こんにちわ。

今日も読んでくれて

どうもありがとうございます!

 

かねてから

病気療養中の

我が家のダックス犬レモン

 

獣医さんから

自分なら安楽死を選ぶと言われてから

約3週間が経ちました。

 

一日の大半を

眠って過ごしています。

 

日々やせ細って

力が少なくなっているのは

感じます。

 

でも窓から入ってくる風に

柔らかい毛が揺れているのをみると

とても穏やかな時間を感じます。

 

ふと、本当は苦しいけど

それすら表現することができないくらい

キツイのかなぁ。

なんて思ったりもします。

 

だって獣医さんには

腫瘍がこんなに広がって

苦しいと思うよ

と苦い顔をされたので悲しい

 

でも先日図書館で出合った本

『老衰死~大切な身内の穏やかな最期のために~』

を読んでいると

そんな不安を取り去ってくれるようなことが

書かれていました。

 

自然の摂理の中で迎える老衰の最期

精一杯生きて

やがて命の火が自然と細くなって消えていく。

それが一番楽な方法。

 

死の間際にいる患者の場合、

脳自体が正常な機能を果たすことが

できなくなっている。

従って臨終の過程そのものは

痛みを伴わないのです。

 

低栄養、脱水状態に陥ると

鎮静作用が働く。

 

などなど

長い期間たくさんの取材と研究をもとに

老衰死(自然死)がいかに

穏やかで安らかなものなのかが

書かれていました。

 

犬も同じことかなと思いました。

うちのレモンも

ゆっくりとした時間の中で

旅立ちの準備をしているのかなと。

 

そして私たち家族も

それを受け入れるのは

心が苦しくもなりますが

最期に向けて一緒に過ごせる

かけがえのない時間

大切な時間なのかなと思いました。

 

突然いなくなってしまう死の形より

心の準備ができるし

後悔なく見送ることができるのかなと。

 

人には生きる力とともに

穏やかに人生を閉じる力も

あるのかもしれませんね。

 

犬も同じで

衰弱していく姿を見ると

寂しさや悲しさがこみあげてきますが、

それだけではなく、

穏やかに旅立つ準備をしている

自然の摂理だと思えば

私たちも今の大切な時を

穏やかな時間として

だんだんと受け入れることができています。

 

レモンの介護をしながら、

死に向かっていく過程を

一緒に過ごしていると

思うことがたくさんあります。

 

自分に置き換えてみたり

両親や家族に置き換えてみたり。。。。

 

色んなことを教えてくれています。

 

安楽死を選ばないで

よかったと思っています。