こんにちわ。
今日も読んでくれて
どうもありがとうございます!
今日は
私の少年院という所についての
見方が変わった良書を
紹介したいと思います。
『あしたの君へ~柚月裕子著』
物事は表面だけ見ては
解決できないということを
感じさせてくれる作品でした。
私は少年院というところは、
犯罪を犯した少年少女を
罰するところ
反省を促し
更生に導くところという
イメージを持っていました。
ところがそうではなく、
少年少女が更生できるように
保護する場所なのです。
保護せず
同じ環境に帰してしまうことで
また虐待されたり、
罪を犯したりする可能性が
大きかったりする場合もあります。
その子にとって
何が一番最良なのか。
その家族のことを
よく理解していないと
色々な手立てもできない。
少年院に入っている間に
行政の福祉を通して、
その家族がしっかりと暮らしていける
環境を整えたりすることも
できるかも知れません。
少年院に行くことは
前科がつくようで
マイナスのイメージにとらえがちですが、
そうではないんだなぁと
気づかされました。
家庭裁判所調査官の仕事は、
少年犯罪や離婚問題の背景を探って
本当に当人たちにとって
いい形の解決をしようと親身をつくす。
人の人生に大きく関わる仕事なので、
責任やストレスも
多大なものだと思いますが、
誰かの幸せの一助になれることの喜びは
大きいなと思います。
物事は表面だけでは
何も分からない
そんな当たり前だけど
つい通りこしてしまいそうな
大切なことを実感させてくれる
いい作品でした。
今日もいい本に出会えて感謝![]()

