2022年4月に投稿した記事ですが、再投稿させていただきます。
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電磁波問題は書けない、言えない

メディアは、電磁波問題について書けない・言えないということを、「テレビは見るな! 新聞は取るな!」を読んでいて知りました。

 

テレビは見るな!新聞は取るな!

 

同書で船瀬氏は、携帯中継塔をめぐるマスコミ取材の顛末を書かれていました。

 

朝日はかつて携帯電話・中継塔からの電磁波問題を追っていたことがあるそうです。

2006年夏ごろ、大阪・川西市で記者は住民一人ひとりに取材に回っていた。
中継局からの電磁波被害に苦しんでいた住民は、朝日の追及記事に期待していた。
ところが不可解なことに、取材はピタリとやんだ。
そしていっさい、記事になることもなかった。
見えない”圧力”で企画自体が潰されたのだ。
担当記者は、その後「スミマセンでした」と住民に謝罪に来たそうだ。
住民は、その姿を見てあぜんとする。
なんと、頭を丸めている。
彼には良心のカケラはあったのだろう。
企画を潰した”上”からの圧力に忸怩(じくじ)たる思いがあったのだろう。
住民もその姿にこう語っている。
「あれだけ情熱をもって熱心に取材されたのに、報道できなくなって残念だろうな、と思いました」
(「テレビは見るな! 新聞は取るな!」より引用)

 

ジャーナリストの黒藪 哲哉氏が「あぶない!あなたのそばの携帯基地局」という本でその実態を告発しているとのことです。

 

あぶない!あなたのそばの携帯基地局

 


 

左遷、退職に追い込まれる

「テレビは見るな! 新聞は取るな!」には、さらにゾッとする話も載っていました。
電磁波問題関西連絡会副代表・吉本公蔵氏の証言によると、「2007年を境に、(朝日新聞の電磁波)報道が極端に少なくなりました。この問題を取材していた新聞記者が左遷されたり、退職に追い込まれた、という話もいくつか聞いています」とのこと。
船瀬氏は、この変節の理由がすぐに判ったそうです。
2008年、同社はテレビ朝日とKDDIと共同で、携帯電話ネットワークに参入。
以下のように事業内容を発表している。
「…3社は、au携帯電話ネットワーク上において、新聞、テレビ放送と連携した新しい情報配信サービスを、来夏、(情報)提供開始を目標に共同開発します」(発表声明)
なんと、朝日新聞は、携帯電話の”事業主”になってしまったのだ。
しかし、だからといって「電磁波問題は書けない」とは、スジが通らない。
「危ないものは危ない」のだ。
事業主なら、それをより安全に提供する義務がある。
「携帯基地局の電磁波には、これだけ健康への被害があります。それを、なくす方向で努力いたします」と紙面に書いて、読者に伝えるのがメディアの責務だ。
「当事者だから書けません」では子どもの言い訳でしかない。
(同書より引用)
 
しかし、「臭い物にフタ」で、新聞・テレビの電磁波報道は完全タブーになってしまったそうです。
基地局周辺住民の健康被害も、黙殺されてしまったとのこと。
 
2010年に開催された携帯基地局「電磁波被害」シンポジウムで、日本弁護士連合会(日弁連)は「…住民は深刻な健康被害を受けている。これは法的人権問題である」と訴えたそうですが、報道したのは神奈川新聞と琉球新聞の2紙のみで、大手マスコミは完全黙殺したそうです。
 

電磁波の恐るべき10大健康被害

世界的な電磁生態学の権威ロバート・ベッカー教授(ニューヨーク州立大)によると、「周波数にかかわらず、いかなる不自然な人工電磁波も有害である」とのことで、その有害性が10点挙げられていました。
 
  1. 成長細胞阻害
  2. 発ガン性
  3. ガン促進
  4. 催奇形性(さいきけいせい)
  5. 神経ホルモン混乱
  6. 自殺・異常行動
  7. 生理リズム破壊
  8. ストレス反応
  9. 免疫力低下
  10. 学習能力低下
ベッカー博士は「高圧線などで室内が10ミリガウス以上あったら、すぐに引っ越すこと。子どもには危険すぎる」と警告されていました。
4ミリガウス超で5~6倍もガンになるそうです。
10ミリガウス超は、まさに狂気の数値とのこと。

メディアの沈黙といえば、昨日公開した記事「恐怖の”発ガン”超特急リニア~これを知ったら誰も乗らない」で取り上げた、正気の沙汰ではないリニア事業
乗客に4万倍の発ガン電磁波、クエンチ現象で乗客火ダルマ、避難トンネルなし、”発ガン装置”に乗る運転士などいるわけがないことを認識しているため無人運行の設計、鉄道法にも違反している、といったリニアの不都合な真実を一切取り上げないメディアの罪は重いと思います。
 
また、何度もテレビ出演されている歯科医師の方が、本日の記事「テレビは最初から嘘!」で「テレビは嘘が常識。生番組では私が真実を言わないか?ディレクターが冷や汗をかいております。録画番組ではどんどん真実を聞いてきますが、いざ放送時には全部カットされ編集されておりました。過去にNHKで間違った報道をしていたので、問い合わせたら一切の返事がありませんでした」とテレビ報道の闇を暴露してくださっていました。
勇気ある告発に感謝いたします。

船瀬氏や、こちらの歯科医師の方、前述の方々のように、圧力に負けずに真実を発信する方がどんどん増えて、より正確な情報が広まればと願います。

これから日本はどんどん良くなると信じています。
 
最後までお読みいただきありがとうございます。