響を受けていて狂暴になっていたが僕とニックの連係プレーで返り討ちにした。メモは見ていないので分からないがこの任務を受けなければこんな悲惨な目に遭わずに済んだのにと哀れに思った。


 遺物捜索は成功した。ハルシジェン・ガスキャニスターという名前の代物だ。フレッドさんに持ち帰ると上機嫌になり報酬のキャップを支払ってくれた。これを使って薬を製造するのだろうか?ハルシジェン・ガスのような危険物を作らないように祈るばかりだ。

 

ニック・バレンタインの在り方

 フレッドさんの仕事を終えた後にニックは散歩しようと持ち掛けて来た。彼は僕に話したいことがあるようだった。僕の事はそれなりに知ったが彼の事は知らないので「フェアな関係にするために色々質問してもいい」と言った。

 僕は思い付いたことを聞いてみることにした。インスティチュートにいたことに関して聞いてみると、そこは自由がなく常に監視されていたらしい。何年も続いた後外の世界に放り出されたようだ。

 探偵の格好についてきてみると、戦前の探偵物を参考にしているそうだ。この格好で人前に出れば真剣な証拠であると思ってくれるという。彼曰く「馬子にも衣裳」だと言っていた。

 彼のモデルとなったのは戦前の警官だったらしい。数学の天才や生物工学者の脳をスキャンしなかったのは謎だが、そのおかげでインスティチュートの人攫いの手先にならずに済んで良かったと言っていた。確かに、ニックが人攫いなんて想像出来ないし。

 放り出された後の事を聞いてみると、当時はあまり人造人間は出回っていなかったので敵意は抱かれなかったが警戒されていたらしい。

 だがジムという名前の人間が最初にニックと打ち解けて、それから修理工に無料で身体を修理してくれたようである。その時はちょうとしたパーティーのようであったらしい。その事を話すニックはとても楽しそうであった。

 人間扱いしてくれたことに恩義を感じてそれに報いるために探偵をやっていると打ち明けた。なるほど、そんな過去があったなんて知らなかった。ニックの恩返しがダイアモンドシティで広まり、人々の助けになっている。それは素晴らしい事だと思う。僕はそんな彼を尊敬し、これからも良い仲間でいたいと思うのだった。