ポータルの確立が済んだ後、マスター・マニマルコは新たな任務を下した。
それは分派である黒き薔薇の教団のリーダーであるオバコセがデイドラの支援を受けて妖蟲の教団に復讐を画策しているとのことだった。この脅威を取り除くことが急務となる。
黒き薔薇の教団を壊滅させよ!
アルベリックさん曰く、死霊術師を束ねるためにマスター・マニマルコとオバコセがいたが、マスター・マニマルコが実権を握るとオバコセは自身の派閥を率いて野に下ったという。
評議会の過去の派閥としてはアルベリックさんとシルヴァーニアさんは黒き妖蟲の教団、ドセイルさんとオリンタルさんは黒き薔薇の教団だったという。それぞれから話を聞いて対応すべきだろう。
ドセイルさんは、オバコセの友人だったらしい。デイドラの神殿に彼が連れてこられた時にデイドラ・ロードのモラグ・バルに頼ることを決めたと言っていたらしい。
黒き薔薇の教団が契約を結んだ時に顔が青ざめて人の顔をしなくなったらしいが、恐らく吸血鬼になったのだろう。
シルヴァーニアは、オバコセの一派が幽霊のように現れて人質を取って皆の前で処刑したりするという。
特徴は白と黒のローブで顔はマスクで隠してあるらしい。これは見つけるのに苦労反しないだろう。
オリンタルさんは、黒き薔薇の教団の潜伏先はブラックウッドにあると言われた。現在も底を経典にしているなら探すのは難しくない。シルヴァーニアとの情報も合わせても時間はかからないだろう。
オバコセを討伐せよ!
ブラックウッドの赴いて、潜伏先である洞窟を2つ突き止めて黒き薔薇の教団の一派を壊滅させていった。情報通りの服装でモラグ・バルの信者と言うこともあってやはり吸血鬼のようだった。そうなるとオバコセもその範疇にあると思われる。注意して行動しよう。
そして、最終目的地であるヴィーレサメルに訪れた。最深部には黒き薔薇の教団のトップのオバコセが待ち構えていた。彼曰く、吸血鬼と死霊術師を融合した存在になったと豪語しており、モラグ・バルの領域であるコールド・ハーバーで力を得たという。
その力はヴィーラ・ストーンで無限に等しい力を手に入れて、殺したとしても中央の石の波動で復活するという。勝てるか分からないがやるしかあるまい!
教団のトップだけあってかなり強い。魔法や死霊術、近接戦闘もさることながら無尽蔵に力を得たり復活するのはなかなかに堪える。石を取り除くことが出来なかったので耐えて様子を伺うほかなかった。
しかしチャンスが訪れた。何度も倒すうちにオバコセに変化の兆候があった。纏っているオーラが変色していたのだ。恐らく力は無限に沸くだろうが肉体が限界を迎えているのだろう。デイドラではなく元々は定命の者なので無限とはいかなかったのだろう。
そして何回か復活させた後にやっと力尽きたようだ。こちらも死ぬかと思ったが始末出来て良かった。戻ってアルベリックさんさんに報告しなければ。
オバコセの討伐完了をアルベリックさんに報告したらとても喜んでくれた。死に物狂いで戦った価値があると思う。残るは戦闘魔術師のみが脅威となるのでそれに対抗しなければならないだろう。