2022年8月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
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合成着色料は発ガン性があり、海外では禁止されているのに日本では野放しになっている3色もあることを『買うな! 使うな! 身近に潜むアブナイものPART1』を読んで知りました。
北欧諸国で人工着色料はほぼ全面禁止
タール色素は石油原料で合成されるため、合成着色料と呼ばれるそうです。
まさか石油が原料だったとは、ショックです…。
スウェーデンやノルウェーなど北欧諸国では、人工着色料は「食べ物に不必要」「発ガン性」「アレルギー問題」などの理由でほぼ全面禁止されているとのこと。
日本では1964年、24種類ものタール色素が許可されていて、添加物メーカーと癒着した厚生労働役員が気軽に判を押しまくって食品添加物の数は爆発的に激増、たちまち300品目を突破したそうです。
ところが1965年、赤色1号、101号が発ガン性で禁止。
続々と禁止されタール色素は11種類まで激減してしまった。
しかし残ったタール色素も海外で発ガン性など指摘されながら、しぶとく生き残っている。
理由は政界と食品業界との癒着です。
では、今後新たな毒性が発見されれば禁止となるか‥?
行政の”鉄則”は後追い。
海外で新たに禁止されて、初めて重い腰をあげる。
ここで悲喜劇がある。
海外ではとっくに禁止されており、問題になることは永久にない。
すると日本でも永久に問題にならない…⁉
もはやブラック・ジョークです。
日本、ひどすぎます…。
全世界で禁止、日本は許可の3色素
人体毒性ありで海外で使用禁止、日本では生き残っているタール色素が書かれていました。
赤色104号(フロキシン)、赤色105号(ローズベンガル)、赤色106号(アシッドレッド)の3つは、「発ガン性」があるとの理由で、日本以外のほとんどの国で使用禁止だそうです。
なのに、日本では依然、野放しで使い放題とのこと…(>_<)
赤色104号…赤いウインナ・ソーセージ、和菓子、でんぶなど
赤色105号…かまぼこ、ナルト、缶詰のサクランボなど
赤色106号…ゼリー、紅しょうが、福神漬けなど
つまり、赤く染まった加工食品類は、ほとんど”発ガン着色料”で色付けされているそうです。
とりわけ怖いのが赤色104号。
「ヒトの胎児細胞に突然変異を起こす」と国立遺伝学研究所の黒田行昭氏が指摘している。
濃度に比例して突然変異は増大する。
突然変異原性は発ガン性、催奇形性の「指標」なので、赤色104号は発ガン性、催奇形性の疑いが極めて高い。
ほぼ全世界で禁止なのも当然なのです。
ただ見た目を良くするために、こんな危険な物を使用しているとは、とても恐ろしいし、おかしいと思います。
黄色いタクアンを食べて体がかゆくなった、という訴えも
危険なのは赤色タール系着色料だけではないそうです。
緑色3号もEUやアメリカ、中国など多くの国々で使用禁止。
その理由は発ガン性、染色体異常など。
食品の安全性にずさん、といわれる中国ですら禁止している緑色3号ー。
それが日本で野放しとは!
ショックというほかない。
異様に緑色の食品、飲料は要注意です。
私は、メロンソーダや、かき氷のシロップなどが思い浮かびました。今度見てみようと思います。
その他、赤色2号、赤色102号も、やはりEU、アメリカでは禁止。
黄色4号が体内に入ると、わずか1時間でアレルギーを起こす。(京大、末次勧氏らの研究)
アトピー、花粉症、イジメのひきがねとの警告もある。
黄色4号は、洋菓子、和菓子、漬物、清涼飲料水、魚肉練り製品など呆れるほど数多くの食品に添加されている。
193品目の食品を調べたら、なんと約半分の96品目に使われていた。
「黄色いタクアンを食べたら、体がかゆくなった」という訴えも。
アトピー発作のひきがねがタクアンかもしれないのです。
落ち着きがない子は脳アレルギー
それどころか、イジメ、落ち着きのなさ…など神経症状も引き起こすそうです。
1970年代半ば、アメリカでは「暴れる」「落ち着きがない」「学習できない」など異様な子どもたちが出現して社会問題となった。
これら症状を示す子どもたちはHLD症(過剰運動による学習不能児)と命名された。
ファインゴールド博士らによる研究チームは、この問題を追及し真犯人をつきとめた。
それは、なんと合成着色料だったのです。
同博士によると、これらHLD症の子どもたちに、合成着色料の入った食べ物を一切禁止したら、7~12日で症状が好転したとのこと。
ファインゴールド博士は、これら神経的な異常症状を、”脳アレルギー”と名付けた。
それは、まさに環境ホルモンによる神経症状(ドラッグ作用)そのものです。
合成着色料のなかで、もっともHLD症状を引き起こしたのが黄色4号だそうです。
黄色4号はアゾ系色素と呼ばれ、仲間に黄色5号、赤色2号、赤色102号などがあり、構造の近い親類なので同じ毒性が指摘されているとのこと。
これらアゾ系タール色素は体内に入るとゼンソク発作、じんましん、鼻づまり、目の充血などアレルギー症状を引き起こすそうです。
タール色素は社会犯罪の引き金
アメリカで、非行少年たちの比較実験がおこなわれたことがあるそうです。
黄色4号など食品添加物がたっぷり入った食事を与えたグループは粗暴さは改善されなかった。
しかし、無添加の食事、さらに全粒粉で焼いたパン、玄米、生野菜など自然食を与えたグループの少年たちは、みるみるうちに行動が穏やかになり、更生して社会復帰していった。
タール色素は、暴力や窃盗など社会犯罪の引き金でもある。
その事実が立証されたのです。
タール色素は、こんなにも有害なのですね…(>_<)
日本でも近年、イジメ、校内暴力、不登校、あるいは学級崩壊などが激増し、深刻な社会問題となっています。
(中略)
呆れるのは60歳以上の暴行罪の検挙率。
なんと8,7倍と爆発的な増加ぶり。
(中略)
一方で、ひきこもり、抑うつ、薬物中毒、自殺なども激増している。
OLの6割、サラリーマンの5割が「なんらかの心の病を抱えている」という報告も…。
老若男女問わず日本人の心身の破壊が始まっている。
その原因のひとつと指摘される合成着色料…。
北欧では有害無益と全面禁止。
なら日本でも、これら大人の大国の英知と英断を見習うべきです。
タール色素は、本当に日本でも禁止してほしいです。
これからは、食品添加物表示をよく確認して、合成着色料にも気を付けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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