こんにちわ。

今日も読んでくれて

どうもありがとうございます!

 

今日は

私のココロに残り続けている

大切な絵本を紹介します。

 

 

『ずーっと ずっと だいすきだよ』

~ハンス・ウィルヘルム~

 

『今、この瞬間が大事だということ』

『大切な存在だということを

ちゃんと言葉で伝えることの大切さ』

を感じます。

 

 

エルフィーと僕はいっしょに大きくなった。

毎日いっしょに遊んだ。

 

 

みんなエルフィーのことがだいすきだった。

すきなら、すきと

いってやればよかったのに

だれも、いってやらなかった。

いわなくっても、わかると

おもっていたんだね。

 

エルフィーはとしをとって、

ねていることがおおくなり、

さんぽをいやがるようになった。

まもなく、

かいだんものぼれなくなった。

 

ぼくは、エルフィーに

やわらかいまくらをやって、

ねるまえには、かならず

『エルフィー、ずーっとずっと、

だいすきだよ』っていってやった。

 

 

あるあさ、目をさますと

エルフィーが、しんでいた。

よるのあいだにしんだんた。

 

みんな、ないてかたをだきあった。

 

みんなエルフィーがすきだった。

でも、すきっていってやらなかった。

ぼくだって、かなしくて

たまらなかったけど、

いくらか、きもちがらくだった。

だってまいばんエルフィーに

『ずーっとだいすきだよ』って

いってやっていたからね。

 

言わなくてもわかるだろう。

じゃなくて

ちゃんと

『ありがとう』

『大好きだよ』

大切な人や家族には

伝えておきたいなと思います。

伝えるのが照れくさいなら

せめて笑顔かな。