14w_お腹の子は生きられない | 一年で2回妊娠できた40代の妊娠記録

一年で2回妊娠できた40代の妊娠記録

採卵移植を経て妊娠、その後15週5日で流産。再度の移植で妊娠。一年で2回母子手帳を手にすることになった41歳田中のブログです。妊娠週数も気づけば妊娠後期に入り、高齢出産をドキドキしつつも楽しみにしています。

夫とともに診察室にはいる。

旦那さんはそこのモニターみててね、と
前回とは別の医師がいってくれた。

エコーにて浮腫が全身にあるのを
医師が確認。

りんご病や染色体異常、18トリソミーの
可能性を指摘される。


この浮腫に対処法はない、と。
このまま何もしなくても5ヶ月くらいで
心臓が止まるだろう、と。


羊水検査を受けるなら
紹介状を書く、と言われる。


それってつまり、検査を受けて陽性なら
中絶するかどうかを判断する、という
ことでしょうか?

問うと、

医師は18トリソミーなら
中絶だね、といっていた。

18トリソミーは生まれても
NICUに入って3年持たずに
亡くなるから、と。

でも放っておいても亡くなる可能性が
あるんですよね?
それなら検査しなくてもいいな…と
思いながらきく。


まあそうだけど6ヶ月とか経過すると…

負担がかかりますね


正直前回の診察から
ダウン症なら問題なく
育てられるな、
と覚悟が決まっていたところだった

そこに想定外の診断。



どのくらいの確率で染色体異常である
可能性がありますか?


医師にたずねる。


染色体異常である可能性は70%、
ただこの浮腫のある状態で問題ない
確率は1%、と言われた。

要はどっちにしろ だめ、ということ。



神様がいたらボコボコにしてやる。


能天気に生きて
当たり前に子供を産んで育てている
何も考えてないひとたちとのバランスとれよ
(そんな人ばかりではないのは勿論だけど)

亡くす痛みを私も夫も
もうじゅうぶん知っている。
何も考えずに親の庇護の元育つ、という
ような人生ではないのに、
よくやるよ、全く。

これで何を得ていけというのか
まあ、神なんていないけど


診察室、最初看護師さんがおらず
先生と夫と3人で話をしていた
なのでエコーのジェルを自分で拭いた。

話の中盤で看護師さんがダッシュで
登場してたけど、
あれは患者のケアのためにきたのかな?

診察室で泣けるような強さは自分にはないので
今後の対応をどうすればいいかを
医師と話しながら考える…

とりあえず羊水検査がいちばんうまい医師に
ひとまず相談という形で紹介状を書きますね、と
医師が言ってくれたのでそれでお願いします、と
診察室を出た。


帰りの車の中で

泣いた。

泣くはな、そりゃ。


でも夫は泣かなくて、
とても心配になった。

自分自身のこころのために
泣いた方がいいよ、と伝える。

うん、と返事が返ってきたけど
夫は家に着いた後も泣かなかった。

エコーで心音を聴いた時に
泣いていた人が
泣かなかった。


どんなに辛いだろう、
そうやって悲しみを堪えようとする
彼の気持ちがとても辛くて
また泣いてしまった。


しっかり泣いて
紹介された病院に予約の電話をした。


こうやってブログを書いていても
涙がでてくる

暫くは続くだろう


医師がいった選択を
私はすることが出来るのだろうか