こんにちわ。
今日も読んでくれてありがとうございます!
だいぶ前に読んで
好きだと思った本
内容はなんとな~くしか
覚えていませんでしたが、
学校の図書館で目に留まったので^^
不登校になった女の子が
田舎のおばあちゃんの家で
少しの間過ごすお話
おばあちゃんの暮らしの中には
生活の知恵や工夫があり
少女にとってはそれがまるで魔法のよう。
自然の中でゆったりと
そして強く生きるようすに
私も憧れます
おばあちゃんは孫娘に大切なことを
教えてくれるのですが、
その中でも印象に残っていることを
シェアしたと思います。
目次
1.親に悪気はない
少女はお父さんから言われた
何気ない一言をずっと引きづっていて
それが心の傷になっていました。
数年たち勇気を持って
その時のことをお父さんに問うと。。。
『そんなこともあったかなぁ』とまるで
覚えていない様子
その当時はそういう考えが
流行っていたからであって
今はよく分からないとう返事
傷ついた側はずっと覚えているのに
忘れてるなんて・・・
女の子は怒る気も失せ呆れますが
『親としてそれは無責任だ』と
おばあちゃんに話します。
そしておばあちゃんは、
こう言います。
お父さんはいつだってその時の自分に正直なんですよ。あなたに対しても、一人の人間として、対等で誠実でなければと思っているんです。
それを聞いて女の子は
悪い人ではないけど、ちょっと想像力がなかったんだね。こう言ったら、年端のいかない娘はどう思うかっていう。。。
何でも正直に言えばいいという訳でもない。
時にはそれが人を傷つけることもある。
それで昔の話を思い出しました。
うちの母が妹の保育園のお弁当会のとき
すっかり忘れてお弁当を持たせずに
登園させてしまったことがありました。
妹はお母さんきっと心配しているだろうな。
お弁当忘れてごめんねって気にしているだろうな。
と思っていた様子。
そのことを夕方迎えに来た母親に言うと
母は言われるまで全く気付いていなく、
『全然気付かなかった』
と言ったそう。
小さな妹はショックを受け
その夜熱を出して寝込んだそうです。
自分のことを気にしてくれていると思っていた母親が
自分のことなんてまるで気にしていなかったと
思ったのだと思います。
もちろん親からしたら
気にしていないなんてことはなく、
ただ仕事でいっぱいいっぱいだったんでしょうね。
誠実であろうとする気持ちも大事だけど、
それを言ったら相手はどう思うか。
という想像力も
同じくらい大事なんだなぁと感じました。
2.それは逃げではない
いじめが原因で不登校になった少女
親から転校の話をもちかけられ
『それだと敵前逃亡のようだし
根本的な解決にはならない、
素直に喜べない』と悩んいました。
そこでおばあちゃんは、
自分が楽に生きられる場所を求めたからって、
後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、
蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか。
それは逃げではなく
新しいスタート
何でも合うあわないがあるので
ムリはしないことが大事ですね。
『西の魔女が死んだ』は映画にもなっていますよね。
今度子どもたちと観てみようかな^^
