私にはあまり馴染みのない病気でしたが、

あることがきっかけで

この病気のことを知りました。

 

傍から見ると

サボってる、怠けている、

とも見えるような言動

でも実はそこには

起立性調節障害という病気が

隠れているのかもしれません。

 

 

こんにちわ。

今日も読んでくれて

どうもありがとうございます!

 

今日は知り合いが紹介してくれた本

著者自身の経験を漫画にしたものです。

起立性調節障害という病気を

知るきっかけになれば。。。

同じ症状・病気がある人の役に立てれば。。。

という思いと

漫画家になりたい!という思いが

形になったものです。

 

 

目次
1.起立性調節障害とは
2.症状
3.自分を信じることができなくなってくる
4.自分ウソじゃなかった
5.想像してみる
6.話してみる
 

 

1.起立性調節障害とは

自律神経の病気で

成長期に発症しやすい。

 

なぜ成長期かというと

急激な体の成長により

自律神経活動が大きく乱れるからです。

 

成長が止まれば

良くなる人が多いそうです。

 

2.症状

めまい

立ちくらみ

頭痛

朝起きられない

思考力の低下など

3.自分を信じることができなくなってくる

『どうしてできないの?』

とできないことを周りから責められる。

怠けているとか気合が足りない

と思われますが、

本人もなぜこうなるのかが分からない。。。

 

そして、

自分ってダメな人間なのかなぁ。

弱いのかなぁ。と

自分に自信がなくなってきます。

 

難病やガンを患っている人を

テレビなどで見て

誰がみても分かるぐらいの

重い病気を持った人はいいなぁ。

みんなに理解してもらえる。

支援してもらえる。

とさえ思ったりします。

 

それほどまでに

自分のことが分からなくて

どうすることもできなくて

苦しくて

自分を見失ってしまうのですね。

 

4.自分はウソじゃなかった

病院をいくつか受診するも

どこも異常がないと言われる日々

その当時はこの病気の知名度が低く

診断に至るまでに

時間がかかったようです。

 

起立性調節障害

と診断されたときの気持ちを

こんな風に綴っています。

 

『今までの私は病気だったんだ

ただこの症状につけられた

名前を知っただけで

何も解決できてないけど、

自分はウソじゃなかった』

 

自分でも分からない

モヤモヤしたもの

その苦しさ辛さの原因が

分かっただけで

それだけでとても安心できるのです。

 

治療が始まっても

良くなったり、

調子の悪い日があったりで

すぐ元気になるわけではないようです。

 

不安で今度は

うつ病になったり。。。

 

 

5.想像してみる

本人にしか分からない

または本人にも分からない

病気やココロの状態を抱えながら

毎日を生きている人は

きっとたくさんいるんだろうなぁと

思いました。

 

勝手に自分の判断で

あいつ怠けているだとか

気合が足りないなどと

そんな見方をしないようにしよう。

みえない事情があるのかもしれない。

と想像してみることが

大事かなと感じました。

 

6.話してみる

そして、

自分でも分からない状態が続き

辛いとき苦しいときは

周りの誰かに話してみることが

大切です。

自分のことを

ちゃんと考えてくれそうな人

そんな人に話してみてください。

 

あなたがおかしいのは

あなたのせいではないのです。

 

きっと本来の自分に戻れる日が

来ると思います。